☆☆☆ CONTENTS ☆☆☆
今さらの手書き入力にチャレンジ!シャープ液晶パッドWiz
最新!
携帯電脳のルーツ!シャープ電子手帳PA7500
HP200LXで年賀状の用意をする
HP200LXとM1911〜デザイン面から200LXを語る〜・その2
タグスケは人それぞれに進化する
HP200LXとM1911〜デザイン面から200LXを語る〜
HP200LXと和歌との優雅な関係
「テキストによるスケジュール&ToDo管理・タグスケ」導入記
HP200LXとモバイルギアを使い分ける
HP200LXとVZとLEで日記を書く
最高使用頻度アプリ・LE(LogExpress)
このページの古い情報:
いわゆる過去ログの類です。
2006年04月13日(木)
今さらの手書き入力にチャレンジ!シャープ液晶パッドWiz
◎PalmでもCLIEでもなく・・・
まずはこちらの画像をご覧下さい。
「ほお、おなら出ちゃっ太もようやくPalm系のPDAを飼ったのか」と思った方はいないだろうか?
そんな新しいモノをオイラが飼うはずはない。
シャープ製手書き入力端末液晶パッドWizである。
ネットの電脳小物オカマ、違った電脳小物お仲間の
ZEAK氏の談話によると「電子手帳のミニ版として、Zaurusはちょっとというおじさんたちに人気がありましたね」とのことだ。
ザウルス自体が、「パソコンには苦手意識のあるおじさん(中高年サラリーマン)たちに敷居の低い電子情報機器」という位置づけだった気がするのだから、このWizは相当にお手軽な入門機としての投入されたのかもしれない。
ちなみに当時の標準小売価格は3万3千円!
これは当時に飼ったのではなく、ZEAK氏のブログに触発されて「昔ナツカシ電脳小物」としてネットオークションで落札したものだ。価格は送料込みで1,010円也!ざっと30分の1の価格である。
◎悪筆に手書き端末は鬼門だった
価格が価格なので手を出す気はなかったのだが、一応、発売されたころ電気店でいじってみるくらいのことはした。そして即刻「手書き端末はオイラに向かない」との結論を下したのだった。
何故か?
オイラの書いた字を認識しないのだよ!
読みとってくれないんだもの。
そりゃあ、オイラは字が下手だ。字が汚い。だからこそ、そのコンプレックスをバネにしてキーボードという、20年前には多くの人がアレルギーをもっていたインターフェイスに馴染んで来たのだ。
そのコンプレックスを、こんな小さな機械に改めて味わわされるのは悲しい!
ということで購入を見送ると同時に、上述の「手書き端末不要論者」になったのだ。
手書き認識は書き順を元に認識しているというから、小学校の漢字教育をマジメに受けていなかった報いでもあるのだが・・・。
まあいずれにせよ、この事件があったために、その後のPalmやCLIEといったPDAの潮流に乗らなかったとも言える。極々個人的な「その時歴史が動いた」である。
最近では
章仁さんのブログなどで「字の上手い下手って何なのさ?個性じゃないか」という言葉に押されて紙の手帳(いちいち「紙の」と断るのも時代か)に日々の出来事を書き込んでいるオイラなので、
ちょっとWizに手書き入力を試してみた。
こらこら、それは「文字の入力」ではないだろう!
結論をいうと、「山」とか「佐」という簡単な文字は認識してくれた。
だが「藤」という字はどんなに頑張っても「蒔」としか認識してくれない。酷い時は「認識出来ません」とけられてしまった。
言葉は冷静だけど、冷静なだけに
「何それ?それ何を書いてるんですか?さっぱり分からないんですけど」と
冷たくあしらわれているような気分になる。
※もっとも何度かトライしているうちにコツが少し分かった。大きめの字で真っ直ぐに書くと認識率が高いようだ。
◎目覚めて見れば役立たず
折角、前のオーナーさんから買い取り送料を500円もかけて送ってもらったこのマシン。
おそらく今回の取引で数年ぶりに目覚めたのであろうが、今の世にあって情報機器としては
「役立たず」でしかない。
ネットワーク、情報の共有、データの使いまわし。今日的なパソコンあるいは情報機器に求められる、この三つの機能を持ってない機器は悲しい。まあ発売されたのが1996年6月なんだから無理はないんだけど。
一応、シャープの製品同士では赤外線通信などによってデータの互換があることになっているが、今では相手がどこにもいない。10年の歳月は眠りから覚めたWizに過酷な現実を突き付ける。
しかし1996年といえば、Windows95も発売になっている時期だ。せめてパソコンのRS232Cポートを経由してデータのやり取りが出来るくらいのことはして欲しかった。
この辺は自社製品でユーザーを囲い込みしようとしたメーカーの失敗だ。囲い込むよりもオープンにして誰でも入ってこれる、何でも取り込める、何でも送り出せるようにしたほうが絶対に受け入れられるのだ。
しかしそうしなかったことを責めても何もかえってはこない。ただ、既存データを取り込めないアドレス帳は、このように空っぽなのである。
だが電脳小物は実務に使うだけが使い道ではない。
きっと何か面白い使い方、遊び方があるはずだからね、という新しい持ち主の声を聞きながらデスクの奥深くで眠りにつくWizであった。
全然、HP200LXの話題ではないなあ・・・。
2006年04月04日(火)
携帯電脳事始め〜シャープ電子手帳PA7500
◎(オイラにとっての)全てはここからはじまった!
