
名曲から時間の無駄まで
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JUDAS PRIEST [ A TOUCH OF EVIL] 2005年5月15日
Judas Priestが10年ぶりにロブ・ハルフォードのボーカルで来日します。というワケで、今回取り上げたのは名盤「Painkiller」に収録されてるTouch
of Evilです。Judas Proestと言えば「Hellion - Electric Eye」のようなストロングな曲のイメージが強いですが、僕としてはこの曲のようにメロディがしっかりしていてるスローで重厚な曲が好きです。同様に問題作「Turbo」に収録されてるOut
in TheColdも好きです。やっぱり僕って変わってるのかな?
TORME [ ALL AROUND THE WORLD] 2005年5月15日
昔、一緒にバンドをやってたギターの先輩(後に女子高生と駈落ち)が大のバーニー・トーメ(元Gillan)好きだった影響で、僕も一時彼にハマってました。そんな時、発売されたのが彼のバンドTormeのアルバム「Back
toBabylon」。ボーカルは元Girl、後にLA Gunsに加入するヘタウマ横綱フィリップ・ルイス。とにかくチープなんですよ。ただでさえフィリップ君はヘタウマなのに、歌メロ自体が練りに練って考えた、っていうより、「スタジオに入ってノリで歌ったらこうなりました」っていう感じでチープ度倍増。更にバーニー・トーメが目指す方向が、ちょっとルーズなロックンロールなので、重厚感や整合感、緻密な計算とは無縁なのは仕方ないでしょう。もうB級の匂いがプンプンする出来です。何回か聞くと「ああ、もういいや」となって、数年前に中古屋に売っぱらっちゃいました。でも今でもアルバムの一曲目を飾るこの曲が忘れられません。勢い一発&覚え易いサビ「だけ」と言える曲ですが、僕はこの曲が大好きです。もし中古屋で500円ぐらいで売ってたら、この曲のためだけに買うかもしれません。
爆風スランプ [ 狂い咲きピエロ ] 2005年1月12日
爆風スランプの初期のアルバム「よい」に収録されてるパグお気に入りの曲。ハードロックとまではいかないけど、かなりハードでカッコいいです。
彼らが「よい」を出したばかりの頃、高校の後輩が「パグさん、これいいですよ!」と聞かせてくれたのがこの曲でした。僕も一発でこの曲が気に入り、今でも爆風スランプ=狂い咲きピエロというイメージになっています。
メロディもいいですが、僕が気に入ってるのは歌詞です。一見冗談っぽく聞こえるんですが、実は凄くシニカルな感じに溢れていて、映画「勝手にしやがれ!」を想起させます。(本当は同じ頃、同じジャン・ポール・ベルモント主演の「気狂いピエロ」の方がタイトルからして似つかわしいんでしょうけど) とにかく同じアルバムに入ってる「無理だ」や「週間東京少女A」のような笑いはありません。僕は「RUNNER」のような曲も好きですが、「一生懸命さ」よりもクールに構えるこの曲の方が好きです。
MEGADETH [ ALMOST HONEST ] 2004年12月29日
今までメガデスと言えば、「スラッシュメタルってメロディがなくて、うるさいだけ」というイメージがあって、聞いたことがありませんでした。実際に、その昔「Holy war」を聴いた時も良い印象ありませんでしたし。しかし今回、何故だか「ダメモトで何曲か聴いてみよう」と思って、聴いたら見事にハマりました。リフはカッコいいし、歌はやや吐き捨てタイプだけど、メロディもちゃんとあります。特に「アイアン・メイデンはやっぱりポール・ディアノ時代に限る」と思っている僕にとっては、反対に疾走リフ+ダーティーなボーカルでメロディアスな歌というのは理想形。この曲はまさに理想の一曲です。毎日聞いても飽きないカッコ良さ。メガデス万歳!
DOKKEN [ HELL TO PAY] 2004年12月14日
遂に日本盤の発売が見送られたドッケンの新作。ジャケットもめちゃくちゃ安っぽくなった所からも、彼らの現在の境遇が分かります。流れとしては前作「LONG
WAYHOME」の延長線にある作品です。今回もどの曲を聴いてもすぐにドッケンと分かるメロディライン満載です。敢えて言うならメロディラインに前回から垣間見られたビートルズっぽい雰囲気が強くなった気がします。
問題は「ドッケンとすぐに分かるメロディ=良い曲」とは限らないことです。一番カッコいい「Don't
Bring Me Down」は全盛期の基準をクリアしていますが、それでもクリアしているだけであって、昔のアルバムに入っていたら、「聞き流される」レベルです。「Long
Way Home」の時はそれでもメロディが練られていたので久々に聞き込みましたが、このアルバムはメロディに今まで「昔のアルバムで聞いたことのある」ようなものが目立つのが難点。昔のようにギターが「ボーカルなんて知るか!」というように、独自のメロディを弾きまくっていれば、そのミスマッチが面白いんですが、このアルバムでは新しいギタリストがドンのボーカルの引き立て役になってしまって、反対に曲を殺しています。(頑張っている曲もあるんですけどね) ドンのソロバンドだったDon
Dokkenでも感じたんですが、ドンが何でも仕切ると「どれ聴いても同じ」っていうのになりがちです。この人、メロディの引き出しが少ないんでしょう。そう言った意味ではジェフィ・ピルソンのようにドンとは違ったメロディを書ける人が必要だと思います。日本盤見送りが納得の一枚。
SCORPIONS [ SAVAGE AMUSEMENT ] 2004年6月3日
「禁断の刺青」で全米大ブレイクした蠍軍団が、苦しみ抜いて次に発表したのがこの作品。発表当時、めちゃくちゃ酷評され、スコーピオンズはせっかく築き上げた全米での人気の大部分を失ってしまいました。そんなワケで、僕はこのアルバムを避けてたんですが、最近聞く機会があったんで、聴いてみたんです。そしたら思いのほか良くてビックリ。最近のスコーピオンズが完全に排除している「憂いのある美しいメロディ」が満載されてます。結成時から「禁断の刺青」まで持っていた良質なメロディを追求したいったところでしょうか?ただミドルテンポの曲が多いことと、音作りがマイルドになったことで、「Rock
you like a hurricane」辺りを期待してたファンをガッカリさせたことは否めません。ただ忘れ去られるには勿体無いほど曲はいいです。
この後、蠍軍団はこの失敗の反省からかメロディよりも、「ブラックアウト」や「禁断の刺青」の「ノリの良さ」を全面に押し出す方向に転換し、メロディラインも明るい感じのものが多くなりました。僕にとっての蠍軍団はそこで死んだといっても過言ではありません。
ACCEPT [ RESTLESS AND WILD ] 2004年6月3日
最近、またACCEPTにハマッてます。正確には昔より今の方あハマってます。ACCEPTの全盛期の曲はどれもカッコいい上に哀愁もあって◎。で、サビも一緒に唄えるとくれば完璧です。僕的にはアイアン・メイデンよりフィーリングが合います。40近くなって、もうゴリゴリのメタルはダメだと思ってましたが、やはりACCEPTを聴くと往年の(?)の血が騒ぎます。
UFO [ YOU ARE HERE ] 2004年6月3日
マイケル・シェンカーが復帰して3作出したものの、徐々にボルテージが落ちてるUFO。まぁ、僕は復帰第一作「Walk
on water」だけしか聞いてないんですが、それでさえ「まぁ、悪くないかな」という程度だったので、その後、酷評された2枚(それでも「SHARK」の方はマシらしい)には手を出しませんでした。
結局脱退癖(&ドラッグ依存症)が治らず、その上醜く太ってしまったマイケル・シェンカーを切り捨て、新たに90年前後に流行った速弾きギタリストの1人としてアルバムを出してたヴィニー・ムーアが加入。ドラマーもあのレッド・ツェッペリンのドラマーだった故ジョン・ボーナムの息子ジェイソン・・ボーナム(この人もバンドが長続きしないねぇ)を入れて制作したのがコレ。ちなみにBURRNの批評は全般的に好意的で、「マイケル再加入以後では、一番良い」と言われてます。そんな話を聞くと、さすがに最近無視してたんですが、UFOファンとしては聴かないわけにはいきません。
で、出来は・・・う〜ん、まぁ、悪くないなぁ、という程度。70点ぐらい。やっぱり黄金期には全然敵いません。フィル・モグの作る歌メロって、昔からブルースベースの結構普通のメロ。だから下手に彼の歌メロを生かすようなギターを弾いちゃうと「普通の曲」になっちゃうんです。昔のマイケル・シェンカーはきっと、フィル・モグの歌メロを生かそうなんて全く考えず、「オレ、こういうギターが好きだから」って作ってきた曲に、フィルも頑固者だから「でもオレはこういう歌メロが好きだから」って強引に合成したことで、傑作が幾つも生まれたんでしょう。でも、もうそんなミスマッチによる傑作は期待できないんでしょうか・・・ 大人になるって、こういうこと?
DEEP PURPLE [ BANANAS ] 2004年4月19日
DEEP PURPLEの最新作。リッチー・ブラックモアが抜けた後、最初に作られた「PURPENDICULAR」は「SOMETIME I
FEEL LIKE SCREAMING」という名曲が含まれていたものの、全体としては全くといっていいほど面白みに欠けるアルバムでした。相変わらずメロディー作りがいい加減(即行で作ってるのかな?)なギランだけでなく、他のパートも「上手いんだろうけど、面白くない」といったところでした。そのせいか次作「ABANDON」は無視。僕の中でDEEP PURPLEは完全に「終わった」バンドになってしまいました。
しかし先日「DEEP PURPLEが渋谷公会堂なんて小さな会場でやる」ということで、何はともあれチケットを入手。行くと決めたら一応予習するのが筋ということで、最新作「BANANAS」を聴いてみることにしました。
結論から言えばナカナカ良いアルバムだと思います。イアン・ギランは相変わらずアドリブみたいなメロディーが多いですが、それでも「PURPENDICULAR」に比べれば耳に残るものがあり、まず合格。曲も「これは凄い!」というのはありませんが、粒は揃っています。特にタイトル曲の「BANANAS」はお気に入りで、インストパートの掛け合いが往年のパープルを思い出させます。
でも正直、ほとんどの曲は良いものの小粒感は拭えず、往年の「メンバー同士のバトル」「熱いハードロック」という昔の彼らを求める人には辛いかもしれません。「DOING IT TONIGHT」なんて僕は好きなんだけど、絶対昔のパープルならやらないだろうというタイプの曲。イアン・ギランとロジャー・グローバーが二人で作った趣味のアルバム「ACCIDENRTALY ON PURPOSE」に入ってるような曲です。つまり今のDEEP PURPLEはメンバーがぶつかり合う戦うバンドではなく、「ロジャーとギランをみんなが支える」仲良しバンドってことですね。
MICHAEL SCHENKER GROUP + UFO + SCORPIONS [ LIVE ] 2004年3月12日
また海賊ビデオを買ってしまいました。今回入手したのは80年代ロックファンなら誰もが知っているマイケル・シェンカーのライブ。それもファーストアルバム発売直後(と思う)という涎モノのライブです。(1981年ハンブルグ)
メンバーはマイケル・シェンカー、ゲイリー・バーデン、ポール・レイモンド、クリス・グレン、そしてコージー・パウエルというメンツ。やっぱりマイケル・シェンカーはこの時期に限ります。
演奏時間は1時間程度でやや短めですが、見る価値は十分にありました。ドイツのTV局の放送されたもののようで、プロショットだし、録画状態もかなり良いです。(曲のタイトルが、曲の半ばで出るのはちょっとご愛嬌) 曲はファーストアルバムとUFOの曲で構成されてますが、さすが曲数が足りないだけあって「ライツ・アウトT」や「ナチラル・シング」といった、後にはあまり演奏されないUFOの曲をやってます。
とにかくマイケル・シェンカーがカッコいい!短髪にジーパン、黒の革ジャンで、ひたすらギターを弾きまくる姿はシビれます。次に格好いいのはやっぱりコージー・パウエル。ただ残念なのは十八番のドラムソロがないだけでなく、あまり映らないこと。撮影側にコージーの偉大さに対する認識不足があったのは間違いありません。そしてポール・レイモンド。この人、一時下北沢に住んでたこともあって、実は再結成シン・リジーのコンサート会場で間近に見たことがありますが、本当に細いです。でもカッコいい。キーボードとギターをよくあれだけ交互に弾きこなすナァと感心します。ベースのクリス・グレンは、まぁ、あんなもんです。(笑)
で、黄金期のMSGと言えば避けて通れないのがボーカルのゲーリー・バーデン。ロック界稀に見るヘタクソで有名ですが、このビデオではそれなりに頑張ってます。やはり初期のMSGはマイケルが比較的彼の声域に合うような曲を書いてるので、アラはあんまり出ません。それどころか普通に唄ってれば上手いとは言えないけど、ちゃんとしたロックボーカルです。ただこの人の問題点は「自分が出来ること、出来ないこと」がよく分かってないこと。声域が狭いので、サビの高音部なんてメロディ唄うだけで一杯一杯のくせに、ロニー・Jディオのようにメロディを崩して唄おうとする(スターゲイザーのエンディング参照)のが間違い。ロニーのように絶対音程を外さない人だからオリジナルのメロディを崩しても、ちゃんと聞こえるのに、ゲーリーが無理してやると音程が外れまくって単なる音痴になっちゃうんです。それでも彼はそういう「カッコいい歌い方」が好きみたいで、何度もやってました・・・ま、それでもUFOの曲(「ナチュラル・シング」や「ドクター・ドクター」等)でも世間で言われている「素人のカラオケ以下」というレベルまでには至らず、「あー、初期のゲーリーはそれなりにやれてたんだなぁ」と思ってたんですが。ちなみに僕としては「ナチュラル・シング」なんかフィル・モグとは違った味があってナカナカ気に入ってます。
が、やはり最後の最後で馬脚を表してしまいました。アンコールの「ライツ・アウト」、これは酷いです。聴くに堪えられません。頑張ってメロディを唄おうとしてるようですが、全然お話になりません。これを聴くと「あー、やっぱりゲーリーだ〜」と妙に納得しちゃいました。
ちなみにそんなゲーリーさえ大目に見てあげれば、このライブはカッコいいです。「ルッキング・アウト・フロム・ノーウェア」なんて曲も演奏されてますから、ファンには堪らないでしょう。そう言えば「イン・トゥ・ジ・アリーナ」でゲーリーもギターを弾いてましたが、あれっていつもそうだったんですか?僕はゲーリー在籍時のライブを見たことがないので、誰か知ってたら教えて下さい。
さてこのDVDにはオマケで何とマイケル在籍時の初期のUFOとウリ・ロート在籍時のスコーピオンズのスタジオライブがオマケで付いてます。
UFOはキーボードのダニー・ペネロイルがいることから、多分「ノー・ヘビー・ペッティン」の頃だと思います。観客がいないステージで4曲(それもちょっとマイナー系)を演奏してますが、これがなかなかいいんですよ。特にカバー曲(「カモン・エブリバディ」と「オール・オア・ナッシング」)が見れるのは貴重じゃないでしょうか?
