Last update :2003/12/9
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3年ほどまえにときメモファンドがあった。初のゲームファンドということもあり7億円以上集めたのだが,償還金は1万円に対して1万88円と手数料と3年間の金利を考慮すれば赤字であり,20口以上投資した場合にもらえる限定版を転売することが一番儲かったという,金融商品としてはグタグダな結果となったダメファンドであった。
今回は,アイドルを対象としたファンドである。一人あたり設定額500万円,一口5万円から投資可能で,五人で総額2500万円と小口小型ファンドである。期間は2年間でDVDと写真集からの印税収益から還元される。投資家の特典としてサイン入り写真集やトークショーへの招待がつくそうである。
500万円分の印税収入を得るためには印税10%として5000円のDVDを1万枚,2500円の写真集ならば2万冊が売れなければならない。実際は印税はこれ以下であろうから採算分岐点はもっと高いところになる。現在CS番組しか仕事をしていない新人アイドルの知名度では厳しい水準であろう。また詳しい資料がないので断言はできないが,2年間に発売されるDVDと写真集の点数,また制作スタッフ,販売促進活動について,「投資家のカネだから」と手を抜かれる可能性が捨てきれない。アイドルの得た収入すべてを対象とすれば,このような問題は排除できるが,あくまでも出版物からの収入に限定してしまっている。また,アイドルの品質についての情報がない。ブレイク寸前でデビュー前のスキャンダルが吹き出すとかの危険性を排除できない。
これがファンドではなく,上場投資信託や株式なら日々の値動きをみていろいろと楽しむことができただろうが,そんな楽しみもない。投資ファンドのアイドル写真集を買うと,投資家の利益となってしまう。アイドルのためではなく投資家のためとなってしまって投資していないファンはDVDや写真集を買うのだろうか。
結局,一番儲けるのは運用手数料として75万円を手に入れ,人の証券化第一号の称号を得たジャパン・デジタル・コンテンツだろう。一番割を食うのは投資しない純粋なファンだろうな。むしろファンなら投資しろってことなんだろうけど。
先日のタモリ倶楽部で,マイナーキャンペーンソング特集を行っていた。そこで日本ブレイク工業の社歌がとりあげられた。まさに最強の社歌である。特撮系メロディーに熱血シャウト系の歌声,それでいてしっかりと業務の特性を折り込んだ歌詞と,誰も聞きたがらない社歌や校歌とは一線を画している。
この会社がどれほど社歌に力をいれているかといえば,携帯電話用に社歌ダウンロードページがあり,社歌歌詞カードのページがあるくらいである[* 曲が聞こえない場合は,http://www.nbk.gr.jp/melody/nbk.wmaで聞ける]。タモリ倶楽部で流れた短縮版PVはhttp://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Bay/1018/shaka.mpegで見ることができる。
2ちゃんねるの様々な板でとりあげられ,1日で10万ヒットを達成。さすがは2ちゃんねるの動員力か。
その昔,和久井映美主演で『殴る女』というドラマがあった。現実はそんなドラマを遙かに超えた水準にある。まずは一つ目,「不倫相手の男をバットで殴る」。凶器を使用し,しかも「車のトランクから取り出した」と計画的犯行を伺わせる。不倫相手に「てめえが浮気するからいけないんだ」とそもそも浮気の関係なのに浮気を否定するというねじくれた感情は,情状酌量か自己の都合だけを押しつけた独善性として見なされるか。
二件目は,「28歳女性講師が針入り瓶や拳で女生徒殴る」。女子生徒の頭を瓶で殴って5日間のケガを負わせている。しかも針やカッターナイフの刃入りの瓶である。加えて,瓶が割れたあとに「拳」で殴りつけている。こちらは計画性はないとすれば,激情に任せた暴力であって到底体罰とは言えない。そもそも体罰も違法である。なぜかこの事件は,警察沙汰になっていない。学校が謝罪し講師の処分を検討というだけである。
最近は,生徒の側の暴力は速やかに警察に通報し逮捕されるようになってきているが,依然として教師の暴力は「体罰」の美名(体罰そのものが違法なのだが)の下に警察が関与しない。しかもフェミニズムによる逆差別ともいえる状態で女性講師は手厚く保護される。男性講師が女性生徒を瓶で殴ってケガさせたとしたならば,この事件のような穏便な扱いではないであろう。
とりあえず,女性が教員という立場で学校内でなにかやらかしても法の適用から逃れやすいってことか。
阪神タイガースが連敗から脱出したその日にデイリースポーツに高橋留美子のイラストが掲載された。新聞紙面では,阪神タイガースユニフォーム姿も載っている。ちょうどNHK-BSで映画版の放送もあって,タイムスリップしたような気分である。ただますます犬夜叉キャラ化しているような気がする。
2ちゃんねるでも話題になっているが,秀逸な書き込みがあったので以下に紹介する。
187 名前:名無しさん@事情通 投稿日:03/08/13 04:00 ID:CwERpwjm
あんさん2chで良かった思とりますやろ?現実で無うて良かったと。
2chやからこそやり直しが利きまんのや、何遍でも繰り返せますのや。な?
