北海道旅行 '2001

 今回の北海道旅行は、今までのものとは少々趣を異にしている。去年までは持ってなくて、今年から持っているものがある。そう、私もようやく人並みに妻帯する事ができたのである。(さすが新世紀)

 新婚旅行でもあるため、今までのようにキャンプ&軒下を借りてのビバークと言う訳にはいかず、初めてホテルを利用しての旅となった。

 その分、アウトドア的な要素が少ないのはご勘弁頂きたい...多少のノロケが入るのも、ご勘弁を。(^^ゞ

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6月29日

  • バイクを車検とイモビライザー装着のために、ディーラー(モトラッド京葉)に預ける。旅行の間はディーラーでの保管のような感じになるため、盗難の心配は皆無であろう。
  • ディーラーから電車で自宅に帰宅したのは21時頃。風呂に入ってからあれこれとやっていた関係で、出発は23時となった。
  • 食事を済ませていなかったので、近所のファミレス(ロイヤルホスト)でかなり遅めの夕食。私はあまり食欲がなかったのでミートソーススパゲティとジンジャーエールを注文。嫁さんはロイヤルハヤシライスとトロピカルティーなるものを注文したが、オーダーを間違われてロイヤルサラダがやってきた。当然差し戻しだ。
  • トロピカルティーが美味だったため、レジ前で売られているペットボトルを購入。ペットボトル(1.5L)とグラスの価格が同じなのは納得できないと嫁さんが憤る
  • 東京湾岸道路(R357)から千鳥町より、首都高湾岸線に入る。

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6月30日

  • 首都高湾岸線からレインボーブリッジを経由して環状線へ。そして池袋線へと乗り継ぐ。金曜の夜(正確には既に土曜日)だが車は少なく、渋滞も皆無。やはり首都高は深夜に走るのが一番のようだ。
  • 美女木ICから東京外環道に入る。関越道との連絡道なのだが、この部分の料金がもったいない。だが首都高は千葉から埼玉までが\700とかなり割安だったので、これは不問とした。
  • 大泉JCTから関越道に。以後交通量の乏しい道路を淡々と走ることになる。
  • 赤城PAで一時間程度の仮眠。一回目の給油を行う。
  • 長岡JCTから北陸道へ。北陸道も交通量は少なく、ほぼ貸し切り状態だった。
  • 新潟亀田ICで高速から降り、R49からR7、R113とR350を乗り継いで新日本海フェリーの新潟FTに7時前に到着する。さすがにバイクのようにはいかないが、タンデムで下道を走ることを考えると、時間も疲労度も残念ながら車の方がはるかに優秀。
  • 7時より乗船手続き開始。新日本海フェリーの予約サービス「T&Cサービス」を利用して決済済みのため、窓口での手続きは簡単に済ませる事ができた。
  • 9時の乗船開始まで間があるため、新潟港付近で食料の調達。ほかほか弁当屋で唐揚弁当のおかずだけを購入し、商店街の中にあった惣菜屋でおにぎり(筋子と昆布と鮭)を購入する。嫁さんはよっぽど腹を空かせていたらしく、この上に餅やら団子やらういろうやらを追加購入した。
  • ターミナルビル内で買い込んだ食糧で朝食。腹が空くとてきめんに機嫌が悪くなる嫁さんも、ようやくこれで笑みを取り戻した。やれやれだ。(^^ゞ
  • 9時過ぎに乗船開始。比較的早く到着していたので、7番目に乗船である。車を誘導員の指示通りに船内に停車させ、当座必要な荷物(着替えとかカメラ、通信用のノートPC等)を担いで3Fのインフォメーションへ。
  • インフォメーションでスイートルーム(!)の鍵を貰い、特別食堂でのディナーの時刻を確認後、いよいよ初の個室、それも最高級のスイートルームのある5Fへと向かう。
  • スイートルームは操舵室の後ろにあり、プライベートデッキを備えた立派なものだ。テレビも25inchがリビングとベッドルームに備えられ、バス・トイレは別ではなかったがユニットではなく、下手なホテルのバスルームよりも広い。スイートルーム自体も二等船室の1.5倍くらいの広さがある。ベッドはスイートらしく、ダブルベッドだ。嫁さんに言わせるとクイーンズサイズ×2くらいなのだそうだ。
  • 荷物をソファの上に置いて早速プライベートデッキへ向かう。プライベートデッキへは二重のドアを開けて入ることができる。広さは12畳くらい。隣とは仕切りで区切られており、床には人工芝が敷かれている。半分くらいを覆うテラスも付き、これでテーブルと椅子があれば文句なしなのだが、そういった備品はなかった。これならプライベートデッキでの煮炊きは十分過ぎるほど可能だ。(笑)
  • スイートルームにはサービスとして、操舵室の見学というオプションがあるのだが、この日は天候不順で中止となる。帰りはスイートではないため、何とか見ることができないかと交渉するが、やんわりと断られる。
  • 船内の見学後、夜走りのために睡眠不足に陥っていたため、とりあえず会社との定時連絡を終えてから泥のように眠る。
  • 昼は寝起きで食欲がなかったため、レストランでラーメンとうどん。帰りに売店で発泡酒とおつまみを購入。嫁さんはそれに加えて白樺の模様のケーキを購入した。スイートルームには何と小さいながらも冷蔵庫が装備されているため、ケーキはそこで冷やすことに。
  • 食後のビールを嫁さんと一緒に飲むが、疲れた身体にアルコールはてきめんに効き、そのまま夫婦そろって轟沈。気が付くともう既に夕食前だった。
  • 夕食はレストラン横にある、普段は封印されて入ることの出来ないグリルで供される。客はあまりいない。ここで洋食コース(\5,000)を食べる。オードブルから始まり、スープ・魚・肉・デザートと続くオーソドックスなもので、味はフェリー内で供されることを考えると優秀な部類である。何と言ってもレトルトを温めたのではなく、ちゃんと調理している点は評価に値する。夕食を終え、部屋の風呂で一服の後にテレビを見つつ旅行計画の確認を行う。その後就寝。

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出航前のフェリー。大きいですね。






スイートルームの室内。でっかいですね。

7月1日

  • 船内放送で起床。3時半頃である。
  • 定時きっかりに下船。北海道の地を踏みしめる。小樽のフェリーターミナルで一服後、小樽天然温泉「オスパ」とマイカル小樽を横目に見つつ、札幌へ出発。
  • 札幌市内に入り、テレビ塔・大通公園・時計台等を観光。この頃から小降りだった雨が本降りとなった。
  • 札幌市郊外のコンビニ「セイコーマート」でおにぎり(鮭・筋子、肉・五目)を購入。これが北海道上陸後の最初の朝食となる。セイコーマートで筋子のおにぎりを食べると、北海道に来たという実感がわく。
  • 雨の中をR12で滝川市まで走り、途中の空知町で二度目の給油。嫁さんはこの頃、助手席で居眠り。
  • R38で富良野に向かう。雨は一向に止む気配がない。赤平・芦別・清里を抜けて富良野市内に到着。まずはラベンダーの咲き具合を確かめに、ラベンダーの森に向かうが、ラベンダーは殆ど咲いていなかった。
  • ラベンダーの森を後にした頃に、京都のぬりかべ氏から電話を貰う。
  • ドラマ「北の国から」のロケで使用された場所(麓郷)の近くにあるウサギの牧場「国際レッキス協会」に嫁さんのリクエストで向かう。レッキスとは毛皮用のウサギの事で、有名どころではチンチラがある。ここでレッキスに触りたいとのご希望なので、入園料を払って屋内の放牧(?)場に入る。
  • 嫁さんがレッキスにGパンの裾を齧られ、穴を開けられる。小さいウサギとは言え、歯は頑丈なのだ。
  • レッキスをかわいがるはずが、逆にレッキスにカワイガラレた嫁さんを乗せ、続いて富良野チーズ工場を見学する予定だったが、レッキスでかなり時間を食ってしまい、それはパスして富田ファームに直行した。
  • 富田ファームで嫁さんが空腹を訴える。こちらも空腹だったので、とにかく食事をできるところを探したが、屋台のようなものしかない。仕方が無いので屋台でじゃがいもとソーセージ、じゃがいもスープと牛乳で腹を満たすことになった。
  • 併せて富良野名物「ラベンダーソフトクリーム」を食すが、香りがラベンダーなのでどうもシャンプーか石鹸を彷彿としてしまい、そういったものを食べているような気分になった。味はまあまあなのだが。
  • 腹も多少ふくれたので、富田ファームで花の撮影。嫁さんが花に詳しいので、ガイドが要らず助かった。
  • じゃがいもの花が見たいとの嫁さんのリクエストにより、次に美瑛でじゃがいも畑を鑑賞。白と薄紫のじゃがいもの花はそれほど綺麗なものではないが、嫁さんが喜んでいるので良しとする。ここでようやく天候が回復し、元々撮影ポイントの多い場所なので、カメラ片手に下手な鉄砲を何発も撃つ。
  • 美瑛を後にし、旭川に入る途中の森林公園に行きたいとの嫁さんのリクエストで、見本林公園に立ち寄る。ここは世界の樹木が試験的に栽培されているとの事である。
  • 旭川のラーメン村で昼食。まずは「山頭火」、次に「元祖旭川ラーメン」をハシゴする。嫁さんは山頭火の油っこいスープにやられてしまい、一食でダウン。私だけ2軒目に突入した。嫁さんは口の中に広がった油を中和するために、ハスカップソフトクリームを購入していた。
  • R39を当麻町から愛別町を経て、上川町に入る。本日は事前に層雲峡に宿泊施設を予約しているため、何が何でも層雲峡に辿り着かねばならなかったのだが、結果的には夕方の良い時間に層雲峡に到着。
  • この日の宿は、公衆浴場「黒岳の湯」の隣にあるペンション「山の上」である。ここは明日登る予定の黒岳に向かうロープウェー乗り場からも近く、公衆浴場入り放題というのと、ペンションのオーナーが作った自家製の果実酒と野菜が飲み放題&食べ放題が売り。
  • 部屋は6畳一間に押入れとテレビがあるだけ。山小屋に毛が生えた程度のみすぼらしいものである。フェリーとは言えスイートルームに前日は宿泊していた分、ギャップは大きかった。食事も幕ノ内弁当のようなもので、騙されたような気分を味わう。揚げ物は冷凍食品である事が見ただけで判るようなシロモノである。
  • 果実酒の飲み放題は確かにあったが、あまり美味いものではなかった。野菜食べ放題に期待したが、この日はどうも野菜が無かったらしく、食卓にはのぼらなかった。ここの取り得は無料で公衆浴場を利用できることしかないようだ。嫁さん共々憤慨するが、勉強だと思って諦める事にした。
  • 公衆浴場はサウナと露天を備えた通り一遍のもので、これと言って特筆するものはなかったが、疲れた身体に温泉の温もりはありがたかった。
  • 部屋に戻って自分で布団を敷き、歯を磨いてから就寝。明日は登山をしなくてはならないので、体力温存のため早めに寝た。