マイケルはすげー長髪で、妖しい美青年ぶりを発揮。MSGの頃はロックスター然としたカッコよさですが、カリスマ性は俄然こっちが上。ベースのピート・ウェイのワイルドさも相変わらずカッコイいです。(さすがオジー・オズボーンがステージで食われてしまうと危機を感じて追い出しただけのことはあります) が、フィル・モグのルックスはNG。このおばちゃんカツラみたいな髪型は爆笑モノ。バラエティ番組の物まねかと思ってしまいました。
が、このメンバー、動いて演奏を始めるとかっちょいいんですよ。MSGの比じゃないです。MSGがマイケル+バックバンド的なのに比べ、UFOはメンバー全員に強烈な個性がありますから、それがぶつかり合うのが凄いんですよ。変なおばちゃんフィル・モグでさえ見てるうちにカッコいいと思えるのは不思議。あー、この頃のUFOの完全ライブの映像出ないかな・・・(絶対にあるハズなんですが)
スコーピオンズはドイツ版「ミュージクフェア」みたな番組で、セットの中で3曲演奏してます。ただこれは画質が最低。ダビングにダビングを重ねた昔の裏ビデオみたいな画像で、「あー、確かにクラウス・マイネだ。若いね〜」って分かる程度。目玉のウリはほとんど動かず、黙々とギターを弾いてるだけなので、「貴重だ」という以外面白みはありません。ただ僕としては大好きな「カロンの渡し守」と「空を燃やせ」をやってたのが嬉しかったですね。
ちなみにUFOもスコーピオンズもTVライブによくある口パクかと思いましたが、どうやら実際に演奏しているようです。(スコーピオンズはツインギターが綺麗にハモるところがあるので、やや疑いの余地アリです。ルドルフがあんなテクニカルなフレーズをウリとハモってるとは思えないんですが、何せウリしか画面に映ってないので分かりません)
BON JOVI [ THIS LEFT FEELS RIGHT ] 2003年11月30日
今年の1月に横浜でやったアコースティックコンサートからアイディアが膨れ上がり、発売されたのがこのアコースティック系アレンジの新録音ベストアルバム。その余波で横浜のアコースティックライブは予定されていたDVDやCDの発売は中止になりました。せっかく行ったのに〜(ToT)
さてBURRNでも、かなり大胆なアレンジのように書かれてましたが、実際にこれはかなり異質なアルバムです。ブルースやソウル風にアレンジされた名曲を聞くと時に悲しくなります。正直に言うと「面白さ」はあっても、「こっちのアレンジの方が好き」というものはほとんどありませんでした。やってる本人達は面白いでしょうけど、その曲が持っている味まで殺してしまっているものがあるのは残念です。「バッド・メディスン」や「禁じられた愛」なんて「・・・」ってデキです。以前、「リヴィング・オン・ア・プレーヤー」をバラード風にアレンジした時は歌詞の雰囲気と合ったいたので、「これはこれでいいよね〜」と感心したんですが・・・ これだったら横浜公演を発売した方がBON JOVIのイメージ戦略としても良かったような気がします。ジョンとリッチーの「ハードロックの枠に捕らわれない」という考えと、懲り性と、チャンレジ好きが行き過ぎたアルバムです。
陰陽座 [ 鳳翼天翔 ・ 月に叢雲花に風 ・ 妖花忍法帖 ] 2003年6月17日
パグ太郎がここ1ヶ月ぐらいハマってる日本のハードロックバンド「陰陽座」。たまたま耳にした「月に叢雲花に風」で虜になりました。本人達は自分達を「妖怪ヘビメタ」と呼び、全員着物で演奏するんですが、音楽はいたって普通のハードロック。歌詞は個性的ですが、妖怪ヘビメタというほどオドロオドロしい感じはありません。
普通のハードロックと言っても、これがめちゃくちゃ格好いい!明らかに80年代のイギリス・ヨーロッパ系ハードロック(ややメタル寄り)を聴いて育った世代には美味しすぎます。もう痒いところに手が届くって感じ。ハードだけどメロディアス。ギターモガガガガガって弾くんじゃなくてちゃんとソロは考えれてるし、ツインのハモりもります。ベースもただ単にリズムと音程を取ってるだけじゃなく、メロディアスに弾いてます。曲の展開は一本調子にならないよう緩急がつけられてます。(様式美というほどではない)
簡単に言えば「80年代ハードロックの中から日本人が好きそうな美味しい部分を取り出してブレンドした」バンドです。ですから人によっては「XXのパクリじゃん!」って言うかもしれませんが、ここまで上手くブレンドされてれば僕としては文句ありません。
このバンドを他よりも一段高いところに引き上げてるのは黒猫のボーカルです。幾らバックの演奏が美味しくても、歌が下手ではブチ壊しです。日本人の場合、どうしても声域や声量の問題でボーカルが苦しく聞こえがちですが、ここまで艶やかに伸びやかにメロディアスに歌ってくれると最高です。反対に彼女が歌うことでゴリゴリのハードロックにならず、メロディアスな面がちゃんと生かされてるように思えます。80年代ハードロックファンには是非聴いてもらいたいバンドです。
「鳳翼天翔」はめちゃくちゃかっこいいスピードロック、「妖花忍法帖」は黒猫のメロディアスなボーカルを生かした佳曲、「月に叢雲花に風」は黒猫と一緒に歌っているベースでリーダーの瞬火(男)のクセのある歌い方さえ気にならなければ名曲です。(黒猫が上手過ぎて、瞬火が下手に聞こえるのが可哀相)
PHIL LYNOTT'S GRAND SLAM [ THE STUDIO SESSIONS ] 2003年6月6日
フィル・ライノットがTHIN LIZZY解散後に結成した幻のグループGRABD SLAM。しかし彼らは契約を得ることなく解散しちゃいました。そんなGLAND SLAMのスタジオセッション集。発売は最近THIN LIZZY絡みの怪しいCDを発売しまくってる怪しい会社ZOOM。今回こそ正規版を期待したんですが、やはりほとんど無断製作の海賊盤のようです。っていうか、またもやメンバーかスタッフが勝手にダビングしてたテープを製品化したもの。お陰で曲によって音量はバラバラ、音はモコモコ、楽器のバランスは最悪です。(涙)
このCDを聞くと「あー、これじゃ契約は取れないだろうなぁ」って思いました。時はTHIN LIZZYのラストアルバム「サンダー&ライトニング」が売れてたハードロック全盛時代。当然、GRAND SLAMもハードロックが期待されてましたが、ここで聞けるのは「何でもあり」のロック。フィルのソロアルバムに近いイメージです。もうちょっとハードな曲があれば契約は取れたのになぁ・・・と思いました。でも曲自体はなかなか良いです。
COVERDALE/PAGE [ COVERDALE/PAGE ] 2003年4月8日
最近気紛れで通勤用CDウォークマンに入れたんです。真剣に聞くのは何年ぶりでしょうか?初めて買った時は一曲目の「SHAKE
MY TREE」のイントロで「もろツェッペリンじゃん!」と思ったものです。よく出来てるけど、やっぱりデビ・カバはホワイトスネイクに限るな、というのが正直な感想でしょうか?TAKE
ME FOR A LITTLE WHILE や WHISPER A PRAYER FOR THE DYINGあたりは好きだったんですが、全体的には古臭いな・・・ってイメージでした。
でも聞き直すと、これがめちゃくちゃ良いんですよ〜・特にインストパート。確かに古典的ですが、「これ以上いじれない」というところまで完成されていて、もう隙がないです。デビ・カバのボーカルラインもよく聞くとすごく彼らしくて、ロバート・プラントじゃ、こうは行かなかっただろうなって思いました。ジミー・ペイジがレッド・ツェッペリン的なモノの中からブルースハードロックの要素を持ち出し、そこにロバート・プラントよりハードロック色の強いデビ・カバがメロディを付けることで、古典的だけど色褪せない極上のブルースハードロックが出来たんではないでしょうか。オーソドックスなロックファンなら必聴の作品。
THIN LIZZY [ LIVE AT THE REGAL THEATRE HITTCHIN 1983] 2003年3月9日
2年前にWOWOWでも放送されたラストアルバム「THUNDER AND LIGHTNING」のプロモ用ライブの映像。比較してないですが、多分同じ映像だと思います。少なくともここ10年では初の商品化。でもWOWOWで放送されたものより数曲少ないです。(WOWOWではTHUNDER
AND LIGHTNINGもやってました。聴くに耐えないほどフィルの声はボロボロだったけど)
一曲目のJAILBREAKは音のバランスが悪いせいもあって、???ってな感じでしたが、後は安心して聴けました。確かにフィルは顔がむくんでるし、声の艶も今ひとつですが、とにかくジョン・サイクスがバンドをめちゃめちゃ盛り上げます。勿論、スコット・ゴーハムも渋いんですが、リードギタリストとしての力の差は一目瞭然。特に「SUN GOES DOWN」では中間部でスコット・ゴーハムがソロ、エンディングでジョン・サイクスがソロを取るんですが、緩急のつけ方、メロディの豊かさは圧倒的にジョンの勝ちでした。
このDVDで再認識したのは「BABY PLEASE DON’T GO」。スタジオ版は大好きな曲だったんですが、今まで「ライブでは今ひとつなぁ〜」って感じだったんです。しかしこのライブ映像のカッコ良さはビックリ。DVD買って良かった〜、と涙しました。
WHITESNAKE [ SUPER ROCK 84] 2002年12月22日
秀作「SLIDE IT IN」を発表し、ジョン・サイクス、ニール・マーレイ、コージー・パウエル・デビ・カバというメンツで「SUPER ROCK 84」というフェスティバルに出演した時の映像です。ちなみにフェスティバルの他の出演者はアンヴィル、デビューしたばっかりのボン・ジョヴィ、スコーピオンズ、マイケル・シェンカー・グループ(MSG)という豪華版。トリはホワイトスネイクとMSGが交互に取り、この映像は所沢球場でホワイトスネイクがトリを勤めた時にモノです。これは元々正規商品として発売されたんですが、招聘元が倒産したこともあってか、すぐに廃盤になったっきり1度も再販されてません。というワケで今回入手したビデオも正規に発売されてたレーザーディスクからのダビングした海賊盤です。(またか・・・)
実は当時パグ太郎はこのフェスティバルを名古屋で見てるんですが、ホワイトスネイクの印象は「やたら今風になったなぁ」といったもの。特にコージーの迫力があり過ぎるドラムと、サイクスの弾き過ぎるギターに違和感を感じてました。しかーし、今見るとこのメンツ最高。確かに「Don't Break My Heart Again」はちょっとせっかちなアレンジになってますけど、全体的にこの4人、カッコ良過ぎ!「1987」のツアーの時もオールスターっぽいメンバーでしたが、この「イギリス系4人組」の方が断然バンドっぽくて◎。特に「Crying in the rain」のコージーのドラミングは「これだよね〜」と唸らさせられます。あとデビ・カバがまだ低音を生かして歌ってたり、ルックスもジーンズにTシャツとロックぽくて、僕が見たビデオの中ではピカイチの格好良さです。惜しむらくはフェスティバルの映像ということで演奏時間が1時間もなかったことと、演奏中に突然インタビュー画像に切り替わってしまう酷い編集。当時の思い出は「ハードロック for 30’S」に載せました。そちらもどーぞ。
JOURNEY [ MTV LIVE ] 2002年11月10日
JOURNEYがかの名盤「ESCAPE」を発売し、爆発的に売れ始めた頃、MTVで放送するためにヒューストンで行ったライブの映像。多分81-82年頃じゃないでしょうか?勿論、商品化されてない海賊盤です。(またかい・・・) MTVの放送用ということで通常のライブより短め(70分)ですが、当時の飛ぶ鳥を落す勢いを垣間見ることは出来ます。さすがにMTV用のステージ&20年前ということで舞台セットとかショボイですが、バンドのメンバーはやる気満々。この後、「FRONTIERS」を経て崩壊してしまうとは思えないほどメンバー同士仲が良さそうです。
選曲は主に「ESCAPE」からですが、「OPEN ARMS」「DON'T STOP BELEIVING」「STONE IN LOVE」「ESCAPE」なんかは今でのライブの定番なので有難味はちょっと薄かったです。反対にヒットしたのに最近のセットリストから削られてる「WHO'S
CRYING NOW」が見れて良かったです。全般的には良質なライブは程よい時間で見せてくれるビデオでした。生れて初めてスティーブ・ペリー(Vo)がライブで唄う映像を見ましたが、あまりに落ち着きのない、忙しいステージングはちょっとガッカリでした。
DOKKEN [ DON'T CLOSE YOUR EYES] 2002年10月28日
久々に引っ張り出して聴きました。DOKKENで初めて聴いたのは「UNDER LOCK AND
KEY」で、その綺麗なメロディラインに熱狂しました。そのせいか「TOOTH AND NAIL」を後追いで聴いた時は、「ちょっとハード過ぎて・・・」とそれほど良い印象を受けなかったんです。(でも「BACK FOR THE ATTACK」は擦り切れるぐらい聴いた) どっちかと言えば憶え易い「Breaking
the chain」で始まり、かっこいい「Paris is burning」で終る「BREAKING THE
CHAINS」の方を気に入ってたりしました。
そんなワケで思ったほど聞き込んでなかった「TOOTH AND NAIL」ですが、久々に聴くとすっげぇー、いいんですよ。特に「Don't
Close Your Eyes」はハードさとメロディの憶え易さを兼ね備えた名曲ではないでしょうか?この曲のジョージ・リンチのギターを聴くと、最新アルバム「LONG WAY HOME」のギター(ジョン・ノーラム)がイマイチに思えてきます。まぁ、元々ジョンのギターってあんまりメロディが耳に残らないんですけどね・・・ やっぱり「Don't
Close Your Eyes」を聴きながら「DOKKENはやっぱりこのメンツに限る」と思った次第です。(でも再結成アルバムは酷かったヨ)
BON JOVI [ BOUNCE ] 2002年10月4日