シャープ製電子手帳PA7500、である。
携帯電脳の使い初めは、これだといっていい。
実際には初期バージョンのものやカシオの電子手帳も使っていたが「使いこなしていた」、という観点からいえば、まさに「携帯電脳事始め」の一台がこれなのだ。
主たる機能は、電話帳、カレンダー、カレンダーに連動したスケジューラ、それとちょっとしたメモ帳と基本機能である電卓である。
表示は4行なので、案外見やすい。
ただし独特な入力キーは快適とは言い難い。慣れればそれなりに入力できるが、長文には向かないし、そもそも入力した長文を使い回すことが出来ない。
大きさは「厚みのある手帳」くらい。
愛用のHP200LXと比べてみると、厚みは半分
くらい、外形寸法でひとまわり小さいくらいだ。
このイニシエの電子機器に再び火を入れてみたいと思ったのは、やたらと共通点の多い、実際の面識は一度もないネット上の知人、ZEAK氏のサイトで
同型の機種が紹介
されていたのを拝見して、懐かしさにいてもたってもいられなくなったからだ。
◎復活の電子手帳
さて復活させようと思っても、残念なことに動作用メモリ保護用とも電池を十年以上交換していなかったのだ。ほとんど使ってない機器だから無理もない。おそらく過去のデータは全て消えているだろう。
さて改めて交換のために購入した電池は以下の通り。
・動作用電池(CR2025)×2個
・メモリー保護用電池(CR1616)×1個
・カード用電池(CR2016)×1個
全部で800円近い出費である。まず実用に使うこともない電子機器のために買う電池としては、やや高額である。だがここまで気分が盛り上がってしまっては、今さらやめる訳にもいかない。ZEAK氏も罪なことをしてくれるものよ、と笑いながら電池を交換。
(あとからZEAK氏より「百円ショップで揃えれば420円で済む」と聞いた)
電池は交換したものの、思った通り、「電源を入れて即復帰」という訳にはいかなかった。
電池を取り替えて電源ボタンを押すと「本体メモリが異常・リセットしろ」との
メッセージが出た。残念ながら過去のデータは取り返せない。
拡張用のハイパーメモカードも同じく電池交換と
本体からのリセットを要求された。
なるほど、電子手帳のマニュアルにも「大事なことは紙に書き写しておけ」とあるが、まったく電子データというのは、永続性を期待出来るメディアではない。
まあ、その辺のことをあきらめて本体メモリ・カードメモリともにフルリセットすると、昔の通り使えるようになった。カードへの書き込みも可能
だった。保存状態がよかったのか、湿気や衝撃による破損がなかったのが幸いである。
ちなみに「ハイパーメモ」とは64KBの大容量メモリーカードである。64MBではない。メモ内容の分類や計算集計機能までを擁した、当時として画期的な大容量かつ高機能なメモカードである。
単身赴任をしているころ、このカードに買い物リストを書き込んで行き、スーパーマーケットで品物をカゴに入れるごとに単価を入力してレジの集計と一致させて喜んでいたものだ。懐かしいなあ。
◎復活記念日を入力(2006年04月03日)
驚いたことに!カレンダーは何の問題もなく
復活の日(2006年04月03日)をアッサリと認識した!
2000年問題はゆうゆうとクリアしていたのだった。
月間表示もご覧アレ!
勤務先のデスクを調べてみると、倉庫番という懐かしいゲームのカードも出てきて、こちらも動いた。
現代のIT機器から比べるとおもちゃとも言えないスペックの品ではあるが、なんとも言えない味わいがある。
さすがにこれをメインにすることは出来ないだろうが、ちょっとしたすき間時間の遊び相手に、しばらく連れて歩いてみようと思う。
◎追記・入力方式について・その他-2006年04月5日(wed)
入力変換方法は、単漢字か複合語での変換であり文節変換なんて思いもよらない。もっとも電話帳とスケジュール主体の電子手帳だから「文節」で入力することはあまりないが。
それにしたって、よくこのキー操作で電話帳とか予定とか打ち込んでたものだと、我ながら感心というかあきれてしまった。
入力手順を簡単に書くとこうだ。
ややこやしいのがローマ字入力でありながら、濁音や半濁音はテンテンやマルで行う点だ。
つまり「電子」は普通のローマ字なら「densi」で入力なのに、電子手帳では「teテンテンnnsi」なのだ。
ローマ字とカナとを行ったり来たりで頭がおかしくなる。
(2)そうして苦労して得た変換結果が良ければ、「採用」キーで確定して「入力」キーで記憶させる。
まどろっこしいったらない!バスの中でいじってたら車酔いしそうになってしまった。
さらにデフォルトではキータッチのたびに電子音がピッとなる。これではいちいちうるさいので音を消して使っていると、今度はキータッチが認識されているのかいないのか、つまり入力されているのかいないのか分からなくなるのだ。
全筐体がハードケースになったPA8500あたりはどうか分からないが、キーボード部が柔らいPA7500では入力部のタッチがどうにもヘナヘナして頼りない感じが拭えない。
やっぱりHP200LXやモバイルギアを知ってしまった今、この電子手帳には戻れない、という結論が早くも出てしまった。
だが最初に書いたように、かつてはこれに連絡先やスケジュールを入れて、肌身離さず持ち歩いていたのだ。そういう時代もあったのだ。そのころに母や兄が他界したのだが、その日は「母が死んだ」とか「兄貴が死んだ」と打ち込んであったのだ。今回、その思い出を振り返ってみたいという気持ちもあったのだが、データはメモリされずに消えていたし、使いにくいということを思い知っただけであった。
時代は確実に流れていく。
2005年12月26日(月)
HP200LXで年賀状の用意をする
◎年賀状を印刷する前にすることは?
年賀状の準備は済みましたでしょうか? パソコンが普及して以来、書店にはパソコン用年賀状データの素材集が並び、パソコンショップには毎年のようにバージョンアップをした宛名ソフトなどが賑やかに飾られる。
オイラも年賀状(文面も宛名印刷も)作成は、定番の宛名印刷ソフトを使っている。デザインセンスがいい方ではないが、奥さんの意見などを聞きながら毎年作っている。だが文面を作る以上に大切なのが、宛名データの管理である。
◎喪中の葉書が届いたら
最近は歳のせいか、「喪中につき年賀の御挨拶をご遠慮させて頂きます」という葉書を受け取ることが多くなった。その手の葉書が届くようになると、HP200LXで開く
データベースがある。
住所録(phone.pdb等)から抜き出した「年賀状を出す人」リストだが、喪中の人をひかえておくことが手軽に出来る。宛名印刷ソフトで管理するのは、いちいちパソコンを起動してソフトを立ち上げてと手間がかかる。HP200LXでなら、電源を入れてデータベースを起動するだけ。目的の人を捜すのはインクリメンタルサーチで。
Lxerには改めて説明するまでもないが、カードデータ画面で「code」という欄がある。ここに苗字をローマ字表記、またはローマ字表記した場合の子音を抜き出すなどして入力しておく。そして赤井さんのカードを選ぶには、「aki(akAi)」と入力してやれば、自動的にそこに飛ぶのである。そして「Type」欄に「喪中」と入力しておくのだ。
そうして喪中の人を入力し終わったら、サブセット画面で喪中の人を選択出来る。このように喪中の人達が選択されれば、
その人数を総データ数から引いて必要な年賀葉書の枚数がわかる。
実際に印刷するのは、宛名印刷ソフトなのでHP200LXのデータをCSVファイルなどに変換して読み込んでやればよい。CSVファイルに変換した状態で、grepなどで喪中を含む列を削除してもよいし、宛名印刷ソフトで喪中を含むカードを除外してもよい。
面倒でなければ、HP200LXを片手に宛名印刷ソフトのデータと見比べて修正してもいいのだが・・・。
宛名印刷ソフトを動かすパソコンは買い替えても、HP200LXはずっと使っているので、変わらずにある方を元データにしている。
まあ今年の年賀状つくりにはもう間に合わないが、お正月休みはのんびりと、受け取った年賀状片手にHP200LXかお使いのPDAで、データ入力をしてみてはいかがでしょうか?