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札幌の時計台です。写真で見ると大きく見えますが、実際はそれ程大きくはありません。









富良野にある国際レッキス協会には、こんな小さいウサギがたくさんいます。こいつで生後半年くらいだそうです。





富良野の富田ファームでのお食事。ハーブバターの付いたジャガイモと豚肉とハーブのソーセージ、鶏肉のソーセージ、ジャガイモのスープに牛乳の組み合わせです。





富田ファームだけではなく、富良野ならどこでも売っているラベンダーソフトクリームです。
お味はまあまあなのですが、香りがシャンプーとか石鹸を連想させるので、どうも洗剤を食べてるような錯覚が。(笑)




富田ファームのラベンダー園です。
時期的には少々早かったのですが、早咲きでこの状態でした。





旭川ラーメン村の建物内にある「ラーメン山頭火」です。道内にいくつかチェーン店があり、一つは千歳で発見しました。





山頭火のラーメンです。
一見すると味噌ラーメンかとんこつラーメンのようですが、これで醤油ラーメンです。
味は見かけどおりでした。




層雲峡のペンション「山の上」での夕食。
お弁当です。おまけに揚げ物は冷凍食品...。

もう少し何とかならないものでしょうか。改善を希望します。

7月2日

  • 朝の散歩の後、ペンションで朝食を取る。これも喫茶店のモーニングに毛の生えた程度のものだった。
  • 早々にチェックアウトを済ませ、いよいよ黒岳登山である。ロープウェーの待合に向かうと、中国人観光ツアーと思しき方々の群れに遭遇した。
  • ローブウェーで5合目まで登ると、次はリフトで7合目まで登ることになる。そこから上は人力で登るしかない。
  • 登山道に入ってしばらくすると、いきなり目の前に雪の壁が現れた。先行する人々の足跡から、この壁を登らなくてはならないと知り、愕然とする。登山口で「雪が少し残っているから」と言われはしたが、せいぜい登山道の両脇に残っている程度だろうとたかをくくっていたのだ。
  • その後何度も現れた雪の壁と、雪解けで登山道を沢のようにしている水に悩まされつつ、一時間後にようやく登頂に成功。足が棒のようである。頂上は夏にも関わらず涼しい...と言うか寒風が吹きすさび、登山で汗だくになった身体を一気にクールダウンさせた。途中、登山道を横切るエゾシマリスを発見する。
  • 山頂で一服し、嫁さんのリクエストで稜線沿いを少し歩くことに。嫁さんは黒岳頂上にはお花畑が広がっていると思っていたらしいのだが、実際は見渡す限り、砂利ばかり。
  • それでも何とか高山植物の群生している場所を見つけたので、それでお茶を濁して下山。下山中に嫁さんは雪の壁で何度か滑って転んだが、幸い雪でお尻を濡らす事はなかったようだ。
  • 下山後、層雲峡のスーパーで菓子パンを購入し、走りながらの昼食。
  • 途中から進路をR273に変更。三国峠から原生林の間を抜け、糠平に向かう。途中、野生のエゾジカを嫁さんが発見。彼女はひどく感動していた。
  • 上士幌からR241に進路を変更。交差点にあるホクレンで3度目の給油。途中の牧場経営の売店で、いもだんごを嫁さんが購入。いも餅を揚げたもので、なかなかの美味。
  • 足寄で道を間違え、R242に入ってしまう。途中で気付き、陸別のサーキット横を走る道道143でR241に復帰する。ここから嫁さんのリクエストでオンネトーに向かうため、螺湾からオンネトーを結ぶ道に入る。
  • 途中では馬や牛が放牧されており、ようやく北海道らしい光景となる。道はオンネトーまで4km地点からダートとなるが、フルタイム4WDのサンバーには全く苦にならない。機嫌よく走っていると道路の真ん中に黒い動物が立ち止まり、道を塞いでいた。
  • 当初は放牧されている牛かと思ったが、牛にしてはシルエットがおかしい。かと言って馬でも鹿でもない。他に北海道に生息する大型の動物と言えば、もうアレしかいない。ヒグマだ!
  • こちらも驚いたが向こうも驚いたらしく、ヒグマは慌てて路肩の藪の中に飛び込み姿を消した。そう、ここは北海道なのだ。檻なしのサファリパークなのだ。夫婦そろって興奮と恐怖とに包まれ、しばらく躁状態でダートを走り抜ける。途中でツーリング途中のライダーとすれ違ったが、彼の進行方向には間違いなくヒグマがいる。これを伝えるべきかどうかを悩んでいるうちに、ライダーの姿はもう見えなくなっていた。後は彼がヒグマと遭遇しないことを祈るだけである。
  • オンネトーに到着後、写真撮影。だが正直ヒグマ遭遇事件で、それどころの騒ぎではなかった。オンネトーを後にしてR241に復帰する前に、夫婦して「リス・シカ・クマときて、あと見てないのはキタキツネくらいか」と話していたところ、R241に入ってすぐ、キタキツネを発見する。運が良いと言えばそれまでだが、ここまで続くと少々不気味だ。
  • 阿寒湖の温泉街に入り、今日の宿を探す。今日からは特に宿の予約を入れていないため、言うなれば「いきあたりばったり」の旅になる。嫁さんはこのような旅の経験がないため随分と難色を示していたが、モノには必ず最初があるものだと、強引に決めてしまったのだ。
  • 観光案内所に入り、宿泊施設の空き情報を確認すると、随分とお安い価格で泊まれるホテルが何件もある。その中から選んだのは「阿寒観光ホテル」。築は古いが湖面に面しており、土産物屋通りも近いので、ちょっとしたブラブラも可能。ここが当初一人一泊二食付き\9,000くらいだったのだが、頼みもしないのに観光案内所の方がホテルと価格交渉を始め、一泊二食付きで\7,000にしてしまった。ホテルの価格とはあってないようなものであるらしい。
  • ホテルのフロントでチェックインを済ませ、部屋に入る。部屋は8畳ほどの広さの和室で、窓は湖面には面していないが、見晴らしは良い。荷物を置いて少々くつろいだ後、最上階の大浴場に向かう。浴場はさすがに築年数の旧さを感じさせる、あまり綺麗とは言えないものではあったが、相応のものであった。ここにはサウナや露天の施設はない。
  • 風呂から上がり、一階の和風レストランで夕食。あまり期待していなかったが、これがまた豪華な食事なのである。価格は昨日泊まった層雲峡よりも安いのに、料理も部屋も比較にならない程豪華。また味も良い。嫁さんと二人で料理に舌鼓を打ちながら歓談。話題は出てきた料理の評価と、どうしてもヒグマになるのは致し方ないところである。
  • 食後の一服のあと、土産物街を散策。関西からとおぼしき修学旅行中の女子高生の集団と遭遇。結局土産物は買わずにホテルに戻り、テレビで天気予報を確認して就寝。そうそう、部屋に戻ると布団は既に敷かれていた。荷物を小奇麗に片付けておいて良かった。

