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-Top Cover -
EES2のTop
Coverを上から覗き込むとこんな感じです。従来のEESと比較するとアクサリーシューが新たに追加されました。またEESでは手動逆算式のフィルムカウンターが使用されていましたがEES2では自動順算式のカウンターとなっています。それに伴いカウンターの文字盤の色が黒から白に変わっています。さらにEESではTop
Coverのモデル名が"EE"の浮き出した文字でしたが、EES2では"EES-2"と凹んだ黒いモデル名が入っています。
-REAR VIEW -
EES2の後蓋はこのように通常の開閉式に改良されました。これによってフィルム交換が迅速に行なえるようになりました。ただ、おもしろさという点ではEESの引き下ろし式に軍配が上がると思います。
この開閉式の採用によって自動順算式のフィルムカウンターを搭載できるようになりました。また写真では解りにくいですが、ファインダーにプラスチック製のカバーが新たに追加されています。
後蓋開閉式によりカメラの肩部分の高さが約0.5mmほどEESよりも高くなっています。これが引き下ろし式蓋を長期間に渡り使い続けてきた理由のようです。引き下ろし式の方がカメラの高さを低く押さえることができるんです。またフィルムの出し入れの為に巻取りスプールを上へ引き出せる仕組も追加しなければならなくなりました。
- Body Color -
EES2のBody(クロムメッキのTop CoverとBottom
Cover部分)は、シルバーのみで、黒い仕様は存在しません。もし黒であれば、後塗りでしょう。一方Finder
Coverとダックペルカ(人工皮革)の色は、グレーのものと黒のものと2種類が存在します。当初EEシリーズにおいて、Finder
Coverとダックペルカが黒い仕様はEE3のみと思われていましたが、それは誤りであり、EES2にもEE3と同様な黒い仕様(Finder
Coverとダックペルカが黒い)が存在します。黒い仕様の製造時期は1968年3月から1971年4月までと1973年5月から1985年12月までです。一方シルバー仕様の製造時期は1968年3月から1971年4月までと1974年4月から1985年12月までです。
-EES2 総括 -
EES2を一言で表わすとすれば、「使いやすさの追求」と言えると思います。フィルム感度をASA400まで拡大、距離リングを鏡胴外周部へ移設、露出モードの表示の標準化、後蓋開閉式の採用、自動順算式カウンターの採用、そしてアクセサリシュ−の搭載など地味ではあるものの、確実な機能の向上が計られており、オリンパスの良心の様な物を感じます。EESシリーズはこのEES2で幕をおろした一方で、固定焦点式のEEシリーズはEE2の後にEE3が開発されます。簡単にきれいな写真が撮れるカメラPen
EE/EESシリーズに庶民が求めたものは現在で言うところの使い捨てカメラ的な、本当に押すだけのカメラであり、焦点調節機能はむしろ過剰な装備だったのかもしれません。おそらくEESシリーズよりもEEシリーズの方が長期間に渡って製造され続けた背景には、このような理由もあったのではないでしょうか。
この写真を見ていて気が付いたのですが、EES2の前面にはSの赤い文字が入ってないんですね。EESには誇らし気にSの文字が入っています。
EES2 Close Upはこれで終わりです。次は化け物Pen
EMを見てみます。
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