| 学童保育の映画「ランドセルゆれて」子役オーディション |
| 共働きなどで昼間に保護者のいない児童の放課後の生活の場「学童保育」。いま大阪で、その学童保育を舞台にした映画を上映しようという取り組みが進んでいる。学童保育の指導員や親たちで構成する大阪学童保育連絡協議会が制作実行委員会をつくり、製作上映費1億円を集めるため、1枚1000円の協力券を普及させようという運動だ。 映画は、子どもたちが目を輝かせて友達とともに遊んでいる姿、手探りでも子どもの成長・発達を意識しながら誇りを持って働き続けている指導員、日々成長していくわが子を目の当たりにしてその喜びを明日への生きる力にしながら頑張っている親たちの姿を映像にするという。 監督は不登校の子どもを描いた「あかね色の空を見たよ」の中山節夫氏。ハンセン病への差別と偏見を告発した「あつい壁」や、「ブリキの勲章」など非行や教育問題を真正面から取り上げてきた監督だ。脚本は「化粧(けわいし)」で東京国際映画祭の最優秀脚本賞を受賞した横田与志氏。 6月23日、大阪市内であった同協議会主催の大阪学童保育研究集会では、今回の映画化を「今日の不登校、学級崩壊、児童虐待など深刻な子どもたちの育ちをともに考え、地域の教育・子育て運動を広げ、地域から豊かな文化の創造に挑戦していく取り組み、そして学童保育に子を預けて働く親たちに、改めて学童保育の役割や運動の意義を客観的に見直す契機にしていく取り組み」と位置付けた。 集会であいさつした中山監督は、「いま、大人の世界も子どもの世界も『地域』がなくなっているが、学童保育にはそれが残っている。映画作りはお祭りだ。ぜひ盛大なお祭りにしたい。ぜったい素晴らしい映画にします」と抱負を語った。 実行委員会では、映画に出演する子役を、実際に大阪の学童保育に通う子どもたちから選ぼうと、下記の要領でオーディションを実施する。「子どもたちの笑顔と大阪弁が、スクリーンいっぱいにあふれる映画にしたい」としている。(門田 耕作) ■日時…7月6日(土)午前10時〜午後5時(10:00〜12:00=1・2年生、13:00〜15:00=3・4年生、15:00〜17:00=5・6年生) |