今回は前作CRUSHから僅か2年ちょっとといつもの半分の間隔で発売されました。正直言って「SLIPPELY WHEN WET」の頃のような「一度聴いただけでサビが口ずさめる」といったキャッチャーさはかなり後退してしまいました。今回、さらっと聞いただけで耳に残ったのはシングルカットになった「EVERYDAY」と「HOOK ME UP」、「BOUNCE」ぐらい。あとの曲はじっくり聴けば良いメロディだけど、聞き込まないといけないのが辛いところ。今回は「同時多発テロ」のこともあって、歌詞に重点が置かれてるのかな?(「KEEP THE FAITH」の頃からメロディーから歌詞に比重が移り始めていますけど)
はっきり言ってもうハードロックというカテゴリーじゃないでしょう。もっとブルース・スプリングスティーン寄りの「アメリカのロック」になりつつあると思います。それはそれでいいんですが、メロディの魅力が後退したのは寂しいですね。同じ「EVERYDAY」なら8月にデフレパードが出した「EVERYDAY」の方が全然良い曲です。
RIOT [ WHERE THE SOLDIERS RULE ] 2002年9月3日
RIOTの中で最も評価の低い「BORN IN AMERICA」に収録されてるめちゃくちゃ好きな曲。はっきり言って世間で認知されてるRIOT的な疾走&ツインギターが映える曲じゃないですが、ボーカルの故レット・フォレスターの声にバッチリはまった、哀愁と格好良さの同居した曲です。大曲じゃないですけど、起承転結もあってインストパート(特にリズムセクション)が印象的です。
PHIL LYNOTT [ LIVE IN SWEDEN 1983] 2002年8月20日
Thin Lizzy のリーダー、フィル・ライノットがThin Lizzyの解散ツアー中にスウェーデンで行ったソロツアーのライブアルバム。ジョン・サイクス&ブライアン・ダウニーが同行し、「解散後、この3人で再結成を狙ってるのでは?」と言う噂も立ちました。(フィルは実際、そう目論んでいたが、ジョン・サイクスをホワイトスネイクに引き抜かれてしまった)
このライブは結構海賊盤が出ていて、パグも持ってますが、とにかくフィルが悲惨なぐらい歌えてませんでした。それでもThin
Lizzyマニアを自称する僕としては公式に発売されれば買うしかありません・・・が、正直、これは音のいい海賊盤でした。ライン録音なのはいいんですが、やたらギターが引っ込んだ感じになていて、反対にキーボードがチャラチャラ目立ちます。で、よーく見るとジャケットには「Featuring
John Sykes & Mark Stanway」と書いてあるし、中の解説もMark Stanwayが書いてます。このMark
Stanwayっていうのはこのツアーの時のキーボードプレーヤーで、元々MAGNUMというイギリスで有名なロックバンドに在籍してます。(パグはこのバンド大好き)
これは僕の推測ですけど、これMark Stanwayが自分用(キーボード中心)に会場で録音したものを、カネ儲けのためにわけの分からないレコード会社に持ちこんで商品化した「半海賊盤」ではないでしょうか?実際に録音レベルは前述のように「良く出来た海賊盤」レベルで、とても公式ライブと呼べるものではありません。(一部でテープの回転ムラらしき、音のよじれがある。オイオイ)
さて内容ですが、フィルのソロツアーというだけあって、彼のソロアルバムからの曲が多いです。1曲目なんて「Yellow
Pearl」だし。で、彼の声ですが、かなり荒れてます。でも海賊盤で聴いたよりはマシなのが救われます。とりあえず歌えてます。まぁ、ファンの立場からすれば「貴重なライブ音源が聴ける」ことに価値があるんでしょうけど、普通のロックファンにアピールするものは皆無です。これだったらThin
Lizzyの名ライブ盤「Live & Dangerous」を聴き直した方が感動します。面白かったのは「Boys
are back in town」の前に何故かThe Police の「Every breath you take」をフィルが歌ってることです。
DEF LEPPARD [ X ] 2002年8月11日
先月発売されたデフレパードの最新作。前作「EURFORIA」は前々作「スラング」で失った人気を取り戻すため、「ヒステリア」以降、デフレパードに求められていたものを露骨なまでに提供した作品でした。で、今回は再び「スラング」路線復活です。一部では「スラング」のように普遍のポップ性を求めた作品、と言われてますが、ただ単に「派手なプロディュースを止め、アコースティック色を強くした」作品で、曲はあくまでもデフレパードの曲です。(まぁ、あの豪華なアレンジこそデフレパードだっていう意見もありますが)
正直、最初に聴いた時はかなり地味で、すぐに耳に残る曲は少ないですが、じっくり聴いて行けばかなり良い曲が揃っていることが分かります。特に「Long
long way to go」「Everyday」「Unbeilevable」「four letter word」はお薦めです。ちなみに「地味なアレンジ」といっても「デフレパード的に地味」というだけで、ちゃんと聴けばかなり凝ったアレンジだと分かります。
DOKKEN [ LONG WAY HOME] 2002年8月3日
世の中の人から「まだやってるの?」と言われているDOKKENの新作。ギターが前作レブ・ビーチ(WINGER)から遂に便利屋ジョン・ノーラムに変わっただけじゃなく、ベースもジェフ・ピルソンからシェーン・ガラース(元イングヴェイ・マルちゃん)に変わってました。正直、世の中で「なかなか」と言われた前作「ELASE
THE SLATE」が表題曲以外あまり楽しめなかった僕としてはそれほど期待してなかったです。
でもこれがナカナカの力作。一曲目の「SUNLESS DAY」や「THERE WAS A TIME」「HEART FULL OF SOUL」(カバー曲だけど最高!)、何故かボーナストラックの「ONLY HEAVEN KNOWS」を始め、ポップでハードなドッケンらしい曲が満載されてます。(全曲と言えないのが辛い)ただ「BACK FOR THE ATTACK」の鋭さや「UNDER LOCK AND KEY」のポップさはないです。でも買って損はないんじゃないんですかね?ジョン・ノーラムはインタビューで「ギターが足りない・・・」ようなことを言ってましたが、十分入ってます。ただどうしてもドン・ドッケンのメロディアスなボーカルラインに比べて、彼のギターソロのメロディにインパクトがないのは事実です。
NIGHT RANGER [ DAWN PATROL ] 2002年5月26日
1980年代半ばに恐ろしいぐらいに売れたバンドのデビュー作。「これでもかっ!」っていうぐらいキャッチャーでノリの良い曲がぎっちり詰ったアルバム。一時馬鹿になるぐらい聴いたせいで、しばらくは「もういいや」って遠ざけてましたが、久々に聴いたら溜息モノでした。一曲目の「炎の彼方」(DON'T TELL ME YOU LOVE ME)は臭いまでのカッコ良い曲のパターンが詰った名曲。あまりにデキ過ぎのため、聴き過ぎるとお腹一杯になったりしますが。ただし典型的なアメリカンロックなので、「やっぱりロックはヨーロッパ系の哀愁の美旋律だよねぇ」というファンには訴えないかもしれません。女性ファン獲得したさにオジー・オズボーンを脱退して、このバンドを結成したブラッド・ギルスの面目躍如ってとこでしょうか?
TNT [ TONIGHT I'M FALLIN' ] 2002年5月26日
ノルウェーのバンドTNT(ボーカルはアメリカ人)の最高傑作「INTUITION」に収録されている最高にメロディアスな曲。きれいなメロディーラインに覚えやすいサビ、ハードで美しいギターとここまで完璧な曲は少ないんじゃないでしょうか?この前久々にウォークマンで聴いたんですが、あまりの格好良さに歩きながらメロディーを一緒に口ずさんでしまいました。メタリカやアイアンメイデンが好きな人には「軟弱」に聞こえるかもしれませんが、もうそれは感性が違うといことで勘弁して下さい。
DEEP PURPLE [ SPEED KING ] 2002年4月16日
「FIREBALL」もいいけど、実はこの曲も捨てがたいのが本音です。どうしても「HIGHWAY STAR」と比較されがちですが、向こうが考えぬいて構成&ソロが作られているのに対し、こちらは本能的に「出来てしまった」曲のような荒々しさがあります。とにかく間奏部分のオルガンとギターの掛け合いなんて初期のパープルが持ってたブルーズ/ジャズっぽさが出てます。特に歳を取ってからは「勢いだけでこんな曲を書けた初期のパープルの凄さ」を痛感してます。ちなみに何故かオランダだけで発売されてしまったこの曲のデモバージョン(ジョン・ロードがオルガンじゃなくてピアノでプレイし、歌詞も一部違う)は生々しさが素晴らしいので、ファンは必聴です。
DEEP PURPLE [ FIREBALL ] 2002年4月16日
「ディープパープルの曲でどれが一番好きか?」と尋ねられたら、迷わずこの曲を挙げます。正直、ディープパープルの名曲の中で比較的地味な扱いを受けるのは、やっぱりライブであまり演奏される機会がなかったからでしょう。だからこのコーナーでも取り上げた「MACHINE
HEAD LIVE 72」の中でこの曲の演奏されてると知った時、パープルファンはビックリしたそうです。(やっぱりイアン・ペイスはこの曲だけツーバスで演奏してました)
とにかくいきなりボーカルと共に走り出す曲が心地良く、構成もシンプルさが吉と出てます。どうしても「パープルはクラシックみたいな起承転結のある曲」というイメージがありますが、パープルはこういう曲でもカッコいいです。
GLENN HUGHES / JOE LYNN TURNER [ HUGHES ・ TURNER ・ PROJECT ] 2002年4月16日
ご存知元ディープパープルのグレン・”デビカバより歌が上手い”・ヒューズと元レインボーのジョー・リン・ターナーのジョイント・プロジェクト。歌が上手い二人が素直に作ったロックアルバムがこれ。一曲目の「DEVIL'S ROAD」はイメージ通りのカッコいい曲だけど、あとは正直期待外れ。ジョー・リン・ターナーのソロ「SLAM」と同じく、やや古臭い感じがする。多分、あまりにも曲作りがオーソドックス過ぎるからに違いない。やっぱりフックのある曲が書けるリッチー・ブラックモアのような存在が二人には必要、と痛感させる作品。
井上大輔 [ めぐりあい・宇宙 ] 2002年3月15日
ご存知、映画版「機動戦士ガンダムV めぐりあい・宇宙」の主題歌。普通の歌として聞いても、この曲はけっこう優れものだと思います。プレステ2の「ガンダムDX」にハマってるせいかもしれませんが。でもゲームの中で頻繁に使われてるせいもあって、最近は桃つも鼻歌でよく唄ってます。
DREAM THEATER [ IMAGES AND WORDS ] 2002年3月15日
プログレハード(ちょっと展開が複雑なハードロック)で有名なドリームシアターの2枚目。彼らを有名にしたのは10年前に発売されたこのアルバムで、勿論名盤扱いされている。そんなワケで今回1800円で再販になったのを期にパグ太郎も買ってみました。良かったですよ〜。ストレートなロックが好きな人には抵抗あるかもしれないけど、YESとか初期のアイアンメイデンとかが好きな人なら楽しめるのでは?実は僕は彼らのデビューアルバムを発売と同時に買ってるんですよ。でもその時は「複雑なばっかりで、メロディーが耳に残らない」という印象しかなく、さっさと中古盤屋に売ってしまいました。だから2枚目が評判良くてもナカンカ食指が動かなかったのです。あ〜あ、1枚目なんか買わなきゃ、素直に10年前に2枚目買ってたのになぁ。
OZZY OSBOUNE [ DOWN TO EARTH ] 2002年2月6日
オジーのちょっと前に発売された新作。一応今月コンサートに行くので予習のために買ってみました。・・・が、正直な話、かなりガッカリしてます。ザック・ワイルドはギターは弾いてるものの、今回は作曲に全く参加してません。そのせいではないでしょうけど、とにかく印象に残る曲がゼロ。音は荒々しいけど短調なバッキングにオジーの「今までのアルバムのどこかで聞いたことのあるような」メロディが乗ってるといった感じ。『ノー・レスト・フォー・ザ・ウィックド』まで売りものだったドラマチックさのカケラもありません。前作でも感じたんですが、オジーのピークは過ぎ去ったようです。もうオジーはコンサートだけでいいや。
LED ZEPPELIN [ SONG REMAINS THE SAME -永遠の詩・熱狂のライブ-] 2002年1月24日
レッド・ツェッペリンが公式に残しているライブ映像・・・って言ってもバンドのメンバーや俳優が出てくる奇妙なシーンが至る所(演奏シーンの途中でも!)に入っているので、純粋なライブ映像というよりはプロモーションビデオに近いのかも?しかしその奇妙なシーンがマジで安っぽく、意味不明で、映画に全く寄与するところがないのが問題。ハッキリ言ってテンションを下げている。でもライブシーンは圧巻。このバンドがピーク時に持っていた原始的なロックのエネルギーはディープパープルでも敵わないだろう。その迫力にはただウットリとするばかり。奇妙なシーンを取り除いたライブだけの映像の発表が待たれる。あ〜、海賊版ビデオ買うかな?
RAINBOW [ LIVE BETWEEN THE EYES] 2002年1月
ポップになったと言われる後期レインボーのライブ映像。これは正規に発売されてます。(笑)どうも曲調がポップになったため、軟弱と思われがちですが、この映像を見る限りリッチーのキレぶりは最高です。確かにステージングはこジャレテいて、姿は見えないけど女性コーラスもいますが、個人的にはロニー時代の「MUNICH 77」より、リッチーはカッコいいです。彼は全編通して決めのフレーズ以外は手抜きしまくってますが、その分ぱ激しいアクションをしてます。それが魅力的なこと、魅力的なこと。「アルバム通りライブでも完璧に演奏します」っていうバンドもいますが、やっぱり僕はリッチーのようなライブが好きです。残念なのは本当のコンサートの1/3ぐらいカットされていること。あとジョー君が今一つカッコよくないことでしょうか?