きっと来年の年賀状つくりに活かせると思います。
2005年 4月15日(金)
HP200LXとM1911〜デザイン面から200LXを語る・その2〜
◎HP200LXは無骨
以前にも書いたが、200LX はデザイン面もまた優れた製品であると断言出来る。
飾り気がなく、無骨とも言える外観を備えた HP200LX。
それは優美とかお洒落などの言葉とは無縁である。昨今の製品に多い、曲線を多用した柔らかなシルエットや
スケルトン仕様の奇抜さも持ち合わせていない。
だがその無骨さこそが、200LX のデザイン上の魅力である。直線を中心に描かれた外観が醸し出す質実剛健さ。随所にもちいられた曲線で囲まれた部分は、あくまでも手によく馴染むことを目的に、直線部分を補完するために与えられた丸みである。かわいいからとか、見掛けがいいから、という理由で角を丸めてあるのとは訳が違う。あくまでも実用本位なのだ。少なくともオイラはそう感じている。
アメリカ生まれの、この小さなマシンのデザインの先輩はなんだろうか、と考えていて思い当たったものがある。長らく軍隊でも制式採用され、今もなお愛好者の多い拳銃「コルト・ガバメント」ではなかろうか、と。
両者には明らかに通じるものがある、と以前に書いた。だが銃器類に不案内な型には、ガバメントの外観が思い浮かばないであろうから、比べようもなく、オイラの見解にたいして、首を縦に振るか横に振るかが決めがたかったと思う。
このたびネットオークションでガバメントモデルを手に入れた。国際産業というモデルガンを専門としたメーカーが、 20年ほど前に発売したエアガン(空気圧で丸いプラスチック弾を飛ばすおもちゃ)である。モデルガンをベースにした造形は、現在でも完成度が高い、つまり実物に近い外観をもつ製品である。
200LX と並べて写真を撮って見たので、見比べてみて戴きたい。
もしかして・・・、あんまり似てないかな・・・? (^^;
2004年10月21日(木)
タグスケは進化する
◎ユーザの数だけ要望がある
テキストによるスケジュール管理システムとして「タグスケ」はオイラのHP200LXおよびモバイルギアで活躍を続けている。
シンプルなテキストデータとエディタのタグジャンプ機能を利用した類い希なるシステムを考案された"あかべこ"さんのアイディアには脱帽するしかない。
だがユーザは常にワガママである。ああしたい、こうしたい、あれも出来たらこれもやりたい!と限りなく要望が出てくる。
そうした場合、通常のソフトウエアであれば作者の方にメールなり掲示板なりでお願いして、場合によっては聞き届けていただけるケースもある。
だがバグや小規模の変更ならいざ知らず、大きな改変についてはムリということがほとんどだろう。何しろ、ソフトウエアは作者の方の著作物なのだ。ユーザの希望ばかり言って変更してもらおうというのは無理だ。
ところが「タグスケ」の場合、アイディアはあかべこさんのものだが、実際の仕様はいくつかのツール類を組み合わせたバッチファイルである。それ故、多少の知識があれば自分のやりたいことを実現することも可能だ。
実際にニフティの会議室であった要望としては、
「VZエディタで今日の日付ラインにカーソルを持って来て開きたい」
というものがあった。
これだけではお分かりいただけないかも知れない。ちと説明が必要だ。
オイラのタグスケリストを見ていただきたい。
「2004-10-21(木);TODAY_.KRT 1 : ------------<<今日>>-------------」
これはリストが生成された日で、予定や締め切りのあるスケジュールと、今日の日付を照らし合わせるためのものだ。
質問者は、カーソルをこの行の上に置くようにVZエディタを起動したいという訳だ。
この行が常に一定の位置にあるのなら、行数を指定してエディタを起動するようにバッチを書けばよい。
こんな具合に「c:\vz tag.txt 10(行数)」
だが実際には、今日の日付の位置は常に変わる。予定日が過ぎることがあるからだ。オイラの環境だと、ヘッダの格言が増えないとも限らない。
バッチファイルによるツールの組み合わせであるタグスケは、こうした場合にも柔軟に対応出来る。
簡単に説明すると、タグスケのバッチで tag.txt が生成された時点で、キーワード(この場合は、「TODAY」を含む行が何行目にあるかを grep で適当なファイルに書き出す。
そのファイルから、行数を示す数字を取得し、 awk などのツールで、数字をパタメータとしてエディタの起動バッチに渡すバッチを生成させる。
最後に生成されたバッチを起動する。
これらを一連のコマンドをバッチに書き込めばよい。・・・・・・・。ややこしいかな?
実際のバッチを見ていただいた方がいいだろう。
エディタはVZエディタを使うとする。バッチ名は「mkzvday.bat」
◎mkvzday.bat の内容。
grep -n "TODAY" tag.txt >001.tmp ・・・
「TODAY」を含む行が何行目にあるかを grep で適当なファイルに書き出す
sed "s/:/ /" 001.tmp>002.tmp・・・・・・
001.tmp 内の「:」を半角スペースに変えて、 awk が数字を読み出せるようにする
awk {print "vz tag.txt -"$1}>vzday.bat・
awk で数字を取得し、VZエディタ起動バッチと合体させた新しいバッチ生成
grep や awk はそれぞれの環境に合わせてツール名の変更が必要になる。
3行目は、別途 day.awk ファイルを書いた方が確実かも知れない。
一行で済むスクリプトなのだが、エラーになる場合があるからだ。
◎day.awk の内容。
awk {print "vz tag.txt -"$1} >vzday.bat
◎別途 day.awk ファイルを作った場合の mkvzday.bat の内容。
grep -n "TODAY" tag.txt >001.tmp
sed "s/:/ /" 001.tmp > 002.tmp
awk -f day.awk 002.tmp > vzday.bat
001〜002。tmp ファイルは一時に使うファイルなので、
del *.tmp としてまとめて削除してかまわない。
あとは、vzday.bat を起動するだけだが、これもバッチの最後に書いて一気に起動すれば、ワンタッチで目的が達成出来る。
◎【ToDo】リストを入れたい!
