番外編

東京新阪急ホテル 日本料理『明石』 @築地
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コラム − 第七回明石ご賞味会 (2008.1.26) 14:00〜16:15

初月の口福色に春模様

友人から賞味会というのが、あるのを聞き、初めての参加でした。久々の日本料理のコースなので、席に着いたときから期待と不安でどきどきでした。始まってみると、美味しいだけでなく、見た目、食感、季節感、さらには挑戦的なメニューと、ワクワクするような楽しい食事会でした。写真okとのことだったので、いろいろ撮ってきました。
このボリュームで、費用は6000円。昼間とはいえ、破格の値段だ。年に数回あるとのことなので、また行くつもりです。次回は、3月29日(土)、先着40名とのこと。

座付 - 七福運
この最初の一品だけでも、先が楽しみでワクワクとしてきました。右の写真の上にマウスを置いてみてください。包みが開きます。七種類の「うん」のつく食材を使った、(ちょっと遅い)正月らしい祝い肴です。
味もさることながら、食感と、見た目で楽しませてくれました。「蛤きんかうん田楽焼」の味噌の甘さが、ほどよく美味しかった。「れんこうん芝海老挟み」の食感は、たまりません♪

椀盛 - 雪溶け投入仕立

これも初春の雪溶けをイメージしたという、茶碗蒸し。雪溶けから顔を出すのは、春の芽。白玉粉に新グリーンピースを裏越し混ぜたもの。白玉がスベスベの食感なので、まわりのつぶつぶの食感が、ここでも心地いい。

造り - 寒鰤ちょっとスモーク
右の写真の上にマウスを置いてみてください。包みが開きます。
気さくな命名のとおり、寒鰤をちょっとスモークしたもの。まるで私のスモーク好きを知っていたかのような一品。添えられていた、寒ずり、柚子こしょうが、うれしい。板前長の紹介にあったように、脂ののった冬魚の大様にふさわしい鰤。細かく切ったねぎと一緒に美味しくいただきました。



焼肴 - 骨休め二十日飾り
右の写真の上にマウスを置いてみてください。団子をイメージした最中が、割れて、なかから「豆くわい」が現れます。
懐石の箸休めでは、ありません。まさに骨休め。正月の祝い収め、骨正月、だんご正月とされ女性が残り物をもっと集まり、骨休めの食事をする日の一品。春小鯛の身に、八つ頭、焼餅、くるみを包んだ、だんご焼きです。春小鯛の下にあった、白い台は、食べられたのかなぁ・・・

凌ぎ - 酒粕博多

寒鰤、春小鯛と魚が続いたので、ちょっと気分転換か?鮮やかな器に添えられて、干し柿、のし梅が酒粕のペスートに、はさまれています。干し柿、のし梅は、美味しかったが、酒粕、ちょっと苦手でした。たしかにこのように挟むと、お酒のおつまみには、いい。花天豆が添えられていました。

煮物 - 芽生え春山

雪が残る地面に見立てた茶碗蒸しの中から、「春菜」が芽生える春山に見立てた一品。雪に見立てた凍み豆腐にはつなぎに「くもこ」、「鱈」、菜花、筍、などなど。赤いのは、「くこの実」。山葵(わさび)がぴりっと、上品な大人の味でした。

合肴 - 春皮盛り
会食も終盤に・・・物語でいうと起承転結の結に行く前の「転」だろうか。なんと驚きの和食のコロッケです。
蟹自然薯揚は、やさしい味の熱々のコロッケ。なかがジネンショだからでしょうか。割りソースと味わうコロッケは、洋風になりそうなメニュを和食の一品にする板前長の挑戦が感じられる一品でした。
人に話すと、よく笑われるが、実は、醤油がないときには、天ぷらにソースをかけちゃうのが好きな私です。そんな私なので、割りソースと味わうコロッケは、大好きなので、大満足。揚げたカリカリの大葉にも割りソースが美味しかったですが、一般には、大葉は、天つゆがいいという人が多いのでは?

食事 - 香り葉巻き
直前の和食のコロッケに驚かせられたあと、〆のご飯。「食事」とあるので、最後に大そうなメインディッシュがでてきたら、大変だなぁと思っていたら、そこは、ちゃんと考えてられていて、程よい、ご飯が、3種類の巻物で出てきました。白菜葉巻、赤しそ葉巻、高菜葉巻。留椀がそえられて、楽しかった賞味会が静かに終わりを迎える演出かな?
やはり、日本人は、お米ですね。「赤しそ葉巻」が、とても美味しかった。

水菓子 - 柚子シャーベット
なごりおしい賞味会も本当にこれが最後の一品。
苺に練乳、やっぱりこれですよね。ワンポイントの抹茶が最後まで舌と目を楽しませてくれました。

以上