江戸暦─如月の行事 其の壱


【二日灸】

二月二日と八月二日の点灸は「二日灸」「二日やいと」と言い、他日に増して老若男女各々が点灸をしました。
昔は灸をすえるには忌む日があるとか、二日灸は他日より百倍の効力があるものと信じられていました。
「灸治するにわが年日、またハ暦のちいみ(血忌)の日を嫌い、二日八日廿日等を用いる事なれど、何によって成す事にや。
湯にいらず、腹立ず、心すがすがと穏やかなる時、もぐさをゑらミ(選び)、火を清くし、闕所を違わぬやうに点じ、すゆるがよし。
其日より七日が間、男女とも房事を慎むべし」(『真佐喜のかつら』より)






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