さて、オイラの場合はタグスケによって生成されたファイルを index.txt として、ポータルサイトのように使っていることはすでに述べた。手帳のかわりでもある(と言いながら、紙の手帳も持っているが)から、ここを見てスケジュールやToDoを管理したい。
問題は、【ToDo】である。一般に期日や特定日と無関係に「やらなくてはならないこと」と解釈される事柄である。
実際には、「いついつまでにやらなくていけない」という期限がついているものがほとんどであるが(期限がなければ、いつまでたってもやらない)、まあ少なくとも予定日に繰り込むような性質のモノでもない。
だが日付のない項目をタグスケ用のリスト( filename.krt )に入れると、ちょっとフォームが壊れる。それに【ToDo】項目は、予定よりも前にまとめて表示する方がよい。「いつまで」ということが気にかかる事項なら、末尾に「○×日まで!」と書き添えておけばよい。
そこで、【ToDo】項目については、「 todo.src 」という専用のファイルに書き込むことにした。そのファイルに対して grep 検索を掛けて必要な項目を抜き出す。
【ToDo】項目、ヘッダファイル、そして filename.krt とつなげて、index.txt ファイルを生成するのである。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・‥・・・・
nikki10.txt 3 : このヘッダは、head.cに記述!
****************************** head.c **********************************
成功はクセになる。勝ち癖をつけろ!
------【ToDo】は todo.src 20: ----------------------------------------------
【ToDo】インターネット検定申し込み 10/29まで! todo.src 15:・・・
←【ToDo】項目が日付のある予定より前に来ている
【ToDo】タグスケに関してサイトにアップ todo.src 14:
2004-10-21(木);TODAY_.KRT 1 : ------------<<今日>>-------------
2004-10-22(金);PRIVET.KRT 19 : 映画「となりのどろろ」鑑賞
2004-11-27(土);PRIVET.KRT 49 : パットメセニーコンサート
2004-11-30(火);SOSAKU.KRT 47 : おなら児童文芸賞>>アイデアあり
2004-12-05(日);PRIVET.KRT 51 : インターネット検定(ダブルスター)試験日
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・‥・・・・
◎バッチファイルはこう書くの?
では、以上のことを実現するためのバッチファイルである。
◎index.bat の内容。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・‥・・・・
echo off
cls
echo タグスケシステムはリストを編集中です
・・・・・・・・・・・・・・・・・メッセージを入れてみた
jdate -j "+#%%Y-%%m-%%d(%%a)------------<<今日>>-------------">today_.krt
・今日の日付を入れた仕切り線
izgrep -t # *.krt > $1
・・・・・・・・・・・
grep により必要な項目を抜き出し一時ファイルへ
sed s/:#/;/ $1 > $2
・・・・・・・・・・・・・
sed で「:#」を「;」に置換して一時ファイルへ
sortf -t; +1 -2 $2 > $3
・・・・・・・・・・・
sort で日付順並べ替え一時ファイルへ
sed -f trans.sed $3 > index.c
・・・・・・・・
タグスケの肝である transe.sed で整形しindexの素を生成
izgrep -v -h ";" head.c>index.txt
・・・・・・
ヘッダの素から「;」でコメントアウトしてない行でindex.txtを生成
izgrep -t # todo.src> $4
・・・・・・・・・・
todo.src から必要項目(行頭「#」)を行番号付きで一時ファイルへ
sed "s/#/ /" $4 > $5
・・・・・・・・・・・・
sed で「#」を半角スペースに置換し一時ファイルへ
jgawk -f todo.awk $5 > todo.c
・・・・・・・・
awk で一時ファイルにスクリプト処理
type todo.c>>index.txt
・・・・・・・・・・・
index.txt に追加書き込み
type index.c>>index.txt
・・・・・・・・・・・
index.txt に追加書き込み
del $?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一時ファイル削除
del index.c
・・・・・・・・・・・・・・・・・
indexの素ファイル削除
echo リストの編集が終わりました
・・・・・・・
メッセージを表示
echo VZエディタでインデックスを開きます
・・・
メッセージを表示
pause
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「何かキーを押して下さい( push any key )メッセージ
vz index.txt
・・・・・・・・・・・・・・・・
VZエディタを起動し index.txt を読み込む
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・‥・・・・
なお、途中に出てくる todo.awk は以下の通り。
◎todo.awk の内容。
{print $3" "$1" "$2}
このスクリプトの働きは、
todo.src 14:【ToDo】タグスケに関してサイトにアップ
という行を、
【ToDo】タグスケに関してサイトにアップ todo.src 14:
に整形する内容である。
$1、$2、$3 のそれぞれは、半角スペースで区切られた文字列に対応している。
$1は、todo.src
$2は、14:
$3は、【ToDo】タグスケに関してサイトにアップ
todo.awk はこれらの項目を並び変えている。
と、いうような案配で、タグスケの生成してくれる index.txt ファイルに【ToDo】項目を追加してくれている。
あとはこれをよく見て、「やるべきこと」を忘れないようにするだけだ。もっとも一番頻繁に開くポータルファイルである。そうそう忘れることはなくなった。
むしろ重要なのは、「ToDoリストに書き込む手間」を億劫がってしまうことだったりする。
これはもう、心の問題なのであって、いくら便利なツールがあろうがバッチを書こうが関係ないのだが。(^^;
2004年6月15日(火)
HP200LXとM1911〜デザイン面から200LXを語る〜
◎質実剛健
これまでは、機能や使いこなしの面から型って来たHP200LXであるが、このマシンは、デザインの面からも優れていると思う。
それも昨今のPDAや携帯電話機のように、流線型や曲線を多用したフォルムではなく、基本的に直線的なデザイン。優雅とかお洒落とは言い難い、むしろ無骨と言ってもいいくらいである。さらに言えば質実剛健というところか。シンプルで無駄のない、それでいて飽きの来ないデザインである。
◎ルーツは拳銃?
