江戸暦─葉月の行事 其の壱



【放生】



 八月十五日には捕らえた生き物を放ち、故人の冥福を祈る殺生戒の儀式が神社仏閣で行われました。

 放生会は主に八幡宮で行われ、出し物練り物があったようです。

 「放し鰻」「放し亀」「放し鳥」があり、鰻は「めそ」と呼ばれる細くて小さい鰻です。
 橋の上から放生した場合、高さのためほとんどが死んでしまったそうです。(笑)

 放し亀は橋番の兼業が多く、橋のたもとや池の端などで売られました。

 放し鳥はすべて雀で、それ以外の鳥はありませんでした。


 ちなみに放し鰻は一匹三文でした。


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