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層雲峡黒岳に登るリフトからの撮影です。
緑が綺麗ですが、風は結構冷たいです。





黒岳頂上です。
最初は嫌だったのですが、登ってみると爽快でした。





稜線沿いにある山小屋だと思います。
こんなところに資材を運ぶ人は大変ですね。





今回の旅行で初めて食べた、北海道らしい食べ物「いも揚げ」。
いも餅を油で揚げただけの単純なものですが、単純だけに美味でした。





阿寒観光ホテルでの夕食。
昨日のペンションと比較すると、もう話にならない程豪華で美味。
おまけにこちらの方が安いのです。

不思議ですね。

7月3日

  • ホテルでバイキング形式の朝食を取る。味は大変良く、つい食べ過ぎてしまう。唐辛子のふりかけが絶品だった。お土産に買おうとまで思ったが、これを使うとメシがいくらでも入ってしまい、体重増加の元になると判断したため、断念。考えるとカプサイシンたっぷりなので、太らないのかも知れないが。
  • チェックアウトを済ませ、阿寒湖の観光船の波止場で売っている「マリモソフトクリーム」を購入し、食す。ちょっと青臭い味で、中にマリモに模した緑色のゼリーボールが入っているのが特徴。味は大した事はないが、まあ話のタネには良いと言う程度のシロモノ。
  • 阿寒湖からR241を東上し、弟子屈に。そこからR243と道道52を経由して摩周湖に向かう。摩周湖の第一展望台の駐車場で、こことこの先の硫黄山駐車場と共同の駐車券を売りつけられる。これで硫黄山に行かなくてはならなくなったが、当初から観光ルートには入れていたので問題はない。摩周湖は霧も少なく、湖面は確認することが可能だったが、生憎の曇天で景色としてはあまり良くはなく、どんよりとしたものだった。ここで嫁さんが焼きトウモロコシを購入。
  • 硫黄山では山肌のそこかしこから噴出す硫黄臭の強い水蒸気を間近に観光。レストハウスでお土産物を物色したが、特に購買意欲をそそるものはない。嫁さんはここで「でんすけスイカ」という真っ黒の巨大なスイカのカット売りを購入。甘味の強い、美味いスイカではあったが、お値段が夕張メロンの倍もしたので購入を断念。体積比で言えば、夕張メロンよりは安い。
  • 屈斜路湖から湖岸を通り、美幌峠へと向かう。ここでは嫁さんが三色いもだんごなるものを購入。私はバイキングの食べ過ぎで食欲がなかったので、滋養強壮ドリンク剤を購入して飲んだ。
  • 美幌市内で昼食をと考えたが、これと言った店がなく、そのまま東藻琴に入る。東藻琴のチーズ博物館で小倉クリームの入ったどらやきと、芝ざくらのアイスクリームを購入。結局これが昼食となった。
  • 東藻琴からはR334で小清水を経由し、斜里に入る。今夜の宿を斜里町の中心部か、それとも知床半島にするかを相談し、知床まで走る事にする。右手に遠音別岳を見つつ、ここで4回目の給油。そのまま知床半島を走り、オシンコシンの滝を横目に見つつ、ウトロに到着。今日はウトロ付近で宿を取ることにする。
  • ウトロの観光案内所で空き情報を確認したが、どこも一泊二食付きで\15,000/人以上。一泊\10,000程度の宿をガイドブックで探したが、どこも満杯状態だった。私はこの時点で車内泊を決定していたが、嫁さんは頭の切り替えと心の準備でかなり混乱しているらしく、機嫌が悪い。そこで何件か民宿に飛び込んではみたものの、やはり空きはない。あっても価格が高すぎた。
  • 温泉が近いキャンプ場として、ウトロの国設キャンプ場がある。ここはウトロ中心部にも近く、公衆浴場が隣にあるという結構良い場所にある。当初ここにしようと考えていたのだが、夕食にと立ち寄った割烹「一休屋」で女将に「しれとこ自然村」を紹介される。ここはキャンプ場だか管理棟内に温泉があり、サウナこそないものの露天風呂もある。またウトロの地元の人間もよく利用するとの事なので、本日の宿はそこに決定。
  • 一休屋ではハーフ丼(半分だけの丼かと思ったが、実はウニとイクラが半分ずつのハーフだった)と刺身盛り合わせ定食を注文。これが実に美味である。ウニはエゾバフンウニを使用していて甘みと旨みを持った絶品で、イクラも醤油加減が絶妙。刺身も美味でとりわけホタテの食感が歯ざわりがあって最高。結論から言うと今回の旅の中で食べた北の幸の中で、一番美味かった。ここはお勧めです。
  • 食事の後にしれとこ自然村に到着。サイトは空いており、テントを張ることもできたが車中泊にした。風呂と幕営料で\1,400/一人である。内訳は風呂が\700で幕営料が\700。駐車料金は無料である。車中泊のために車内に寝床を作り、うわさの風呂に入る。風呂はうわさに違わぬ立派なもので、露天風呂からはオホーツクの海が一望できる。ここもお勧め。
  • 風呂から上がってコインランドリーで洗濯していると、テントサイトに野生のエゾジカ(雄)がやってきて、テントサイトの草を食み始めた。その後2頭に増えた。夜にはシマフクロウもやってくるそうだが、これは見ることができなかった。洗濯を終え、車内で就寝。

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阿寒観光ホテルでの朝食。バイキング形式でしたがとても美味で、ついつい食べ過ぎてしまいました。






