東京都

@分布
 現在、東京都下でギフチョウは野生絶滅している。既に絶滅から30年ほど経過していることもあり、現状では入手は困難と思われる。

 過去にはいくつかの市町村で分布が確認されている。八王子市では高尾山や御殿峠のものが多数採集、飼育されたため、オールドコレクションの放出がある。

 1992年に友人が骨董屋で故人の標本箱を入手したが、その中には関東の絶滅産地のものが多数含まれていた。ギフに関しては先の産地の他に、記憶にあるところで多摩御陵(訂正・友人から指摘がありました。日野市、多摩市(?)ではなく、八王子市御殿峠と多摩御陵だそうです。多摩御陵に居たの?)御殿峠、城山、厚木、藤野が含まれていた。30頭ほど入って5000円程度だった記憶がある。私はシジミチョウの箱のほうを購入したが、今となってはもうひと箱ギフを購入しておくべきだったと思う。

 他に町田市の相原、日野市の豊田周辺(御殿峠に近い所と聞く)は確実に分布 。いずれも1950年代。

 

A特徴

 神奈川産同様、後翅の「三日月」が出現し、はっきりしたものもあれば薄いものもある。出版物によっては神奈川産とは前翅先端が突出しないことで区別できるとあるが、突出しないもののほうが多いような気がする。

八王子市高尾山 1962年4月10日 羽化 八王子市御殿峠 1966年3月29日
 
町田市相原町 1968年4月3日