鍛治師、鋳物師、錺(かざり)師、時辰(とけい)師、箔打師、石職は平日鞴を遣う家業である為、火防又は家業の徳を得んために稲荷神を祭ります。 これを鞴祭と称します。(実際には稲荷祭) 当日は家業を休み、畳を敷き替えて家内を整え客を招く。 稲荷神の宝前に供物を積み、灯明を着け、近隣に蜜柑・膳部の配り物をします。 また、この日の早朝、蜜柑をまいて近隣の子供に拾わせる蜜柑まきの催しがありましたが、次第に悪少年等の狼藉・喧嘩の端となり始め、寛延の頃制禁されるようになりました。