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デリーから北東へバスで7時間 ヒマラヤの入り口でガンジス川の上流 ヒンドゥーの聖地と言われ修行者サドゥーが多いノンアルコール・ベジタリアンの街 私たち夫婦はインドが縁でケッコンしたことはご存知の方も多いが、北インド のヨガの聖地といわれるリシケシこそ、私たちに縁深い街なのである。 かつてテツヤは長い旅の終わりにこのリシケシに滞在し、旅の汚れを洗い流 すべく修行(?)の日々を送っていた。 チカは89年頃からヨガをぼちぼちやっており、一度どっぷりヨガ三昧の日々を 過ごしたいと願っていた。 思いがつのり94年の冬に1ヶ月インドに行くことにした。しかし、インドのどこに 行けばヨガができるのか情報が少なかった。そんなとき友人がインドの先輩オ ザワテツヤを紹介してくれたのである。そして、このリシケシを勧められたのだ。 ←リシケシを流れるガンガーの水は澄んでいる ヨガのアシュラム探し(アシュラム:ヨガ道場 食事付で宿泊できるところが多い) デリーから夜行列車に乗り、なんとかリシケシになんとかたどり着いた。さっそくアシュラム探しである。リシケシで一番大きくて有名なシバナンダー アシュラムにまず行ってみた。 受付にいくと、スケジュール表をくれた。ヨガや瞑想のほかに哲学やバジャンというお経など様々なプログラムがある。でも、参加するには、高い地位のスワミ(お坊さん)の面接が必要だという。滞在費は無料だけど、寄付によって成り立っているアシュラムなので、当然寄付は各自の懐具合でするべきである。短期滞在の外国人にはわかりにくいシステムなので一寸考えることにし、シバナンダーアシュラムの敷地内をふらふら散歩していた。 スワミ・クリシュナ ジ との出会い (スワミはお坊サン、クリシュナは名前、ジは日本語の"さん"で敬う人に使う) そしてヨガレッスンを行う建物の前で中を覗いていた。中はしーんとしている。今日はレッスン休みかな?と思っていると、背後から小さなおじいちゃんが 「ヨガの先生は遠くに指導に行って○日までいない。ヨガ教室は休みだ。ヨガがしたいなら、3時にあの建物の屋上においで。Come、Come」 と話かけてきた。 だれだろー、今の人。翌日半信半疑でその屋上に出かけてみた。コンクリートの地面に毛布を引いて一人のインドの若者がヨガのポーズをとっている。おじいちゃんは私をみつけると、さっそく毛布をもう一組ひいて、私はわけのわからないまま、太陽の光を浴びながらヨガのポーズをとらされていた。 この日から毎日、私はこのスワミジ(先生)のところに通うことになった。 スワミ・クリシュナ ジは南インドケララ州の出身でシバナンダーアシュラムの開祖スワミ・シバナンダーの食事などのお世話をしていた人である。 若い時はシバナンダーアシュラムのヨガの先生をしており、世界のあちこちで指導をしている。私がお世話になった頃はもう公式なシバナンダーの仕事は引退していて、屋上にある3畳ほどの小さな部屋に暮らし、外国人にヨガを教えたりしていた。 レッスンという堅苦しさは全くなく、いつでもよし、誰でもよし、ヨガの後には茶話会があり、持ち寄ったくだものやビスケットを食べながら、スワミジが入れてくれたジンジャーミントティを飲むのが日課だった。 ←ヨガレッスンの後の茶話会 人数はその日によってまちまち 次へ |