愛知県

@分布
 北西部は岐阜県から広がってきたものと考えられる黒いタイプ、東部は静岡県と同じ明るいタイプで、その間に空白地帯がある。基本的には両タイプの混生地は無いと思われるが、互いに分布を広げてきた時代にはミックスが生まれていたのかもしれない。

 現状では東部の明るいタイプは分布域を急速に減らしている。温暖化による乾燥と開発が主な原因と考えられるが、正確な所良くわからない。採集圧が原因であると言えるほど採集者が集まっている所は数ヶ所しかない。吉川峠を除き、東部は非常に個体数が少なく、行って採れるものではない場所ばかりである。
 それに対して北西部は名古屋市と設楽町周辺で絶滅しているものの、全体的には少ないながらも健在である。私も過去の産地と言われているところで採集してみたが、それでも半日で6頭の成果があった。 

 

  分布の確認がされているのは次の22市町村

     北設楽郡東栄町(絶滅)  北設楽郡設楽町(絶滅)   南設楽郡鳳来町(減少)
     南設楽郡作手村(絶滅)  新城市(減少)         豊橋市(絶滅)         
     額田郡額田町(絶滅寸前) 宝飯郡音羽町(絶滅)     岡崎市(絶滅寸前)

     東加茂郡旭町(減少)    西加茂郡小原村(減少)   西加茂郡藤岡町(健在)
     東加茂郡足助村(絶滅寸前)  豊田市(健在)      瀬戸市(健在)                
     西加茂郡三好町(減少)  日進市(減少)         愛知郡長久手町(減少)
     名古屋市(絶滅)       春日井市(減少)        小牧市(減少)
     犬山市(減少)

A特徴

東部ツチノコ紋が膨らむ黄色く明るい色彩を持つ。

北西部は岐阜県低地型同様、黒化する

南設楽郡鳳来町 2004年4月8日
日に数頭という少なさ。
新城市吉川峠 1995年4月15日採集
吉川峠以外はほぼ絶滅
豊橋市岩崎町 1975年4月2日 採集 豊橋市岩崎町 1972年4月13日 採集
豊橋市岩崎町葦毛湿原 1979年3月19日(羽化) 額田郡額田町 1987年3月30日羽化
岡崎市 1990年4月12日
現地では他地域個体の放蝶可能性がある。保護活動が盛んである。
神奈川の二の舞にならねば良いが・・・
南設楽郡作手村 1969年4月8日
東加茂郡旭町  2004年4月11日 西加茂郡小原村 2002年4月6日
西加茂郡藤岡町 2001年4月7日 豊田市 2001年4月8日
瀬戸市 2003年4月10日 西加茂郡三好町 2005年4月16日
愛知郡長久手町 2004年4月17日
当地は開発のため2007年に山の半分が削られた。
春日井市 2004年4月9日
 
日進市 近日アップ 名古屋市守山区 1984年4月22日 採集
瀬戸市に隣接する場所。今でも採れるかどうか・・
春日井市 同裏
小牧市 1993年4月6日 犬山市 2004年4月7日