概要
プリミテイブなPen、Pen
Sの一方で、シャッターを切るだけで良い写真が撮れるPenのEE化がテーマとなりセレンメーターをスキャンし絞りを制御するEEカメラとなる。同時にボデイ内に組み込める小形軽量のOlympus
Shutterの開発にも成功した。1/60secの単速、固定焦点という先見的割り切りにより、Penカメラの大衆化に拍車をかけた重要な存在と言える。
Research
EEは1961年5月から1966年2月までの約6年間にわたり製造されたというのが定説でした。しかし、皆様からのResearchの情報から、少なくとも1966年7月までは製造されていたということが判明いたしました。製造台数も584068台という定説がくつがえる可能性があります。(2000.12.15update)
単速(1/60秒)モデルは1961年5月から1962年4月までの約1年間だけ月平均5495台、合計65940台が製造されたようです。その後1962年4月から1966年2月まで後期型(2速プログラムシャッター搭載型)が月平均11024台、合計518128台製造されたようです。このように、初期型は、製造期間が短く台数もわずかで、中古市場において比較的レア物と言えると思われます。
あなたのPen EEの情報をResearchにてお待ちしております。
くだらないコメント
Penと言えばまず思い浮かぶのが、このPen
EEシリーズの顔つきです。レンズの周囲にボコボコしたガラスが納まっていて、その上にグレーのプラスチック製のファインダーカバー。このカメラを向けると不思議とみんなニコッと笑ってくれるんです。すごいキャラクターのカメラですよね。このPen
EEだけが何故か"OLYMPUS"の文字だけで"PEN"の文字が刻まれていません。もっともTOP
COVERにはPEN-EEと浮き出しで入っていますが。それとPen
Eシリーズはシャッターボタンが通常の円筒形でニョキッと飛び出ています。これも初心者を意識した為なのでしょうか?
中古相場(個人的参考値)と購入時の注意点
中古相場:5000円〜20000円程度(参考値)
購入時の注意点:外装の傷、へこみ等やレンズの状態等については、他モデル同様注意が必要ですが、あえてEEシリーズを選ぶわけですから、露出計が正常に作動するか、言い換えればプログラムオートの機能が正常かどうかを見極めることがポイントかと思います。EEシリーズ全般に共通なチェックとして、以下のようなことを試してみて下さい。
まずASA目盛りを400(200までのモデルでは200)にセットして日中屋外にカメラを向けてシャッターが切れる。次ぎにセレン全体を手で覆ってシャッターが切れない。またこの時、ファインダーに赤ベロが表示される。これで、通常撮影はいけます!もう少し丁寧にチェックしたければ明るさの変化に応じて絞りが追従して変化することと、シャッター速度が速い、もしくは遅いの2段階に変化することをチェックします(Pen
EEの単速モデルはスピードの変化はありません)。また明る過ぎる場合にもシャッターロックが作動してシャッターは切れません。Pen
EEでは、露出制御範囲が狭いので割とシャッターロックが作動しやすいことも憶えておいて下さい。マニュアル機能をチェックしたい場合には、ASA目盛りを絞り表示に切り替えて、つまりオレンジ色の3.5〜22(モデルによっては2.8〜22)に合わせて、絞りが変化すると共に、どんなに暗くてもシャッターが切れることをチェックします。この際、赤ベロは絶対に出ません。以上、かなり乱暴なチェックですが、これで、おおよそのチェックができると思います。
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