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前回はフィルム感度=ISO100のフィルムを使って、シャッタースピードを1
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秒に固定し、撮影する状況に応じて絞りを開いたり、絞ったりする露出決定法を学んだ。しかーし、、Penには他にもシャッター速度がある。このたくさんあるシャッター速度をどのように使ったらいいのか?今回はこの事を考えてみよう。
あらためて適正露出とは何か?
フィルムにきれいに写すには適正な露出を与える必要がある。露出っていうと難しいけど、要するにフィルムにどれだけ光を当てるか?ってことだ。これは前回にも書いた。
適正な露出を得る為に前回学んだことは、ISO100のフィルムであれば、晴れの日はシャッター速度を1
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秒にセットして絞りをF8にすればOKということ。では同じ晴れの日に、絞りをF11まで絞るとシャッター速度はいくつにセットすればいいか、、答えはシャッター速度
1/125 秒だ。この関係を図に示すとこうなる。
水色の斜めの線は、フィルム感度=ISO100のフィルムで晴れの日に必要な露出の量と考える。この線に載せられれば適性露出となる。1/250秒と絞りF8はそのうちの、ひとつの組み合わせにすぎない。もしシャッター速度を一段遅い1/125秒にした場合には、絞りを一段閉じたF11にセットすれば良いことが解るだろうか?
シャッター速度を一段遅い1/125秒にしたということは、それだけフィルムに光が長い時間当たることになる。適正露出を得る為には、絞りをF8よりも一段閉じたF11にしてあげれば丁度いい。わかるかな?逆にシャッター速度を1/250秒よりも一段速い1/500秒とした場合 (つまりフィルムに光が当たる時間が半分になったということ)、絞りはF8よりも一段開いたF5.6にすることで適正露出が得られることになる。
つまりシャッター速度を一段変化させることは、絞りを一段変化させることと同じだけ光の量をコントロールしているということだ。シャッター速度を速くしたら、絞りは開ける。シャッター速度を遅くしたら、絞りを閉じる。どうだろうか?解ってもらえたかな?
晴れの屋外でISO100のフィルムを使うときには、シャッター速度
1/250 秒で、絞りが F8
という基本をおさえといて、あとはこのシャッター速度と絞りの相対関係を守れば様々な組み合わせで適正露出の写真が撮れることになる。今回はちょっとハイレベルだったかな?理解できなかったキッズは、露出計を装備したカメラを覗いて、試してみるとすぐに解ると思う。シャッター速度を一段遅くすると、露出計が一段分露出オーバー側に振れる。シャッター速度のかわりに、絞りを一段開いても、一段分だけ露出オーバー側に振れる。是非この実験をやってみてくれ!
いまいち理解できなかったキッズは、こういうふうに考えてみよう。
ここにバケツがある。容量は10リットルとしよう。このバケツに蛇口から水道水を流し込んで、バケツをいっぱいにするとしよう。蛇口から流れ出る水の量は、蛇口をどれだけ開くか(全開か、それとも3/2か、、半分かといったこと)、そして蛇口をどれだけの時間、開いておくかで変化する。同じ容量のバケツでも蛇口の開度と開いている時間でバケツをいっぱいにする方法(組み合わせ)は何通りもあることが解るだろ?
例えば蛇口全開だと1分間(60秒間)に10リットル流れ出る場合なら、バケツをいっぱいにするにはどんな組み合わせが考えられるかな?なんだか理科の実験みたいになってきたぞ。
| 蛇口の開き方 |
蛇口を開いている時間 |
バケツに入る水の量 |
| 全開(10リットル/分) |
60秒間 |
10リットル |
| 3/4開く(7.5リットル/分) |
80秒間 |
10リットル |
| 1/2開く(5リットル/分) |
120秒間 |
10リットル |
| 1/4開く(2.5リットル/分) |
240秒間 |
10リットル |
上の表で解ることは蛇口の開き方が大きいと、蛇口を開いている時間が短くなる。逆に蛇口の開き方が小さいと、蛇口を開いている時間が長くなる、ということだ。でもバケツをいっぱいにするという結果は変わらない。どの組み合わせでもバケツは水10リットルで満たされたことになる。
これを写真にあてはめて考えると、バケツを水で満たすということは、フィルムに適正露出を与えるということ。蛇口の開き方はレンズの絞りをどれだけ開くかということ。蛇口を開いている時間は、シャッター速度をどれくらいにセットするかということになるんだ。
蛇口の開き方(すなわちレンズの絞り)と,蛇口を開いている時間(シャッター速度)の組み合わせで,同じバケツを水でいっぱいにする(フィルムに適正露出をあたえる)方法が何通りもあることが理解できたかな?
ちなみにこのバケツの大きさ(容量)はフィルムの感度に相当していることを付け加えておこう。フィルム感度の高いバケツ、、じゃなかったフィルムはさしずめ容量の小さいバケツだと考えられる。すぐにいっぱいにできるからね。
フィルム感度の高いフィルムは通常のフィルムよりも短い露出時間、またはより絞った状態でも適正露出が得られる。
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