阿寒湖名物(?)マリモソフトクリームです。
青臭いソフトクリームの中に緑色のゼリーが入っています。





摩周湖の土産物屋で売られていたとうもろこしです。






硫黄山の土産物屋で売られていた真っ黒の大玉のスイカ、でんすけスイカのカットです。
千葉の方では「ダイナマイトスイカ」という名前で売られているようです。

味は濃厚な甘味で美味でした。



美幌峠で嫁さんが購入。
私は食べていないので判らないのですが、嫁さん曰く、美味だったとの事です。
熊笹とじゃがいもとかぼちゃの串団子です。







東藻琴村のチーズ園で購入したアイスクリーム。
期間限定商品だそうですが、芝ざくらのシーズンは5月なので、まだ大丈夫なのでしょう。





知床のキャンプ場にやってきた、立派な角を持った雄のエゾジカです。
なかなかカメラに目線をくれませんでしたので、仕方なしに失礼してお尻から撮りました。





知床のキャンプ場、「しれとこ自然村」の受付です。
この中に「ぶるる知床」の販売ブースとお風呂があります。





お風呂の内部です。
あまりよく判りませんね。





こちらは露天風呂です。
ここからはオホーツクの海が一望できます。

夕方だと夕日が拝めるとの事でしたが、我々が行った時には曇っていたため、夕日は拝めませんでした。残念。

7月4日

  • しれとこ自然村を9時頃に出発、セイコーマートで朝食の買出し後、途中にある「ホテル地の涯」で露天風呂を見学。その後知床五湖に向かう。
  • 駐車場料金\410を支払い、知床八景の一つにも数えられるかの地で写真撮影...と思いきや、三湖から五湖までは熊出没のため立ち入り禁止。展望台も熊出没の恐れありで、立ち入り禁止。ここではハマナス&コケモモのソフトクリームコケモモジュースを食す。ソフトクリームのほうはさほどではなかったが、コケモモジュースのほうは濃厚で実に美味。
  • お土産にも良かろうと、熊除けの鈴を購入して一湖から二湖だけを探索。なかなか寂れた感じで好印象である。群生している水芭蕉がところどころ倒されており、それがヒグマの仕業だとたまたま一緒に行動していた観光ツアーのガイドの説明があった。
  • 次に向かったのはお馴染みのカムイワッカ湯の滝。ダートを走ること10km、斜里バスの終点にそれはある。車内で水着に着替え、スポーツサンダルに履き替えて、生暖かい水の流れる沢を遡上する。遡上口では草鞋のレンタルをやっている。岩場は滑るから、スポーツサンダルではなくて草鞋が一番なのだそうだ。とりあえず無視したのだが、これが後になってとても有効なアイテムであることを後に身体で知ることになった。
  • 嫁さんはカムイワッカは初めてなので随分と嬉しそうな様子。結構キツい沢登りを終え、ようやく湯船(滝壷)に到着する。お湯は少々ぬる目で、目に入ると痛い。ここでしばらく入浴したが、着替えを積んでくるのを忘れたため、水着の上から服を着る羽目になる。嫁さんは帰りには2度ほど転倒。幸い怪我はなかったようで、ホッとする。
  • 再度ウトロに戻り、気になっていた手打ちうどんを昼食の一環として食す。ここは喫茶店なのだが、マスターの手打ちのうどんが食べられるのである。ここではかけうどんとざるうどんを注文する。うどんの味を確認するのにはこれが一番だ。なるほどうどんは美味であったが、それだけに出汁の味に文句が出た。この麺にこの出汁ではもったいない。もう少し旨みと甘味、椎茸がもう少し利いていれば完璧なのだが。
  • 知床横断道を羅臼に抜け、ヒカリゴケ群生地を見学した後にトド肉を食わせる店で、鹿肉とトド肉の陶板焼定食(馬鹿の陶板焼き定食と言う。馬はトドを「海馬」と表記するところからきている)とジンギスカン定食を北方領土である国後島を見ながら食す。シカ肉は少々獣臭いが淡白な味で、トドは鯨やイルカに酷似した味である。やはり海棲哺乳類は味が似るのであろう。ジンギスカンはおそらくパックの焼肉と野菜を炒めただけのシロモノだろう。ただそれだけに味は無難。そこではトド肉を食べたら貰える証明書を頂戴した。
  • 続いて知床から標津に入り、野付半島に進む。嫁さんのリクエストでトドワラを見学。生憎の雨天で視界が悪く、遠くが見えない状態ではあったが、その分幽玄な感じがあった。待合室では夏にも関わらずダルマストーブが設置されていたが、野付半島を散策後、そのストーブの存在がありがたく感じられた。
  • 野付半島を後にし、標津から中標津へ。中標津のルックで例のアダプターを探したが、555アダプターは現在扱っていないとの張り紙があった。ついにあのアダプターは幻のアイテムと化したようである。だが、入手経路はとある筋に確保しているので、あまり心配はしていない。
  • 中標津でホテルを探すが、相変わらず満室が多い。ガイドブックを読み進めていくうちに、マルエー温泉というものがあり、そこは宿泊施設もあるとの事が書いてあった。マルエー温泉には幸い空きがあり、一泊素泊まり\6,000/一人である。ここにチェックインし、部屋に荷物を入れる。
  • 部屋は8畳ほどの広さの和室で、なかなか小奇麗な感じである。市内なので窓外の展望は望むべくもないが、温泉は24時間入り放題だ。荷物を置いて食事のため、中標津にあった全国チェーンの居酒屋「つぼ八」に入り、北海道っぽい料理を頼む。
  • 部屋に戻ると布団が既に敷いてあった。その布団に潜りこんで就寝。

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ホテル地の涯の敷地内にある露天風呂です。
無料だという情報がありますが、それはないと思います。








知床五湖の土産物屋で売られていた「ハマナス&コケモモソフトクリーム」です。
味は...あまり普通のソフトクリームと変わりませんでした。

併売していたコケモモジュースの味が濃厚で美味だったので、もう少しコケモモの味を前面に出すと、美味しく頂けるように思います。





ウトロの喫茶店で供される手打ちうどんです。
こちらはかけうどんです。

かけうどんは出汁もよく、及第点です。



そしてこちらはざるうどん。
うどんの味を確認するためには、ベストな注文ですね。

麺の味、コシは申し分ないのですが、つけ出汁が辛い。もう少し旨みを加えても良いのではないかと思えた。


羅臼の食堂で食べた「馬鹿の陶板焼き」定食です。

味が濃いのは肉の臭みを隠すためでしょう。




こちらは同じ食堂の「ジンギスカン定食」。

食い物は羅臼よりもウトロが美味いです。

7月5日

  • マルエー温泉を9時頃に出発し、開陽台に向かう。さすがに疲れが出てしまい、運転は嫁さんに交代した。昨日から降り続く雨はこの日も快方には向かわず、雨の中をひた走る。開陽台に到着はしたが、霧がひどくて地平線どころか100m先も見えない。ここで嫁さんに開陽台とは何ぞやとのレクチャーをして、それから朝食として開陽台の喫茶店で、いもだんごのぜんざいいもだんご汁を食す。
  • いもだんごのぜんざいといもだんご汁は思った以上に美味だった。特にいもだんご汁は絶品。野菜と鶏肉が入った、少々濃い目の醤油味である。また、ここのメニューの中には「ライダー定食」なるものがあった。お値段は定食と謳っているにも関わらず、\350。あまりの安さにウェイトレスさんに「これは何だ」と確認したところ、「納豆ごはんです」とあっさりと返事があった。なるほどね。
  • 中標津から根室に向かう道中で、急にカーステの電源が入らなくなる。アクセサリーソケットにも導通がなくなった。見るとヒューズ(15A)が飛んでいたため、最寄のホームセンターでヒューズを購入し、交換して事無きを得る。原因は不明。
  • 納沙布岬のお土産屋兼食堂では花咲ガニのてっぽう汁の無料サービスを受け、それに釣られた訳ではないが、その店でホタテカレーホタテ丼を注文。ホタテカレーはまあ想像通りのシロモノだったが、ホタテ丼はてっきりホタテの貝柱の刺身がごはんの上一面に敷き詰められていると思っていたところ、予想に反して卵でとじたものだった。味は良かったのでまあ良しとしたが、ちょっと残念。
  • 納沙布岬から霧多布へは、道道142号(通称北日本シーサイドライン)を使用する。途中にはムツゴロウ王国があるが、雨天でもあったので立ち寄りもせずに霧多布岬へ向かう。岬は名前の通りの深い霧が発生しており、視界は最悪。また泊まる予定にしていたペンションがあまりにもみすぼらしかったのでパスし、霧多布温泉ゆ
    うゆに向かう。
  • ゆうゆの駐車場には知り合いの銀色のブラックバードが駐輪しており、しばらくその横に停車して待っていたところ、ゆうゆの玄関先でカッパを着ようとしている知り合いを発見。挨拶の後に別れる。彼はこの後我々とは逆の方向に走るとの事だった。
  • 厚岸あたりで突然サンバーのエンジンが停止する。アクセルをいくら踏んでも加速せず、ちょうどガス欠のような感じだった。だがガソリンはちょうど半分くらい残っており、ガス欠はあり得ない。となると燃料系か点火系のトラブルが考えられる。
  • たまたまお土産物屋の駐車場入り口までは走れまたので、お土産物屋のご主人に修理屋を呼んでもらいう事にした。平行して嫁さんにはインターネットで最寄のディーラーの検索を依頼する。だが、呼んで貰っている間にダメ元でもう一度エンジンをかけてみたところ、何故か問題なくエンジンがかかってしまった。
  • 修理屋を呼んでもらった手前そのまま立ち去る訳にもいかず、とにかく修理屋が来るのを待つ。その間にエンジンの停止、始動、走行テストを繰り返したが、全く問題は発生しなかった。修理屋が到着した時に事情を話し、申し訳なくも退散頂き、またお土産物屋のご主人にも礼を述べつつ再度発進。
  • 厚岸からR44に入り、釧路に向かって走る。今度はいつ止まるか不安はあったが、とにかく都市部に向かって走れば対応も可能だろうと言うことで、R44をひた走る。当初は鶴居村あたりで宿をとろうと考えていたが、車がいま一つ信頼できないため、釧路駅にある観光案内所で紹介してもらった市内のホテルに宿泊。
  • 釧路の観光案内所で紹介してもらったのは、「釧路パシフィックホテル」と言うガイドブックにも掲載されているホテルだった。料金は一泊素泊まりで\6,000。ガイドブックには一泊二食で\15,000〜となっているので、またもや割安で宿泊することができた。部屋はツインルームだが、12畳はあるデラックスツインである。ベッドも広い。備品等には多少の年輪を感じたが、概ね優秀だ。
  • 部屋に荷物を置いてから、観光案内所で貰ったガイドのパンフを片手に、夜の釧路の繁華街に夫婦で繰り出す。色々と見るがこれと言って食指が動く店がなく、結局釧路に来てまでどうかとは思ったが、全国チェーンの居酒屋「魚民」で夕食となる。
  • 魚民ではいくつか料理を頼んだが、これがまた一向にテーブルに届かない。テーブルについてから一時間後、ついに業を煮やして店員のおばさんを捕まえて、一体どうなっているんだと詰問する。聞くと人が少ない上に新人のバイト君の不手際と、たまたま何かの大会が釧路であったらしく、客が大量に押し寄せたために捌けない状態なのだと言う。このまま待っていても埒があかないので、来た料理の分だけを清算して店を出る。
  • 殆ど食べていない状態だったため、次の店を色々と物色するが、やはり食指を動かす店はない。ラーメン屋も何軒か覗いたが、「大将ラーメン」という店以外は客が入っておらず、店主が暇を持て余している様子だ。唯一客で賑わっている大将ラーメンが気になったが、スープに使う豚骨の臭いが鼻につき、断念。
  • 結局ホテル近くのセイコーマートで冷やし中華とひやむぎ、そして菓子パンをいくつか買って部屋に戻り、それを夕食とした。だんだん食生活がひもじくなっていくような気がするが、明日は和商市場で海の幸を飽食するのだと言い聞かせ、コンビニ食料を黙々と食べ、就寝。
  • そうそう、我々が部屋でひもじい食事をしていた時に、釧路沖を震源とする震度3の地震があった。我々の部屋は8階だったため、揺れは結構凄かった。

