大阪市では、いまでも非常に劣悪な保育行政ですが、待機児解消を理由に配置基準の見直し、定員の弾力化、民間委託を毎年強行し、子どもたちへのしわ寄せとともに、慢性的な保育士不足のなかで保育士の労働条件はより厳しくなっています。
当局の行う特殊健康診断では、保育士の80%近くがなんらかの異常があると診断されていますが、通院治療などの健康対策は一向に進んでいません。
「良い保育がしたい」という保育士の思いを踏みにじるだけでなく、その善意を「利用」することによって、劣悪な保育行政のなかで働かせ続けてきた大阪市の責任は重大です。
「いつまでも元気で、笑顔で子どもたちと向かい合いたい」という願いは保育士みんなのものです。「保育士の健康を守る」ことは、子どもたち一人ひとりを大切にし、豊かな発達を保障することにつながります。
中山淑恵さんの過労死認定を勝ち取るたたかいは、劣悪な大阪市の保育行政を正し、保育士の労働条件の悪化を許さないたたかいであり、子どもたちの未来を築くとりくみでもあります。
皆さんのご支援をお願いします。
大阪市役所労働組合 副執行委員長 竹村博子