Katsuraius ikedaorum Nagai,1996
      ヌエクワガタ

分布・ベトナム

体長・30〜43mm

写真のデータ・Mt,Tam Dao,Vietnam Jul.1998 上
             do.       Aug.2003 下

特徴・複眼突起は小さく複眼自体は露出した印象を受ける。
    前足の突起を全く欠く。図は中歯型であるが、大歯型
    は内歯がより先端に近づき、原歯型はオニクワガタ
    に似て先端に小歯を細かく集め、中央で欠く。基部で
    更に小歯を集める。けい節の棘を欠く。

流通・多少見かけるが近年少ない。

この属のメスの大あごはピンセット型の形態をしている。そして、複眼が完全に露出している、オス大歯型は先端が二又、中央に内歯をひとつ持つという特徴はCapleolucanus 属にも共通する性質である。サイズやけい節の棘など相違点は多いが近縁の属と考えられる。ノコギリクワガタ属のようにこの程度の差異があっても同じ属にまとまっている例もあり、幼虫:形態や生態を調べる必要があるが、現時点では個人的に同属にまとめても良いのではないかと思う。同属という発想は突飛としてもMilan Krajcik氏の分類のようにチビクワガタ亜科に含めることには賛同できない。