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開陽台の喫茶店で注文した「いもだんごぜんざい」です。
いもだんごと言うよりも、白玉餅の少々モサモサしたもの、といった食感です。

お味は甘さと塩加減が絶妙で美味でした。お茶はこぶ茶です。



こちらは「いもだんご汁」ライスはサービスです。
醤油ベースの出汁に野菜と鶏肉が入り、前述のぜんざいと同様の団子が入っています。

ぜんざいの時は白玉餅と評しましたが、こちらでは「すいとん」という感を受けました。
味は美味です。団子の代わりにきしめんやほうとうを入れても美味いと思います。


納沙布岬の土産物屋兼食堂で無料サービスされている昆布の煮物と、花咲ガニのてっぽう汁です。
てっぽう汁はライダーの客が来てもサービスされないようです。私も今回初めてサービスされましたが、差別はいけませんね。




てっぽう汁をご馳走になった義理で注文した「ホタテカレー」です。
味は...まあこんなものでしょう。カレーですしね。





こちらはホタテ丼。
まさか卵でとじてくるとは思いませんでした。

ですがこういうものだと思って食べると、なかなか美味でした。

7月6日

  • 朝食を取ろうとホテルの周りを散策したが、夜の繁華街の中にあった事もあり、喫茶店がない。仕方がないのでホテルをチェックアウトし、釧路駅構内のミスタードーナツで朝食を取ることになった。
  • 和商市場は昼に回し、とりあえず不安材料を取り除こうと言う事で、釧路駅から少し離れたスバルのディーラーに直行する。ディーラーの所在はあらかじめインターネットで調査済みなので、いとも簡単に発見できた。インターネットはとても便利なものだと実感する。
  • ちょうどオイル交換時期を過ぎていたため、ディーラー(釧路スバル)ではオイル交換を依頼した時に昨日のエンストの件を告げて調査を依頼したところ、1.5hほど時間が欲しいとの事。時間がかかるのは困るがそのまま走るのも問題なので、仕方なしに作業を依頼。その間にショールームの中で、夫婦で新サンバーのカタログなどを見る。
  • するとディーラーの方が気を利かせてくれたのか、レガシィの試乗でもしてみませんかと誘ってくれた。退屈していたので喜んでそれを受け、釧路市内を少しだけドライブ。やはり最新型の乗用車、当たり前だがサンバーとは乗り心地の次元が全く違う。何よりエアコンが効いていて、車内が涼しいのが最高だ(サンバーはエアコンが壊れているのだ)。
  • 試乗を終えてしばらくすると、サンバーのオイル交換が完了した。メカニックの話では、プラグコードの劣化でリークが発生しており、おまけにディストリビューターにもヘタりがあるとの事。そのため雨に濡れた事で点火不良を起こし、停止したのではないかという事だった。点火系のトラブルだったようである。
  • 晴れていれば問題はないので、千葉に戻ったら交換した方が良いですよ、とのアドバイスを受ける。オイル交換費用はエレメントを含めて3千円弱。おまけにウインドウォッシャー液を2本もくれた。釧路スバル、とても好印象である。
  • 丁度昼食の頃になったので、いよいよ和商市場に突入。地下の駐車場にサンバーを入れ、市場内を散策。相変わらず売り子のおばちゃんがしきりとセールスをしている。市場内にある「市場亭」で、海鮮丼ぶっかけ丼、そしてイカの造りを注文。海鮮丼はイクラとウニと花咲ガニの足とほぐし身が入ったもの、ぶっかけ丼は好きなものを自由にトッピングするものだ。ぶっかけの方は海鮮丼に入っていない具と言うことで、エビ、つぶ貝、マグロ、ホタテを選択した。
  • 丼は相変わらず美味ではあったが、ウニ・イクラ・ホタテについてはウトロで食べたウニイクラ丼と、造り盛り合わせに入っていたホタテの方が美味かった。今までは釧路で海の幸と決めていたが、これからはウトロで海の幸に方針変換が必要である。
  • ここで土産物を少し買って、次に釧路駅の裏側にある松竹屋に向かう。この店が例の「ねこのたまご」を製造・販売しているのだ。ねこのたまごについてはインターネットで検索して頂ければ判るが、要はメス猫の卵巣を乾燥させたものを煎じたもの...ではなく、大福の中に生クリーム諸々を詰めたお菓子。某メーカーの氷菓にある「雪見大福」のようなものだと思えば間違いはない。
  • そこで「葛」「十勝ワイン」「ラムレーズン」を購入。味は「葛」が一番美味だった。よく判らなかったのが十勝ワイン。餅の部分の味が強すぎて、中の具(?)の味がよく判らなかったのだ。お勧めは「葛」である。
  • 釧路を後にし、次は池田ワイン城の「牛一頭コース」だ。これは以前池田ワイン城にタダ酒を飲みに行った際に、町営レストランのメニューの中にあったものだ。今回の旅では夫婦でこれを食べてやろうという目論見があった。
  • 釧路から帯広を目指して進み、十勝川温泉の「かんぽの宿」を覗くとたまたま空きがあったので、本日の宿に決定する。部屋は10畳のとても大きい和室だったが、宿泊料金は嫁さんが簡保に入っていた事もあり、一泊素泊まりで\6,000弱。ここはモール泉という弱アルカリの泉質で、別名「美人の湯」というらしい。浴場には露天もサウナも完備され、言う事なしの環境である。
  • 部屋に荷物を入れ、腹も空いてきたので池田ワイン城に向かう。到着したのは18時。オーダーストップの30分前である。早速ワイン城3階の町営レストランに駆け込み、メニューを殆ど見ずに、問題の牛一頭コースを注文した。酒が飲めないので替わりに葡萄ジュースなど飲んでいると、割と早く問題の牛一頭コースが我々の目前に姿を現した。フィレとサーロインのステーキが各一枚、タンシチューとビーフシチュー、そして皮付きのテールシチューが牛の形をした陶器の器に盛られている。
  • ステーキは美味しく頂けたが、元々我々夫婦は本物のデミグラスソースが苦手なので、シチュー系には苦労した。特にテールシチューは脂身(ゼラチン質)が多く、食べるのは正直苦痛であった。
  • 貧乏臭い話だが、このデミグラスソースがハウスとかS&Bのお手軽インスタントビーフシチューの味であったなら、何とかなったかも知れない。デミグラスがお好きな方には良いのでしょうが、我々はもう結構。良い勉強をさせてもらった。今後行かれる方がおられるようでしたら、よく考える事を勧めます。二人分の量があるとは言え、\8,300もしますから。
  • 牛一頭コースを苦労しつつも完食し、とりあえずの達成感に包まれつつ、かんぽの宿に戻ってお風呂に入る。牛一頭コースで口の中がかなり脂ぎっていたため、お茶をガブ飲みして就寝。テレビでは「魔女の宅急便」をやっていた。

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釧路の和商市場で作ってもらった「ぶっかけ丼」です。
ボタンエビとホタテ、マグロにつぶ貝が入っています。





こちらは正規メニュー(?)の海鮮丼。
イクラとウニ、そしてタラバガニの足が一本とカニのほぐし身が入っています、

どちらも大変美味でしたが、ウニとイクラ、ホタテに関してはウトロで食べたものの方が美味。



こちらは箸休めのつもりで注文したイカの刺身。
甘くて歯ざわりもよく、美味でした。





こちらは和商市場名物「勝手丼」の具を刺身で頼んだものです。
マグロのトロと赤貝、ホタテが入っています。

ホタテは丼に入っていたものよりも甘味があり美味でしたが、ウトロのものには敵いませんでした。






釧路にある「ねこのたまご」というお菓子です。
興味のある方はインターネットで検索してみて下さい。

夏向きの面白いお菓子です。



池田ワイン城の中にある町営レストランで供されている、牛一頭コースです。写真右のタバコの箱で、大きさが判ると思います。
我々はもう結構ですが、聞くところによると、これにテールシチューとタンシチューを追加注文した方々がいらっしゃるそうです。

