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Pen・Pen D 雑学の森/うんちく編  

38 何故ノブ式にするとコストを押さえられるのか?

GRAPHIC/WINDING何故ノブ式かと言うと、左図を見れば明らかで、レバー式はたくさんの歯車が必要でこの歯車がコストの上昇を招きしかも多くのスペースを必要とする。一方ノブ式は歯車の数が少なくて済み結果としてコストとスペースを削減できるのだ。図面ではスプロケットとスプールの間に二つの歯車が入っているがPenシリーズではこの二つの歯車も省略されています。また米谷さんはPenの軍艦部をできるだけフラットにしたいと考えていたので、通常軍艦部の上に飛び出しているノブをカメラの内部に納めてしまったのだ。これによってノブ式でありながら親指による迅速な巻き上げが可能となりかつハーフカメラで多用される縦位置での撮影においても優れた操作性を得ることとなったわけである。このRear Winding方式は米谷さんがライカ使いだったからこそノブ式の短所を見つめ直し長所に変えてしまえたのではないだろうか?

39 Pen DやPen EEのファインダ−はどういう型式なのか?

GRAPHIC/FINDERPen DやEEシリーズにはアルバダ式ブライトフレームというファインダーが使われています。これは図の様に対物レンズと接眼レンズの間に視野枠板を配置し対物レンズからの入射光で視野枠が照射されその反射像を対物レンズの内面に映し出すというしくみです。採光式と比べるとシンプルな作りであるもののフレームの鮮明度が低いという欠点があります。

40 PenシリーズとPen D/EEシリーズは何故ファインダー型式が違うのか?

Penシリーズは露出計無しの完全なマニュアルカメラ。一方Pen Dは露出計装備のマニュアルカメラでPen EEシリーズはプログラムシャッターを装備したEEカメラ。このPenには無い露出計やプログラムシャッターといった追加された機能をカメラ内に収納しかつ、同じPenサイズを実現するために採光式ファインダーで必要な視野枠表示のための光学系を省いてそのスペースを活用しているのです。


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