迷い子ワッペン
私は当時小学校でも幼稚園の弟と変わらぬぐらい「小さい子」だったので、万博に行ったら必ず迷い子ワッペンを付けてもらっていた。親用・子供用2つくっついた迷い子ワッペンを切り離し子供用の方を付けて貰うと、「これでもう迷子になることはないんだ」と妙に心強かった。迷い子ワッペンは真ん中の図柄(鳥の部分)が角度によって変わるので当時の私にはとてもきれいなものに見えた。また、その形が私には小さな勲章の様な気がして、万博の写真を見るとどれも誇らしげにワッペンを付けている。 (圭)
ワッペンには6けたの番号が付いていて、子が迷子になったら迷子センターに駆け込み、その番号で迷子の届け出がないか、コンピューターで検索。迷子情報との照会がすめば、さらに、この万博で初めて登場したという「テレビ電話」で親子が対面するようになっていたという。21世紀を目前にかまびすしいIT(情報・通信)革命の萌芽が、30年前 にあった。 (門)
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