二人分で\8,300です。

7月7日

  • かんぽの宿をチェックアウトし、池田ワイン城の近くにあるパンとチーズの店「ハッピネスフロマージュ」にて朝食。クロワッサンがとても美味。続いてアイスクリームの店「ハッピネスデイリー」でジェラードを食べる。あまり甘くないのでお勧めです。
  • 池田町から帯広市に入り、ここでは豚丼の「ぱんちょう」で昼食。朝食べたパンが消化し切れていないため、食べるのには苦労する。空腹時ならばもっと美味しく食べられた事だろうと思うと少々残念。個人的にはワイン城の町営レストランで牛一頭コースを食べるより、こちらの方がお勧めだ。
  • そして最後に六花亭本店の二階喫茶室で、ところてんとショートケーキ、そしてサクサクパイでティータイム。サクサクパイは本店と釧路店でしか置いていない限定商品で、丸いパイ生地の中に生クリームが詰められているだけのもの。シンプルなのだが実に美味。他のものも大変美味である。我々夫婦は揃って六花亭のファンであるだけに、評価は甘くなるのは仕方がない。結婚式の引出物にもここのお菓子をインターネットで大量発注して準備した程である。
  • そして我々は、喫茶室であまりお目にかかれないものに遭遇した。六花亭では誕生日に店を訪れると、ある特典が与えられる。その特典とは、ウェイトレスが4人集まり、見事なコーラスで「ハッピバースデー...」と歌ってくれるのである。自分がされるのは恥ずかしくて御免こうむるが、人のを見ている分には微笑ましい特典である。
  • 帯広で飽食した後、出発。広尾までは嫁さんに運転を代わってもらって、私は助手席で爆睡。寝たままでも確実に目的地に進むのは、とてもありがたい事である。襟裳岬には夕暮れ時に到着。有料の展望台に設置しているフィールドスコープでゼニガタアザラシを観察後、つぶ貝を食す。身が大きく歯ごたえがあり、大変美味であった。
  • 今夜の宿は浦河町の町営施設である「優駿ビレッジ・アエル浦河」。二人で一泊素泊まり\15,000。ここはインターネットで発見した宿泊施設である。部屋は可もなく不可もないツインの洋室。風呂は最上階にあり、露天風呂こそないものの、サウナは完備していた。
  • 夕食はバイキング形式。バイキングなので具体的に何々が美味いとは評価できないが、全体的に味は美味い部類に入ると思われる。食べ放題の場合、元を取ろうとついつい食事量が多くなるのが問題である。
  • 夕食の後に風呂に入り、15分\100のマッサージ椅子を使用する。今回の旅行中、何度かマッサージ椅子のお世話にはなっているが、単純な揉み機能しかないものだった。それに力が弱い。だがここのマッサージ椅子はナショナルのアーバンリラックスである。揉みだけではなく叩き機能を装備し、おまけに力が強い。
  • マッサージ椅子のおかげですっかり軽くなった肩と身体で部屋に戻り、就寝。車での旅行とはいえ、疲労は溜まるものだ。バイクでタンデムだったらこれよりひどい状況になっていただろう。

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池田ワイン城の近くにあるパンとチーズの店「ハッピネスフロマージュ」のパンです。
ここのクロワッサンは絶品です。

自信を持ってお勧めできます。



こちらは上のものとは違う種類ですが、お店は同じです。
このように焼きたてのパンを店内で食べさせてくれるので、足の早いクロワッサンも美味しく頂けるのです。




こちらは姉妹店の「ハッピネスデイリー」。むしろこちらの方が有名です。
アイスクリームとパスタが売りの店で、写真はハスカップとワインケーキのジェラードです。

甘さは控え目ですので、甘いものが苦手な方でももしかしたら食べられるかも知れません。
お味は美味でした。





帯広名物「豚丼」です。
写真は駅前にある「ぱんちょう」の豚丼。松竹梅花とランクがあり、松よりも梅の方が豪華になっています。写真は松です。

ちょっと甘めの醤油味で、美味です。


襟裳岬の土産物屋の店内に設置されている「ダルマストーブ」です。
夏でも稼動しているのですから、いかに北海道が寒いかをよく現しています。

この日もちゃんと動いていました。






襟裳岬の土産物屋兼食堂で供されている「つぶ焼き」です。

大き目のつぶ貝がスライスされて貝殻の中に入っています。
少々甘めの出汁で煮込まれ、大変上品かつ美味に仕上がっています。

お酒が欲しくなる味です。




釧路の和商市場で買い求めたグリーンアスパラを、ホテルの備品の電気ポットで茹でてます。
一定温度で茹で上がるので、アスパラ程度であれば美味しく頂けます。

...あまり真似しないように。

7月8日

  • ホテルで朝食の後にチェックアウトし、アエル浦河の売りの一つである乗馬に、嫁さんがチャレンジした。私はカメラマンとして小雨の降る中、騎乗した嫁さんを追う。嫁さんの選んだコースは一時間半程度のコースで、初心者でも一人で馬に乗って施設の周りを歩けるようになるというものだ。
  • 最初はおっかなびっくりで馬に遊ばれていた嫁さんだったが、元々バイク乗りでもあるのでバランス感覚は保証付きである。馬場柵の中からコースに出る頃にはコツを掴んだようで、コースから戻ってくる頃には笑みを浮かべる程度までリラックスしていた。下馬して私の待つ待機所に満面の笑みで戻ってきたは良いが、お尻が鞍ずれを起こして痛いとの事だった。
  • 浦河を後にして、次に静内〜新冠でサラブレッドの見学。その前に山肌に大きく描かれたサラブレッド壁画の前の喫茶店「ベンチタイム」で昼食。ここはガイドブックに載っていた店で、売りは三日三晩煮込んだ牛肉と鶏肉のカレーである。鮭とわかめのピラフと看板商品のカレーを注文。味はなかなかのものだ。ただピラフの方はバターが効きすぎていた感があり、少々しつこい味付けであった。カレーについては問題ない。平均点以上だろう。
  • サラブレッド銀座では「優駿スタリオンステーション」でオグリキャップ号とマヤノトップガン号を柵越しに見学。よりによって彼らは柵の一番奥でのんびりと草を食んでいるため、間近には見る事ができない。次にかのナリタブライアン号の記念館のある「CBスタッド」へ。ここには有馬記念馬シルクジャスティス号、ブライアンの全弟ビワタケヒデ号、そしてブライアンの親父殿であるブライアンズタイム号がいる。見学コースではビワタケヒデを馬房から引き出し、間近に見せてくれるサービスがあり、ちゃっかり参加した。
  • 新冠を後にし、その後日高ケンタッキーファームに立ち寄る。その間嫁さんは乗馬の疲れが出たのか助手席で轟沈。日高ケンタッキーファームで早めの夕食をと考えたのだが、昼に食べたピラフのおかげか空腹を感じず、結局そのまま通過。苫小牧へと歩を進める。
  • 苫小牧のフェリーターミナルで、今後の事を考えて太平洋フェリーのパンフを入手しようと向かったところ、霧多布で別れた知り合いが、乗船準備のためにターミナル前で停車している姿に偶然出会った。少々雑談の後、知り合いが乗船したのを見送ってから苫小牧市内へ。
  • 苫小牧市内には観光案内所があるにはあったが、営業してはいなかった。ガイドブックに書かれているホテルはどれも高価で、苫小牧宿泊を一旦は諦め、千歳市内に向かう。だが千歳にはそもそも観光案内所自体が存在しない事を知り、千歳空港の案内所に行ったりと夜の北海道をうろうろと走ることになった。
  • 結局のところ、苫小牧市内の怪しげなホテルに飛び込みで入り、食事は事前に買い込んだセブンイレブンの弁当で済ませて就寝。

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ベンチタイムの「鮭とワカメのピラフ」です。
スープがおまけについて、\700。

