アメリカユニバーサル社のMercury
II
CXは1946年に製造開始されたハーフカメラです。このカメラは1938年に発表されたMercury
CCの派生型で、CCが特別なフィルムカートリッジを使用していたのに対して、35mmフィルムを使用できるように改修されたモデルです。その独特なフォルムで見る者を引き付ける力を持ってます。
Specification
|
発売年月
|
1946年
|
|
レンズ
|
TRICOR 35mm F3.5 他交換レンズ5本
|
|
シャッター
|
T.B.1/20〜1/1000秒 ロータリーシャッター
|
|
焦点調節
|
レンズマウント部直進ヘリコイド
|
|
ファインダー
|
ビューファインダー
|
|
露出計
|
なし(露出決定表を装備)
|
|
フィルム送り
|
前面巻き上げノブ、セルフコッキング
|
|
大きさ
|
144.8x93.6x56.7mm 584g
|
-正面-
外観上の特徴はまず第一にご覧の通りカメラ上部の扇型のでっぱりです。このカメラはPenFシリーズと同様にロータリーシャッターを使用していてそのカバーがこのようにでっぱっているんです。ここまでカメラの形が不細工になっても発売されてしまうところが、欧米人のおおらかさなのかな〜、などと考えさせられます。
二番目の特徴として、カメラ前面に飛び出した巻き上げノブとシャッタースピードノブがあります。向かって左側が巻き上げノブでその横にフィルムカウンターがあります。右側がシャッタースピードノブでなんと1/1000まで目盛りがあります(PenFより17年も先輩のカメラです)。カメラを構えた時に上から覗いてもフィルムカウンターやスピードを確認できません。扇型のカバーには被写界深度表がついています。
なんとこのカメラはレンズ交換式です。標準レンズが35mmF2/F2.7/F3.5の三種類あって、その他に望遠レンズ(75mmと125mm)があるそうです。レンズマウント部にヘリコイドがありレンズ左側のノブで繰り出しを行います。目盛りがft表示なのでこのカメラを使うと、頭の体操になりボケの防止に役立つかもしれません(そんなワケ無いよ)(^
^ゞ