RAINBOW [ MUNICH 77] 2002年1月
レインボーの黄金期と言われる時代のライブを丸々収めた海賊ビデオ。(またか・・・)元々ドイツのTV局が放送したものなんで、画像はかなりキレイ。メンバーはリッチー・ブラックモア、コージー・パウエル、ロニー・ディオ、ボブ・デイズリー、デイヴィッド・ストーンで、かなりテンションの高い演奏が堪能出来る。オープニングの「KILL THE KING」からアンコールの「DO YOU CLOSE YOUR EYES?」(勿論、ギタークラッシュあり)まで飽きるところ全くナシの秀逸なビデオ。まだロックの荒々しさや即効演奏の良さがみなぎっていて、古き良き時代を懐かしませる一品。やっぱりレインボーはこの時代が最高だな。
DEEP PURPLE [ MACHINE HEAD LIVE 1972] 2001年12月24日
伝説のディープパープル第二期のコンサートを最初から最後まで収録してある唯一の映像。モノクロでTV放送したものらしい。時期は「マシンヘッド」の発売数週間前ってことなんだけど、『ハイウェイスター』なんてアドリブだらけ。反対に『ライブ・イン・ジャパン』の方はアルバムに忠実なぐらい。普通反対にライブをこなすうちにアドリブが増えてくはずもんだけどなぁ・・・あとTVスタッフがディーパープルどころか、ロックのことも知らないらしく、かなり編集が酷い。リッチーなんて執拗なぐらい映されておらず、逆にロジャーはいつもの400倍ぐらい露出してる。それでもこのライブは凄い。とくに絶頂期のイアン・ギランの歌唱力にはただただ唖然とするばかり。こりゃ一見の価値あり。あと時々映るリッチーの狂気のパフォーマンスも印象的。アンコールが『ファイヤーボール』っていうのも嬉し過ぎ。70年代ロックファンなら1度は見ましょう。
G FORCE [ G FORCE ] 2001年10月28日
最近またCDウォークマンを愛用し始めたので、久々に引っ張り出して聴いてみました。ゲーリー・ムーアが不遇時代に結成され、アルバムを出し、ちょこっと英国をツアーしたら空中分解してしまったグループで、アナログLP時代は幻の名盤と言われてました。で、実際に聴いてみるとこれがなかなかいいんですよ。ゲーリーが実験的にギターをエフェクターからミキシングボードに直結させて録音してるため、かなり個性的な音になっているのも印象的です。
シングルカットになった1曲目の「You」はサビだけが妙に明るい曲で、売れ線を意識した結果中途半端になってます。悪い曲じゃないんですけどね。なんと言ってもハイライトは「Because of your love」と「You kissed me sweetly」です。もう最高。この2曲のために買って損はないです。でもこの2曲、何とゲーリー作曲じゃないんですよね。あと「Rockin' Rollin'」っていう早い曲がお決まりのように入ってるんですが、正直ゲーリー師匠、早弾きは上手いですが、早い曲を書くのは苦手のようです。
WHITESNAKE [ ROCK POP '83] 2001年10月7日
ホワイトスネイクが「セインツ&シナーズ」ツアーで出演したドイツのフェスティバルでの映像。現地のTV局が放送したヤツだけど、当然海賊盤ビデオ。同じ頃のライブ海賊CD盤と比較する限り、ほぼフルセットでしょう。実はですねー、僕が生まれて初めて見たロックのコンサートっていうのが「セインツ&シナーズ」ツアーのホワイトスネイク名古屋公演だったんですよ。当時、黄金期のメンバーからはイアン・ペイス、ニール・マーレイ、バーニー・マースデンが脱退し、代りに加入したコージー・パウエルは良かったものの、あとの新メンバーのメル・ギャレー&コリン・ホッジキンソンはかなり無名。それに輪をかけてアルバム「セインツ&シナーズ」の評判が全然ダメというのをもろに反映して会場は半分ちょっとしか埋ってませんでした。でも当時純粋無垢だった僕はデビッド・カバーデールの熱いアクション(歌ではない?)に打ちのめされ、メタル地獄に落ちたのです。まぁ、さすが初メタル・ライブということで興奮ばっかしが先だって具体的な記憶全然がありません。というワケでこのビデオを見ると、ホー、こうだったかぁ、と妙に感心します。
まず、目につくのがデビ・カバの若いこと。ファンションも白いシャツ、ジーンズ、スニーカーと全く垢抜けず。更にちょっと太め。(骨太って感じ) でも格好いいんですよ、これが。当時、このラインアップでのライブは酷評されてたし、公式で発売されてる『モンスターズ・オブ・ロック 83』のパフォーマンスもイマイチだったから期待してなかったけど、結構良かったです。特に『モンスター…』では醜態を曝していたメル・ギャレーの演奏もここではゴツゴツ感がなかなかヨイです。(この人、アルバムではかなりメロディアスなんだけど、何故かライブではゴリゴリ雑音系のソロを弾きたがる) 確かにアメリカでバカ売れした時代に比べれば一般受けしないかもしれませんが、僕としてはイギリス時代(と勝手に呼んでる)のホワイトスネイクはそれはそれでイイものがありました。(というか、この時代に彼らに僕は熱狂的にノメりました) アンコールの「ワイン、ウィメン&ソング」の乗りは最高!ジョン・ロードにシビれまくりです。デビッドが「KISS MY ASS」って歌詞のところで、「KISS MY WHAT?」(何にキスするんだ?)って観客にお尻を向けるシーンは笑えます。
JOE LYNN TURNER [ SLAM ] 2001年10月1日
元レインボー(って既に17年も前の話だけど)のボーカリスト、ジョー・リン・ターナーの最新ソロアルバム。この人、レインボー解散後、可もなく不可もないソロアルバム(僕はまぁ好きかな)を出し、イングヴェー・マルムースティンと結構良いアルバムを1枚、とってもいい加減なライブアルバムを1枚作って次はディープパープルへ。そこで「最低限の仕事はしました」程度のアルバムを作った後はソロで何枚かアルバムを出してます。みなさん、知ってました?多分、世間的にはほぼ忘れ去られた存在の彼が日本人ギタリストと組んで出した2枚目がこれ。一部雑誌では「あのジョーが遂に戻ってきた!」と往年の輝きを取り戻したかのような書き方をしてあるけど、正直な話、辛い。確かにいい曲もあるんだけど、全体的に「何か古臭いなぁ・・・」というイメージが漂う曲が多い。これじゃ、喜ぶのは70-80年代前半のロックが好きな世代だけ。完全にファンのためだけのアルバムで、普通の音楽ファンにアピールする部分はかなり少ない。ちなみにボーナス曲はアサヒ・スーパードライのCMに使われてた「Challenge them all」。さすがボーナストラックだけあって全体の中で浮きまくってるけど、こういうドライブ感のあるハードポップ曲の方が彼は似合ってる。だけどこの曲のドラムって練習スタジオのラジカセで録音したようなヒドイ音なのは何故?
サントラ [ THE BEST OF BOND ... JAMES BOND 007 ] 2001年8月27日
パグ太郎の音楽的出発点は映画のサントラである。家族が映画好きで、家にあった名画音楽全集にハマったのが小学校5年ぐらいだった。で、小学校6年の時に「宇宙戦艦ヤマト」のサントラに続いた買った人生2枚目のレコードが「007大全集」。(いや、2枚目は「スターウォーズ」のサントラだったかも??) そこで英語モノの歌に目覚めたのです。「ゴールドフィンガー」や「ダイヤモンドは永遠に」等など。もう狂ったぐらい聴きました。(しかし小学生のくせにシブいなぁ・・・)
で、唐突に007の音楽が聴きたくなりまして、タワーレコードで早速買ってしまいました。やっぱりエエわ〜。特にお勧めは「サンダーボール作戦」と「007は2度死ぬ」「女王陛下の007」ですね。特にトム・ジョーンズが歌う「サンダーボール作戦」は下手なロックよりヘヴィーでカッコいいです。
WHITESNAKE [ LIVE IN BULGARIA ] 2001年8月
WHITESNAKE名義として今のところ最後のツアーになっている1997年のブルガリア公演の海賊盤ビデオ。と言ってもちゃんとブルガリアで放送されたヤツなんで普通のプロモビデオである。ま、何度もダビングした後のヤツなんで画像はちょっと汚いし、音はモコモコなのが難。
この時は「RESTLSS HEART」発売に伴うツアーで、それまでの「アメリカで売れたアルバムからしかやりません」という時代とは打って変わって懐かしい曲をやりまくってる。なんたって1曲目は「Walking
in the shadow of the blues」ですぜ。他にも「Love
Hunter」「Ready and' willing」「Don't break
my heart again」をやってて涙モノ。ビデオはほぼコンサートを丸々収録してあるようで、二時間近く堪能できる。(新曲を幾つかカットしてあると思う) しかしデヴィッド・カバーデールがオシャレにカッコ良いんだけど、声がねぇ・・・この人、アメリカで馬鹿売れしてからシャウトしながら歌うのにハマってるんだけど、正直「・・・・」。昔の中低音で歌ってる頃の方が100倍良かった。シャウトの声も枯れてて、イマイチだしね。
WHITESNAKEって名乗ってるけど、明かにデビ・カバ+バックバンド。まぁ、ヴァンデンバーグだけは相棒って感じがする。ドラムのデニー・カーマッシも常連と言えば常連。でもあとのメンバーも実力派なので演奏には問題なし。さすがヴァンデンバーグはメロディアスなソロが上手いけど、もう一人のギターはソロに関してやや曲をブチ壊し気味なのが気になった。
最後一人でステージに残って挨拶をしていたデビ・カバがフイにマイクを取り、アカペラで「Soldier
of fortune」を歌うシーンは圧巻。あれはもう涙モン。
MAGNUM [ LIVE FROM LONDON ] 2001年8月
日本ではファンが極端に少ない英国のバンド・マグナムの85年のライブ。当時「ON A STORY TELLER'S NIGHT」でやっと売れ始めた頃でした。パグ太郎はメロディアスな彼らの音楽が好きでCD買い漁ったもんです。場所はカムデンパレスと小さなホールだし、派手な演出もないのでかなり地味ですが、とくかく曲はいいです。残念なことに日本に1度も来ることなく、7-8年前に解散してしまいました。日本では全くといってイイほど人気はなかったので、このビデオも国内発売されてません。でもマジで良いバンドなんで機会があったら是非聴いてみて下さい。
THIN LIZZY [ FARWELL TOUR ] 2001年8月
引っ越したついでに今まで秘蔵していたコンサートビデオを見ることにしました。まずはパグ太郎が一番好きなバンド・シンリジィの83年解散ツアーのビデオ。多分英国のTVで放送したヤツで、当然公式には発売されてない海賊盤です。まぁ、画面状態はイマサンだし、音はコモコモだけど、結構楽しめました。番組は2部構成で前半はラストアルバム「THUNDER&LIGHTNING」のプロモーション用らしく、大半の曲は「THUNDER &LIGHTNING」から。一曲目の「THUNDER & LIGHTNING」から始まり、「COLD SWEAT」「BABY PLEASE DON'T GO」、最後は「SUN GOES DOWN」でお終い。途中に「ARE YOU READY」と「ANGEL OF DEATH」も入ってました。しかしヤク中でボロボロになってるのかフィル・ライノットのボーカルはヨレヨレ。途中からなんとか調子を取り戻しましたが、一曲目の「THUNDER & LIGHTNING」なんてカナリ悲惨でした。そんな中でジョン・サイクスの弾けてること、弾けてること。もう若さ爆発です。後半は「EMERALD」や「それでも君を」なんかのヒット曲大会でしたが、当時のジョン・サイクスはどうもツインのハモリが今一つキマってません。ソロもオリジナリティーを出そうとするあまり、時折、「それはアレンジし過ぎ」って感じでした。でもファンなら見て損のないビデオだと思います。
OZZY OSBOUNE [ ULTIMATE SIN ] 2001年8月13日
発売当初、あまりにオージーのイメージとかけ離れて、チャラチャラした雰囲気だったのでかなり落胆した。「月に吠える」でかなりカッチョいいギターを弾いてたジェイク・E・リーだったが、ここでは「ケ、所詮LAメタル野郎か」「こんなチャラチャラした曲でオージーを歌わせるな!」と想ったものである。そんなせいか、CDでオージーのアルバムを買い直した時もこいつが一番最後だった。
で引っ越しの途中でたまたまCDが出てたのでかけてみた。これがいいんだよなー。メロディーは覚え易いし、バッキングも凝ってるし、そこに個性的なオージーの声が乗ってるからちょっとミスマッチで個性的。昔、駄作の烙印を押した曲が実はカッコ良かったって分かるとなんかとっても得した気分。
YNGWIE MALMSTEEN [ MARCHING OUT ] 2001年7月22日
中古CD屋で投売りされてたので買ってみました。発売は1985年。出た当時、レンタルレコードで借りて聴きまくったもんですが、その時録音したテープも10年ぐらい前にどっかに行っちゃいました。というワケで聴くのも10年ぶり。実はイングヴェイ自体、ここ7-8年、「いっつも同じだなぁ」って感じで新作も聴かなくなってたんです。が、このアルバム、良かったです。この頃のイングヴェイって素直にカッコいい曲たくさん書いてたんですねー。特に「ON THE RUN」なんてメチャクチャいいです。確かに「I am a vinking」なんて曲もありますけど・・・(これは歌詞がねぇ・・・でもシングルだったんだよな) なんか900円でとっても得した気分になりました。
ALCATRAZZ [ STRIPPER ]
奇才ギタリスト、スティーブ・ヴァイが日本で認知されたのは天才イングヴェー・マルムスティーンの後釜としてアルカトラスに入った時でした。最初のステージでは「イングヴェーはどこだー!」「お前は帰れー!」とずーっと罵倒されっ放しでした。(この模様は海賊盤で聞ける。ホント、凄いんだから)
が、彼が参加したアルバム「Disturbing The Piece」が発売されたビックリ。その超絶テクもさることながら、とっても魅力のある曲が一杯だったからです。中でもこのSTRIPPERは、タイトルを見事に表した華やいだ雰囲気がサイコーです。そこにグラハム・ボネットのメタリックな声がカッチョ良く乗ってます。ちなみにシングルカットにもなった「GOD BLESS THE VIDEO」も◎です。
BILLY IDOL [ MONY MONY ] 2001年7月16日
今から10年以上前、ビリー・アイドルは売れてた。パンクな格好で、ワイルドな歌いっぷりなのに、ポップで憶え易い曲がウケてた。そんな彼のヒット曲の一つがこれ。オリジナルではなく、昔ヒットした曲のカバー。友人タコギはよく「ここらで一発、モーニ、モーニー」って替え歌を口ずさんでいたのを思い出す。が、知らぬ間に過去の人になってしまった。確か今月ベストアルバムが出てたなぁ・・・実は最近「VITAL IDOL」っていうアルバムを引っ張りだして聞いているが、これがイイ。あのノリは最高である。息子、桃太も喜んで頭振ってるぐらいだから。
SCORPIONS [ IN TRANCE ] 2001年6月30日
宿敵・大神少尉のHPでちょっとしたブーム(といっても僅か3人だけど)となっているスコーピオンズ76年発表のアルバム。オープニングを飾る「DARK LADY」やノリのいい「ROBOT MAN」等いい曲が揃いまくる名盤。特にタイトル曲である「IN TRANCE]」は時代を超えた超名曲。ドラマティックな展開に哀愁バリバリの旋律と美味しいことこの上なし。正統派のメロディアスロックが好きな人は買って損なナシ?!
WAYSTED [ THE GOOD THE BAD THE WAYSTED ] 2001年6月16日
元UFOのピート・ウェイ(B)とポール・チャップマン(G)が1985年に結成したバンド。(ピート・ウェイはその後UFOに復帰) フィンという野太いダミ声を中心にした骨太のロックを聞かせてくれる。基本はオーソドックスなんだけど、アレンジ等にキラリと光るモンがあって、なかなか好い感じ。特にUFOではマイケル・シェンカーの後釜ということもあってか、イマイチ印象が薄いポール・チャップマンもここでは楽曲に合ったカッチョいいギターを弾いている。うーん、後期UFOのキーボードがチャラチャラした曲では彼を生かし切れなかったってことかな?(でもマイケル・シェンカーが抜けた後のUFOにもいい曲はたくさんあります) このアルバムのハイライトはLAND THAT'S LOST THE LOVEって曲。すげぇーカッコいいです。あとシングルカットされたHEAVEN TONIGHTもなかなかだと思います。
宮川泰 [ 交響組曲 宇宙戦艦ヤマト ] 2001年6月3日
「宇宙戦艦ヤマト」が世間に吹き荒れたのは僕が小学6年生の時でした。当然、ドップリはまりました。当然お小遣いを貯めて、宇宙戦艦ヤマトのサントラ買いました。記憶が定かじゃないんですけど、多分人生で最初に自分のカネで買った最初の3枚のうちの1枚だと思います。ホント、レコードのミゾが擦り切れるぐらい聴きました。翌年劇場で「さらば宇宙戦艦ヤマト」観て大泣きしました。プラモデルも作りました。でもそのうちヤマト自体忘れちゃいました。ハハハハ・・・
で、去年末気紛れでテレビゲーム「宇宙戦艦ヤマト」っつうものを買ってみました。これが期待を裏切るデキの良さ。パグ太郎、ハマりました。そのゲームで使われてたのが宇宙戦艦ヤマトのオリジナルBGM。あー、また聴いてみたいなぁ・・・って欲求がフツフツと沸いてきたのは言うまでもありません。が、どうやらサントラである「交響組曲 宇宙戦艦ヤマト」は数年前にCD化されたものの、現在は廃盤になってる模様。必死にYAHOOオークションで探しましたが、馬鹿がめちゃくちゃなプレミアム付けて売ってることはあるものの、真っ当な価格ではありませんでした。チクショー、俺の青春帰せー!