少々バターがキツいですが、それなりに美味な一品かと思います。



こちらは特製のオリジナルカレー。
牛と鶏を7:3の割合で三日三晩煮込んだものだそうです。

味は美味な部類に入ると思います。
サラダが付いて\800でした。

7月9日

  • 苫小牧のホテルを早々にチェックアウトし、支笏湖に向かう。だが支笏湖は霧(ガス)が濃厚に立ちこめて、対岸は全く見えない状況だった。晴れていれば対岸の風不死岳や樽前山が湖面に映える美しい湖だけに、残念なことこの上なしである。続いて苔の洞門に向かったが、こちらは岩崩れで立ち入り禁止状態。
  • 支笏周辺の観光は諦め、そのまま進路を羊蹄山に向け、今朝テレビのニュースで取り上げられていた京極町にある「ふきだし公園」に行ってみることにする。予備知識が殆どない状態で現地に到着した。
  • ふきだし公園は羊蹄山の伏流水の湧出量が最も多く、水は日本の名水百選に選ばれているらしい。水は岩場からとうとうと湧き出し、現地の方々がポリタンクを片手に湧水を汲んでいる。味はくせのないもので、これならどんな料理にも合うだろう。もちろんお茶にも酒にも使えそうだ。
  • 湧水を飲んだ後に、売店で名物のソフトクリームを食べる。何故名物なのかは判らないが、4軒ある売店のうち、どの店も「元祖」だとか「真」だとかと自分の店が正統だと言い張っているのを見ると、なにか由緒があるのだろうと思える。そのうちのソフトクリームだけを売っていた店で購入したものは、不思議と食べた後に喉の渇かない不思議な味だった。
  • 京極から倶知安を経由して仁木町へ入る。仁木町に入ると、道路のそこかしこに「さくらんぼ狩り」の看板が出ていた。ちょうど昼時でもあったので、腹に軽く何か入れとくかと軽い気持ちでさくらんぼ狩りに参加。入場料は\1,000/一人である。
  • 入場料を支払い、木製のはしごを借りてさくらんぼ園を物色する。この農園は8種類のさくらんぼを栽培しているとの事だ。まずは「水門」という銘柄のさくらんぼの木に取り付き、実をむしっては食う。味は水分が多く甘味はあるが、少々淡白なものだ。次に取り付いたのが有名な「佐藤錦」。これはいかにもさくらんぼという味で、非常に美味。スーパーで売っている同銘柄のものが、これからは食べられないくらいに美味い。一時間が経過し、しばらくはさくらんぼは見たくない程に食い散らかした。我々夫婦が食い尽くしたさくらんぼの木は、優に3本はあったかと思う。
  • 仁木町から余市に入る。ここでの観光はお決まりの「ニッカウヰスキー余市工場」の見学だ。正門の受付で見学の旨を告げると、ガイド付きか自由見学かを聞かれる。我々は自由見学の方を選択した。
  • 工場内では10年もののモルトの原酒のサービスを受けるが車を運転しているので口に含んで吐き捨てたが、それでも濃厚なウイスキーの味と香りが楽しめる。そして見学コース最後の売店では、無料試飲のアップルワインとグルメフランクを頂いた。もちろんアップルワインを飲んだのは嫁さんだけで、私は水で我慢。
  • 余市から小樽に入り、小樽をパスして札幌に向かう。目的はジンギスカン札幌ラーメンだ。JR札幌駅構内の旅行案内所ですすきの近郊のホテル「ホテルアーサー札幌」を予約。ホテルに荷物を置き、徒歩ですすきのに繰り出した。
  • ジンギスカンはガイドブックに載っていた「だるま」と言う店。生ラム肉を使った店で、肉にラム独特の臭いがないのが売りとの事。最初は本店に行ったが店の前には行列ができており、本店を諦めて近くにある支店のほうに向かう。
  • 支店は客で一杯だったが店の外に溢れるほどではなく、何とか店内に入って椅子に座ることができた。ここのメニューはジンギスカンと漬物・ごはんと飲み物くらいしかなく、注文をしなくてもジンギスカンは自動的に人数分運ばれてくる。店内はカウンターのみで、ジンギスカン鍋は余計な油を除くためであろう、スリットの入ったものを使用している。もちろん炭火焼きだ。
  • ジンギスカンは実に美味。なるほど多少はラムの臭いがするものの、殆ど気にならない。肉も美味かったがむしろ付け合せのタマネギが肉厚で甘くて美味。追加で肉と野菜、そしてキムチとごはんを注文する。最後にはジンギスカンのタレをお茶と混ぜ、残りご飯にお茶漬けのようにかけて食べるのだと、ガイドブックには書いてあった。実際に試したが、味がしつこくてあまりお勧めはしない。だがジンギスカンを楽しむのなら、この店はお勧めである。
  • ジンギスカンである程度腹がふくれたので、腹ごなしにしばらくすすきの観光。そして最後の締めに札幌ラーメンを食べようという事になった。札幌ラーメンと言えば例の「ラーメン横丁」だが、私は以前にここで不味いラーメンを食わされた経験がある。そこで今回は趣向を変え、その辺にある店に直感だけを頼りに飛び込む事にしたのだ。
  • 飛び込んだ店は「」という味噌ラーメン専門店。ここで味噌ラーメンとコーンバターラーメンを注文する。麺は札幌ラーメンの定番、西山製麺のものだった。スープはあっさりした味噌味で、正直麺に負けている感を受ける。つまりはまたもやハズレを引いてしまった訳だ。これなら大阪に行けば、もっと美味い味噌ラーメンを食わす店は星の数ほどあるだろう。札幌ラーメン=不味いを再認識しただけで終わってしまったのは残念である。
  • ホテルに戻る前にまたもやセイコーマートに立ち寄り、セイコーマートブランドの林檎のシャーベットを購入。これがまた美味であった。部屋に戻って風呂に入り、就寝した。

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羊蹄山の麓、京極町にある「ふきだし公園」です。
水は日本の名水百選に選ばれるだけあって、癖がなく美味。





こちらは公園内の土産物屋で売られていたソフトクリーム。
後味がさっぱりとしていて喉が渇かない、不思議なソフトクリームでした。

味は...まあ普通のソフトクリームですね。






ふきだし公園の湧き水を、地元の方がポリタンクに詰めています。

ポリタンクは駐車場の近くの売店で、オリジナルラベルを付けて売られています。




余市にある「ニッカウヰスキー」の正門です。

ここはお酒が無料で飲めるので大好きな場所です。




これがここでしか飲めない無料のモルトウイスキーです。
今回は10年物のモルト原酒でした。

口に含んだだけでしたが、芳醇な香りがあり、美味であろうと思われます。



こちらは工場内の売店に設置してあるサーバーです。
樽の中にはブラックニッカと、余市工場限定のアップルワインが無料で提供されています。

量に限定はありませんので、ここでつまみを買えば、タダ酒を楽しむことができます。



札幌はすすきのにあるジンギスカンの店「だるま」です。
こちらは本店ではなく、ちょっと離れた支店です。

外には人がいませんが、店内は一杯でした。



これがこの店のジンギスカンです。
赤身の多いラム肉と、肉厚で美味なタマネギ、そして長ネギだけのシンプルなものです。





これが拡大したものです。

どうです?美味そうでしょ。




札幌ラーメンの店「欅」です。

ラーメン横丁からは随分と離れた場所にあり、かつ客も地元の人間が多いようでしたので入ってみたのですが...。






これが欅の味噌ラーメンです。
確かに単品で見れば美味しいのですが、ラーメンとして食べた場合はあまり頂けません。
やはり札幌には美味しいラーメンは無いのだろうか...。

乞う、美味い札幌ラーメン情報。

7月10日

  • 今日の移動距離は札幌〜小樽間なので、あっと言う間である。ホテルでモーニングを食してチェックアウトし、昨日歩いたすすきのの繁華街を通ったが、繁華街の常だろうか、朝の顔は夜の喧騒を知る者には少々寂しいものに感じられる。
  • 小樽には午前中に到着。本日の宿である小樽ヒルトン(マイカル小樽の中)には夕方に到着すれば良いため、普段したことのない小樽観光をやってみようという事になった。
  • 北一硝子や小樽オルゴール館、小樽運河や小樽駅、三角市場を散策し、その間に土産物を発送を行い、アイスクリームパーラー美園のアイスモナカと「ぱんじゅう」なるたこ焼きの形をした回転焼のようなものを食す。美園のアイスクリームは昔の「アイスクリン」の味で、なかなかの美味...というか懐かしい味。ぱんじゅうも面白い味(ただの回転焼きとはちと違う)で美味だった。
  • ホテルにチェックイン後に会社用のお土産に、マルセイバターサンドに白い恋人を購入。郵便局で発送後、小樽名物と言われている寿司を食べに、巡回バスで小樽中心部に向かった。小樽運河で下車、事前にガイドブックで調べた「おたる政寿司」に入る。
  • 店内はカウンターとテーブル席、そして奥には座敷のあるもの。寿司屋と言うより和風レストランの雰囲気がある。ここで握りのセット品と単品の握りを注文。握りのセット(たちばな)にはイクラ・ウニ・中トロ・ヒラメ・サーモン・ホタテ・ボタンエビ・タラバガニ・ほっき貝・赤貝が1カンずつ。単品の握りはアナゴ・マグロ赤身・シャコ・つぶ貝を2カンずつである。
  • 味はまあそこそこの部類。だが下手すると回転寿司の方が美味いと感じるネタもあった。鮮度は良いのだろうが、どうもインパクトが少ない。まあ普段回転寿司しか食べていない人間の言うことだから、あまりアテにはできないとは思うが。
  • 寿司を食した後、今回の目玉の小樽運河を撮影。続いて入った店は炭焼きの海鮮バーベキューの店。ここではホタテとつぶ貝、そしてじゃがいもとトウモロコシとししゃもを注文。味はまあまあ。
  • 小樽の海の幸は、ちょっと疑問符が付く感じを受ける。まあ前半にオホーツクだとか道東だとかで飽食しているから、評価が厳しくなっているのかも知れない。
  • 食事の後は、再度小樽運河に戻って撮影。この日のために買ったと言っても過言ではないデジカメ(E-10)で、もう撮りまくりである。下手な鉄砲どころか機関銃状態である。
  • ホテルには巡回バスの最終便で戻り、部屋で昼の三角市場で自家消費用に安く買った夕張メロンをデザートとして食す。これがまた美味。もう一個買っておけば良かったと後悔するくらい。
  • メロンを食べた後は出航する新日本海フェリーの船影を見つつ就寝。明日はいよいよ北海道を離れる。

