◆浮かれ黄蝶/御宿かわせみ31◆平岩弓枝◆
(文芸春秋社)



収録:浮かれ帰蝶、捨てられた娘、清水屋の人々、
   猫と小判、わいわい天王の事件、二人伊三郎、
   さんさ時雨、公孫樹の黄ばむ頃



かわせみも、世代交代の時期が近付いているような(笑)
お子達が、それとなく活躍するようになってきているし。
東吾がもてもてになってるいが焼きもちを妬いちゃう
こともなくなったようだし(笑)
こうなると、<あのこと>に決着が付く日も近い?
千春と麻太郎に何もなければ、穏便にすむのだろうけど、
きっと、そうはいかないのだろうなぁ。
早目に手を打っておいてね>東吾さん


「浮かれ黄蝶」
麻太郎ってば、父親に似てもてちゃうのね(笑)
でも、企みにのらないところが頼もしい(笑)
源太郎、花世の様子も、なんだか微笑ましい。
特に、花世のジェラシ〜なところが可愛くって。


「捨てられた娘」
喜久江さんが、気の毒でならない。
事件の真相が、あんなだなんて、、、
花世のひたむきさが救い。
お転婆なだけでないから可愛いのよね。


「猫と小判」
猫が拾ってきた小判。
それだけなら、ちょっといい話、ですむのに、、、
人の心の弱さが、なんだか悲しい。


「さんさ時雨」
さんさ時雨を歌う娘の気持ちが痛ましい。
でも、東吾の気持ちは伝わったからよかったのだけど。
ラストのさんさ時雨の歌声が、なんとも微笑ましい。


「公孫樹の黄ばむ頃」
るいの、幼い頃の封印されていた記憶。
悲しい事件だけれど、あの再会が、何かの
始まりになればいいと思う。



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