こういうの知ってまっか?
名無しを名乗った男が回線を切って、果たしてどっちの自分がほんまやろ?
もしかしてほんまの自分はネット上の掲示板におるんちゃうやろか?
まあね、2chやから現実やから言うて、所詮は考え方ひとつや。
ならいっそのこと2chのなかでおもしろおかしく暮らしたほうがええんとちゃいまっか?
あんさんさえあんなむちゃ言わなんだら、わてなんぼでもええスレ創らしてもらいまっせ。
わての創るスレは現実とおんなじなんや。せやからそれは現実なんや。
悪いようにはせいしまへん、そうしなはれて。
ほなわて、懐アニ板で待ってますさかいな。決心ついたら来なはれや。
いやいや、このスレ昇ってきたらそれでええねやがな。
は〜、ぁ待ってまっせぇ〜
ネット中毒者には,実感のある話かもしれない。
267 名前:名無しさん@事情通 投稿日:03/08/13 21:37 ID:muLwhp+C
彼女と同棲していたある日、いつものように帰宅してドアを開けると
ラムちゃんのコスプレをした彼女(シラフ)に出迎えられた
「お帰り、ダーリン!」と
「好きよ・好きよ・好きよ、ウッフン♪」と上機嫌で歌う彼女に
なんだか、大切なものを汚された気分になった・・・
こんなときは,グーでパンチして家から叩きだすことが神の寵愛を受けるための道です。
宝塚記念でひとりで1億9900万円獲得したひとがいる。優勝馬の賞金ですら1億3200万円+付加賞でしかないのでとうてい届かない。どうやら,NHKマイルCに5万円の元手を投資して,その払い戻しを安田記念に再投資して1220万円に増やしておいたようである。G1レースとはいえ前日前売りで単勝に1220万円つっこめば,オッズは急変する。土曜日の段階では2番人気であった。
1番人気は半年以上の休み明け,ダービー馬は今年5戦目と不安要素が大きく,3000m以上でしか勝っていないとはいえ,G1で2勝しているヒシミラクルは過少人気とも思えた。それでも芝・ダートともに条件を選ばず,2000mの天皇賞で勝っているアグネスデジタルよりは人気が低くても仕方ないであろうし,今年連勝中のタップダンスシチーのほうが距離適正という点では有力と考えた馬券購入者が遙かに多かった。
券面が50万円の馬券24枚なので,馬券1枚だけでも815万円の返金である。税務署の目を逃れることができるのであろうか。ちなみに馬券の払戻金は一時所得扱いであり,50万円を超えた分の半額をその他所得と合算して課税される。元手5万円で転がしをやっていたと想定するならば,約9900万円が一時所得として課税される。そのひとが他に所得がなかったとしても,所得税が3414万円と住民税1256万円とられてしまう(算定は去年の税率を用いた。実際には今年分の減税やらなにやらあれば,税額は変わる)。さすがにこれだけの金額になると,税務署にばれること覚悟で本や雑誌連載しても取り返すのはなかなか難しい。印税10%として1500円の単行本を60万部売ってやっと取り返せるくらいである(印税にも税金がかかるため)。
『のるかそるか』や『リプレイ』では税金の話はでてこなかったが,現実には税務署という最強の敵が最後にいるのである。
たぶん日本の神道で有力な神社のひとつとして伊勢神宮があげられるだろう。近畿地方の小学校の修学旅行先になっている。そんな伊勢神宮の分社(?)である伊勢山皇大神宮が破産した。神の御加護も御利益もなかったようである。とはいえ伊勢神宮は商売繁盛じゃないからいいのか。
91年に婚礼式場兼ホテルを建設したのが破産の一因とされているが,その当時にはみなとみらい地区の建設計画はすでにわかっていたはずである。みなとみらい地区だけでホテルが3件2000室以上が供給されるのだから,よほど神式にこだわる者以外が利用することはないであろうことは予想できる。結局は神の御加護は人の不甲斐ない意思決定によって打ち消されるものなのであった。
ノーベル化学賞を島津製作所のエンジニアが受賞した。受賞がきまるやそのエンジニアの顔写真が新聞TVに流され,実家の前にマスコミがはりつき奥さんや母親までマイクをつきつけられた。当日の記者会見では取材陣の間で怒号が飛び交い,翌日は出勤前からの姿がカメラでとられ,小学校時代の作文がさらされ,大学を留年した事実やソニーに入社試験で落ちたことまでが報道される。一族郎党と自身の過去,現在の年収すべてがさらされる。