そしたら今日、たまたま入ったCD屋さんで見つけたんです!再発したのかな?って思ったらやっぱり発売は95年。早速カネのないパグ太郎は桃つに「買ってェ〜、買ってぇ〜」と哀願して買ってもらいました。
いやー、懐かし過ぎる。ア〜ア〜っていう有名なスキャットなんて感動モンでした。確かに古臭いところもあるけど今聴いても結構イイです。みなさん、「さらば宇宙戦艦ヤマト」のサントラCDも探してるので、見つけたら是非教えて下さい。
BON JOVI [ ONE WILD NIGHT : LIVE 1985-2001 ] 2001年5月20日
今月発売されたBON JOVI初の公式ライブアルバム。と言っても彼らの場合、シングルによくライブを入れてたり、ビデオを出してたりするから驚くようなことはない。今回は古い音源も引っ張りだしてきた・・・というのがウリらしい。でも「最近は全然やってないなぁ・・・」というのは85年の「7800°ファーレンハイト」に収録されてた「In
and Out of Love」ぐらい。ま、個人的にはとっても好きな曲なんで嬉しかったですけどね。
このライブアルバム、とにかく音が生々しい。よくこの手のボーカルがグっと全面に出てる音作りはライブビデオではよくあるけど、CDでは珍しいと思う。そのこと抜きにしてもライブの雰囲気がとっても良く出てる。別のライブ用にアレンジをガンガンしてるワケじゃないんだけどね。選曲がバラードなしっていうのも凄い。ロックバンドだぞーって主張してんのかな?だけど唐突なライブ盤の発売、ちょっと勘繰ります。だってライブやベストって契約解消の常套手段だから。やっぱ解散なのかな?
RAINBOW [ GATES OF BABYLON ] 2001年5月13日
パグ太郎にとってのロニー・ディオ時代レインボーの最高傑作。中東系メロディとハードロックがめちゃくちゃカッコ良くブレンドしており、イントロのキーボードからアウトロのバイオリンまで全てがドラマチック。ギターソロも練りに練られているし、起承転結もハッキリしてる。ステージで演奏されなかったせいか、「銀嶺の覇者」や「キル・ザ・キング」ほど取り上げられないけど、「スターゲイザー」と同等ぐらいには評価されてもいいと思う。 このアウトロのバイオリンはブラック・サバスの「ヘヴン&ヘル」のアコースティック・ギターによるアウトロの静寂さに匹敵する。
BLUE OYSTER CULT [ (DON'T FEAR) THE REAPER ] 2001年5月13日
日本ではとってもマイナーなバンド。ま、今のアメリカでもやっぱりマイナーだけど。旬は70年代から80年代半ばにかけてかなぁ。とにかくその頃のアルバムを聴くと結構楽しめる。世の中では一番最初に「ヘヴィーメタル」と呼ばれたバンドだって言われてるけど、ま、結構ポップだし、メガデス辺りと比べればかなりヤワ。が、しかしこのバンド、一聴すると2度と忘れないインパクトがある。クセが強いんだよな〜。そんな彼らだが美しいメロディ(特に「静寂系」。バラードではない)を書かせたら天下一品。彼らの代表作である「死神を恐れるな」って曲のメロディーの美しいこと、美しいこと。パグは彼らのこんな側面にハマって結構アルバム買い集めました。
TOTO [ ISOLATION ] 2001年4月30日
「ロザーナ」と「アフリカ」の爆発的ヒットで一躍トップバンドになったTOTO。その次のアルバムに注目が集まった・・・で、発表されたのがこのアルバム「ISOLATION」。ボーカルも若くて見栄えのいいのに替え、音もかなりハードロック寄りにした結果・・・惨敗。シングル「Stranger in town」は最初のうちこそMTVでよくかかっていたものの、全然お話にならず。TOTOはこの後たまに「そこそこ売れる曲」は出すものの、もはや元の勢いは取り戻せずじまい。が、そんな没落のキッカケとなったアルバムだけど、個人的にはメチャクチャ推します。「売れ筋チャラチャラ」がなくなり、とってもソリッドで良質な曲が一杯詰まってます。「ハイドラ」辺りのTOTOが好きな人は気に入るんじゃないでしょうか?
ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA [ TICKET TO THE MOON ] 2001年4月22日
一般的にELO(ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA)の代表作は「OUT OF BLUE」と「DISCOVERY」である。が、パグ太郎は「TIME」が好きだ。僕がELOを知った高校1年に発売されたアルバム。同じクラスに音楽で進んでいたYというのがいた。彼は「エアロスミスはさぁ〜」「チープトリックなんてね」「レインボーは昔の方が・・・」「AC/DCはボーカルが変わって」なんて当時誰も分からないような話を自慢気にするちょっと嫌味な男だった。その彼が僕に薦めたのが「TIME」だった。彼は「ラジオで聴いたけどあれはいいぞ」と周りに吹聴していた。当時、素直な僕はそういうモンか、と思ったし、実際NHK・FMでエアチェックしてみたら気に入ってしまった。彼はその「TIME」というアルバムを同級生のELOファンの女のコから借りてた。「これすっごくいいんだってね。オレも気に入ってるんだよ」とか何とか言って。Yがその子にぞっこんだったと聞いたのはちょっと後のことだった。ツンとしてるYが女の子に熱を上げ、挙句の果てにELOをダシに使い、それを僕にまで信じ込ませたのには驚いた。ELOをみんなに薦めたのは彼の「遠回しの手段」だったのか・・・
そんなことを除いても「TIME」に収録されてるこの曲は僕の知る限り最上にメランコリックな曲に一つである。今でも車のCDチェンジャーに入っているが、この曲を聴くと高校時代のあの教室の、自慢気に音楽談義をブチかますYを思い出して、ちょっとキュンとなったりするんだなぁ、これが。
BON JOVI [ ONLY LONELY ] 2001年4月13日
BON JOVI達がどうやら好きでない2枚目に収録されてる曲。確か先行シングルにもなってた。とにかくハードロックとしてのBON JOVIのカッコ良さが凝縮されてるのはこの曲なんじゃないかなぁ。とにかく僕は今でも彼らの隠れ傑作の一つだと思ってる。とにかくこのアルバム「7800° FAHRENHEIT」自体、ハードロック色が異常に強く、「Living On a Prayer」のようなコマーシャル色はあまりない。それでも「In and Out Of Love」や「Price of Love」等イイ曲はいっぱいある。試しに聴いてみる価値は大いにアリ。この魅力が早々にBON JOVIから失われてしまったのは悔やまれる。(パグ太郎 4月13日)
鬼束 ちひろ [ INSOMNIA ] 2001年3月18日
一番美しい本は『伊豆の踊り子』、一番清らかなアルバムは『MAXIMUM SECURITY』とついこの間まで確信を持っていたのだが、人生38年目にして一番清らかなアルバムをこの『INSOMNIA』に変更することとあいなった。
人はともすれば”珠玉”という言葉を安易に使用してしまう。しかし、本物の”珠玉”に出会うまでは、おいそれと使ってはいけない言葉である。しかし、あえてわたしは今ここでその言葉を使わせてもらおう。まさしく”珠玉”の一品である。
「わたしの乾いた地面を雨が打つ」
「倒れそうになるのをこの鎖が許さない」
「わたしは鳥になり雑踏を飛んでいく」
あぁ、日本語って深いのね・・・。凡人のわたしにはひっくり返っても頭に浮かばないセンテンス。まさに破滅的な美しさである。 (大神少尉)
大野雄二 [ JAZZ ルパン3世 ] 2001年3月16日
前から欲しかったCD。一昨年「FUNK THE MONKEY」かた始まったルパン3世リバイバルブームに乗った作品。演奏&アレンジが「ルパン3世」の作曲者だから王道といえば王道。以前サンプル盤で1−2曲聴いてシビレて忘れられなくなり、今回買っちゃいました。まさに期待を裏切らない正統派のJAZZです。ルパン3世なんて色眼鏡は全く要りません。艶のあるJAZZと思って真夜中にジックリ聴いて酔いましょう。
アン・ルイス [ KATANA ] 2001年3月7日
パグ太郎が贔屓にする歌姫アン・ルイス嬢。彼女が歌う「モロハードロック」系ノリの曲として愛聴しているのがこの曲。 歌詞もアン・ルイス的世界で◎(ちなみに本人が書いているワケではない) ま、バックメンバーは日本人・外人問わずハードロック畑の人だし、ゲストでジェイク・E・リー(元オジー・オズボーン)が弾いてたりと彼女の基本線はハードロック。まだ聴いたことのない人はベスト第2弾「WOMANISM U」から聴いてみて下さい。最近は音楽活動してないけど、そろそろ彼女の憧れゲイリー・ムーアと共演してくれないか?
椎名林檎 [ アイデンティティ ] 2001年3月7日
椎名林檎の大ヒットアルバム「勝訴ストリップ」に収録されてる曲。このドライブ感はハンパじゃないです。めちゃくちゃなカッコ良さ。歌詞のハギレ良さ、ディストーションで歪んだ音像。何もかもが印象的です。このノリはそこいらのハードロックバンドの比じゃないっすよ、マジで。「勝訴ストリップ」は捨て曲なしの名盤。パグ太郎の超お薦め。誰が何と言おうと最高です。
相川七瀬 [ 夢見る少女じゃいられない ] 2001年3月7日
初めて友達の車の中でこの曲のイントロを聴いた時、「スコーピオンズの新曲?」と思わず尋ねてしまいました。それぐらいこの曲のリフはスコーピオンズしてます。ま、ボーカルが入ると普通の日本のハードポップですが、ギターソロになるとやっぱりハードロックでした。結構上手く融合してると思います。すっごく期待してアルバムを買いましたが・・・アルバムに入ってる大半の曲はイマイチでした。
RAINBOW [ KILL THE KING (LIVE) ] 2001年2月22日
「キルキン」(KILL THE KINGの略)を初めて聴いたのは高校生の頃、それもスタジオ版が最初でした。そん時でさえ「何てカッコいい曲なんだ!」と思いました。が、後に「RAINBOW ON STAGE」(ライブ盤/発売はこっちが先)の「キルキン」を聴いた時・・・ショックでした・・・世の中にこんなにゾクゾクさせてくれる曲があるなんて。ディープパープルの曲でさえ感じたことのないゾクゾク感でした。ハッキリ言います。この曲を聴いて失禁しても全く恥ずかしくありません。オムツしてでも聴きましょう。
SCORPIONS [ WE'LL BURN THE SKY ] 2001年2月22日
この頃のスコーピオンズはカッコ良かったです。泣きもあったし、ロックの魂もありました。深い夕暮れ時の男の哀愁を漂わせるような曲をたくさん書いてくれてました。この曲もその一つです。ギターが替わって、アメリカ指向になっても「禁断の刺青」まではカッコ良さがありました。「あ〜、これこそスコピーだ!」っていうヤツが。が、アメリカで売れた途端、メジャーコードの曲が多くなり、世界平和を歌ったり、薄い髪の毛を帽子で隠したり(これは余分か?)・・・ メンバーにはこの曲を聞いて今の自分達を反省してもらいたいと思います。
GARY MOORE [ SUNSET 〜 PARISIENE WALKWAY ] 2001年2月14日
ゲイリー・ムーアの不遇時代に録音されたLIVEアルバム「GARY MOORE LIVE」に収録されてる泣き泣きのインスト。とにかく聴いて見て下さい。泣きのギターってこういうもんだったのか?今までオレが聴いてきたのは何だったんだ?と思い知らされます。ゲイリー師匠、参りました。 (パグ太郎 2001年2月14日)
GARY MOORE [ CRYING IN THE SHADOW ] 2001年2月14日
知る人ぞ、知る曲。ゲイリー・ムーアの良さ爆発のバラード。彼の美味しいところが集約されてます。が、実はこれ超名盤「WILD FRONTIER」のCDボーナス曲として収録されており、「正規」の曲としては発表されてません。何故かと言うと当時「飛ぶ鳥を落とす勢いだった」(本当か?)日本のアーティスト(勿論自称)・本田美奈子のために書かれた曲だからです。日本題は「愛の十字架」。確かチャートで7-8位ぐらいまでは行ったんじゃないかなぁ?でも彼女はインタビューで「クィーンのゲイリー・ムーアという人に作ってもらいました」と答えてました。(てめぇ、殺すぞ。) ちなみに同時期、彼女はクィーンのブライアン・メイとも共演してます、ハイ。恐るべしジャパン・マネー。
で、「WILD FRONTIER」に収録されてるのはゲイリーさんが自分で歌ってるバージョン。安心して下さい。
THIN LIZZY [ STILL IN LOVE WITH YOU/それでも君を ] 2001年2月14日
僕にとってベストバラード、いやベストソング。これに勝る曲はありません。ただしスタジオ盤「ナイトライフ」に入っているのを聴くと「何でこんな曲をパグは好きなんだ〜?」と思ってしまいます。お勧めはライブ盤「LIVE & DANGEROUS」に入ってるバージョン。ツインギター冴えまくりのバラードです。あー、死ぬ時はこの曲聴いて死にたい!!!ちなみにゲイリー・ムーア師匠がフィル・ライノット御大と80年代にスタジオで録音し直したバージョンもかなりイケてます。こちらも必聴。
ASIA [ GO ] 2001年2月9日
今でも人知れず活動しているエイジア。一応世間に認知されてたのは3枚目の「ASTRA」まで。で、「GO」はそのアルバム「ASTRA」からの最初のシングルカット曲。このアルバム、ギターは最初の2枚で弾いていたスティーブ・ハウではなく、マンディー・メイヤー。バリバリのメタル系ギタリスト。そのせいかこの曲もそれまでのエイジアにないハードさがあって、カッコ良いです。特にギターのリフはモロにハードロック。が、反対にそのせいか、アルバムは全然売れず、エイジアは長らく開店休業状態になってしまいました。その後、一応キーボーディストだけ残して復活したが、もうカネの無駄としかいいようのないアルバムしか作れないバンドに成り下ってます。(現在も活動中) つくづくあのまま4枚目を作ってたらなぁ、と惜しまれる1曲です。
YES [ ROUNDABOUT ] 2001年2月9日
「ロンリーハート」で売れる前の、俗称「プログレ時代」の代表曲。今でもアンコールの定番。でもマイケル・ジャクソンの曲に比べればポップさやメロディの覚え易さは100万分の1以下。でもパグ太郎は大のお気に入り。ライブバージョンはカッコよく、特に曲の最後でアカペラっぽく「ナナナナ、ナーナーナ」ってメンバーがコーラスで歌うパートは最高。絶対素人バンドじゃ真似できません。
SIMON & GARFUNKLE [ A HAZY SHADE OF WINTER / 冬の散歩道 ] 2001年2月3日
サイモン&ガーファンクルと言えば「サウンド・オブ・サイレンス」に代表されるようなフォークロック。歌詞もちょっと意味深なものが多いし。だからロックファンには「カッタルい」と思われちゃうかもしれないけど、この曲を聴けば考えが変わります。メタリカとまではいかないけど、ロックのカッコ良さがあります。勿論本来彼らが持ってるハーモニーの美しさも堪能できるというスグレものの曲です。
