| <メンタルヘルス研究会> | |||
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[いじめの理解と対応]・ | ゆんたく掲示板 | |
| (1) | いじめの理解 | (2) | 「」いじめ」への対応 | (3) | いじめ問題を扱う能力 | ||
| (1)いじめとは? | (1)対応の視点 | 発達段階の理解 | |||||
| (2)状況理解 | <参考>葛藤解決の3つのカテゴリー | 集団行動の理解(集団力学) | |||||
(1) いじめとは? 加害者であるの生徒(または特定の集団)と被害者である特定との生徒の間において、意図的に被害者生徒をターゲットとして起こっていて、それは被害者生徒の個人的存在を脅かし不安にさせ、その人の人格及び尊厳を侵害する言動を言う。 <一般的に「いじめ」は下記の事柄を含んでいる> 加害者は個人的パワー(腕力や影響力)を背景にしている。また加害者が集団(仲間)の場合は結束して集団としてのパワーを発揮している。 特定の生徒がターゲットになっているので、その生徒の周りに起こる不愉快な出来事は偶然などではない。 本来の遊びやふざけの範囲を超えている。
(表面的には遊びやふざけに見えるが、被害生徒は精神的苦痛を伴っている)日常的、継続的におこなわれている。 エスカレートする。 その影響はクラス雰囲気や各生徒また当事者の家庭に及んでいる。時として他のクラスや学校へも影響を及ぼす。
<「いじめ」問題の種々の課題> (1) 最重要な課題・・「先ず、被害者生徒(学生)を守り安全な環境をつくる」 被害者の心的苦痛は大変なものがあります。客観的に観てそれがたいしたことではないと思っていてもです。「いじめ」問題への取り組みは被害者(生徒)の安全が確保された後の課題であり、その順序を間違えると別な問題へと転化してしまい複雑な状況を作り出してしまう。 (2) クラス担任を孤立させない。 「いじめ」問題に介入する責任者は担任になると思われますが、その影響はクラス、各生徒、他のクラス、学校そして親など多岐に渡るので、担任一人の力では限界があります。担任を中心とした支援体制(学年主任、カウンセラー、学校管理者など)が必要になります。また「いじめ」問題を担任以外の先生または他の機関に委譲する場合は、お互いの関わりを明確にする必要があります。 (3) 教育的配慮の「いじめ」問題の解決方向 学校における「いじめ」問題は一般社会(行政や企業なども含む)の犯罪と異なり教育的配慮が重要です。つまり加害者や被害者がその問題を一つのプロセスとして学び成長するチャンスとしたり、またその問題を取り巻くクラス及びそのクラス仲間や親などとの関係性の見直をしたりするということが大切になります。
従って、法的な問題解決(犯人の特定、罪の限定と罰の実施など)は教育現場に別な歪(学校、先生、生徒、ご父兄の相互関係)を残してしまいます。処罰が必要な場合は、相互の理解(確認も含め)が必要です。
<いじめの特徴的な現象> 以下は一般的な「いじめ」に起こってくる現象であり、「いじめ」はケースごとに特異な現象を伴います。 1, 「いじめ」は些細なことから始まる。 2, その些細なことが繰り返され、次第にエスカレートする。
ある特定の生徒のちょっとした言動でも大げさに取り上げられるようになる。(時として、大人や先生も助長する場合がある) そして、ある特定の生徒へ、言葉や態度によるいたずらが見られるようになる。 3, 更に、ある特定の生徒を変人扱い、無視などするようになり、孤立させる。 4, 悪意のないクラスの生徒は黙視するようになり、無関心を装う。 5, 時には、仲間(集団)のいじめと変化していく。 6, そして、その行為は巧妙になっていく。
時には仲間のふりをして、集団の中に封じ込め表面では何もないようにする。 仲間にならないと排除する可能性をちらつかせ、ある特定の生徒または集団に従わせようとする雰囲気が生まれてくる。 7, 被害者は「いじめ」の恐怖から混乱し、客観的な判断ができなくなり、日常生活にも支障が出てくる。(不安、過剰反応、感情の混乱、不登校、閉じこもりなど) 8, また、被害者は他の人への懐疑心、また自分自身への自信を失い、孤立したり、時には強く依存したりするようになり、人間関係も悪化する。 9, 二次的いじめの出現
いじめがクラスで日常的に繰り返されると、被害者はクラスにおいて変人、能力が劣っている、鈍い人などとレッテルを貼られ、無意識にクラスから排除されることが起こってくる。
<参考―「いじめ」と不登校の関係> いじめの現象は上記の通りですが、不登校はいろいろな要因があり、その一つに「いじめ」の要因があります。
不登校の要因: 怠学/進路不安/友人関係/クラスの雰囲気/いじめ 家庭(関係や経済的)問題/個人の精神的問題/学習の遅れ 先生(担任も含む)への不信感