「おめでとうございます」の言葉さえなければ殺人犯と大差ない扱いであるが,殺人犯の代表例である宅間守のプライバシーよりもノーベル賞受賞者のそれは守られていない。そもそもノーベル賞はその研究の成果に対して贈られるのであって,受賞者の人となりや過去に対して贈られるのではない。しかし,小学校時代になりたかった職業や賞金のつかいみちについては熱心に尋ねるインタビュワーは,研究の成果に対してはほとんど関心を寄せない。まるでわからないことが正しいかのような態度すら見える。マスコミはよほどプロジェクトXの文法にのっかって話をつくりあげたいのだろうか。平凡な一般人が仕事での失敗や挫折をへて快挙をなしとげる,そんな物語に飢えているのか。
非課税の3200万円をめぐって,各種偽善団体や銀行,生命保険,マンション販売会社などがねらっていることであろう。学会や取引先などからも講演依頼が殺到。いい話題のない小泉首相に昼飯に呼ばれてしまって,うわべだけのぎこちない会話をすることだろう。あと20年程度は続くサラリーマン生活が根本から破壊されかねない。研究さえできればいいと願っていたエンジニアを無理から芸者にしたてあげてさんざ使い回して捨ててしまう。他人事であるはずの受賞を自分のことかのように喜ぶひとたちは,その受賞者の人生を食いつぶしているという危険性について自覚したことはないだろうな。。
第一回目をみて,来週を最終回にしてくれと希望したくなるできばえであった『アルジャーノンに花束を』。菅野美穂が一見善人ぽい役なのだが,実は単なる自分の心の安寧のためなら周りがどうなろうといいという一番たちの悪いキャラだったのが救いか。たぶん最終回では自分自身に涙する嘘くさい泣きのシーンが見られるだろう。実は菅野美穂は悪意の固まりだと思ってドラマをみると,ちょっとわくわくできた。脇はそれなりの役者で固めているので,ユースケさえ無視すれば意外と見てられる。なにせ研究室にはメガネっこで白衣というすばらしい女性もいることだし,要チェックだ。
番組の最後に「このドラマは原作を元にしたサイエンス・フィクションです。登場人物・団体などは実在しません。」とテロップがながれた。さすがフジテレビ(注:実際は関西テレビ制作)だとおもった。チャーリー・ゴードンの改造前のような怪しげな日本語である。そもそも,原作がSFであるのだが,これではSFではない原作を元にしてつくりあげたSFドラマであるかのように読める。通常ドラマはノンフィクションかフィクションかの区別であって,わざわざサイエンスかどうかなんてことは断らないのが従来のテロップであったし,それで問題はない。フィクションの一部であるサイエンス・フィクションとわざわざ狭いカテゴリーをつかう理由は不明である。
とどめが登場人物が登場しないという点である。ユースケは実在しないのか。そんなことはないであろう。「ドラマに登場する人物・団体などは実在する人物・団体とは無関係です。」という断り書きが適切であろう。
こんなスタッフで果たして天才を表現できるのであろうか。期待しないほうがいいだろう。望みを持つから絶望に直面してしまうのである。ユースケを天才にするよりも,菅野美穂が狂気にはしるほうが早いのにといまさらながら残念。
品切れや絶版になった出版物を再び世に出そうとするなら,まずは復刊ドットコムにいくべきである。で復刊プロジェクトで遠藤淑子の過去の作品の文庫化がきまって,先日その第一弾『王室スキャンダル騒動』が発売された。個人的には初めて読んだ『山アラシのジレンマ』から先にしてほしいと思ったのだが,エヴァンジェリン姫シリーズとして有名な本作品からというはまぁ納得である。
復刊ドットコムは要するに需要調査であって,どの程度の売り上げが見込めるかという市場調査データを元に出版社と復刊交渉行っているのであろう。遠藤淑子にしても,桑田乃梨子にしても現在新作が発売されているにもかかわらず,過去の作品が品切れにされている。そこそこ売れいていたためにブック・オフなどで入手可能であるのだが,いかんせん単品での在庫管理ができていない中古書店では探索の手間がかかる。
で,今回の復刊となったのだがなぜ単行本ではなく文庫なんだろうか。文庫なら新刊なので書店でいい位置に並べてもらえるからだろうか。それなら既刊分全部文庫にしてもらいたいものである。