この形は何かに似ている。アメリカ的な力強いこの造形は、コンピュータではなく、銃器にそのルーツを見出すことが出来た。コルトガバメント(ガヴァメント)、M1911である。
もちろん、【HP】の技術者が拳銃を元にデザインしたとは言わないが、共通する面が多すぎる。M1911ガバメントは、部分的には曲線ももちろん取り入れられているが、ぱっと見た第一印象は「直線的」である。それでいて無駄のない美しさを内面からたたえている。
曲線部分がありながらも見た目が直線的なのが、まさに200LXに通じるデザインだ。アメリカの力強さを感じさせるデザインコンセプトとでもいうのか。
いや、単に不器用なだけだったりして。工作技術とかいう不器用さではなく、優雅さとか装飾という感覚が欠落している、ないしはヨーロッパ的な優美さとは根本的に違っているとか。端的にいうと馬鹿と言うか・・・。
画像を添えることが出来るといいのだが、手元にガバメントのモデルガン等がない。金銭的に余裕が出来たら、手頃なモデルでも購入して写真を掲載したい。
2004年1月5日(月)
200LXと和歌との優雅な関係
◎日本人としてのたしなみ
ある日突然、「日本人として百人一首くらいは知っておいた方がヨイのではないだろうか」と考えた。何故か、どうしてか、という意味もなければ理由もない。オイラのやることはいつもそうで、思いつくまま気の向くままに行動あるのみ、である。
で、早速「百人一首」の本を買って来て、毎日一首ずつ覚え始める。読むだけでは頭に入らないので、手帳に書き留める。暗記には書くのが一番だし、手帳ならバスの待ち時間他、ちょっとした隙間時間に取り出して復習するにも都合がいい。
ただ、上の句を読んで下の句を思い出すとか、冒頭だけみて全文を思い出すという、テスト問題を作りたいと考えると、手書きではいささか気が重くなるではないか。
◎タグジャンプで上の句と下の句
さあ、ここで200LXの出番です!
まず歌を入力します。入力するファイルは、「100NIN1.src」とでもしておく。
$001 秋の田の 仮庵の庵の 苫をあらみ
わが衣手は 露にぬれつつ 天智天皇
$002 春すぎて 夏来にけらし 白妙の
衣ほすてふ 天の香具山 持統天皇
$003 あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の
ながながしき夜を ひとりかも寝む 柿本人麻呂
歌に「$」から始まる(「$」に限らず、自分に都合のいい記号でよい)連番を振って、各句の間は半角スペースで区切る。上の句と下の句は改行する。
こうして、ある程度の歌を入力したら(一度に百首入力する必要はない)、grep を使い、上の句の行だけを別ファイルに抜き出す。オプションをつけて、ファイル名と行数を書き出すのを忘れないように!
100NIN1.SRC 1: 001 秋の田の 仮庵の庵の 苫をあらみ
100NIN1.SRC 5: 002 春すぎて 夏来にけらし 白妙の
100NIN1.SRC 9: 003 あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の
このリストを「100kami.txt」などとして保存する。ファイルを
VZエディタ
などで開き、タグジャンプをかけると、「100NIN1.SRC」の上の句がある行をジャンプして、元の歌を参照出来る仕掛けだ。
最初の句だけで全体を思い浮かべたい時は、awkなどを使って、ファイル名、タグ情報と最初の句だけを抜き出してやればよい。この勉強法は、百人一首以外にも応用が出来そうだ。
2003年 5月19日(月)
「テキストによるスケジュール&ToDo管理・タグスケ」導入記
◎内蔵スケジューラの限界
200LXは携帯マシンだから、スケジュールやToDo(やらなければならないこと)管理ツールとして、手帳的に使えるはずなのだが、
どうもうまく行かない。
ずぼらなものでマメにデータを入力しないという面もある。予定が出来たり、やらなくてはいけないことがあっても、頭で覚えておけ
ばいいや、とついつい思ってしまってメモをしない。もちろん、オイラの脳味噌ではふたつ以上の事柄は覚えてられないので、新し
い用事ができるたびにトコロテン式に忘れてしまう。そういう失敗を繰り返しては、今度こそ手帳なりPADを使おうと考えるのが、
長続きしないのだな、これが。
長続きしないのは、意志の問題といってしまえばそれまでだが、200LX でスケジュールや ToDo 管理をする場合、オイラにとっては
次のふたつの点が使いにくいのだ。
・予定やToDoの一覧性がよくない。
・予定やToDoのリストと中身が連携しない。
200LX にいかにすぐれた予定管理ソフト(Appointment)が内臓されていようとも、一覧性という点では紙に劣る。パッと見て数ヶ月
スパンで把握するには、カレンダーに書き込んだ予定の方がわかりやすい。
また件名と中身も連携が難しい。何も難しいことではないのだが、たとえば、某月某日に締切の原稿があったとする。
スケジュール管理ソフトでは、締切日と件名は分かる。だが、その内容や自分がどういうアイデアを持っているかが見えない。
Appointmentのnote欄に、アイデアや概要を書き込んでもいいが、書き込みスペースは限られているし、実際の原稿を書くにあたっ
ては、コピー&ペーストするなり、書き直しをしなくてはならない。これは不便過ぎる。面倒過ぎる。
Windows 対応のスケジュールソフトであれば、予定や ToDo と関連付けたファイルを作って、必要に応じて開くことが出来る。
こうした便利な機能は、200LX でもマクロを工夫すれば実現出来ないことではないが、動作が重そうで、気まで重くなる。
それにスケジュール管理ソフトの一覧性問題は解決されない。
◎テキストをリンクする
こうした問題を、実に巧妙な手法で解決してくれるのが、今回ご紹介するタグスケである。
タグスケは、VZエディタのタグ機能を使ってスケジュールリストと関連ファイルをリンクさせるものである。
タグスケは、民事事件を専門に扱う弁護士であるハンドル名
"あかべこ"さんが考案したもので、 grep 、sed などのテキスト加工
ツールを組み合わせたバッチファイルを使って、スケジュールファイルから必要な情報を抜き出してリスト化するものである。
テキストファイルをベースに管理が出来るので、機種に依存せずに使えるところが嬉しい。200LXの他にモバイルギア、ノートパソ
コンやデスクトップも使うこともある身としては、どのマシンでも使えるのは極楽快適である。
さて、 タグスケのデフォルトでは、スケジュールファイルは拡張子を"krt"としたものを使っている。医師が使うカルテにならって
事案を一件につきひとつのテキストファイルでカルテを作るのが、開発者のあかべこさんのやり方だ。
この拡張子のおかげで、grepで文字列を切り出すのに、目的のファイルだけを狙うことが可能になる。
オイラの場合は、以下の三つのファイルにそれぞれ要件を書き込んでいる。
PRIVET.KRT〜プライベートの用事を書き込む
BUSINS.KRT〜仕事上の用事を書き込む
SOSAKU.KRT〜公募やメディアに投稿、応募する場合の締切、要綱、アイデアなど
その他に、
TODAY_.KRT〜自動的作成されるに今日の日付と仕切り線
これらに加えてhead.cというファイル内容を、 index.txtというファイルに書き込むのがオイラのやり方である。
ちょうどインターネットを利用する場合のポータルサイトのように、普段使う用件をリスト化するのである。
200LXからだと、LEでindex.txtを選択し、shift+enterキーを押せば、VZエディタが起動してindex.txtを開く。
すべてはそこから始まる、という感じだ。
◎ポケットの中のポータル
index.txtは、こんな感じ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・‥・・・・
nikki04.txt 26 : このヘッダは、head.cに記述!
