
お知らせ
新しいバージョン(0.98)をアップしました.このページにあるリンクからダウンロードしてください.なお,バグなど,お気づきの点や機能に関する要望がありましたら,作者までご連絡ください.
1.はじめに
Palmacokineticsは,Palmを使用してpharmacokinetics(薬物動態)シミュレーションを行うソフトウェアです.静脈麻酔薬を適切に使用するためには,投与された麻酔薬の量から患者さんの血液中や効果部位(通常,脳)の濃度を予測することが重要です.このような濃度予測には微分方程式を解く必要があるので,電卓ではちょっと計算が大変です.WindowsやMacで動作する優れたシミュレーションソフトがありますが,手術室にパソコンを持ち込んでソフトを動かすことは一般的ではありません.
そこで開発したのがPalmacokineticsです.Palmacokineticsは手術室で実際に使用することを想定しています.麻酔薬を投与したときにPalmacokineticsにデータを入力すれば,リアルタイムに血中と効果部位濃度の予測値を見ることができます.使用しないときにスイッチをオフにしても,再度起動すればそれまでのデータを継続してシミュレーションを行います.もちろん,Palmですから術衣のポケットにいれて手術室に持ち込めます.さぁ,Palmacokineticsで静脈麻酔の達人をめざしましょう.
2.使用方法
使用方法のページはこちらです(旧バージョン用です.新バージョン用は近日中にアップします)
3.最新バージョン(Ver 0.98)はこちら
Windows用ダウンロード その1(自己解凍実行型ファイル)
Windows用ダウンロード その2(Zipファイル)
(注)前回のバージョンをお持ちの方は,新しいバージョンをPalmにインストールする前に古いバージョンを削除してください.今回のバージョンではデータベースの構造を変更しましたので,削除せずにインストールすると,Palmacokineticsの起動時にエラーが起こることがあります.
4.Palm OS5への対応状況
現在,一部のPalm互換機ではPalm OS 5.xが搭載されていますが,現在のところ,PalmacokineticsはPalm OS 5.xをサポートしていません.Palm OS 5.xでも概ね動作することを確認していますが,作者はPalm OS 5.xで動作する機種を所有していないため,細部まで動作確認をすることができません.Palm OS 5.xの機種ではユーザの責任でPalmacokineticsを使用してください.なお,Palm OS 5.xの場合,起動時に画面が正しく表示されないことがあります.
5.改定履歴はこちら.
6.使用に関して作者からのお願い
Palmacokineticsが提供する麻酔薬の血中濃度や覚醒時間の予測は,コンパートメントモデルという仮定に基づくもので実際の患者さんの振る舞いとは必ずしも一致するものではありません.また,同じ量の静脈麻酔薬を投与しても,血中濃度の個人差が大きいことも知られています.従って,Palmacokineticsはあくまでも血中濃度の目安として使用し,実際の麻酔薬投与量は患者さんをよく観察して決定してください.また,Palmacokineticsは使用者の責任において使用してください.Palmacokineticsにより,患者さんに何らかの不利益が生じても作者は一切責任を負いません.
Palmacokineticsの配布に際しては,ダウンロードファイルに同梱のreadme.txtをご覧下さい.なお,Palmacokineticsを使用した臨床研究を行う場合は,あらかじめ作者にご連絡下さい.連絡なしに学術的な利用を行った場合はユーザ名をこのページで公表するとともに,以降の使用を制限することがあります.また,学会あるいは論文で発表する場合は,Palmacokinetics(作者:内田 整,http://homepage1.nifty.com/o-uchida/palmacokinetics/)を使用した旨を明記していただくことを希望します.
Copyright (C) 2001-2003 Osamu
Uchida
Lase updated Mar 23, 2003