CDや文芸書ならアンケートはがきがついている場合があるが,マンガの場合にはそのようなアンケートはがきは雑誌でしかみたことがない。読者アンケートをおこなって,新規の購入者がどの程度ついているかをしれば,過去の作品をさくさくと品切れ・絶版にするような愚を犯すこともちょっとは減るかもしれないのにと思った。
『山アラシのジレンマ』をみたときは,絵の技量があがらないと厳しいかなぁと思ったがなんだかんだで20年ちかく現役である。遠藤節といってもいい台詞まわしは今読んでも十分おもしろい,すでにソ連は崩壊したしIRAも武装闘争は中止したのだが。
TV局のネタ切れなのか,原作付きドラマが大流行である。ヒットとなったものや,原作ファンからも好評を博したモノもあるが,一方で原作ファンから総スカンで低視聴率やはたまた原作者大激怒といったひどいできのものまである。
秋からは「天才柳沢教授の生活」と「アルジャーンに花束を」がフジTVで,「逮捕しちゃうぞ」がTV朝日で実写ドラマ化される。柳沢教授役が松本幸四郎,チャーリー・ゴードン役がユースケ・サンタマリア,キニアン先生役が菅野美穂,逮捕しちゃうぞはどっちがどっちかわからないが,中嶋役が長嶋一茂である。もうこのリストみただけでうんざりしてしまう。特に「アルジャーンに花束を」は原作を換骨奪胎して,ヘタレ恋愛ドラマに堕している。
藤崎詩織のエロビデオ事件では,藤崎詩織の清純イメージを傷つけたとして著作権法20条違反で損害賠償が認められたが,これらお手軽なドラマ化だって原作の価値をスポイルするには十分だろう。最近とみにメディアミックス戦略に積極的な講談社は,ドラマ化にあわせて単行本増刷+「ドラマ化」の腰巻きをつけて書店店頭に並べるのだろうけど,はたしてそれでどこまで売り上げが伸びるのやら。くそドラマは同人誌よりも悪影響は大きいということがわかっていても,目先のカネが優先するのか。「八神君の家庭の事情」や「いいひと。」の悲劇はまた繰り返されるだろう。
山梨県立科学館で予定されていたラット解剖教室が中止になった。NPO団体天使の心を守る会などの“動物愛護団体”を名乗る者たちが抗議電話をかけて,「会場に押し掛けデモ活動をする」など科学館の運営を妨害する言説を考慮したうえの結論だそうだ。
人間はほかの生物の生命の上に自分の生活が成り立っていることは言うまでもない。獣医は解剖実習の経験によって獣医としてのスキルを身につけているわけだし,医薬品開発や食品として他の生物を利用していることは指摘するまでもない。そういう議論は,他の掲示板などに譲るとして,ここでは3点について論じたい。
まず一点目として,「解剖実習は動物虐待につながる恐れがある」という抗議の非論理性である。どんな体験であれ,犯罪行為への経路となりうることは否定はできないが,こういう否定できない論理,肯定できる論理を含まなず非論理的である。つまり体験した群と体験していない群との間での発生確率の差が有意であるか検証しないことには,体験が犯罪行為を誘発させるとはいえないからである。エロ情報に接した者たちと接しなかった者たちとの間では性犯罪の発生確率は,接しなかった者のほうが高いという研究もあるし,残酷描写を含むTVゲームが犯罪を引き起こすかどうかについては検証すらなされていない。疑似体験が体験を引き起こすことについて不明である。まして解剖実習は,厳格な手続きに従って行われるのであって,決して動物虐待行為の体験ではない。
二点目として,こちらはスキャンダリズムのそしりをうけるかもしれないが,天使を守る会の代表がペット用品店の代表者である点を指摘しておく。要するに自社の売り上げのためにはペット保有世帯が増えることが望ましい。このような利害関係者が代表をつとめることに関してNPO活動としての正当性は問われないのだろうか。
最後に,「天使」という概念であるが,そもそも天使は差別(選別?)主義で自然破壊しまくりである(「ヨハネの黙示録」)。たぶん子供=天使なのだろうが,表層的な知識をもとにした浅薄な考えの持ち主による団体名である。
結論としては,『寄生獣』を読めということで。
