素麺ができるまで その1 INDEXに戻る
素麺が気持ちよく延び機(はた)に干される姿を何かで見たことのある人は多いはず。延ばされた素麺はまさに芸術品ですが、実はそのクライマックスに辿り着くまでの道程こそ、本当に知ってもらいたい素晴らしい技術です。
原材料
素麺の原材料は小麦粉と食塩、水、綿実油。
朝5時。身を切るような寒さの中、小麦粉を練る食塩水作りが始まります。濃度はその日の気温によって微妙に変化します。この加減が大変重要で、素麺は一晩長持のような木の風呂に寝かせて翌日延ばすので、翌日の天候を見越して決めなければなりません。長年の経験と勘だけがものをいう世界なのです。
捏前(こねまえ)
小麦粉は中力粉が主体で、強力粉を混ぜて使います。ミキサーに粉を入れて食塩水を加え、羽二重餅のようななめらかさになるまで練りあわせるのですが、この作業がひと仕事。昔は「団子ふみ」といって藁草履を履いて踏んでいました。こね板の上に団子をのせ、平らにのしてはたたみ、のしてはたたむ作業を4回繰り返すのです。5回目にやっと厚さ5〜10cmの平らな円状にして次の作業に移るのですが、赤ちゃんのほっぺみたいな柔らかさになるまで踏むにはなんと約8kmも歩いた計算になります。(今は機械でちょっとずるをしています。)
原材料
素麺の原材料は小麦粉と食塩、水、綿実油。
朝5時。身を切るような寒さの中、小麦粉を練る食塩水作りが始まります。濃度はその日の気温によって微妙に変化します。この加減が大変重要で、素麺は一晩長持のような木の風呂に寝かせて翌日延ばすので、翌日の天候を見越して決めなければなりません。長年の経験と勘だけがものをいう世界なのです。
捏前(こねまえ)
小麦粉は中力粉が主体で、強力粉を混ぜて使います。ミキサーに粉を入れて食塩水を加え、羽二重餅のようななめらかさになるまで練りあわせるのですが、この作業がひと仕事。昔は「団子ふみ」といって藁草履を履いて踏んでいました。こね板の上に団子をのせ、平らにのしてはたたみ、のしてはたたむ作業を4回繰り返すのです。5回目にやっと厚さ5〜10cmの平らな円状にして次の作業に移るのですが、赤ちゃんのほっぺみたいな柔らかさになるまで踏むにはなんと約8kmも歩いた計算になります。(今は機械でちょっとずるをしています。)
