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今週のこの一枚(2000年8月)

(2000/08/27)

Power Hits Groove -Dance Nation

CD/Border Breakers:K805FM/YPFC-1006

 またダンス。

 この夏、私が住む金沢で放送しているFM局、FM石川のダンス番組が選曲したディスクが発売されました。
 前回の紹介ディスクとは異なり、選曲はヒップホップ、ソウルなどのブラックを多く含んでいます。ロックも含むという太っ腹ぶりです。それでも体が動いてしまう曲がちゃんと選ばれています。

 15曲収録です。
 クラブ系のダンスナンバーとは少し毛色が異なり、若者向けの店の中で自然と流れているような曲がほとんどです。
 ちょっとだけ大人のためのダンスのディスク。ラジオが好きな人にはやはりぴったりになるように作られています。
 おすすめ曲は15曲目の「Banzai」。日本語の歌詞がダンスポップの曲に奇妙にマッチし、中毒になります。

 夏はこういうディスクが多くリリースされます。涼しくなればもう少しおとなしいディスクの紹介になるはず。

 

(2000/08/20)

Super Eurobeat vol.110 Millennium Anniversary Non-stop Megamix

CD/avex trax/AVCD-10110

 なぜか今大人気のシリーズ、ユーロビートについて。

 最近パラパラがどうしたとか、なぜか人気再燃のユーロビート。そのジャンルの中では老舗中の老舗、エイベックスのもっとも古いコンピレーションアルバムシリーズであるスーパーユーロビートも、とうとう110枚目になりました。
 ここにくるまで約毎月1枚、10年もの歴史がありました。その中の名曲をピックアップした構成となっています。3枚組ですが、2枚は合計100曲の名曲ピックアップのノンストップ。1枚は浜崎あゆみとMAXのユーロビートミックスでのノンストップです。

 曲数を数えるのもばからしいくらいです。とにかくたくさん。
 1枚目はスーパーユーロビートの歴史前半からのピックアップ、2枚目は後半からのピックアップです。つまり、90年代前半と90年代後半に分かれています。
 3枚目はエイベックスの邦楽ジャンルが好きな人は聴きましょう。
 おすすめは、1枚目。私は過去の名曲が好きです。10年来のファンにとっては、過去の名曲は涙ものでしょう。

 うーん暑い。クルマの幌をあけてユーロビート流してドライブだ。

 

(2000/08/13)

4D-Jam:Come Jam Space

CD/Giza:B-Gram:J-Disc/GZCA-1036

 予告したとおりダンスですよ。

 さて、最近元気があるヒップホップをベースにしたクラブミュージックのアーティストの成長株の一つ、4D-Jamです。
 今回のリリースがセカンドアルバムになります。ファーストとセカンドの間に、マキシシングルを3枚リリースし、どのディスクもFMを中心として支持されています。

 13曲収録です。インターリュードがたくさんあるので、曲そのものは少ないですが。
 m-floよりビートを響かせる音作り、踊らせるサウンドはさすがの一言。FM局に支持される理由はここにあるのでしょう。
 自分たちの勢いをそのまま曲にしたという3曲目「B Original」をまず聴きましょう。次にしっとり聴かせる9曲目「歌ヲ贈リマショウ」を聴きましょう。

 さて次。どうしようかな。

 

(2000/08/06)

上松美香:Inocencia

CD/King Records:Seven Seas/KICC 305

 さて変わり種。アルパ。別名インディアンハープ。

 今回の紹介はインディアンハープの新人アーティスト、上松美香です。
 インディアンハープとは、見かけは小さく弦の少ない、そして軽いハープです。弦が少ない分、弦の上をつまんで弾くと、半音ずれた音が出るという仕組みになっています。

 14曲収録です。そのうちハープソロが10曲、残りがギターとの競演です。
 アルハンブラやコーヒールンバなどの名曲も収録する一方、自作の曲、上松美香の兄が作曲した曲も収録するというスタイルで、聴いていて非常にほほえましくなります。若さが前面に押し出された演奏で、この点でも好感度が高くなります。
 美しい海辺の情景を詠った9曲目の「Una Luz En El Mar」あたりがおすすめになると思います。

 さて次は、暑い夏にはダンスでしょうか。根拠無いけど。