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屋久島へ行こうその1
平成10年10月30日から11月3日までの屋久島旅行の記録
縄文杉


その1 その2 その3  
初日、2日目 3日目 4日目 おまけ
屋久島へ行こう 縄文杉に向かって 島内一周 さやかちゃんの夢
屋久島までの道のり 線路橋の恐怖     尾之間温泉 トヨ子さんの夢   
宮之浦 小杉谷小学校跡     千尋の滝、大口の滝 ヒロさんの夢   
楠川温泉 ウィルソン株     西部林道と猿 おわりに   
井原家の人々 パトロール隊の話     白谷雲水峡
井原さんの家 縄文杉     カツオのたたき
ドームハウス 屋久島温泉     帰途につく
バーベキュー     喫茶店ペイタ

屋久島へ行こう

みなさん、屋久島と聞いて何を連想されますか。島なのに高い山があって年間の降水量がダントツの日本一。また杉の木が有名で、屋久杉は 世界遺産に指定されている、そんなところでしょうか。

隣の種子島は、鉄砲伝来の地であったり、ロケットの発射基地があったり、わりとな じみはありますが、屋久島は、いまいちイメージが沸いてきません。いったいどんな島なのでしょうか。

そこで、私たち九州なんでも探検隊(チカ隊員・ぐるめ担当、テツヤ隊員・温泉担当)は、福岡県の大島、能古島、志賀島(実は島ではない が)、壱岐と訪問し、ついに島の大物、屋久島に挑むことにしました。



屋久島までの道のり

一日目、チカ隊員は、福岡から夜行バスで出発し、鹿児島に早朝到着しました。それからフェリーで屋久島に渡りました。夜行バスは、 乗車時間六時間、フェリーの乗船時間は、三時間三十分です。

テツヤ隊員は、緊急の会議のためその日名古屋まで行くことになったので、次の日、名古屋から鹿児島まで飛行機で飛び、それから高速船 トッピーで一日遅れで屋久島入りを果たしました。

飛行機は、名古屋から鹿児島まで一時間三十分です。飛行機を乗り継いで屋久島空港ま で飛びたかったのですが、席がとれなかったので、鹿児島空港からバスで一時間かけて鹿児島市内まで来て、かごしま水族館の横の北埠頭 から高速船トッピーに乗りました。

トッピーは、種子島経由で二時間三十分かかりましたが、一番早い直行便のトッピーに乗れば鹿児島、屋久島間は、一時間四十五分です。



宮之浦

宮之浦は、フェリー、高速船トッピーの到着する屋久島の玄関口です。港のすぐ近くにデザインされた建物が目に入ります。そこが屋久島 環境文化村センターで、屋久島の情報はここで手っ取り早く入手できます。



楠川温泉

宮之浦から東回りで車を十分ほど走らせると、楠川温泉の看板が目にはいります。入場料三百円を払って中に入ると、奥にあまり広いとは いえない浴室があります。

でも、硫黄の香りのするお湯は、気持ちいいです。男湯の窓からは、せせらぎを眺めることができ、水の流れる 音でリラックスできます。浴室の手前には二十畳ほどの座敷があって、急須とお茶の葉が用意してあります。電動マッサージのいすも置い てあります。そしてこれらは無料ですので、うれしくなります。



井原家の人々

屋久島にはデラックスなホテルもありますが、六千円ぐらいの民宿もたくさんあります。私たちは、チカ隊員の知り合いで、屋久島に移り 住んでいる井原家に泊めていただくことになりました。

井原家は、釣りの大好きなお父さんのヒロさん、美人で社交的なお母さんのトヨ子 さん、テニスの天才少女、中学三年生のさやかちゃんの三人と賢い番犬ミルちゃんの家族です。




フラードーム井原さんの家

井原邸は、なんとお父さんのヒロさんが自分で作ったドームハウスです。手作りの家と聞いて壊れそうな小屋を想像したら大間違い。 これが実によくできている、木の香りいっぱいのドーム型の家です。

一階が大きなLDKになっていて、テーブルとソファー、食器棚など置いてあります。階段を上るとロフトになっていて、さやかちゃんの 勉強部屋兼みんなの寝室です。

トイレは玄関横にあります。お風呂は、別棟のヒロさんの作業小屋の横に作ってあります。一階の広さは、 十二坪、畳にすると二十四枚分の広さです。丸いので広く感じられます。どこにいても家族の存在が感じられる、仲のいい井原家にぴった りの家です。



ドームハウス

ドームハウスは、アメリカのフラー博士が考え出した家です。それを北海道の知床に住む綾野さんという人が、誰にでも作れるようにマニュ アルにまとめました。もちろん誰にでもというわけにはいかないと思いますが、熱意と努力があれば、家は自分で作れるとのことです。

このドームの家は、木で三角形のパネルを作り、それを組み合わせて、球を作ることによってできます。丸くすると、表面積が少なくなるの で材料が少なくてすみます。そして冷暖房の効率もいいので、環境にやさしい住宅といえます。

屋久島は、台風のよくくるところですが、 丸い家は、強い風がふいても風が逃げやすいので安心です。



バーベキュー

屋久島は、雨の多いところです。私たちが来る前も三週間ぐらいずっと雨が降っていたそうです。ところが、晴れ女のチカ隊員が来たら、 雨はぴたりとやみました。

そこで、夕食は屋外にあるヒロさん手作りのバーベキュースタンドで、釣ったばかりの魚や畑からとった野菜を 食べてバーベキューをしました。これをぜいたくといわずして、何をぜいたくといえましょう。

私たちは、少し寒くなってきた体を炭火で 温めながら、夜の宴を楽しみました。月はかなり丸くなっていて空は明るかったのですが、星もたくさん見えました。元、天体少年だった テツヤ隊員は、自慢気に星の解説をしていました。


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