もしこのバージョンでも納得できない方はバングルスがカバーしたバージョンを試してみて下さい。それでもダメなら・・・ごめんなさい。でも僕は好きです。
SIMON & GARFUNKLE [ SCARBOROUGH FAIR ] 2001年2月3日
僕が人生で1番美しい曲だと思ってるのがこの「スカボロー・フェア」。最初に聴いたのはSONYのCMでした。本当に心を洗われます。フラれた時とか、彼女が出来た時とか、そんな時に聴くより、何気ない冬の静かな昼間に聴いてみて下さい。
YMO [ SIELD ] 2001年1月27日
これも思い出したように引っ張り出してきたDATに録音されたベスト盤。正直な話、中学生の頃は他の人同様熱中してましたが、「ノリはいいけど深みのないピコピコ音楽だなぁ」と心の片隅で思ってました。が、今回じっくり聞いて、「オレが間違ってました。スンません!」って気持ちになりました。
とにかくビックリしたのはいろんな音楽の要素が詰まってること。ロックやポップスは勿論のことユーロックや、ラテン音楽などが「テクノポップ」という箱の中に上手く料理されて収まってて、彼らが「ありとあらゆる物を取り入れて新しい物を作り出していた」ことが分かりました。今聴いても古臭さはないし、あのセンスは絶対マネできません。「ライディーン」や「テクノポリス」なんてメジャーな曲より、「アブソルート・エゴ・ダンス」「東風」辺りの曲を聴いた方が彼らの凄みが分かると思います。ま、「君に胸キュン」や「体操」でもいいですが・・・
オフコース [ ベスト ] 2001年1月27日
久々にDATを引っ張りだひてきてオフコースのベスト聴きました。10年ぶりぐらいでしょうか?いやー、マジでこれはいいです。昔は「センチなソフトポップス」と思ってたけど、改めて聴くとメロディラインはキレイだし、当然コーラスはバッチリ決まってるし、インスト部分もロックっぽいアレンジがしてあって、ヘタなロックバンド聴くより充実してます。ホントにいい曲ばっかりと感動。「I LOVE YOU」や「時に愛は」「眠れない夜」なんて最高です。
JOURNEY [ ARRIVAL ] 2001年1月14日
JOURNEYの復活第2弾。案の定ボーカルのスティーブ・ペリーは脱退しちゃいました。で、今回新しいボーカルを入れての1作目。さてどう変わるか・・・と心配しましたが何も違和感ありませんでした。S・ペリーにソックリじゃないですが、かなり雰囲気、声質とも似ているボーカルでした。で、曲の方は前回の復活第1弾よりカッコよくなったって気はします。前作は1曲目こそカッコ良かったものの、あとはバラード&AOR大会でしたから。今回はまぁ、比較的ロックしてます。でも正直な話、これだったら昔のJOURNEY(「ESCAPE」前後のやつ)を聴きましょう。やっぱりバンドって時代に乗った勢いってあるんですねぇ・・・
BLACK SABBATH [ THE BLACK SABBATH STORY VOLUME 2 / 1978-1992 ]
これはブラック・サバスのオジー・オズボーン脱退直前からロニー・ジェームス・ディオとの再結成までの映像集。欲しかったんだけどナカナカ手が出ず、ちょっと前にYAHOO オークションで定価の半額で落札しました。で、観たんですが・・・
ジャケットの裏には曲目として11曲書いてあるけど、ちゃんと全編収録されてるのは7曲だけ。残り4曲は多分1分ぐらいしか映像は流れないといったいい加減なもの。あとはギーザ・バトラー、トニー・アイオミ、ロニー・ディオ、イアン・ギラン等の単発的なインタビュー。貴重なのは故コージー・パウエルぐらい。僅か60分だけど結構退屈だった。カネの無駄。ちゃんとしたビデオクリップ集を出して欲しいもんである。 (パグ 12月17日)
MSG [ ROCK WILL NEVER DIE ]
僕が高校生の頃、マイケル・シェンカー・グループは人気絶頂でした。一枚目はロジャー・グローバーがプロデューサーだったし、ドラムは職人サイモン・フィリップスだった。2枚目はドラムがコージー・パウエルになり、元UFOのポール・レイモンドも参加してた。3枚目ではボーカルがグラハム・ボネットになった・・・とマイケル・シェンカー以外にも豪華なメンバーが参加しており、日本公演はいつも盛況だったような気がします。で、そんな彼らの第一黄金期の最後を飾るのがこのライブ・アルバム。今回再発にあたってリマスタリングだけでなく、曲も6曲増えました。その上1800円となれば買うしかないでしょう。で・・・久々に聞いてみると・・ボーカルのゲーリー・バーデン(3枚目以外全部で唄ってる)のヘタさ爆裂。マジで「力強さ」以外何にも取り柄がないどころか、相変わらずカラオケでも60点ぐらいしか出そうもない音痴ブリでした。でも1番オソロシイのはFM愛知の深夜番組で初めてMSGの「武道館ライブ」の「ドクタードクター」を聴いた時のこと。その頃、オリジナルのフィル・モグの歌を「なんかヤル気ないなぁ」と思ってた僕はゲーリー・バーデンの「力強い」バージョンに思わず「カッコいい!」と思ってしまったのです。物を知らないというのはオソロシイことです。 (パグ 12月17日)
THE PHIL COLLINS BIG BAND [ A HOT NIGHT IN PARIS ]
これ渋い。去年これリリースされてたの知らんかった。最近、嗜好がジャズに戻ってるので「これ、ええわー」状態。(多分サイクル的にもうすぐクラッシックに戻る。そうするとROYAL
PHILL PLAYS PHILL COLLINS とか買ってしまいそう。)おっさんがスウィングジャズやりたかったなんて知らんかったわ。ジョージ・デュークのソロが聴ける「PICK
UP THE PIECES」は特にカッコ良かった。
いや、年取ったから嗜好が変わるんではないよ私の場合。小学生の頃クラッシックに始まって以後ジャズ→フュージョン→ブルース→ポップ→ロック→ハードロックとなってぐるぐる回っているだけだから。 (聞かん投資家 11月24日)
ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA [ SHINE A LITTLE LOVE ]
VIRIGIN MEGA STOREでまたCDを10枚も買うてしもた。レコードをかけるのが面倒でついつい安価なベスト盤をたまに買ってしまうのだけど、今日もまた買ってしもた。ELOの2枚組ベストを...
ELOの79年リリースDISCOVERYからのファーストシングルがこの曲だった。あとでシングルカットされた「CONFUSION」や「LAST
TRAIN TO LONDON」のほうが日本ではヒットしたけど、私はそれまでサーカスバンドと思っていたELOを初めてカッコイイと思ったのが「SHINE
A LITTLE LOVE」でした。DISCOVERYのジャケットはELOの円盤をアラブ系の少年が手にして見ているものだったけど、実はジャケットだけで買ってしまい、聞いてるうちに「SHINE
A LITTLE LOVE」が好きになってきた。記憶があいまいなのだがDISCOVERYは79年のビルボード年間チャートでも結果的にかなり上位に入ったのではなかったか?(聞かん投資家 11月24日)
BILLY SQUIRE [ IN THE DARK ]
実はパグ太郎が密かにハマっていたアメリカのロッカー、ビリー・スクワイア。多分、今でも現役だと思うんだけど、やっぱりこの人の黄金期は「Rock me tonight」をヒットさせた80年代半ばでした。個人的に好きなのは大ブレイクする前。特にこの曲がオープニングを飾るアルバム「ハードライダーの美学」は最高。ちなみにこの曲、アメリカンロックにない暗さとメランコリックさがあって◎。確かマドンナの元旦那ショーン・ペン主演の「バッド・ボーイズ」の主題歌でもありました。アルバムに入ってる残りの曲も悪くないだけど、普通のアメリカンロックの域は出てないんじゃないかなぁ。(パグ太郎 11月20日)
UFO [ STRANGERS IN THE NIGHT : EXPANDED VERSION ]
新しいアルバムではありません。昔でた名盤「UFOライブ!」の再発盤です。ただし今回再発にあたって2曲ボーナストラックが追加されました。追加されたのはちょっとマイナーな「HOT 'N' READY」と「CHERRY」です。しかし通常ボーナストラックと言えばアルバムの1番最後にくっつているのが常識。しかしこのアルバム、何と1番最初に入ってるのです!ライナーノーツを読むと当時のツアーでは元々のこの2曲がコンサートのオープニングだったとか。それで再発を期に「当時のコンサートを完全に再現する」ことを目的に「ボーナストラックが頭に入ってる」という反則技が使われてるのです。いやー、これが違和感なくてカッチョいいんですよ。70年代オタクのパグ太郎は涙チョチョ切れる思いです。(パグ太郎 10月31日)
DAVID COVERDALE [ INTO THE LIGHT ]
ホワイトスネイクを完全に解散させたデビ・カバことデヴィッド・カヴァーデールの新作ソロ。今回は「あの才能はどこへ?」ヴァンデンバーグもおらず、どうなることかと思ってましたが・・・ 久々に良いものを聴かせてもらいました。もうハードロックとは言えないかもしれませんが、良いロックアルバムです。パープル脱退後に作った2枚目のソロと「トラブル」の頃のホワイトスネイクの頃の彼が堪能できます。あの頃のデビ・カバが好きだった僕にもうクーって感じ。1曲目のインスト(何とデビ・カバがギター弾いてる!)から繋がる「RIVER SONG」はすごくイイ曲だし、「DON'T LIE TO ME」は久々のホワイトスネイク系のロック・ポップでした。カッチョいいホワイトスネイクがいなくなったのは惜しいけど、このままでもいいです。(でもヴァンデンバーグはいらないよ)
SHARK ISLAND [ LAW OF THE ORDER ]
1980年半ばぐらいからアメリカ西海岸を中心に起こった「LA メタルブーム」。モトリークルーやRATT(今はどっかに行ちゃったけど)なんてMTV常連の大物バンドから聴くに耐えられないクズバンドまでネコも杓子もレコード(CDではない)を出せたイイ時代があった。そんな中でデビューしたのが「苦節ウン年」のシャークアイランド。ライナーノーツには「XXという有名バンドにいる○○も一時在籍」とか「地元ミュージシャンの間ではかなり名のしれた存在だった」というクズバンドを庇うお決まりの謳い文句が散りばめられてるが、内容はクズじゃありませんでした。中古CD屋で買ったのは偶然だったんですが、一曲目の「PARIS CALLING」からトリコになってしまいました。カテゴリー的にはロックなんだけど、脳天気型ではなくちょっと憂いがある感じ。(泣きではない) メロディーラインもクセがあって「変な感じ」がするし、ボーカルは変な歌い回しだし・・・あ、誉めてる気がしないなぁ。でも本当にいいです。バンドはアルバム発表後、日本公演もやったんですが、その後音沙汰ありません。あ〜あ。
THE BEATLES [ HELTER SKELTER ]
ビートルズを真剣に聴き始めたのは遅かったです。レンタルCD屋で「ホワイトアルバム」を借りたのは社会人になってからです。その時、1番最初に聴いたのがこの「ヘルタースケルター」。理由はモトリー・クルーやVOWOWがカバーしてるのを知ってたからである。(聴いたことはなかった) いやー、カッチョ良かったですね。まさにハードロックでした。歌詞も破滅的で、とっても好きです。バッキングのリフのヘヴィーでカッコいいし。ちなみに「ホワイトアルバム」には「バースデイ」っていうやっぱりキレてる曲も入ってます。どちらもボーカルはポール・マッカートニー。シャウトがすげぇサマになってます。
THIN LIZZY [ ONE NIGHT ONLY ]
ジョン・サイクスがやってる「フィル・ライノット追悼」再結成シンリジー・ツアーのライブ盤。1回きりなら誉められるんだけど、この人94年からことあるごとにやってるんだよね。ヨーロッパやアメリカもツアーしたみたいだし。このままだと「売名行為」って言われちゃうよ。
さて「ただのナツメロ大会」、「昔の曲を今の録音技術で再現してるだけ」と思って買ったが(シン・リジーファンとしては買うしかないでしょう)、いざ聴いてみたら新しいアレンジとかしていて意外に楽しめた。特に「SUN GOES DOWN」のバッキングのアレンジは絶品。この1曲だけでもマニアは買う価値アリ(?)(パグ太郎 9月4日)
PRETTY MAIDS [ ANYTHING WORTH DOING IS WORTH OVERDOING ]
PRETTY MAIDSの新作を半年遅れで聞いた。いつものPRETTY MAIDS・・・安心できると言えば安心できるし、マンネリと言えばマンネリ。結構イイ曲書くし、今回も覚え易い曲が何曲も入ってる。確かに70ー80年代のレインボーやマイケル・シェンカー・グループで育った世代には美味しいバンドだと思う。でも新作を買う理由ってあんまり見つからない。初期の3枚ぐらいを持ってれば十分かもしれない。好きなバンドなだけどさ。(パグ太郎 9月1日)
DEF LEPPARD [ RETROACTIVE ]
デフレパードが「ヒステリア」と「アドレナイズ」の間に出した「未発表曲集」。でも資料を読むと大半がボツ曲らしい。が、これがとっても良い。甘ったるいポップに成り下ったこの頃のアルバムよりハードロックしていてカッチョいい。なんでボツにするかね?特に「Ring of fire」や「Dessert Song」は名曲でっせ。(パグ太郎 9月1日)
IRON MAIDEN [ BRAVE NEW WORLD ]
ブルース・デッキンソン&エイドリアン・スミスが復帰したアイアンメイデンの最新作。僕は聴いてないんだけど、友人TSUTAの話によるとブルース・デッキンソンの後任ブレイズ・ベイリーが歌った二枚のアルバムは本当に酷いデキだったとか。スタジオ録音なのに音外れまくってたとか言ってた。あの伝説のゲーリー・バーデン(元MSG)だってスタジオでは「それなり」だったのにね。(でもライブは笑えたなぁ)
というワケでブルース復帰作の期待はメチャクチャ大きかったワケです。
さて音楽誌でも「完全復活」「メイデン史上に残る傑作」とベタ誉めの新作。パグ太郎、そんな批評に踊らされて生まれて初めてアイアンメイデンのアルバムを発売1ヶ月以内に買いました。で、感想。確かに悪くないです。ブルース・デッキンソン時代の中でも上位のデキだと思います。しかしやっぱり「良く出来たヘビーメタル」であって、1枚目2枚目の個性的なパワーは今回も出てません。あの2枚を越すのは無理なんでしょう。
ま、正直なところ買って損はないです。ワケのワカンナイ新人バンドに金払うんだったらこのアルバムです。「ブルース・デッキンソンの復活!」という期待には十分応えてますが、目新しいものはほとんどないです。もうメイデンも定番なんですね。(パグ太郎 7月27日)
