◆一瞬の魔◆夏樹静子◆


収録:一瞬の魔、黒髪の焦点、鰻の怪、
   輸血のゆくえ、深夜の偶然


「一瞬の魔」
人の心って悲しい。
妻子ある相手でも、いつかは一緒になれると信じて待ち、
横領という犯罪にまで手を染めたのに。
でも、いざと言うとき、相手をとことん信じぬくのは、
本当に難しい。
好きなのに。
好きだから?
一瞬の魔が、運命を変えてしまうこともあるのですね。

「黒髪の焦点」
犯人の気持ち、分からないでもないけれど。。。
同じことをしたのに、その報いを受けない人がいるなんて、
なんだか許し難く思えることってありませもん。
でも、、、

「鰻の怪」
具体的に、その鰻の映像を思い浮かべると、かなり引いて
しまいます、、、
それ以外の展開は、ちょっとありきたりかな。

「輸血のゆくえ」
必死で行なった輸血。
緊急避難のはずが、起ってしまった悲劇。
そんな運命のいたずらってあるのですね。
やっぱり、女の方が「血」に強いのでしょうね〜。

「深夜の偶然」
無軌道な若者の死。
それをもたらしたのは、間違いなく、本人自身なのでしょうが、、、
でも、犯人は1人?複数?
遺体に残された傷は何を示しているのでしょうか。
自業自得。
世の中には、死んだ方が人のためになる奴だっている。
犯人の方に肩入れしたいことも。
でも、罪は罪、、、なのですよね、、、


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