****************************** head.c **********************************
成功はクセになる。勝ち癖をつけろ!
------------------------------------------------------------------------
2003-03-24(月);PRIVET.KRT 18 : 早起き開始
2003-04-10(木);TODAY_.KRT 1 : ------------<<今日>>-------------
2003-04-11(金);PRIVET.KRT 19 : 映画「戦場のギタリスト」鑑賞
2003-04-27(日);PRIVET.KRT 49 : ピアノコンサート
2003-04-28(月);PRIVET.KRT 46 : タグスケ導入記をおなら出ちゃっ太サイトへアップ
2003-04-30(水);SOSAKU.KRT 47 : カントカ児童文芸賞>>アイデアあり
2003-05-15(木);SOSAKU.KRT 54 : ナントカ童話大賞>>オナラくんを仕上げる
2003-07-06(日);PRIVET.KRT 51 : インターネット検定(シングルスター)試験日
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・‥・・・・
このように、予定や ToDo のある日付だけが時系列で並ぶので、非常にすっきりと見やすいリストが出来上がる。
これにより一覧性の問題は解決された。
リストの内容について、少し詳しく説明しよう。
一行目の、nikki04.txtは、タグジャンプで日記ファイルをオープンするためにある。
他の項目と違って、日付をつける必要がないので、ファイル名だけで先頭に来るようにしてある。「このヘッダは〜」以下は、
四行目までの内容を記述したファイルを忘れないように、かつそのファイルにジャンプするためのものだ。
二行目からタグジャンプすることで、head.cをオープン出来る。
三行目は、まあ自分への戒めめいた標語だ。四行目は仕切り線である。
さて、本文を見てみよう。11行目、5月15日のナントカ童話大賞の行だ。
この行でタグジャンプをすると、sosaku.txtの54行目がオープンされる。
そこには、このような記述がある。
#2003-05-15(木)ナントカ童話大賞>>オナラくんを仕上げる
400×8枚
オナラくんの冒険
一行目がindex.txtに読み込まれているリスト部分だ。 ただこの段階では、行頭に「#」が着いている。
この「#」がある行を、grepで抜き出してindex.txtに渡すリストとしてあるのだ。 実際に inex.txt に渡す前には、sed の
置換機能で「#] は取り除かれて、すっきりとした形で index.txt になる。
この場合、「#」が含まれていると、リスト行でなくとも抜き出される可能性があるのだが、まあ通常の日本語文を書いていて
使う記号ではないから、よしとしている。どうしても不具合があるなら、別の記号を指定すればヨイのだから。
さて下の行には、リスト行の説明を書いておく。例にあげたような、公募のタイトルと締切なら、下に続く行には規定枚数や
アイデアを書いておけばよい。
スケジュールリストとそれに関連したメモをひとつにまとめておける。これでリストと中身の一致問題も解決された。
こうしてテキストファイルでスケジュール、ToDo、それに関連したメモをリンクさせて管理出来るのである。
index.txt のヘッダなど、あかべこさんのオリジナルとはだいぶ違った使い方をしているが、このように、自分に使いやすい
カスタマイズが容易に出来るのも、テキストベースのよいところである。
2003年 2月 2日(日)
HP200LXとモバイルギアを使い分ける
◎もうひとつの携帯マシン=モバイルギア
画像をご覧戴きたい。左側の小さいのが、言わずと知れたHP200LX、右側の少し大きいのが、NECのモバイルギアである。大きいと言っても、200LXと比較しての話であり、通常のノートパソコン、あるいはサブノートと比べたら、まるで小さいし軽い。しかも200LX同様、単三電池二本で動くので、電源の確保の苦労がいらない。
モバイルギアは、略してモバギ、と呼ばれることが多い。画像のモバギはNTTドコモの携帯電話に接続して使う仕様に特化されていることから、ドコモバと呼ばれている。ちなみに正式にはモバイルギアforドコモ、である。
|
◎DOS化して使うモバイルギア
モバギは本来、持ち歩き可能なワープロ、として発売されたので、通常はメニュー画面からワープロや計算、スケジュールに通信といった機能を選択して使うようになっている。ユニシェルというのだが、一般ユーザーにはシェルなんて意識せずに、多機能なワープロとして使える仕様になっている。
ところが、このシェルがMS-DOS上で動いていることに目をつけた熱心なユーザーたちが、シェルを終了させてDOSマシンとして使えるようにソフトを開発した。これがDOSモバといわれるモバギである。これはメーカーサポート外の使い方であり、一切がユーザーの自己責任で行なわれるべきことだ。 だがそうしたリスクを冒してでも(実際にはDOS化することでハードが壊れるなどの不具合は聞いたことがないのだが)、この世に豊富に存在するDOS上で作動するアプリケーションを使えるというメリットは捨てがたい。
もちろんオイラのモバギもDOSモバと化している。そうやって、VZエディタなど、パソコン等で使い慣れたアプリケーションが利用出来ている。VZが使えれば、200LXとも他のマシンとも共通のデータを使えるのが嬉しい。 例えば200LXで書いたメモをDOSモバで清書するなんてことが出来る。200LXからフラッシュメモリカードを抜いて、モバギに挿し替えればいいだけなのだから、極楽至便なデータ共存環境である。
◎HP200LXとモバイルギアを使い分ける
