バイクの旅・1
(作成日99.6.19)
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バイク

オーストラリアの二輪車の免許は、2種類しかない。小型と大型である。日本では、小型、中型、限定なしと3種類ある。
私は日本では、中型二輪の免許をもっていたが、これがどうなるかというと、オーストラリアでは大型に乗ることができるのである。
日本では中型免許では、排気量が400ccまでだが、オーストラリアでは、750ccも900ccも1100ccも乗ることができる。実際オーストラリアの都市と都市を結ぶハイウェイは、単調なので、大排気量のバイクでかっ飛ばすのが似合う。
私は、最初ホンダの250ccに乗っていたが、買った値段に近い金額で売れたので、次に750ccを買った。
バイクの値段は、都市によってまちまちである。都市は値段がこなれていて安いが、地方に行くととんでもないバイクでも結構いい値段がついていたりする。また、個人売買が盛んで、手続きも楽である。役所に行って、簡単に書類を記入するだけでいい。
これは、外国人でも同じで、私は2台ともショップで買ったが、売ったのは両方とも個人に売ったが、わけなくできた。
都市で買ったバイクを田舎で高く売ることもできる。バイクや車のやりとりで旅費を浮かしているイスラエル人もいた。
私は、西オーストラリアのパースでバイクを手に入れ、西海岸を北へあがり、ダーウィンまで行き、地球のヘソと呼ばれるエアーズロックのあるアリススプリングズまでおりた。次に進路を東へとり、東海岸のタウンズビルでバイクを売った。バイクの総走行距離は全部で3万キロぐらいだった。
一日に最高で1000キロ走ったこともある。これは、時速100キロで走って、10時間だが、非常にくたびれるには違いないが、オーストラリアでは可能ではある。
泊まる

オーストラリアにはキャラバンパークと呼ばれるキャンプ場が多い。キャンピングカーで来て、水道の蛇口と電気のケーブルをつなぎ、すぐに普通の生活ができてしまう。バイクはさすがに少ないがそれでも何人かにあった。
私は安い三角テントを買って、合計で80日それで寝た。日本にいたときは、ダンロップの高級テントを使っていたが、オーストラリアは、雨が少ないのでそんなテントでも十分である。結局それも、最後にアーミーショップで60ドルで買ったのが25ドルで売れた。
キャラバンパークでは、小汚くなった日本人に対してみんな親切にしてくれた。これ食べなさいと料理やフルーツをくれた。バーベキューパーティーに招かれて、ステーキとビールをたらふくごちそうになったこともあった。
キャンプ場は、ホットシャワーにトイレもあり、快適だが、5ドルほど払わなくてはいけない。たまにキャンプ場でないところで寝たこともあった。
これは、ブッシュキャンプといい、原則では禁止されている。でも見つかるわけでもないので、みんな結構している。しかし、オーストラリアには、ディンゴという犬に似ているが、狂暴な動物がいるので、注意をしなければいけない。
ブッシュキャンプをしていると、見渡す限り全く人工の光のないところで寝たりするので、星が降るように見える。テントから頭だけだして空を見上げていると南十字星が見え、次々に星が流れる。
人工衛星がスーと動くのが見えると、文明とは無縁なこんなところでも、人間の作ったものに出会えるかと思うとなんだかおかしくなった。
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