毎年意図のよくわからない企画と生中継での手際の悪さが露呈しまくるフジTVの27時間番組が今年も始まった。W杯中継でトルコの表彰式をカットしたり,とくだねで2ちゃんねる批判したり,あいのりのヤラセなどと2ちゃんねるではともかくネタになりやすいフジTV。その27時間番組の中でゴミ拾いを行うこととなった。視聴者1万人が湘南海岸のゴミ拾いを行う企画である。「皆様の「善意の参加」が不可欠です」とはいうものの,所詮バラエティ番組である。本当の目標は1万人が参加することにある。番組のページでも「1万人の目標を突破できるか?」と煽り文句が書いてある。すでに手段と目的とが転倒している。たとえ1万人集まらなくても,人が集まったように動員かけるなりカメラアングル考えるなりしてもっともらしく宣言するであろうことは容易に予想できる。
ゴミ拾い会場で江ノ島だけが,一般参加できないことになっている。つまり芸能人が早朝もっともらしくゴミ集めをして,その模様なり結果が中継されるであろうことが予想される。そこで2ちゃんねる有志たちは,先回りして江ノ島のゴミ拾いを行うことにした。湘南ゴミ拾いオフで,TV画像となるゴミをなくしてしまおうということとなった。
はたして,江ノ島のゴミは完全になくなるのか。日曜朝6時から9時の間に江ノ島からの中継はあるのか。フジTVは番組づくりのためにゴミ捨てて,ジサクジエーンと2ちゃんねるであざ笑われるのか。注目は明日の朝。
子どもの権利条約に関わる選択議定書を日本が署名したことで,チャイルドポルノに関して法整備をしなければならなくなった。自己決定にもとづかない(もしくは自己決定をする能力のない)者が強制的に性産業に従事させられることは,人間の尊厳に関わる問題である。その点でチャイルドポルノが否定されることに対しては反論の余地はないだろう。
しかし,問題は「チャイルドポルノとはなにか?」という定義である。実際に未成年者が出演しているのならば問題はないが,「子どものようにみえる」女優の場合はどうなるのだろうか。幼く見えるというだけで,そのような女優の仕事を奪うことは許されるのか。また絵画に描かれるキャラクターの場合はどうなるのか。
ユニセフの原文では,チャイルドポルノを,
Child pornography means any representation, by whatever means, of a child engaged in real or simulated explicit sexual activities or any representation of the sexual parts of a child for primarily sexual purposes.
と定義している。単語に厳格に邦訳すると,「チャイルドポルノは,どのような方法であれ,実際もしくは疑似の明白な性行為に従事する子どものどのような描写でも,もしくは主として性欲目的の子どもの性器のどのような描写も意味する。」となる。この文章では,子どもが性表現に利用されることをチャイルドポルノとしている。あくまでも子どもの権利保護を目的としている。
朝日新聞のサイトでは「。「買春・ポルノ」議定書は現在の国内法で対象外になっている児童ポルノの所持やアニメや漫画のポルノも禁じており、批准には国内法の整備を求められることになる。 」と書かれている。アニメや漫画のポルノで,その作成過程に実在する子どもが使われたならば,チャイルドポルノの禁止条項に抵触するが,頭の中で考えられた「子ども」ならば,被害者はいないし,原文ではチャイルドポルノにはあたらない。しかし,朝日新聞の記事ではまるで,実在の子どもであれ,空想の子どもであれ,子どもが表現されたポルノはすべて禁止扱いであるかと読める。世論を意図的にそのような方向に誘導したいのか,それともこの記事を書いた記者が単なるバカなのかはわからない。
わからないまま記事を書いたらバカ者で,意図して記事を書いたなら詐欺師もしくはデマゴーグである。NHKスペシャルの『奇跡の詩人』でも同じことがあった。取材対象の本を売りたいための話題づくりに利用されたならNHKは単なるバカであるし,その意図をわかっていながら放送したならばデマゴーグである。しかもNHKの番組基準の「意見が対立している公共の問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにし、公平に取り扱う。」(ドーマン法およびFC法(器具を用いたコミュニケーション方法)については数多くの批判がある),「営業広告または売名的宣伝を目的とする放送は、いっさい行わない。」(放送後数日で,「NHKスペシャルで…」という腰巻きのついた新刊が店頭に並んだ)に抵触する。