さて、前段で、「200LXで書いたメモをDOSモバで清書する」と書いた。何故、そんなことをするのか、不思議に思われる方もいるだろう。そこがモバギと200LXの棲み分けなんである。
単純に言えば、常時携帯して使うマシンはHP200LXだが、机がある場所ではモバギを使う。自宅の居間とか、喫茶店、ホテルといった場所である。机でなくとも、モバギを安定しておける乗り物の中でもよいし、公園のベンチでもいい。とにかく、モバギを置いて安定させられる場所ならモバギを使いたい。
200LXは腰のケースに吊っていて、使いたい時にいつでも取り出して使うマシンなのである。乗り物の中はモチロン、立ったままでもテキストの入力が出来る。まさに場所を選ばない真のモバイルマシンである。
対して、モバギは持ち歩いて、落ち着いた場所で使える入力端末、という捉え方をオイラはしている。持ち歩いてどこでも使うマシン、ではなく、どこにでも持ち歩いて使いやすい場所を探して使えるマシン、とでも言おうか。 モバギだけを使っているユーザーは、モバギを乗り物の中や立ったままでも使うようだが、200LXになれたオイラには、ひどく不自然で苦痛である。
200LXなら、四本の指で支えて親指だけで入力する方法が、多くのユーザーによって使われている。オイラの場合だと、右手の小指と親指、左手の中指と人差し指で支えて、右手の人差し指、中指、薬指、左手の親指、人差し指(保持と兼用)の5本指で入力するやり方が十分可能だ。
だが、モバギに対しては、この保持方法は取れない。いくら軽量マシンとは言っても、200LX並の機動性はないのだ。それに折角フルサイズに近いキーボードによる入力のしやすさが魅力のモバギである。不自然な入力スタイルでは、かえってその魅力のを損なうというものだ。
立ったままでも入力可能な200LX、立ったままでは使えないモバギ、という図式がオイラの頭にはある。
だが携帯端末とは、常に立ったまま使うだけではない。
机のある場所、喫茶店やホテルの部屋などで使う場合にはモバギのキーボードが、俄然使いやすいのだ。
言ってみれば、船が沈没した時に壊れたピアノの蓋にしがみついて助かった人間がいたからと言って、ピアノの蓋が救命具として一番相応しいことにはならないのと同じだ。200LXのキーボードがいかに優れていようと、やはりフルサイズに近いモバギのキーボードの方が使いやすい。
そこで両者の使い分け、という問題にたどり着き、200LXはいつ何時でも使えるように腰にさげ、外出用のカバンにはモバイルギアが収まる。
こうして軽いマシンを求め続けているはずの携帯電脳ファンのカバンは重くなるというパラドックスを体現するのである。
2002年 7月 9日(火)
HP200LXとVZとLEで日記を書く
2001年の元旦以来、一日も欠かさずに日記を書き続けている。
40年の人生で、何度か日記に挑戦したことはあるが、いずれも三日坊主、あるいは数ヵ月で頓挫したり、
書いた中身も「特になし」と、ぶっきらぼうに一行だったりした。
ところが今回は、一年半も(2002年7月現在)書き続けている。
翌日に書いたり書き忘れたことを書き足すこともあるが、続いていることは間違いない。何故か?
言うまでもなく、HP200LX とVZで書いているからだ。
寝る前に日記帳を拡げて鉛筆でシコシコと書き込むのではなく、HP200LX でVZを起動して書くのだ。
これだと、朝の電車で昨日のことを書くことも簡単だし、それどころか出来事をリアルタイムで書き残すことも出来る。
もちろんファイラーLEから日記ファイルを選択し、LE活用でご紹介したように
SHIFTキー+ENTERキーでVZを
起動して日記編集をしている。
HP200LX で日記を書く人は珍しくないだろうから、僕なりの工夫を披露してみたい。
※なおサンプルの日記は架空の内容である。
◎日記のスタイル
日記はVZで書いてLEで閲覧、という形を取っている。
その際、パソコン通信のログ形式にしておくと、日付で追うことが出来て便利だ。
てな具合に、
「00000/00000 RXF05472 日付:主な出来事 」という書式で日記を書いておく。
それをLEでオープンして、「5」キーを押してタイトルモードにすると、
以下のように表示される。
日付と曜日、主な出来事がタイトルとして表示される訳だ。
「00000/00000 RXF05472」というのは、ログファイルとして認識させるための文字列
である。
これはマクロを使って日付と一緒に取得している。
マクロを使う以前は、前日のタイトル行をコピーして使っていた。
◎日記の時系列
ところで、時系列が下から上に流れていることにお気づきになっただろうか?
前日分の日記の上に、当日分を書き込む方式になっているのは理由がある。
当初は単に、
「日記を書くのに、文末までジャンプするのが面倒だ」という理由だった。
また、上述したように、タイトル行を作るのに、前日分からコピーで作って
いたため、前日分がすぐ下にある方がやりやすかったという理由もあった。
さらに日記を見返すときに、直近の日から見ていく方がメモとしても役に
立つという便利さに気づくと、もうやめられない。
予定のある日をタイトル行として書いておけば、スケジュール帳としても使える。
そして今では、
昨日という過去の上に今日という現在がある、
という
考え方を確立した。
紙に書き付ける場合、上から記入して行くので、新しいものが下の方に溜まるのは
やむをえないのだが、
電子データの場合、下に書き足して行く必要はない。
昨日の上に今日を、今日の上に明日を積み上げて行こう。
これは偶然なのだが、
STARTさん
という方のスケジュールソフトウエア、
SXCと同じスタイルになっている。
【上昇カレンダー】
と名付けられたこのソフトウエアでは、未来の予定は画面の上に表示される。
詳しくは、STARTさんのサイトでご覧下さい。
平成13年 3月14日(水)
最高使用頻度アプリ・LE(LogExpress)
HP200LXは間違いなくもっとも使用頻度の高いパソコンである。では、その中で
もっともよく使うソフトウエアはどれか?
