江戸暦─水無月の行事 其の参
虫干し(土用干し)は六月、炎暑の盛りに行われます。
土蔵中にあるものはほとんど全て持ちだし、湿気払いをします。
寺社の宝物、書画、骨董、蔵書等々・・・これらにも風を当てるため大変忙しい思いをしたようです。
一般家庭でも衣類には必ず風を入れました。
箪笥や長持、葛籠(つづら)、行李を開いてあらゆる着物を取り出して、座敷の隅から縁端へ渡した綱に掛けて陰干しをしました。
今はよほどの事が無ければ虫干しなどはしませんが、和服などは定期的に取り出して着るなど、風を通す様にした方が良い様です。
本来、江戸の頃より現代の方が室内の湿気は多いはずなんですが、クーラーや除湿器のお陰であまり気になりません。
良い事なのかどうか・・・(笑)
|