Nicagus属 

大あごを欠き、一見コガネムシのような形態の甲虫であるが、幼虫の形状よりクワガタムシ科に移された。日本では四月から五月にかけて川沿いの流木付近を昼間に飛翔しているのが観察できる。

Nicagus japonicus Nagel,1928
     マグソクワガタ

分布・北海道、本州 Japan:Hokkaido,Honsyu

体長・7〜8mm

写真のデータ・奈良県川上村北股川 22.Sep.1994
         Kitamata Riv.Kawakami Vil.Nara,Honsyu,Japan

特徴・ 触角は♂が大きい。大顎は見られず一見コガネ
    のようだが、幼虫の形態はクワガタそのもので肛
    門がニ葉+小さな一葉。川沿いの砂浜に生息し
    ているらしい。筆者は国産クワガタで唯一まだ生
    きた個体を見たことが無い。

流通・♀は貴重。

Nicagus obscurus (LeConte,1848)
  オブスクルスマグソクワガタ

分布・アメリカ USA

体長・6〜7mm

写真のデータ・Ohio,Shelby,Will's Farm 27.Apr.1991

特徴・ 前種とは前胸で判断できる。前胸中央でもっとも
    尖り、それより前ではえぐれる

流通・数は少ない。