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-Pen EF General-
Pen
EFはPen
EEシリーズのラストバッターとしてというよりは、Pen全シリーズのラストバッターとして登場したモデルで機能的にはPen
EE3の改良モデルです。
Pen
EFはストロボフラッシュの多様化と、さらなる一般大衆化に応じて、Pen
EE3で進化したストロボ撮影時の手軽さ追求し、ついにストロボを搭載したモデルです。あわせて35mmフルサイズカメラの小形軽量化に対抗すべく、全プラスチックボディとして生まれました。
Specification
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発売年月
レンズ
シャッター
焦点調節
ファインダー
露出計
フィルム送り
その他
大きさ
発売価格
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1981年4月
D Zuiko 28mm F3.5/3群4枚
オリンパス2速自動切り替え1/30.1/250秒
固定焦点(4mと思いきやなんと! 2.7mという事実が明らかに!!)
アルバダ式ブライトフレーム 0.5倍
セレン光電池サークルアイ式ASA25〜400
リヤーワインデング、セルフコッキング
GN10オートストロボ組み込み/単3電池1本使用
115x74x44mm 280g
24800円
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-EF vs EE3-
EFではストロボの装備に伴い従来のトップカバーに相等する部分の高さが、約5mmほど高くなっており、それによって従来トップカバーの外周部分に施されていた絞り込みが無くなっています。ファインダーカバー部分も一体整形されており、従来のEEシリーズの持っていたいわゆる「顔」が少々うすれてしまいました。しかし愛らしいサークルアイのおかげで、EEシリーズの血統であることは伝わってきます。Penシリーズ全般に受け継がれていた「カメラの高さを極力低く、もしくは低く見えるように設計する」というポリシーはここへ来て消え去ってしまったようです。もっともプラスチック化による90gもの軽量化と、オートストロボの内蔵による使い勝手の向上はバカチョンカメラとしては大きな進歩だと言えると思います。
外観デザインに関して米谷さんの説明は「永らく親しまれてきたペンEEのデザインは、その良し悪しはともかくとして、可愛らしい、親しみやすさを、このペンEFにも継承するように心掛けたつもりである。その特徴のひとつにサークルアイがある、レンズの周りにセレン太陽電池の魚眼レンズが付いている。このカメラには、フラッシュ用の電池があるので、Cdsを使うことも可能であった。しかしフラッシュを多様すると電池の消耗が早い。Cdsを使うと電池が無くなったときすべての写真が撮れなくなってしまう。このクラスのカメラを使う方はとかく予備の電池を忘れがちな層である。そこで太陽のエネルギーを電気に換えるセレン太陽電池を使って普通の写真は撮れるようにした省エネルギー設計を踏襲、これがデザインのポイントとなっている。」
メカニズムに関しての米谷さんの説明は「永らく作り続けて精度的にも品質的にも安定しているメカニズムを、できるだけ踏襲している」 とのことで、基本的のはPen
EE3と同様のようです。あえて違いを探すと「フィルム装填時に裏蓋を開けると、たとえレンズキャップを付けていてもレリーズロックが自動的に解除され、フィルムの空送りができるようになった」と語っています。
-Lens/Shutter-
PEN-EFのLENSは、EE/EE2/EE3と共通の3群4枚のD.ZUIKO
28mm
F3.5です。焦点調整も無く、4mの固定焦点です。と思い込んでいたのが大間違いでした。なんとPen
EFの焦点は2.7mにセットされているという事実が判明しました。この事実は小生がいつも御教授を受けているあの「れんずまにあ氏」のテスト撮影にて明らかになったもので、EFのレンズ性能をチェックするためにPen
S3.5との様々な比較撮影の結果に疑問を感じたれんずまにあ氏が、テスト撮影をくり返した結果、明らかになったものです。またそれを裏付ける設計者米谷さんの手記による文献も見つかりました。いままで世間様に公然と大嘘をついていたわけで誠におはずかしい限りで、お詫びいたします。さらに、他のEEシリーズについても焦点距離4mというのはどうやら間違いのようです。3.2mという数字が米谷さんのお話に書かれていたのですm(_
_)m
シャッターはEE2/EE3と同じオリンパス2速自動切り替え1/30、1/250秒。絞りはF3.5からF22までで完全なプログラムカメラです。
鏡胴まわりのデザインがそれまでのEEシリーズとは変わっていて、レンズ下に大きなエプロンがありASA表示が固定されており、レンズ鏡胴側の指標を合わせるタイプとなっています。またオートストロボの搭載により、それまで鏡胴にあった、ストロボ撮影時用のマニュアル絞り表示は無くなりました。
-Auto Strobo-
EFの目玉であるオートストロボはファインダーのすぐ横に装備されています。GNは10でASA100の場合1.5mから2.8mまで、ASA400の場合1.5mから5.6mまでをカバーします。Pen
EEシリーズが基本的にターゲットとしている日常のスナップ撮影には十分な性能を備えていると言えます。電源は単3電池一本です。露出制御にはあいかわらずセレンを使ってますので当時のハイブリッドカメラといった感じです。EFは約20年前のカメラですが、このストロボの搭載によって、日常生活でなんら不都合無く使うことが可能になったと言えます。
ストロボの搭載に関して米谷さんは「ストロボが内臓されたので、この処理が問題となってくる。まずはストロボ用コンデンサーが意外に大きい。やむなくレンズの下に収納はしたものの、前に出っ張ってしまう。これをエプロン状のカバーで被ってまとめる。発光部はカメラ上部に設けるが、カメラが小さくなればなるほど、カメラを持つ手でストロボ発光部を被いやすくなってしまう。そこで発光部を引き出すようにしたいが、このカメラの場合は上方に出しても、撮影レンズと発光部の間隔が広がらない。横方向に出すならば、撮影レンズより少しでも遠くなるので、照明効果を考えて横に飛び出すようにデザインしてある。 全体の雰囲気は角部に丸味を持たせ、従来のペンEEのやわらかい親しみやすさを受け継ぐように心掛けた」と記述しています。
露出制御範囲外ではシャッターロックが作動するのはEE2/EE3と同じですが、そこでFLASHボタンを押すとストロボが横にスライドして、チャージが開始されシャッターロック解除されて撮影可能となります。この時チャージ完了で背面のチャージライトが点灯します。しかしチャージが済む前でもシャッターを切ることができます。これを逆手に使って、FLASHボタンを押しておくことでどのような状況でもシャッターロックを解除しておくことも可能です。電池を抜いておくことで、シャッターロックを解除しつつストロボ発光停止モード的使い方もできてしまいます!
最近のコンパクトカメラは、ボタン操作でストロボ発光停止モードを選択しつつ撮影を行いますが、思わぬところで発光させてしまったりということもあって、このクラシックなEFの方が確実性があり安心できると思うのは、小生だけでしょうか?恐ろしく完成度の高いカメラだと思います。余談ですが、このFLASHボタンの位置が誠に絶妙な場所で、通常の構えでちょうど左手の人さし指がひっかかる場所にあり、カメラのホールドを助けてくれるのと、ファインダーを覗いたまま持ち変えることなく一瞬でストロボ撮影に移行できるというグッドデザインです。
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