200LXには優れた内臓ソフトウエアがある。スケジューラ(Appointment)電話
帳(PhoneBook)、他にも多々ある。
だが、これらはそうそう頻繁に使っている訳ではない。常に予定表を見たり電話
番号を調べるような生活ではないのだ。
一番使うのは、LE(LogExpress)。その名の示すとおり、パソコン通信のログ
(通信記録)を閲覧するためのソフトだ。
◎ファイラーモードでDOSコマンド実行
またLEはファイラーのように、ファイルのコピーや削除といった管理をする
ことも出来るし、LE上からDOSコマンドを
実行出来る。
F10キーを押すことによって、DOSコマンド入力窓が表示されるので、LEが
起動されていれば、ファイルに対してほとんどの操作が可能だ。
例えば、ONARADAT.TXTというファイルにLEファイラーモードのカーソルを
合わせてF10キーを押すと、画面に細い窓枠状の入力画面が表示される。
その状態でキー操作をすることにより、コマンドを実行出来る。
◎パソコン通信のログを処理する
パソコン通信のログは、電子メールからフォーラム発言に至るまでひとつのログ
ファイルにまとまっている。
これではメール管理もフォーラム発言を読むにも不便なので、メールならメール、
フォーラム発言ならフォーラム発言というようにまとめておかなくてはならない。
最初のころは、エディタでログファイルを開き、カット&ペーストで別ファイル
に保存し直していた。
面倒だなあ、と思っているとログを閲覧し移動や削除をすることが出来るソフトウ
エア、NIFPの存在を知った。これでエディタでログファイルをスクロールして
編集するという面倒な作業からは開放された。
だが、NIFPでは手動で発言を選んで、移動先を指定してやらなくてはならな
い。しかもメールとフォーラムをそれぞれひとつずつやらなくてはならない。フォ
ーラム発言なんて会議室ごとである。それを一気に処理してくれるツールがMESCUT
である。
パソコン通信のログをメールはメール、フォーラム発言がフォーラムの会議室ごと
に発言を切り分けてくれる便利この上ないツールである。
パソコン通信のログにカーソルを合わせてF10キーを押す、 DOSコマンド入力窓
が開くので、MESCUTと打ち込み、後はエンターキーを押せば、後はソフトウエアが
勝手にログを切り分けてくれる。
◎ログ処理をワンタッチで
だが、ここで考える。「MESCUTと打ち込むのが面倒だ」と。人はどこまでも不精
になれるらしい。困ったものである、自分のことだけど。
LEにDOSコマンドを登録する機能があればいいんだけど、残念ながらない。
しかし200LXには素晴らしいソフトウエアがたくさんある。 以前、ここのコーナー
でも紹介した、EXKEYを利用すればいいと考え付いた。
LE上での、ある特定のキー操作に、 F10キーを押して「MESCUT」と打ち込み、
スペースをひとつ分空けたあと、エンターキーを押す、という操作を割り付けて
やるのだ。
具体的には、EXKEY.INIの中に次のように記述してやればよい。
<LE> この部分は、「LE実行中は」の意味だ。
ちなみに「<>」は実際には半角で記述する。HTML文書の中では、
半角の鍵括弧内はタグであるとブラウザに解されるので、全角にした。
{SHIFT+F10}={F10}mescut {ENTER}
これは、シフトキーを押してからF10キーを押した場合、F10キーを押してから、
MESCUTと打ち込み、半角空けてからエンターキーを押したことにするという意味。
MESCUTの後にある半角スペースは重要だ。これによりコマンドと目的のファイル
をスペースで区切ることになる。これがないと、
「コマンドまたはファイル名が違います」と英語で怒られる。
これでメデタク、いちいちMESCUTと入力する手間から開放されるのだ。
ところで、上記のシフトキーに関する記述で、「押してから」と書いてある点に
ご注目されたい。 「押しながら」ではないのだ。
200LXにおいては、シフトキーを一度押せば、もう一度シフトキーを押すか別のキー
を押すかしないかぎり、シフトキーは押されているのと同じだ。 だから同時に押さ
なくても、シフトキー、F10キーとポンポンと順に押してやればいいのだ。
キーの小さな200LXならではキー設定と言えるだろう。HP社の設計の確かさには
感心するよりない。
◎シフトキーを利用したキー定義
これと同様の方法で以下の定義も有効に使っている。
{SHIFT+DEL}={DEL}Y
LEでDELキーを押すと、「削除していいか?」という確認メッセージが出る。
これは、 シフトキーを押してからDELキーを押すと、確認メッセージなしでさっさ
と削除する設定。
{SHIFT+F3}={F3}A:\KTX\LOG\MKLOG{ENTER}
LEでは、F3キーを押すとファイルの移動が出来る。DOSコマンド実行と同じ
ように移動先の入力窓が出る。これは、シフトキーを押してからF3キーを押すこと
によって、ログファイルを切り分けて保存するディレクトリに移動するように定義
してある。
他にも、
{SHIFT+ENTER}={F10}VZ {ENTER}
通常カーソルのあるファイルでエンターキーを押すと、ビューモード、つまりLE
内臓のビューワーで
ファイル閲覧が出来るのだが、これは、シフトキーを押し
てから(こればっかり)エンターキーを押すと、
VZエディタが起動する定義だ。
※余談・ワンタッチでテキストを開いたり閉じたりがいいのだ!
さてLEに限らず、DOSの時代にはエンターキー(懐かしのPC98シリーズ
であればリターンキー!)を
押すだけでファイルを閲覧出来るのが当たり前だった。
名作ファイラーと言われるFDも、窓が左右に二つ開くFSでもそうだった。
キーひとつでファイルのオープンクローズが出来た時代は実に快適にファイル操作が
出来た。
ところがウインドウズ時代になって、ファイルを開くにはいちいち指定したソフト
ウエアを使わなくてはならない。
DOS時代の何倍も性能を持ったハードウエア、何倍もの大きさを持ったソフト
ウエアの時代になったのに、
テキストファイルのオープンクローズすら快適に行なえないとはおかしな話だ。
【このページの注釈】
マクロを使って
←本文に戻る!
こんなマクロです。
= date2.def =
* M
80 ^^ "date2"
?. &s
ax=$2a00,&i($21) ;ファンクションコール
y=cx, ;CX 年取得
m=dx>>8, ;DH 月取得
d=dx&$FF, ;DL 日取得
ax=$2c00,&i($21) ;時間取得
h=cx>>8, ;時取りだし
a=cx&$FF, ;分取りだし
b=dz>>8, ;秒取りだし
(ks&1)?&m("%02d年%02d月%02d日(%03s) %02d:%02d:%02d",y,m,d,w,h,a,b)
?&?("00000/00000 RXF05472 %02d-%02d-%02d",y,m,d,w,h,a,b) &d
*
= End of date2.def =
今更スケルトンが奇抜か?
←本文に戻る!
※もっとも iMac に始まり電卓に至るまでスケルトンが一般的となった今では、奇抜もなにもない。
※だいたいどうして透明のものをスケルトンというのだ。スケルトンとは骨格だ。
透明あるいは中身が見えるのはシースルーだと思うが。
シースルーの結果としてスケルトンが見えるというなら分かるが
「リンクを張ってもいいよ!」とおっしゃる方は、
"おなら出ちゃっ太"
にて、お待ちしております。
by おなら出ちゃっ太