バカだろうとデマゴーグだろうと,一度マスコミで流されてしまえば,それは世論形成だったりひとびとに有用な情報と認識されることなる。意図があろうと意図がなかろうとその罪は重い。メディア規制の法案に対して,メディアは自主規制で十分であると訴えた。ならばこのバカもしくはデマゴーグの責任を問え。
仕事場でとなりにいるK氏と一緒に仕事することになった。一応,私のほうが先輩ということもあって,めんどくさい先方との打ち合わせのアポ取りを任せた。すると,その彼はあれやこれやと心配しては,私に相談してくる。メールの返事が当日返ってこないだけで,「先方に嫌われたんだろうか」と私に聞かれても。内心では(「そんなにせっかちなヤツは,嫌われるかもね」)と思っていても,根がくそまじめな彼にはそんなことは言えない。「先方さんも,ほかに仕事があるんだろ。それにアポは2週間先の予定なんだから,別に来週でもいいじゃない。」と軽くながしておいた。
この前は,アポ取りで電話かけたら,先方で伝達がうまくいってなかってたらいまわしにあっていた。で,そのあとブチギレして,また私に「(先方は)やる気あるんですかね?」とくってかかってきた。またまた(あんたは,先方にやる気を出させるようなすごい仕事やってるのかね?)と内心思いながら,「まぁ,よくあることだよ。うちだってそうじゃない。」といって軽くながした。
今年入った新人も似たようなところがある。とにかく人の評判を気にする。常にひとから嫌われていないかびくびくしている。ということでひとに頼まれるとイヤといわないので,便利に使ってやろうと思う私は悪魔か(笑)。
自分の力なんてちっぽけだし,存在感なんて皆無に等しいと思うか,自分が非常に有能で,ひとびとに影響を与えていると思うかの違いであろう。そんなにも自分という存在が大きいと思っているからこそ,嫌われることに対して敏感にならざるをえない。たかがフォーマットに載っかったようなアポのメールの文章で,読み手の感情が揺さぶられることがあるわけない。所詮,この世はそれぞれの都合と都合とがぶつかり合っているんだから,自分の都合が通らないことだって多々ある。相手からの「お願い」だって,たまたま身近にいたからか,自分しか頼りにならないからか,そんな事情は相手方しかわからない。
私は愛想悪いし,気の利いた社交辞令もいえない。そつなく社交的に振る舞う彼らを見て,意外と社会的なスキルがないもんだなと,ちょっと安心した。でも私に相談するのはやめてもらいたいものである。
オージービーフを国産和牛と称して販売することは許されない。しかしCDの規格に適合していないにもかかわらず「CD」の商標をつけて売ることは許される。しかも一度購入してしまえば,コピーガードのために再生できなくても返品はうけつけてくれない。消費者の権利などというものはまったく念頭になく,CDが売れないのはコピーのせい,携帯電話のせいと売り上げ不振の原因を外に求めつづける狂信団体がついに私有財産を否定する立法を求める記者会見を行った。
今月は,中古ゲームソフト販売についての最高裁判決がでる予定で,販売店側の勝訴が見込まれている。映画以外の著作物については中古販売は合法という確認がなされることとなる。もちろんCDや書籍の中古販売も現行の著作権法上合法である。レコード協会の会長はよほど私有財産制度が嫌いなのだろう。
CDの複製を禁止したいのならば,デジタルメディアの特性をいかして再生の回数応じて課金するようにして,CDという物的メディアに依存しないシステムにすべきである。音楽産業は販売からリースへと移行しないかぎり,中古CDの問題は解決しない。しかしリースへと移行すると客単価はさがり,現行の音楽市場は金額ベースではますます縮小することとなるだろう。
CDが再販指定商品であるのは,文化の保護のためという大義名分にもとづいて,市場競争であるならば消滅してしまうような作品を守るためであったはずである。しかし,現状では多くのCDが絶版・品切れであり,再販指定の意義はほとんど見いだすことはできない。