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隠れた小樽名物だそうです。
最近復活したと、店内の貼り紙に書いてありました。





これが「ぱんじゅう」です。
薄い小麦粉のパリパリした皮の中に、熱いつぶ餡がぎっしりと入っています。

甘さは控え目でした。お値段は一つ\75。






アイスクリームパーラー美園の本店が閉まっていたため、小樽運河にある出張販売所です。
販売所と言っても、このアイスクリームケースが一つあるだけです。








これが美園の「アイスもなか」です。
中身は昔懐かしいアイスクリンが入っています。








小樽運河のすぐそばにある「政寿司」で出されたお寿司です。
味は...まあこんなものでしょう。

後から得た情報では、小樽は寿司ではなく、洋食が美味いとのことだった。
次からは町の洋食屋に行くことにしましょう。


小樽運河の夜景です。
今までのカメラは夜景が撮れませんでしたが、今度のやつはバッチリ撮れます。





小樽運河の倉庫の中の店で食べた、海産物の網焼きです。
ホタテとつぶ貝、ししゃもとほっき貝、じゃがいもとトウモロコシですね。

味は焼くだけですので美味でした。



ホテルから見えた、敦賀行きの新日本海フェリーです。

何が何だかよく判りませんね。

7月11日

  • フェリーの出航が10:30のため、早朝にホテルをチェックアウト。船内での食事と朝食の買出しにセイコーマートに向かう。嫁さんがこの旅行中にセイコーマートをいたく気に入ってしまい、近くに他のコンビニがあるにも関わらず、わざわざ小樽市内に一軒だけあった店に直行。空腹も手伝い、やたらと食材を買い込む。
  • 買出しの後は朝食として、フェリーターミナル内の乗船待ちの車の列の中に駐車し、車内でコンビニ弁当。北海道の最後を飾る食事がセイコーマートのお弁当...。そう言えば北海道上陸後の最初の食事もセイコーマートのおにぎりだった。
  • 帰りはスイートルームではなく、特等船室である。料金が\10,000違うとここまで落ちるのかと言うほど、スイートとの格差は大きい。部屋はスイートと同じく最上層フロアにあり、部屋風呂も付いてテレビもあるのだが、部屋がとにかく狭くてバスルームは完全にユニットである。ビジネスホテルのツインルームと同程度と考えれば良いだろう。洋室よりは和室をお勧めする。ここは少なくとも6畳の畳の空間があるようだ。
  • 乗船後は昨日ホテルの室内で食べた夕張メロンの半分を食べる。ビニール袋に入れていても漏れてくる芳醇なメロンの匂いに部屋がつつまれ、また昨日よりも甘味を増したメロンに舌鼓を打つ。もう言うことなしの美味さである。これを食べたら内地のメロンは食べられたものではない。貧乏家庭なので、メロンなんて食べたくても買えませんけど。
  • 出航後は知床で買った「ぶるる知床」を読みつつ室内でビデオ鑑賞したり寝たりの一日を過ごす。この「ぶるる知床」、ウトロのしれとこ自然村の受付と、あと一箇所(場所は失念)でしか売っていないそうだ。内容は知床岬の探検談から知床の見どころなどを紹介するもので、なかなか楽しめる内容になっている。内容についてはそのうち別の機会に紹介しようと思う。斜里バスの話が笑わせてくれた。
  • 夕食は例の特別食堂で和風コース。洋食と違い、あらかじめ準備されている膳を頂くかたちだ。汁物と茶碗蒸し、焼き物だけは後から出てくる。味は洋食ほど美味いとは感じなかったが、それなりに美味。ただ小樽の時も書いたが、海産物に関してはかなり評価が厳しくなっているため、これはフェリー側に不利に働いていると思う。和風コースは往路に、洋風コースを復路に設定するのが最も良いと思える。
  • 船室のテレビで衛星放送を見ながら「ぶるる知床」を読みつつ就寝。嫁さんは夕食時に出たグラスワインを一杯飲んで、横のベッドで酔いつぶれ、隣のベッドで潰れて寝ている。
  • 今回の旅を振り返り、心残りと言えば、
    ・羅臼の「熊の穴」で熊ラーメンを食べたかったこと
    ・富良野でラベンダーラーメンを食べてみたかったこと
    ・腹の減った状態で、帯広の豚丼を食べたかったこと

    ...等が挙げられる。食べることばかりなのは少々恥ずかしい。

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これが小樽の三角市場で購入した夕張メロンです。
すばらしい色ですね。





これはフリーズドライの苺をホワイトチョコレートでコーティングした、六花亭のお菓子です。
この時はまだ形を整えていましたが、千葉に帰った頃には解けて無残な姿を晒していました。

味は酸味があってとても美味でした。



これはフェリーでの夕食です。
本当はこれに焼き物(タラバと鮭)と茶碗蒸し、そして汁物(ハマグリのすまし汁)が付きます。

味は良かったのですが、さすがに北海道で海の幸を満喫して贅沢に慣れた舌には、今ひとつと感じる部分がありました。

7月12日

  • 朝の5:30に新潟港に到着。朝食に小樽のセイコーマートで買った菓子パンをほおばりつつ、北陸道・新潟亀田ICに向かう。天候は曇り。
  • 新潟亀田ICから高速に乗る。このまま帰る事も可能だが、せっかくだからちょっと足を伸ばして会津若松に行こうと言う話になり、関越道ではなく磐越道に入る。
  • 会津若松に7:00頃到着。当然観光案内所はまだ開店していない。駅の交番で観光案内地図を貰い、まずは白虎隊が自刃した場所として有名な飯盛山に向かい、白虎隊の墓などを参詣して下山。次に桜で有名な伊佐須美神社に行き、続いては会津藩の学校(藩校)、日新館を観光。
  • ちょうど昼時になったので、喜多方まで足を伸ばして昼食はラーメンに。だがお目当ての坂内食堂はこの日定休で閉店。仕方が無いので駅の構内の立ち食いでラーメンを食べる。
  • まだ腹に余裕があったのでもう一軒行こうと言う話になり、坂内食堂の横にある「松食堂」に入る。ここのラーメンは醤油ベースで、なかなか美味。平日の昼にも関わらず、地元の人や観光客で賑わっている。坂内食堂のラーメンは塩味なので、スープの違いでバッティングが発生しないのだろう。お勧めの店が一軒増えた。
  • 会津若松からR121で南下し、林檎の買い付けで毎年行っていた田島町の林檎園を過ぎて鬼怒川温泉へ。ちょっと立ち寄るつもりだったが気が向かずにそのまま素通りし、日光に進路を向ける。いろは坂を登って中禅寺湖を望み、戦場ヶ原を走行中の車内から見学して金精道路を経由して沼田には抜けず、戦場ヶ原からUターンして宇都宮へ。こちらの方が多少、千葉に近いルートなのだ。
  • 日光から東北道に連絡している有料道路に乗り、東北道を淡々と走る。車のエアコンは北海道では多少効いていたのだが、内地の気温には抗す術もなく、単なる送風機になっている。仕方がないので窓を開けての走行だが、今時窓を開けて走っている車なんぞはどこにも走っていない。
  • 東北道から首都高に入る。この頃から風速14mもの強風に煽られ、車体が安定しないこと甚だしい。湾岸線に入る頃には何とか落ち着いたが、おかげで暑さも眠気もこの間は忘れる事ができた。
  • 21:00前にようやく千葉の家に到着する。13泊14日、全走行距離2,500km以上に及んだ旅は、これで終わりである。無事に帰ってこれて本当に良かった。

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喜多方の駅構内にある立ち食い蕎麦屋です。

ここではちゃんと喜多方ラーメンも売っており、味は妙な店に入るよりは確かです。

まあ、美味いといえるものではありませんが。


これがその喜多方ラーメンです。
太目の平打ち麺にあっさり醤油味、喜多方ラーメンの基本はちゃんと押さえています。





こちらは坂内食堂の隣にある「松食堂」。
ここのラーメンは美味かった。





これが松食堂のラーメン。
チャーシューとスープ、麺のバランスが良い逸品です。

喜多方では塩ラーメンの坂内食堂、醤油ラーメンの松食堂が個人的にお勧めです。
今のところ、ここまでです。ありがとうございました。