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視覚障害者サッカーで日韓交流

PK1―2で惜敗も、夏の3国対抗 楽しみ

大阪市・鍼マッサージ治療院経営 松本 義和 39歳



韓国選手とボールを競り合う松本義和さん(背中のゼッケン13)=実行委提供

 昨年11月に大阪府立盲学校で視覚障害者サッカーの日本におけるお披露目会があった。「目の見えない者がどんな風にサッカーをするのだろうか?」と興味と好奇心だけで参加した。しかし、その場でスタッフに進められるままに練習を続けるようになった。
 ボールは鉛の玉が入っており音が出る。足だけでボールを扱うのはとまどうばかり。最初はボールを見失ってばかり。ボールをけってるより探してる時間の方が長い。それでも練習を続けていくにつれてだんだんと足にボールがからみつくようになってきた。ドリブルとかシュートも失敗はするものの、何となく形になってきた。うまくできた時が嬉しい。まして、練習を続けていて、上達していく過程が楽しい。
 そしてわずか半年、今年のゴールデンウィーク、ワールドカップ記念韓日視覚障害者サッカー交流大会のため、ソウルへ行って試合をした。
 観客は300人も集まり、国営テレビ放送局(KBS)や新聞各社の取材が相次いだ。ソウルには視覚障害者サッカーだけのための専用競技場がある。この大会を前にして、韓国へ訪問しサッカーの指導を受けた。また韓国のナショナルチームの金監督を日本に招いて練習をつけてもらった事もある。
 このサッカーはフットサルをそのまま視覚障害者用にしたもので、キーパーを含めて5人でプレーする。フィールドプレーヤー4人はアイマスクと安全のためにヘッドギアをする。キーパーは眼の見える者が担当する。サイドラインにはボールが出ていかないように高さ1メートル強のフェンスがある。
 ヨーロッパや南米では20年前から行われており、現在30数カ国でおこなわれている。世界選手権もおこなわれており、パラリンピックの種目にもなる予定だ。アジアでは3年前から韓国に導入され、日本は半年前に韓国から教えを受けた。
 わずか半年の練習でどれだけ韓国チームに挑めるか? 大会前日の練習試合では1対4で大敗。しかし、本番では韓国チームに攻められる事が多かったが、ディフェンス陣の必死の防御をはじめ選手全員の予想以上のがんばりもあり、0対0でのドロー。
 そしてPK戦へ。5人目までのPKでも決着がつかずゴールデンゴールへ。結局9人目で韓国チームに決められ1対2(PK)で負けた。
 選手は息は切れ、ユニフォームは汗でびっしょり。膝や肘の擦り傷とか打撲はほとんど全員。しかし、負けはしたものの、日本チームの大善戦には選手やスタッフは大満足。そして韓国チームには驚異を与えた。今後両国の戦いが楽しみである。
 日本全国から集まった選手やスタッフ。半年間の猛練習。そして韓国遠征。日本チームとして韓国へ行き、そして試合をした。すごく充実した時間。それよりも、韓国の仲間たちと試合ができた。そしてサッカー場ではもちろん、その後におこなわれたパーティーで健闘をたたえ合いつつ交流できた事は貴重な体験となった。
 8月には神戸で日本、韓国、ベトナムの3カ国対抗戦がある。また異国の友人に会えるのが嬉しい。そして厳しいが楽しい練習をする日々がつづきそうだ。
 現在、視覚障害者サッカーに興味のある選手やスタッフを募集している。「音で蹴るもう一つのワールドカップ実行委員会」事務局の日本ライトハウス盲人情報文化センター(06・6441・0015)岩井和彦さんへ。

 

★視覚障害者サッカー国際大会ボランティア募集★

 視覚障害者の「音で蹴るサッカー」は、ヨーロッパを中心に世界30数カ国で楽しまれ、国際大会も行われています。8月31日〜9月1日、日本・韓国・ベトナムの3国交流国際サッカー大会が神戸で開かれ、日本も世界の視覚障害者サッカーの仲間入りをします。W杯同様にエキサイティングな視覚障害サッカー国際大会のボランティアスタッフを募集します。説明会の開催要項は以下の通り。サッカーフアンに限らず、多くの方の応募をお待ちしています。

 ■ボランティア説明会の日時…7月7日(日)午後1時〜5時
 ■場所…兵庫県立神戸生活創造センター4階創作工房A(〒650-0044神戸市中央区
東川崎町1-1-3 神戸クリスタルタワー4階、電話078-360-8539、JR神戸駅南口徒歩3
分、高速神戸駅徒歩7分)
 ■内容…視覚障害者サッカーのビデオによる説明、準備および大会当日の役割と希望部署の受け付け、部署別打ち合わせ、今後の予定説明
 ■募集…視覚障害者サッカーに興味をお持ちの方は、どなたでも。
 役割の例:受付、案内、救護、放送、記録、式典、イベント、会場設営、競技進行、通訳(ハングル、ベトナム語)、連絡係
 ■申込先…往復はがき、ファクス、 E-MAILに、住所(郵便番号)、氏名、年齢、学校名、連絡先(電話、ファクス、E -MAIL)を記入の上、〒550-0002大阪市西区江
戸堀1-13-2 日本ライトハウス盲人情報文化センター内「音で蹴るもう一つのサッカー
交流実行委員会」事務局(電話06-6441-0015、FAX06-6441-0039  E-MAIL VES07222@nifty.ne.jp)へ。
 ■7月7日の説明会に出席できない方には、別途説明会をご案内いたします。
 □大会概要 日時…8月31日(土)練習試合 〜 9月1日(日)3カ国対抗交流試合(競技規則  IBSAフットボール競技規則及び大会申し合わせ事項による)、交流イベント/場所…しあわせの村球技場(〒651-1102神戸市北区山田町下谷上字中一里山14-1、電話078-743-8000、FAX078-743-8180)


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