◆怪しい人びと◆東野圭吾◆
(光文社 ISBN4-334-92230-9)
収録:寝ていた女、もう一度コールしてくれ、死んだら働けない、
甘いはずなのに、灯台にて、結婚報告、コスタリカの雨は冷たい
ああ、なんて、見事に怪しい人たち(笑)
「寝ていた女」
「アパートの鍵貸します」風のスタートから、一転、誰が彼女を連れ込んだかの
謎解きに。いやはや(笑)
女って、怖いねえ(笑)
「死んだら働けない」
あまりにも真面目な係長の死の原因は何か。
モーレツに働くのも、ほどほどにしないと、かな(^^;
サラリーマンの世界って、無情だわ。。。
「甘いはずなのに」
そう、甘いはずのハネムーンなのに、なんてこと。
夫は、新妻をそんな風に思っていたなんて。
人の心って、疑心暗鬼って、怖いものです。
悲しすぎます。
金婚旅行の老夫婦が、とても微笑ましくて素敵で、救いになっていました。
50年連れ添って、仲良く海外旅行に出掛けられるなんて、素敵。
「灯台にて」
コンプレックスって、とんでもないことを人間にさせるものですね。
最後の逆転に、ぞくっとしました。
「結婚報告」
旧友からの不思議な結婚報告。
訪ねて行って見れば彼女の姿はない。
その安否は?
この辺、ちょっと「裏窓」を連想してしまいました。
隣りの男の反応もおかしいし。
それにしても、原因が「それ」とは思いもしませんでした。
でも、確かに、それで全ての辻褄はあうのよね。うん。
うまいなぁ、とうならされます。
BookTopへ
Topへ