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Pen・Pen D 雑学の森/うんちく編  

50 Penのレンズシャッターはどんな方式なのか?

GRAPHIC/SHUTTERPenのレンズシャッターはバリオ式と呼ばれるタイプでシャッター羽根が2枚で構成されています。ただしPen Dシリーズには羽根が5枚あるシャッターが使われています。2枚の羽根でどのように光を遮るかというと、左の図のようになっています。赤い羽根と青い羽根があり、それぞれAとBを支点として回転するようにしておきます。Cの部分は両方の羽根に長穴をあけてあります。このC点にピンを入れて上へ引っ張ると赤い羽根と青い羽根が左右へ均等に開きます。この上へ引っ張る動きがシャッターを押すことで開始されガバナーと呼ばれるメカニズムにより設定された時間が経過するとC点を上へ引っ張っていた力が無くなってもとの位置に戻るようにしてあります。

51  なぜバリオ式シャッターが使われているのか?

2枚の羽根で構成されているバリオ式は羽根の枚数がもっと多い方式に比べて  

  @構成部品が少なくてすむ
  A開閉機構が単純
  Bレンズの周囲に大きな部品を配置しなくてすむ
  C安い

という利点があります。また電気シャッターやプログラムシャッターと結びつけることが比較的容易である為Pen EEシリーズにも使われています。

52 Pen Dにはどんなシャッターが使われているのか?

D ShutterPen Dにはコパル社の5枚羽根のシャッターが使われています。構造としては左の図のようになっています。

A:セクターリング B:セクター回転力作用点 C:セクター回転中心 D:長穴とPin

 セクターリングを反時計方向に回転させるとセクター(シャッター羽根)はCを中心としてDのPinにより外側へ引っ張られる様になります。シャッタースピードで設定した時間が経過するとセクターリングが元の位置に戻り左の図のようにセクターが閉じます。バリオ式に比べるとずいぶんと複雑ですが1/500秒までの幅広いスピードを出せる為に広く使われた方式です。なぜ5枚羽根だと高速が出せるかと言うと1枚あたりの重さを軽くできるために慣性質量が少なくなり小さい力で作動させられるためです。またスペース効率も高くなります。


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