MOTLEY CRUE [ LIVE : ENTERTAIMENT OR DEATH ]
正直告白します。モトリーの熱心なファンじゃありません。持ってるCDといえばベストアルバム「DECADE OF DECADANCE」だけです。ヴィンス・ニールのソロツアーは見に行きましたが、モトリー自体は見たことありません。勿論、カッコいいと思います。でも「ライブはド○タ」という話をよく耳にするので、この前発売になったこのライブ盤なんて「フン、興味ないわ」って感じでした。でもハワイで1800円(ちなみに2枚組)でセールをしてたので「ま、笑い話に」という程度に買ってみたんです。家で聴いてガーン!かっこ良過ぎる!特に1枚目の10曲目に収録されてる「STARRY EYES」には感動しました。演奏第1主義のアルバムではないですが、みなさん持っていて絶対損はないです。買いましょう。 (パグ太郎 7月12日)
DEF LEPPARD [ PHOTOGRAPH ]
確か、DEF LEPPARDってGIRLとかIRON MAIDENとかのネオヘビメタ世代で、MUSIC LIFEが特集で一括りにしていた記事を高校生の頃読んだ記憶があった。皆、本国UKでしか売れてはいなかったけど(GIRLはJAPANと同じ理由で日本だけ?)、デフレパは「PYROMANIA」ぐらいからアメリカでも売れたんだっけ?それはさておき、私がLPで持っている唯一のデフレパは「PYROMANIA」なんでやっぱりこの曲が一番かな。(聞かん投資家 6月25日)
THE ALAN PERSONS PROJET [ I ROBOT ]
その後の「TURN OF A FRIENDLY CARD」も「EYE IN THE SKY」も大好きだが、最初は中学1年の時、ビルボードで結構上位に入っていたから取り敢えず聴いてみようかぐらいの気持ちしかなかった。「これはいったいどういうジャンルの音楽なんだ?」と始めは馴染めなかった。けれど......だんだんのめり込んでしまった。(聞かん投資家 6月25日)
ROXY MUSIC [ SAME OLD SCENE ]
ROXY MUSICは76〜79年頃、グループとしては活動を休止していた。だから中学時代は「LOVE IS THE DRUG」でさえクラシックと化していた。80年に「FLESH &BLOOD」がリリースされたときは衝撃的だった。ヘビメタ中学生がY'sやコムソンがカッコイイと思う高校生へと宗旨替えするきっかけとなった。(聞かん投資家 6月25日)
BON JOVI [ RUNAWAY ]
伊藤麻衣子が神主の娘で不良少女に転落し、それから更正する...まあ内容は覚えてないけど、日本人の女が「RUNAWAY」のカバーヴァージョン歌ってて、この番組のテーマ曲になってなかったっけ?だからポップスかと思ってたんだよな...「LIVIN' ON A PLAYER」がヒットするまで。(聞かん投資家 6月25日)
WHITESNAKE [ HERE I GO AGAIN ]
VIDEO CLIPがデビカバ所有の2台のJAGUARのボンネットの上で体操選手のように踊る彼の嫁さん(だったっけ?)のパンツが見えたことで有名になった(?)。「LIVE AT HAMMERSMITH」のLPを持っている私がこの曲をあえて挙げることは、これ以外に理由は無い。「GREATEST HITS」に入っていたRADIO MIXはデビカバのイメージじゃないんで、止めて欲しかった。(聞かん投資家 6月25日)
SCORPIONS [ THE ZOO ]
「THE ZOO」はイントロのツインギターの音が左右のスピーカーから順番に出てきてカッコイイ。「VIRGIN KILLER」程直接的では無いが、ジャケットが卑猥な想像を掻き立てる「ANIMAL MAGNETISM」。私が買った唯一のSCORPIONSのLPである。80年当時、何故このジャケットが卑猥なのかすぐにピンと来なかった。私も純情だった。(聞かん投資家 6月25日)
CHICAGO [ 25 OR 6 TO 4 ]
この曲は70年の「CHICAGO U」に入っていた。オリジナルは当時のCHICAGOらしい軽いアップテンポのブラスロック。しかし当時6歳の私は10年後ぐらいに追体験でしか聴いていない。それが86年の「CHICAGO 18」でリメイクされた。こちらはスローテンポのヘヴィなもの。でもわたしゃこっちが好きざます。(聞かん投資家 6月25日)
BOSTON [ A MAN I'LL NEVER BE ]
「スターウォーズ」の映画一作目公開、初めて女の子とデートしたこと...、この年はいろいろ思い出が多かった。中学2年だったから受験のことも考えずにお気楽にしたいことをしたいままにやってた。「DON'T LOOK BACK」がリリースされたのもこの年。これを聴くとその頃の懐かしい思い出が...。(聞かん投資家 6月25日)
AC/DC [ BACK IN BLACK ]
浪人中だったかな?「FOR THOSE ABOUT TO ROCK」リリース直後の来日公演を大阪フェスティバルホールに聴きに行ったのは...。その時一番盛り上がったのが「HIGH WAY TO HELL」とこれだった。今でもこれを聴くと手に力が入ってしまう。(聞かん投資家 6月25日)
JUDAS PRIEST [ EXCITER ]
私が唯一買ったはずのJUDAS PRIESTのライブLP「IN THE EAST」。この間探したらLPラックにない?どこへ行ったんだろう?確かボナースEPが付いてたやつ...だったけ?危険な趣味があったのかと誤解されて、嫁さんに捨てられたのかな?(聞かん投資家 6月25日)
RAINBOW [ DETH ALEY DRIVER ]
当時「新ハイウェイスター」ともてはやされた「闇からの一撃」のオープニングを飾る疾走ナンバー。あの頃聴いても、今聴いても、どう考えても「ハイウェイスター」の焼き直しで、とっても嫌いな曲。リッチーも当時久々にアドリブじゃなくて考えられたメロディーを弾いてるんだけど、それが余計に「ハイウェイスターの栄光よ、もう一度」って印象を強くする。でもジョー・リン・ターナーってこういう曲似合わないんだよね。まるでアイドルがたまに力んでカッコいい曲を歌ってるって感じ。次のアルバムに入ってる「STRANEDED」みたいなブルージなカッコいい曲はバッチリ合ってるだよね。やぱりこういう曲はギランに限る。
大体、このアルバムの最後に入ってる「EYE OF
THE FIRE」もロニーディオが歌ったらハマりまくりの中近東系ハードロックなのにジョー君が歌ってるから、まるで「レインボーの昔の曲をカバーする高校生バンド」みたいになってる。悲しい・・・でもこのアルバム、アメリカではレインボーの中で1番売れたんだってね。ま、「STONE COLD」入ってるから仕方ないか。(パグ 6月24日)
BON JOVI [ CRUSH ]
5年ぶりの新作。既に雑誌などで伊藤正則氏が「久々にポジティヴなBON JOVIが戻ってきた」と絶賛した作品。でCDプレーヤーにかけると「???」って感じ。いつもの覚え易いメロディラインもあるし、曲自体は相変わらず高品質だけど、ただオープニングの「It's My Life」から歌詞の内容からして「そんなにポジティブ?」って感じ。うーん、やっぱり「KEEP THE FAITH」からBON JOVIって変わったんだなぁ、もう「LIVING ON A PRAYER」の頃には戻らないんだろうなと実感。アルバム全体を通すと年々昼間の喧騒よりも夜の静寂の方が似合うバンドになってきたのかも? 個人的には今の僕には今のBON JOVIが合ってます。きっとこれも愛聴盤になることでしょう。(パグ 6月3日)
ALICE COOPER [ POISON ]
発売当時(89年)、巷では「アリス・クーパーって誰?」っていうほど忘れ去られた存在だった。この数年前から「13日の金曜日シリーズ」に曲を提供したり、キップ・ウィンガー(後のWINGERを結成)など若手ミュージシャンを登用したりして復活を狙っていたアリス・クーパーが全米トップ10に送り込んだのがこの曲。これでアリス・クーパーは完全復活。ツアーも大盛況。遂に日本にまで来てしまいました。70年代に売れてた頃でも来日したことがなかったのではないでしょうか。(勿論、観に行きました) とにかくこの曲を始めとしてアルバム「TRASH」に収録されてる曲はどれもポップで良質。アメリカン・ロックの名盤です。でもアリス・クーパーはこの後、再び失速するんですが。(パグ 5月28日)
BON JOVI [ THESE DAYS ]
一番僕が評価するBON JOVIのアルバム。でも世間的な評価は一番低く、「SLIPPELY WHEN WET」以来、一番売れなかったらしい。BON JOVI本人も「あのアルバムは暗くて、イマイチ」と言ってるけど、どうしてかなぁ・・・逆に能天気さが消えてとても落ちついた雰囲気で、奥の深さを感じさせる名盤に思えるんだけど。ただジャンル的に言うとポップスでもハードロックでもなく、純粋のロック。どっちかというとビリー・ジョエルに近いかもしれない。歌詞も意味深なものが多くて◎。個人的には「THESE DAYS」「SOMETHING TO BELIEVE」「LIE TO ME」という曲がイチオシ。でも発売当時(95年)、結構僕も暗い性格だったから、マッチしたのかも???(パグ 5月28日)
ANTHEM [ LOVE IN VAIN ]
80年代日本メタルブームの末期に登場したANTHEMの名曲。最近、当時は許せなかった「日本語のメタル」もめっきり愛聴するようになった。コスモポリタンに一歩づつ近づきつつあるのだろうか?とにかく僕がANTHEMを知ったのはつい近年発売されたベスト盤。「BURRRN」でも良くホメてたし買ってみるか、程度のノリだった。いやーハマりました。アルバム全部揃えちゃおうかなって考えるぐらい。ちなみに彼らはボーカルに元レインボーのグラハム・ボネットを迎え過去の名曲をレコーディングし直し、先月先行シングルを発売した。そのシングルの中にこの曲が入っていたので買ってしまったが、正直な話オリジナルの方が40倍ぐらい良かった。ちなみに勿論グラハムは英語で歌っている。過去に「オハヨー、トキオー!」って歌ったことがあったけど。(パグ)
VOW WOW [ SOMEWHERE IN THE NIGHT ]
80年代に日本から欧州に飛び出したバンド。このバンドのボーカル・人見元基はまさに日本人離れの超絶。英語も上手かった彼の加入後、VOW WOWは急速に英語の歌詞が増え、聴いてるだけだと洋モノバンドと勘違いしてしまうほど上手いバンドだった。勿論、曲作りも上手い。その中でお薦めはやはり後期3部作。その中でもアルバム「V」に収録されていたこの曲は出色のデキ。日本人がカッコいいと思う要素がみんな詰まってる気がするのは僕とTSUTAだけかなぁ? (パグ)
ANDY TAYLER [ NIGHT TRAIN ]
元DURAN DURAN、現有名プロデューサーのファーストソロアルバムに収録されてる曲。確かDURAN DURAN脱退直後に出した最初で最後のオリジナル曲の入ったアルバムではなかったでしょうか?とにかく前編ポップなのにカッコいいです。シングルになった「I MIGHT LIE」も良いですが、アルバム後半に収録されてるこの曲、渋くて◎。ちょっと後期BON JOVI系がよくやるブルーズっぽい雰囲気があるけど、だけど彼らほど露骨にブルーズっぽくないのがイイ。とにかく良い意味でのポップスとロックの合いの子です。 (パグ)
QUEEN [ INNUENDO ]
フレディ・マーキュリーが生きている間に発表された最後の作品のタイトル曲。実は僕がこの曲を最初に聴いたのは「フレディ・マーキュリー・トリビュート」というライブ映像でした。このライブは「フレディを追悼しよう」というコンサートなんですが、ハイライトは何と「残った3人のQUEEN + 豪華ゲストボーカル」でした。その中で暗転したステージにこの曲の重厚なイントロに合わせて登場したのは「いつも皮肉なワガママおやぢ」ロバート・プラント御大だったのです。いやー彼が歌う「INNUENDO」はまさにレッド・ツェッペリンでした。ホント、僕はプラントのツェッペリン味の新曲だとマジで思ったぐらいです。で、数日後、原曲を聴くと「うーん、やっぱりQUEEN」。本当に不思議な曲です。ちなみにプラント御大はその後「愛をいう名の欲望」を歌いましたがやっぱりハマってました。(パグ)
GARY MOORE [ 夜明けの誓い ]
ゲーリー・ムーアが世界的にブレイクするきっかけとなったアルバム「大いなる野望」からの第1弾シングル。当時の洋楽番組でも頻繁にかかってました。ピアノの美しいイントロ、憂いのある綺麗な唄メロ、覚え易いサビ・・・とヒットする素材の揃った曲でした。が、僕は好きじゃありません。悪い曲じゃないんだけど、ヒット狙いっていのがミエミエっていうのが嫌です。(勿論、気のせいかもしれませんが) 同じような理由で「エンプティールーム」も愛聴曲にはなりません。この人、普通に書いてる曲の方が「割り切れてて」良いと重いんですが・・・あ、それでもこの曲のギターソロは好きです。ゲーリーはそれだけ聴いてればいい??(パグ)
A.S.A.P [ LION ]
ASAPといっても日本のバンドじゃありません。知る人ぞ、知るアイアンメイデンのギタリスト/エイドリアン・スミスのソロプロジェクトです。よくある話ですが、全くアイアンメイデンとは違う、メロディアスロック。ま、メチャクチャいい曲はなかったけどこの「ライオン」のように「実はお気に入り」的な曲ばかりです。どっちかというとこじんまりした感じがします。「こんな曲をやりたいんだったら何でメイデンにいるんだろう?」と思ってたら案の定、ソロアルバム発表後エイドリアン・スミスはメイデンを脱退しちゃいました・・・(最近復帰) (パグ)
RATT [ YOU'RE IN LOVE ]
一般的にRATTって言えば「Round And Round」でしょう。確かにあの曲は覚え易いし、ノリはいんだけど、僕としてはいきなりボーカルから始まるこの曲が好き。何が違うのかはっきり言えないんだけどねー。リフもシンプルで◎です。(パグ)
LED ZEPPELIN [ ACHLES LAST STAND ]
ツェッペリンって偉大だと思います。でもパープル贔屓の若かりし頃の僕には「分かり易い」ものは多くなかったです。まぁ、1枚目、2枚目はアルバムとして「カッチョいい」と思っいましたが、3枚目以降はメタル小僧の僕には<天国の階段>を除けば「いいんだか、何だか」というものばかりでした。しかし後期の傑作といわれる「プレゼンス」の一曲目を飾るこの曲には本当にブッ飛ばされましたね。もうHR的にメチャクチャかっこ良かったです。相変わらず他の曲は「いいんだか、何だか」でしたが・・・とにかく僕にとってこの曲こそが何よりもカッチョいいツェッペリンなのです。(パグ)
