江戸暦─弥生の行事 其の四



【梅見】


 梅の名所は、まず百花園・・・寺島村、白髭明神脇。俗称で新梅屋敷と言う。白梅が多く、諸木薬草の類が数多くありました。
 梅屋敷(江東区のHPへ)・・・本所亀井戸村、天満宮の社近くにあり、一名「清香庵」と号しました。
 龍がわだかまり臥せるような姿の「臥龍梅」と言う梅があり、広重が表わした版画をゴッホが油絵に模写した事でも知られています。

<歌川広重 (1797〜1858) 「江戸名所」のうち「亀戸梅屋敷」 1853>


 茅野の梅・・・芝三縁増上寺境内、茅野天神の社内で梅の木が多くありました。
 杉田村の梅・・・武州程ヶ谷駅より金沢道へと入る行程は、江戸から十三里くらい。江戸の梅はほとんどが当所の産と言われました。
 一夜泊りの風流な客が多く訪れたそうです。



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