江戸暦─正月の行事 其の六
【七草】

 正月七日の朝には七草(七種)の粥を食べます。
『せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ』となっていますが、嘉永頃の町屋では一、二種ですませたようです。
 また、本来は『稲、麦、豆、粟、黍、小豆、小麦』のことで、宇多天皇の時に今の七草に改められたとの説もあります。
 七草を買った(あるいは採取してきた)六日の夜と七日の暁には、まな板になずなを置き、傍らに薪、包丁、火箸、すりこ木、杓子、銅杓子、采箸
等の七つ道具を揃えます。
 そして歳徳神の方に向かって包丁を取り、「唐土云々渡らぬさきに七草なずな」と言う言葉を繰り返し歌いながら、あとの道具を次々と取り替えてはやします。
 七草は七度ずつ七つ、計四十九回叩くのが本当だとも言います。

 また、あまったなずなを茶碗に入れて水に浸し、男女ともにこの水に指をつけて爪を切ります。
 これを七草爪といって、その年の爪の切り初めにしました。

※私も子供の頃、この行事をした覚えがあります。(今はやっていませんが・・・)


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