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【オニグモについて】
オニグモというのは、もっとも普遍的に見られる蜘蛛です。 造網性(網を張って獲物を捕まえる)としては、北海道では最大種でしょう。
それだけに怖がられたり嫌われたりもしますが、蛾などの飛翔昆虫の数バランスを 取る上でも重要な生き物だと思われます。
近年、蛾の異常発生がたびたび報じられます。めっきり数の少なくなった彼ら オニグモたちが影響してるのではないか、と考えてしまいます。

各画像に「クリックで拡大」を付加しました(2006-09-09)。

▼アカオニグモの幼体▼

平成18年09月09日(土)
オニグモに関するコーナーでは久々の更新です。 「死の谷」の観察取材中に見つけました。

アカオニグモ幼体
「死の谷」の底にいました。
このあと、何事もないかのようにコンクリートの壁を登り切り、近くにあったイタドリの葉に辿り着きました。
クモ類の登攀力というのはたいしたものだと思います。
最初はオニグモ類の幼体だとは思いませんでしたが。

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アカオニグモ幼体
イタドリの葉の上に陣取るアカオニグモ幼体。
垂れ下がった脚とアゴを葉の縁に乗せたところが、何だか
「やれやれ」と一息ついているように見えます。

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アカオニグモ幼体
イタドリの葉の上に糸を張るアカオニグモ幼体。
この糸の張り方なんですが。円形の巣網を張るオニグモ類らしからぬ張り方です。
葉に対して横に何本も糸をわたして隠れ場所を作り、その裏に隠れています。
(隠れているにしては丸見えなんですが)

そのため、最初は徘徊性の蜘蛛の仲間かと思っていたのですが、脚の縞模様に見覚えがあり、図鑑を参照してみるとアカオニグモの幼体は赤くないことが分かりました。
これが成長すると 立派に赤みを帯びたアカオニグモになるのですね。
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▼冬眠中?キバナオニグモ▼

平成14年11月23日(土)
キバナオニグモ(メス)のアップ
北海道にある我が家は30センチ程の積雪があり、朝方などの最低気温はマイナス7度くらいだろうか。
10月にクーラー室外機の下にいたキバナオニグモは、いつの間にか南向き壁の水切りの下にいてじっとしている。
時折向きを変えたりしているので、死んではいない。このまま春までもちこたえられるのだろうか?
もっと暖かい場所、例えば冬囲いをした立木の中とか、あるいは箱に入れて室内に保護してやった方がいいのだろうか?
まあ自然に任せるのが一番良いとは思うのだが。
それにしても、下の画像と比べるとずいぶん腹部が丸くなって太っている。やはり越冬に備えて栄養を蓄えたのだろうか?

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キバナオニグモの位置を示す写真
画像で見ていただける通り、積雪は30センチ程。最初の巣があった室外機の脚は半分隠れている。画像右下の赤い文字の部分だ。
日陰になることの多い室外機側から、南向きの壁に移動して来るのだから、たいした知恵と行動力であると思う。
現在の位置は、画像中央からやや左よりの赤い文字のあたり。


◎補遺:平成14年11月29日(金)
で、キバナがまたまた移動しました。
上の画像でいうと、左上隅に壁からパイプのようなものが飛び出しているのが、お分かりいただけると思うのですが、暖房機の排気管(煙突)です。
ここから燃焼ガスが排気されるのですが、同時にかなりの熱も放射されます。要するに、この回りは暖かいのです。キバナはこのパイプの真下あたりで、丸くなってます。
日当たりだけではなく、人間の出す廃熱も利用して越冬を試みているあたり、なかなか侮れません。

▼黄色い花?キバナオニグモ▼

平成14年10月25日(金)
クモの巣に咲いた黄色い花?
暑かった夏が過ぎたある日、もうすぐ北海道の早い冬が来そうだというのに、 我が家にあるクーラーの室外機の下に黄色い花が咲いた。
体型から見て、キバナオニグモのオスであろうと思われる。
寒地性のクモであり、北海道や東北北部高地でしか見られないクモである。
同様に、本州では見られないが北海道で見られるクモには、 アカオニグモなどがある。
樹木、草地の低い場所に巣を掛けるというから、室外機の下というのは ピッタリ来るのだろう。

