「ミルフォードトラック写真館」−ミルフォードトラックについて

 ミルフォードトラックは、ニュージーランド南島の南西部にあるフィヨルドランド国立公園の北部を南北に貫く、世界的に有名なトレッキングルートです。
 出発点のグレイドワーフから終着点のサンドフライポイントまでのルート全長は約54キロメートル(約33マイル)。クリントン渓谷を上流に向かい、マッキノン峠(1073m)を経て、アーサー渓谷の下流に向かう一方通行のルートを3泊4日で踏破します。
 ミルフォードトラック上には、全域が世界遺産(自然遺産:「テ・ワヒポウナム」)に指定されているほど豊かな自然が残っており、それを保つためにDOC(環境保護局)は厳しい入山規制を敷いています。現在、1日に入山できる人数はインディペンデントウォークが最大40人、ガイド付きトレッキングが最大50人。予約制のため、クリスマスや年末年始などのハイシーズンは3ヶ月以上も前に予約が埋まることも珍しくありません。

 インディペンデントウォーク(DOC管轄)は言いかえれば個人ウォークで、3泊4日と決められた行程を、山小屋で使用する寝袋などの装備と食料を自分で持って歩きます。

 ガイド付きトレッキング(アルティメット・ハイクス社 運営)は出発直前にザックと雨具の貸与、そして山小屋では食事や寝具を提供されるので、こちらは軽装で3泊4日の行程を歩くことができ、参加者には中高年の方が多いです。名称はガイド付きトレッキングですが、昼食時に温かい飲み物の準備をしてもらえるのと、夕食後に翌日の見所をスライドを使ってガイドをしてもらう程度で、トレッキングはインディペンデントウォーク同様、各自のペースで自由に歩くことになります。
 なお、インディペンデントウォークとガイド付きトレッキングはそれぞれ違った山小屋を利用し、どちらも同じ山小屋に連泊することはできません。気象条件が悪くても次の山小屋に向かわなければならないのです。


 ミルフォードトラックのちょうど中間点にあたるクィンティンの年間平均降水量は約6500ミリ。これは東京の約4.5倍、365日のうち200日以上は雨が降ると言われ、世界でも有数の大雨地帯となっています。雨が降るとトレッキングルートは川と化し、大雨の際はトレッキングルートが閉鎖されることも稀ではないそうです。

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