DEEP PURPLE [ SMOKE ON THE WATER ]
第2期パープルフリークの私としてはどうしてもこの曲にこだわらないわけにはいきません。テイクはスタジオではなく、MADE IN JAPANの方です。ミディアムテンポの曲ながら、ライヴではかなり攻撃的でカッチョイーアレンジになっています。ひょっとして冷静なのはイアン・ペイスだけではないかと思うのですが、(それでもこの頃の彼のドラミングはかっこええデス。)イントロのロジャー・グローバーのベースが入ったところで、まずスタジオとは違うぜ、という迫力がうかがえます。後半のジョン・ロードのソロも鬼気迫るものがあります。最近、完璧版なるものが私の知ってる限りでは2種類ほどリリースされたようですが、やはりこの最初のテイクが一番ですね。実は私がロックに目覚めたきっかけの曲であります。(某地方百貨店勤務のT改めTSUTA)
DIO [ KING OF ROCK'N'ROLL ]
これがカッコいいロニー・ディオの最後じゃないでしょうか?これ以降(1985年)、「買った人みんなが損な気分になる」アルバムを連発するさ迷える騎士になってしまいました。3枚目のアルバムからは彼がヒットさせようと一生懸命努力した「ROCK'N'ROLL CHILDREN」を選んであげるべきなんでしょうけど、個人的にはやっぱこの曲が好きです。しかし同じアルバムに「KING OF ROCK'N' ROLL」と「ROCK'N'ROLL CHILDREN」と日本の高校生でも考え付くような、ちょっと恥ずかしいタイトルを2曲も入れてしまうというセンスはちょっと・・・(まぁ、WHITESNAKEもその昔、アメリカ市場狙いということで「ROCK'N'ROLL ANGEL」と「DANCING GIRL」なんて分かり易い曲をB面に2曲立て続けに入れたことがありました。それも何か違うような気が・・・)(パグ)
BLACK SABATH [ TRASHED ]
どうして僕はいつも世の中で評判の悪いアルバムが好きなんだろうなぁって悩みます。これも世の中では「あのアルバムはなかったことに」的扱いを受けてるアルバム「BORN AGAIN」のオープニングを飾るスピードチューン。(とうほど速くないけど) なんたってボーカルはあのイアン・ギランですから。まさに僕が推したいのがミスマッチの魅力。個人的には世間で名曲と言われてる「ネオンの騎士」より個性的だと思うんですけどね。あ、でもやっぱり普通の人は「ネオンの騎士」(「ヘブン&ヘル」に収録)から聴きましょう。(パグ)
DOKKEN [ KISS OF DEATH ]
黄金期ドッケン最後のアルバムの冒頭を飾る名曲。前のアルバム「UNDER LOCK AND KEY」のように代表曲はないけど、「BACK FOR THE ATTACK」にはメチャクチャにハードなギターが一つ間違うと「右から左に流れる」ボーカルを引き立てて、とっても攻撃的でいてメロディの憶え易い曲が満載。ホント、もうこんなに微妙なバランス感覚のハードロックって生まれないだろうな。ドン・ドッケンはこの後、独裁的なバンドでソロ活動するけど、イエスマンばかりと作る彼の曲は聞き易いんだけど、「右から左」のデキ。要は声以外個性がないってこと。(パグ)
WHITESNAKE [ MISTREATED(1) ]
これ、ちょっと反則です。どうしてかって?それはですねぇ、WHITESNAKEが演奏する「MISTREATED」は「ライブ アット ハマースミス」とこれまたイマイチ評判のよくないライブアルバム(でも僕は大好き)に収録されてるんですが、あれのことではなくBBCなどで放送された「イアン・ペイスのいる」WHITESNAKEのライブ。とにかくカコいい。ハッキリいいます。DEEP PURPLEのオリジナルやRAINBOWのバージョンよりいいです。ジョン・ロードのイントロがとにかく泣かせます。イアン・ペイスも滅茶カッコいいぞ。(パグ)
WHITESNAKE [ MISTREATED(2) ]
WHITESNAKEの「MISTREATED」が全てカッコいいわけではありません。現在ビデオで発売されている「DONIGTON LIVE」は名盤「SLIDE IT IN」録音中に出演したモンスターズ・オブ・ロックの映像。ドラムは故コージー・パウエル大先生。でもギターがとてもショボイ。作曲者としての実力はあるものの、即効演奏のセンス・ゼロのメル・ギャレーがプレイしてる。ちなみにMCでデビ・カバは「これが最後のMISTREATED」と言ってるんだけど、これが最後じゃねぇ・・・とにかく彼はソロパートでもひたすらコードを掻き毟ってるだけの面白みゼロのパフォーマンス。確か伊藤セイソク明神も「あれはヒドイ」と書いてらっしゃった気がする。後にデビ・カバは「最後」発言を撤回。90年半ばの「ベストアルバム」ツアーで1番・2番だけを(要はギターソロの手前まで)適当に誤魔化しながら歌ってた。(パグ)
YNGWIE MALMSTEEN [ MOTHERLESS CHILD ]
いや、「インギーはやっぱインスト」「曲の完成度は3枚目」「ジョー・リン・ターナーとの共演は良かったゾ」などいろいろなことが言われていますが、僕が推すのはほとんど評価する人がいない「ECLIPSE」に収録されてるスピードチューン。ま、この曲だけは誉める人もいるようですが。とにかく「上手くて高い音は出るんだけどルックスとパフォーマンスは今サン」のゲラン・ヨーマンが似合う数少ない曲。この人、基本的に「魅力的に歌う」ことが出来ないんだけど、この曲はそんなことあんまり関係ないからGOOD。とにかく疾走感バリバリでドライブに似合うなんてレベルじゃなくて、120キロ以上出さないと似合わない。ちなみに「ECLIPSE」以降のインギーは聴くだけ無駄だと思います。(パグ)
METALLICA [ BATTERY ]
衝撃。この言葉にまさる具体的な表現をわたしは思いつかない。当時わたしは20歳の大学生(だったと思う)。当時まだなんとか「お洒落」っぽかったイタトマでイチゴムースを食していたわたしの耳にいきなり飛び込んできたのがこの曲だった。
まだまだスラッシュ・メタルという単語が一般に知られていない時代(えっ、今も?)に、わたしに「スラッシュとは如何にあるべきか?」について明快な答を与えてくれた一曲である。グラミー賞なんかもらってしまったもんでへんに「まとまって」しまった感のある最近のアルバムはあまり好きにはなれないが、それでも彼らを愛さずにはいられないちょっとセンチなわたしであ〜る。(CHERRY
BOMB)
JUDAS PRIEST [ KILLING MACHINE ]
当時わたしは17歳、バリバリのフォーク少年でした。そんなわたしが、思わす瀬衝動買いに走りその後の「人の道」の歩み方を誤らせた諸悪の根源とも言える(笑)一作です。実は数ヶ月前から小遣いを貯めて、「かぐや姫FOREVER」を買おうと思っていたのですが、店頭にあったこのアルバムのジャケットがあまりにも衝撃的・・・加えてメモっって帰ったアーティスト名が訳してみると「ユダの聖職者」・・・・なにもかもがわたしの心の琴線をかき鳴らしふと気付くと当初のお目当てとは似てもにつかないこのアルバムを夢遊病者のように店主に差し出す自分がいました。(CHERRY BOMB)
MSG [ ASSAULT ATTACK ]
初期MSGの中でやっぱり影の薄いアルバム。唯一まともなボーカルが聴けるアルバムなのに。(このアルバムだけグラハム・ボネット) 一曲目の「ASSAULT ATTACK」から「凄み」っていうんですか?そんなカッコよさバリバリ全開です。あとイチオシは「DESERT SONG」。これは絶対聴いてください。「暗くて、重い」けど日本人が好きなマイナーメロディーテンコ盛りです。シングルカットになったポップ調の「DANCER」は、もしチャンスがあればボーカルをゲーリー・バーデンに差し替えたシングルバージョンと聞き比べてみてください。ホント、笑えます。ただゲーリー・バーデン版は入手困難ですが。(パグ)
BLUE MURDER [ BLUE MURDER ]
ブロンドとミラーのピックガード付き黒レスポールで有名なジョン・サイクスがホワイトスネイク脱退後に結成したバンド。いやー、カッチョいいです。特にカーマイン・アピスとトニー・フランクリンのリズムが最高。ジョン・サイクスのリードボーカルも◎。曲もメロディアスで良いです。(でもアメリカでは売れないです) まさに名盤。(パグ)
BLUE MURDER [ NOTHING BUT TROUBLE ]
一作目より評価の低いアルバム。確かに方向性はちょっとアメリカンになってるけど、そんなに悪いかなぁ?個人的には一作目より聴き込んでたりします。まぁ、「正統ブリティッシュ」的なカッコよさは前作に負けますが、メロディーの憶え易さや、ギターのメロディの練りこみ方はこっちの方が上のように思えます。能天気ではないですが、ポップです。(パグ)
DEEP PURPLE [ COME TASTE THE BAND ]
リッチー第1回目脱退後、トミー・ボーリンを迎えて作られた唯一の作品。D・カヴァーデールとG・ヒューズの歌が結構良く、はっきり言ってギター中心ではなく唄モノ。リッチーのいた頃とは全然違う印象だけど曲は覚え易くていい。でもどの批評でも「ディープパープルのアルバムの中でお金が余ったら最後に買えばイイ」的扱いを受けている。最後に買うなら「紫の肖像」だと思うんだけどね。(パグ)
THIN LIZZY [ RENEGADE ]
黄金期のシン・リジィの中で最も評価の低いアルバム。でも「チャイナタウン」よりいいと思うんだけどなぁ。1曲目の「エンジェル・オブ・デス」はメチャかっこいい。ただメタル度では「サンダー&ライトニング」に負けるけど。(パグ)
TYGERS OF PANG TAN [ SPELLBOUND ]
80年代イギリスの隠れた名盤特集の時によく登場するアルバム。ギターはこれがデビューのジョン・サイクス。確かに1曲目の「ギャングランド」にはカッコイイと思わせる部分はなきにしもあらずだけど、そんなにイイ曲か??全体的にそこそこメロディが覚えやすい曲は多いけど、「だったら他に聴くバンドはあるだろう?」的な完成度。嫌いじゃないけど、そこまで推す価値はない。(パグ)
OZZY OSBOUNE [ SPEAK OF THE DEVIL ]
同じタイトルのCDもあるけれど、僕が推すのはビデオ版。ブラッド・ギルス、ルディ・サーゾ、トミー・アルドリッジ、ドン・エイリーという面子。CDと違ってほとんどオジーの曲で構成されている。ブラッド・ギルスは「なんでオジーのコンサートには女の子がいないんだぁ!」と叫んでナイトレンジャーに去ったらしいが、彼のギター及びアクションは「メタル魂」以外なにものでもない。かっこいいゾー!(パグ)
JEFF BECK [ I CAN'T GIVE THE LOVE I FEEL FOR YOU ]
この曲がモータウンのカバーだと知ったのはずっと後なのですが,、文句なく素晴らしいのはクライブ・チェイマンとコージー・パウウェル(!)のリズム・セクションの気持いい16ビート(!!) はっきり言ってダイアナ・ロスが歌ってるヤツより一億倍はカッコいい。この演奏が永遠に続けばいいと感じる瞬間ですね。 (猫舌堂)
JEFF BECK [ IT GETS US ALL IN THE END ]
「FLASH」に収録されているl曲で、その時のツアーのオープニングを飾った曲。ただのロックというには激しい作品。とにかくジェフ・ベックがオヂサンになってもこんな「熱い曲」をやってくれるのが嬉しい。キメのリフを弾くワケでもなく、ただ気ままにギターソロを流している気もするがまたそれも美しい。自分でほとんど曲を書かないのにどんなスタイル曲でも自分の曲にしてしまう彼は凄い。(パグ)
PRETTY MAIDS [ LIVE ]
本当に最初のPRETTY MAIDSは80-90年にハードロックを聴いた世代の琴線に触れる作品を作りつづけている。特に初期の作品はカッチョいい。このライブは90年半ばに発売されたものだけど、初期の名曲を押さえている。「BACK TO BACK」と「YELLOW RAIN」「SAVAGE HEART」はこれこそメロディアスメタル。 (パグ)
PAT BENATAR [ BEST SHOT ]
ベスト盤だからちょっと反則。でも聴いて欲しい。パット・ベネターと言えば「SHADOW OF THE NIGHT」「WE BELONG」「INVINCIBLE」なんかでポップスターのイメージがあるけど、ベスト盤を聴いたらメロディアスハードロックてんこ盛り。「HEARTBREAKER」や「HELL IS FOR CHILDREN」なんてそこら辺のロックより400倍ハード。かっこいいギターとかはないけど、全然ヤワじゃない。 (パグ)
IRON MAIDEN [ KILLERS ]
人によれば「ファーストアルバムこそメイデン」「ブルース・ディキンソン初加入作 NUMBER OF THE BEAST が一番」という意見もあろうが、僕にとってはやっぱり2枚目のこれが最高。ブルース加入以降の「メロディの分かり易い」メイデンより、やっぱり「奇妙な展開の曲をパンク野郎がガナってる」方がインパクトがあって個性的だったな。(パグ)
HEART [ BARRACUDA / IF LOOKS COULD KILL / BLACK ON BLACK U ]
HEARTっていうと「NEVER」以降の女性ディユオポップスっていうイメージが強いけど、それが売れるまでは基本的にハードロックを売りにしてたバンド。だから今でも彼女達のライブは結構ヘヴィ。ここに挙げた三曲はどれもブッ飛びもの。RATTやPOISONには絶対このカッコ良さはありませんぜ、旦那。(パグ)
REO SPEEDWAGON [ THIS AIN'T LOVE ]
これも基本的にポップバンドだと思われてるけど、さすが昔から活動してるだけあって「ロック」が基本のバンド。特にこの曲のマイナーメロディーとアレンジセンスはTOTOなんかより切れ味が鋭い。ま、HEARTと違ってアルバム全部聴くとやっぱりポップバンドだけどね。(パグ)
YES [ SILENT SPRING ]
YESが日本で全然人気がなくなった90年代半ばに出たアルバム「TALK」の一番最後を飾る組曲の第一節。長さ3分程度の、激しく美しい展開のインスト。もうバンドをやってた人にはたまらないものがあるのでは?ギターのトレーヴァー・ラビンって90125アルバムでも「CHINEMA」ていう名インストを作ってた。本当に才能の人だと思う。最近ではYESを脱退して映画のサントラをやってる模様。(パグ)
YES [ TEMPUS FUGIT ]
どうしてこう人気のなかった時期のYESが好きなんだろう?これも唯一ジョン・アンダーソンが参加しなかった悪名高き「DRAMA」アルバム(代役として「ラジオスターの悲劇」で有名なバグルスの二人が加入)のフィナーレを飾る疾走感溢れる名曲。きっとアンサンブルをきっちり決めたて演奏できたら最高の曲。勿論、簡単じゃないけど。 (パグ)