(作成日01.12.28)
薩摩半島の西海岸 鹿児島市内から半島を横断する22号線で1時間弱 とてもお湯がいいという評判を聞きつけ、鹿児島に行った際、日帰りで訪れた。 西郷隆盛や東郷平八郎も湯治に訪れた由緒ある温泉だ。また、知覧から特攻隊で戦地に向かって飛び立つ若者が最後にこの温泉で身を清めたとのこと。どんな想いでこのお湯に浸かっていたのだろうかと考えると、複雑な気持ちになる。 吹上温泉には海沿いに国民宿舎もある。その他に旅館が8軒ある。その中の1軒、大きな池のほとりに露天風呂がある「みどり荘」に行く。 斉藤茂吉がお気に入りの宿で、あちこちに茂吉の残した歌の短冊がぶら下がっていた。入口が立派なので、立ち寄り湯で大丈夫かなと思ったが、お風呂道具を持った常連さんらしき人とすれ違ったので、けっこう地元の人も気軽に来るらしい。 お湯は、海の近くの温泉にありがちな塩っ辛さはまったくなく、ややとろっとした無色透明でかすかに硫黄の匂いがするまことにイイお湯であった。 私たちは、7月上旬の暑いときに行ったので、露天風呂にアブがブンブンしていて、落ち着けなかったのが残念。紅葉の季節なら、さぞ素晴らしいだろう。
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