【2002年10月30日(水曜日)】
クモニスト・インターナショナル・ニュース(KIN)の"みるかし姫"さまより、 「太っているからメスでは?」とのご指摘を頂きました。
よーく見ると触肢も細いようですし、 「キバナオニグモのメス」と訂正致します。
腹がすっきり見えたもんで、間違えちゃいました。

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腹側から見た図
撮影者が裏に回った訳ではなく、たまたま腹を向けて食餌中を撮影。
獲物はカメムシだが、美味いのだろうか?
畑にいた小さな芋虫やワラジムシを巣にかけてやったら、気に入らないと見えて つまんで捨てていた。

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▼オニグモの朝食( Breakfast of ONIGUMO )▼

平成13年 6月07日(木)
オニグモの巣に羽虫がかかった
朝、オニグモの写真を撮ろうとしたら、偶然にも巣にハエのような羽虫が 引っ掛かった。オニグモは素早く獲物をグルグル巻にしてしまった。
本当に、あれよあれよ、という間の出来事だったので、途中経過を記録出 来なかったのが残念。リコーのデジタルカメラの書き込みも遅いから仕方が ない面もある。

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獲物を抱えて満足そうなオニグモ
オニグモにすれば、朝から嬉しい獲物であろう。表情が分からないが( 当たり前 )
朝食中を失礼して撮させてもらった。

問い:それにしても、何故にクモは逆さになって暮らすのか。
答: 敵に襲われた時に、すーっと落ちて行けるように、ということらしい。
その際に糸をお尻から引いていれば、元に戻るのもたやすいという訳だ。
逆に普段隠れているのは、巣より上だ。その方が獲物が掛かった時に、さっと 隠れ場所から出て来られるからだろう。
案外、巣を昇っていくのは下手クソではないだろうか?
たまに巣の中央にいるオニグモをつついたりすると、エッチラオッチラという 感じで不器用に隠れ場所に向かって逃げて行く。
もちろん、捕食者などに襲われてそんなヒマがないときは、糸を引きながら、 すーっと落ちて行くのだが。

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獲物を離してこちらを意識している(らしい)オニグモ
飯を喰っているところを覗き込まれれば、犬だって呻る。
オニグモも獲物をおいてこちらを伺っていた。
もしも言葉が喋れたら「なんで見てんだよ」 とでも言いたいのかも知れない。
そろそろ失敬しようか

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▼糸の上のオニグモ▼

平成11年 7月 2日(金)
糸の上のオニグモのアップ
久々にオニグモの写真です。脚のトゲや胴体の質感まで、くっきり写って いますが、ちょっとばかり画像が暗かった。
我が家の軒先にいたのですが、白っぽい壁にいる個体は、体色も薄いよう です。黒っぽい家にいる個体はもっと暗い色なのですが。
個体差の分かる写真が欲しいものです。

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▼"鬼"には角が付き物です▼

平成11年 7月 2日(金)掲載分
腹部の背中側に角のような突起があるオニグモ
我が家の軒先にいたオニグモ。背中の突起が"鬼の角"のようです。 ツノオニグモ、なんていたかしら?。


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▼アカオニグモの求愛行動▼

平成11年 6月22日(火)
右がメス、左がオス
通勤途中で見つけたアカオニグモのプロポーズ。
道ばたの、裏山に続く草むらにて。
「ヤマオニグモ」と記述していたのですが、平成14年10月25日付けにて、 「アカオニグモ」と訂正しました。
このクモも北海道では、まあ普通に見られますが本州だと1000メートル以上の 高地でないと見られないそうです。

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▼自宅の壁で見つけたオニグモ▼

平成11年 6月22日(火)
腹部の凹凸や、脚の剛毛まではっきり見えます
同じオニグモでも、色がまるで違います。距離的には
数百メートルしか離れていないのに、種によって、
棲み分けがはっきりと異なっているのが面白いですね。

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もっと蜘蛛のことを知りたい、蜘蛛の画像をご覧になりたい方は、
みるかし姫さん運営の「蜘蛛」の専門サイト クモニスト・インターナショナル・ニュース(KIN)

素晴らしく充実した内容です。

「これは同定が間違っている!」と発見された方は、
"おなら出ちゃっ太" まで、お知らせ戴ければ幸いです。
by おなら出ちゃっ太