OM2000
Halfなんてカメラ、オリンパスから販売されていたの?と思われる諸兄は多いかと思います。実はこのカメラは"Professional
Camera
Repair"というアメリカの小さなカメラ修理、改造会社がオリンパスOM2000をハーフ仕様に改造して販売していたモデルなのです。当サイトのハーフカメラへの改造といったインチキ工作カメラとは全く次元の異なる、りっぱなハーフカメラです。この会社は昔から一眼レフのハーフ改造を手掛けていたようです。OM2000自体は某国内カメラメーカーがOEMであり、従って兄弟とも言えるカメラが数種類ありますが、それら全てのカメラに対して"Professional
Camera
Repair"はハーフ改造を受け付けています。今小生の手元にあるこのカメラは当サイトの「れんずまにあの私的レンズテスト」でお馴染みのれんずまにあ氏が特別に小生に貸して下さったものです。
OM2000
Halfを知る上ではやはりオリジナルのOM2000自体を知っておくことが肝要かと思います。
OM2000
は、スポット測光と中央重点平均測光を搭載したマニュアル一眼レフカメラです。これら2つの測光方式により、逆光などの様々な光線状態に対応できるだけでなく、絞りとシャッタースピードを創作意図に合わせてコントロールできます。
シャッターは最高速1/2000秒
のメカニカル制御式で、バッテリーと無関係にシャッターを切ることができます。ボディはアルミダイキャストを使用し高い精度と耐久性を確保しています。外装カバーは3元合金処理が施されておりブロンズ色です。多重露出機能など、よりクリエイティブな撮影を可能にする機能も搭載しています。
またこのカメラの発売と同時に小型なガイドナンバー20(ISO100・m)を実現した「エレクトロニックフラッシュ
S20」、そして小型軽量のズームレンズ 「Sズイコー
オートズーム 70〜210mm F4.5〜5.6」が発売されています。
Specification(OM2000Halfでの相違点は()内に表示)
形式:メカニカルシャッター式 35mm一眼レフカメラ
画面サイズ:24×36mm (OM2000
Halfはもちろん17X24mm)
レンズ交換:オリンパスOMマウント
シャッター:メカニカル制御式縦走りメタルフォーカルプレーンシャッター
シンクロ:X接点ホットシュー、1/125秒以下の低速シャッタースピードで同調
測光方式:TTL中央部重点平均測光、スポット測光切り替え式
測光範囲:EV2〜19/ISO100
露出制御:B、1秒〜1/2000秒/全秒時メカニカル制御
フィルム感度:ISO25〜3200
フィルム巻き上げ:レバー式、巻き上げレバーの格納によりレリーズロック可能
フィルム巻き戻し:クランク式
フィルムカウンター:メカニカル順算式
裏蓋開放により自動復帰(OM2000Halfでは表示コマ数は実際のコマ数の半分の表示となる)
多重露出:多重露光レバー操作方式(OM2000Halfではこの機能は削除されてます)
ファインダー:固定式、マイクロスプリットマット式
ファインダー視:−1m−1ディオプトリー、視野率/タテ・ヨコ93%
倍率 50mmレンズ付∞において0.84倍
ファインダー内表示:LEDによる露出表示およびスポット測光表示
セルフタイマー:機械式セルフタイマー 約10秒
バッテリーチェック:シャッターボタン半押し時ファインダー内LEDによる表示
電源:JIS SR44型酸化銀電池、又はJIS
LR44型アルカリ電池2個使用
大きさ:138×87×51mm ボディのみ
重量:430g ボディのみ
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