書籍にしてもCDにしても,中古やコピーによって小説や漫画,音楽がこの世から消滅してしまうかのような広告が流されている。それは既存の業界が消滅するかもしれないということであって,ひとの営みの中で生み出される小説や漫画,音楽がこの世から消えることはない。技術の進歩や社会の変化に適応できないビジネスシステムや業界が消え去るだけであって,それをひとの活動から生み出される著作物の消滅へと結びつけるのは論理の飛躍でしかない。
トラブルだらけで,「もうだめぽ」と揶揄されているみずほ銀行の持株会社社長が参考人として衆議院の財務運営委員会に呼ばれた。質問する側も答える側もオンラインシステムのことはよくわかってないようだった。そんな素人社長の発言のポイントは,(1)「二重引落は人災であった」,(2)「実害はない」の2点である。
まずは,ヒューマンエラーではなく「人災」と表現するところが,リスク管理のなさを露呈している。「災害」という表現には外部の人間によってもたらされたかのような印象を受ける。指揮命令系統に組み込まれた人員によって引き起こされたならば,「ミス」というべきである。原因を外部化して,自らの責任を軽減させようとする意図がかいま見える。このような問題意識ならば,社員が業務上横領しようとも,内部管理の問題ではなく社員個人の問題にすべて還元するだろう。
「実害はない」という点で,すでに信用創造の担い手である銀行家としては失格である。引き落とされるべきカネが引き落とされない時点で,引き落とされる側の信用と引き落とす側の資金繰りに実害は生じている。「実害はない」という言葉の主語はなかったので,そこでの主語は社長のことかもしれない。
この社長,よほど社長になれたのがうれしかったのか,自分で文面を考えて入社式に「マニュアルに従うな。上司のいうことを聞くな。責任は上司にある。」と言ってしまった論理性のかけらもないひとなので,当事者意識どころか責任能力があるかどうかも怪しい。
自然の力に人類が立ち向かうという話は古今東西数多くある。このたびまた新たな挑戦のストーリーが加わった。XboxのDVDドライブでディスクにキズがつくという苦情に対して,当初マイクロソフトは自然な摩擦によって生じるものでソフトの再生には支障がないので対応しないと発表していた。
それが,一転して本体の修理・交換に応じるとなった。しかし,キズがつく原因は不明で,製品の改善についても先行き不透明である。修理・交換してキズがつかなくなるという保証はどこにもない。なにせ「自然な摩擦」なので難事業となることだろう。修理・交換に応じるとはいうが,ひょっとするとなんら改善のなく返送されるかもしれない。CDが誕生して20年以上たつが,いままでドライブがメディアを傷つけるという事例が明らかになったことはない。Xboxがその点では第一号の事例なのであるが,マイクロソフトは「Xboxに限った話ではないと思います。」と言い切る。
なおかつ,10万台以上あると思われる店頭在庫については回収することなくそのまま売るという。「店頭ではXboxの使用でディスクに傷が付く可能性があることを告知します。」というが,そんなリスクを抱えた商品であるならば相応のディスカウントなしでは,買う者はいないだろう。
ディスクにキズがつくというのはXboxが抱えている問題のひとつにすぎない。Windowsマシンの亜種であるXboxはパソコンと同様システムエラーが生じる。また容量がたった8GのHDDについてもトラブルがないとは言えない。今回のマイクロソフトの対応を見る限り,ユーザーからの圧力なしではまともに取り合わないように思える。小売店に在庫負担をかぶせ,ユーザーにバグチェックをやらせるXboxは,ひょっとすると日本のゲーム市場を破壊するためのトロイの木馬なのかもしれない。
参考
結局,雪印は戦線を維持できず撤退することになった。雪印食品は食肉事業から撤退し,雪印乳業は牛乳から撤退(雪印乳業は否定しているが,日経ビジネスは撤退と報道)する。証券市場では毎日9時に大商いが行われ,ずるずると株価は下げ続けている。
企業犯罪が露呈する典型的なパターンであるが,発覚->否定->証拠があがる->個人レベルの問題に矮小化->組織ぐるみの証拠があがる->全面的に謝罪。リスクマネジメントや広報戦略どころの問題ではない。だらだらと事件を引きずると,復興のための戦略がとれない。取締役の給料の高さには,それなりの責任がつきまとっているということを覚悟しておくべきだ。悪事を働くなら覚悟をきめておけ。