| イギリスで5ヶ月ホームステイした後、ベルギーに渡り東へ東へと進み、イスタンブールで折り返し15ヶ国を巡った旅の思い出。1989年の文章です。 PART1 言葉のこと PART2 お金の話 PART3 友 人 |
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| ヨーロッパとアジアの境 イスタンブールのポスポラス海峡 |
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PART1 言葉のこと ニュージーランドの遺憾 初めての海外は1984年のニュージーランド。当時夢中だったスキーが夏も滑りたくて、往復航空券を買ってスキーを担いで出かけた。英語は付け焼刃で、ラジオ講座を3ヶ月聞いた。 初めての海外なので、旅先で親切にしてもらうと感動も大きい。しかし感謝の気持ちが十分に伝えられなかった。その悔しさがずっとあったので、今回ヨーロッパを旅するにあたっては、ある程度語学を身につけてから出発したかった。 イギリスの英語学校 しかし、仕事の忙しさにかまけ、NZ以来およそ語学から遠ざかっていた。そう、またまた付け焼刃になったのだが、今回は旅の前にイギリスで英語を学ぶことにした。 イギリスには語学学校がビンからキリまで山ほどある。私は学費の安くて日本人が少なそうな学校を選んだ。かなりいい加減な学校だったと思う。夏は生徒が増えるので、臨時雇いのにわか教師が増えいらいらするような授業もあった。その投資なりの英語の上達ではあったが、多少でも話せるとやはり旅は何倍も楽しくなる。 旅にでて伸びた英語力 旅の宿のほとんどをユースホステルで過ごしたのでヨーロッパ以外の英語圏(主にアメリカ、カナダ、オーストラリア)の若い貧乏旅行者と接する機会がけっこうあった。彼らと情報交換できたのは英語を学んだおかげである。(学校に通っている間は、上達を感じなかった。 日本人の生徒もいて、英語漬けの生活ではなかったせいもある。旅にでる前は学校に行ったことをかなり後悔していたが、旅にでて一人必死になると以外とスラスラでてくるものである。やった!やっぱり無駄ではなかったと実感できた。) 英語以外の言葉 しかし一旦ユースホステルを出ると、そこは英語の全く通じない世界が待っている。 頼りは "地球の歩き方6ヶ国語講座"一冊。これまた究極の付け焼刃で、次の国に向かう列車の中で、イチ・ニィ・サン、こんにちは、ありがとう、これちょうだいなど最低必須用語をブツブツ練習したのだ。 店に何も言わず、アジア系女の子がふらっと入っていくより、グーテンダーク、チャオとニコッとして入って行く方が買い物もスムーズにできる。しかしこの6ヶ国以外の言葉を使う国、例えばハンガリーのハンガリー語、ユーゴスラビアのマジャール語(この国4種類の言語を持っている)、トルコのトルコ語、アラビア語、ウルドゥ語などあんちょこがなかった国もあった。 当然その国に入る前不安はあったが、行ってしまえばけっこうそれなりに過ごせたものである。「これちょうだい」というときに無言で指を指すのも何だから、英語でしゃべってみる。相手は変な外人だと思っただろうが、欲しいものはちゃんと手に入ったのだ。 |