Lissapterus属 

太い楕円型の体格と触覚先端が切断されたように平らになる属で、10種より構成される。

Lissapterus howittanus (Westwood,1863)
       オオコツノクワガタ

分布・オーストラリアビクトリア州、クィーンズランド州

体長・25〜32mm

写真のデータ・Yarra Range,Victoria Mar.1996

特徴・ 大顎先端〜中央には内歯を持たず、基部に横向きのそれを有
    する。次種に似るが湾曲は強くない。頭頂部はふたコブ上に隆
    起することから同定は容易。

流通・この属の中ではよく見かける。

Lissapterus tetrops Lea,1916
 テトロプスオオコツノクワガタ

分布・オーストラリアニューサウスウェールズ州

体長・23〜35mm

写真のデータ・Barrinston Top,N.S.W Jan.1998

特徴・ 前種とは大顎に小歯をもち、湾曲がより強い。頭頂部は隆起し
    ない。

流通・多少なりとも入っている。

Lissapterus darlingtoni Bomans,1986
  ダーリントンオオコツノクワガタ

分布・オーストラリアクイーンズランド州

体長・20〜24mm

写真のデータ・Miriwinni,QLD 12.Dec.2000

特徴・L.grammicus (Lea,1919)によく似た種であるが、L.grammicus
    の大あご先端の下側内歯は著しく突起するが、この種は先
    端内歯はほぼ一定ラインに揃う。また、大あご中間部にも内
    歯を持つ。

流通・多少出回る。

Lissapterus grammicus (Lea,1919)
  グランミクスオオコツノクワガタ

分布・オーストラリアクイーンズランド州、ニューサウスウェールズ州

体長・20〜27mm

写真のデータ・Mt.Clyde,NSW Dec.1995

特徴・ 複眼突起と複眼後方突起がほぼ同じ大きさになる。
    L.darlingtoni Bomans,1986は明らかに複眼後方突起
    が小さい。

流通・少ない

Lissapterus notestinei Bomans,1986
  ノーテスチンオオコツノクワガタ

分布・オーストラリアニューサウスウェールズ州

体長・23〜31mm

写真のデータ・Ebor,NSW 2.Nov.2000

特徴・楕円形の種が多い中、この種は細長く、大あごも前方に長い。

流通・極めて少ない。

Lissapterus obesus Bomans,1986
   オベススオオコツノクワガタ

分布・オーストラリアニューサウスウェールズ州

体長・27〜37mm

写真のデータ・Acasia Plate,NSW 23.Dec.2000

特徴・L.howittanus とは大あご先端が二股に分かれていることで区別
    される。また、L. tetrops とは大あご基部が突起する点で異な
    る。

流通・大量に採集していた業者があり、手に入りやすくなった。

Lissapterus ogivus Bomans,1986
  オギブスオオコツノクワガタ

分布・オーストラリアクィーンズランド州

体長・21〜26mm

写真のデータ・W.Townsville,Elliot Range,N.QLD 27.Mar.2005

特徴・ 複眼後方突起は発達せず、頭部が台形に近い。体型は卵型。

流通・多少は出回っている。

Lissapterus pelorides Westwood,1885
   ペロリデスオオコツノクワガタ

分布・オーストラリアニューサウスウェールズ州

体長・24mm

写真のデータ・Border Ranges,NSW Nov.2004

特徴・ 複眼前方突起があり、後方突起より隆起しない。体型はほぼ
    寸胴型である。前胸幅と腹部幅がほぼ同じ。

流通・皆無

その他に2種記載されている。

L.hopsoni Carter,1921
L.montivagus Benesh,1943→L.pelorides のシノニム?