Back to Home
Back to Review Top Page
nork.1@nifty.com

今週のこの一枚(1999年10月)

(1999/10/31)

Corinne:This One's For You

CD(import)/Gramophone Records/GRCD 54281

 中古CD紹介シリーズを中断して、今回だけ新作を紹介。

 グラモフォンレーベルからリリースという、珍しいポップアルバムです。
 アーティストは、ぱっと見た感じでは子供っぽい印象を受けるのですが、声を聴くとがらりと印象が変わるはずです。ジャケットのバストアップにだまされないように。

 12曲収録で、そのうち1曲がリミックスです。
 意外にハスキーな声で唄われるスローなダンスナンバー、一昔前を思わせる作りのダンスナンバーは必聴です。しかし、試聴盤に置いてある店を探すのは難しいでしょう。
 目を付けるならまだメジャーになっていない今がチャンスです。メジャーにならない可能性の方が格段に大きいのですが。
 一言付け加えるとしたら、春に聴きたくなるようなディスクではないでしょうか。ファティマレイニーを思い起こさせます。
 おすすめは、スローでボーカルをよく聞かせるナンバーの6曲目「Woman In Love」。

 次の紹介も新作になるかも。

(1999/10/24)

Style And Wave vol.1

CD/Samson Records/SMCL-1032

 今回も中古。しかも珍しくオムニバスです。

 おしゃれなジャズサウンドやライトボッサならこのレーベルを選べば間違いない、というくらいのサムソンレーベルのオムニバスディスクです。
 ジャケットもやはりおしゃれに仕上がっています。モノクロで、上半身に何も着ていないセミロングの女性がポーズを取っています。

 11曲収録です。また、収録アーティストは6組います。「Gazelle」「Prismatica」「Sonya」「Masters Of Funk」などのアーティストが提供しています。そういえば「Prismatica」は以前紹介しましたね。
 はじめに書いたとおり、おしゃれなサウンドばかりです。この季節、部屋にこもって、こういうサウンドを流して、コーヒーを飲みながらくつろぎたいです。きっと、暖かく幸せな気持ちになれることでしょう。
 おすすめは、スタンダードといっても良い3曲目「You On My Mind」と5曲目「Never Knew Love Like This Before」です。必ずどこかで聴いたことのある名曲をおしとやかに仕上げています。

 次はどうしたものか。

(1999/10/17)

Jaki Graham:Real Life

CD/Cutting Edge/CTCR-13000

 今回も中古。

 発売は94年秋です。本作収録の2曲で一気にチャートのトップシーンに上りつめたジャッキーグラハム。当時はFMでもかなり流れていました。
 ダンスシーン全盛のカッティングエッジレーベルからリリースされたこのディスクは、R&Bの流行の基礎を築いたと言っても過言ではないでしょう。

 17曲収録です。そのうち、ヒット作のミックスが3曲収録されています。それを抜いても14曲もあります。
 曲数が多く、ボリュームがあり、聴き応えがあるディスクです。幅の広いボーカルが気持ちよく、ドライブにも、夜くつろぐためのBGMにも使えます。いろんなシーンで使える希有なディスクです。今中古で買うと安いし、在庫もかなりあるはずです。おすすめです。
 おすすめはもちろん出世作の2曲目「Ain't Nobody」と7曲目「Breaking Away」。その他での個人的おすすめは、8曲目「Shivers」。盛り上げもし、またしっとり聴かせる、名曲だと思っています。

 次も古いディスクの予定。

(1999/10/10)

Wild Orchid:Wild Orchid

CD/BMG/BVCP-1083

 今回の紹介は、新品でなくて、中古です。

 結構前に出たアルバムです。女性3人組、ワイルドオーキッドのデビューアルバムです。現在このアーティストはセカンドまでリリースしています。が、3人で活動しはじめてからは10年近く経っているようです。
 ある程度売れましたが、残念ながら、日本ではあまり名前は定着しなかったようです。リリースは97年の梅雨時です。

 11曲収録です、と見せかけ、13曲収録。裏ジャケットには11曲しか書いてありません。外国盤のジャケットをそのまま使ったせいであり、帯にはボーナストラックも書いてあります。
 芯の強いボーカル、とは先週も書いた台詞ですが、今回のアーティストは、ゴスペルに通じる深さと、ソウルとしても通用する力強さ、ポップ界でも通せる聴き易さを同居させている、誠に希有なアーティストといえるでしょう。
 おすすめは、当時FMでも少し流れていた4曲目「Talk To Me」です。とっかかりの曲には最適です。ここで気に入ったら全曲通して聴いてください。

 次は何にしよう。毎回言っていますが。

(1999/10/03)

Christina Aguilera:Christina Aguilera

CD(import)/RCA/07863 67690-2

 紹介の頻度と、買う量が釣り合わず、どうしても旬な情報が載りにくい今日この頃。

 今回の紹介は、女性ボーカルの本流を感じさせるポップアルバムです。
 今回がデビューアルバムとなるクリスティーナ・アギレラですが、映画の主題歌にも使われており、売れるべくして作られたアーティストであり、アルバムであるといえるでしょう。

 12曲収録で、そのうち1曲目から4曲目までにヒット曲を集めているという、あからさますぎる作りとなっています。
 芯の通った力強い女性ボーカルと、ブラック色が入ったポップサウンドという、現在の流行りを一身に集めた音となっている感じです。ボーナストラックがついた日本盤も出ているので、買うとしたらそちらをおすすめします。
 おすすめは、もっともよくFMで流れているであろう、2曲目の「What A Girl Wants」です。

 次の紹介候補もいくつかあり、どうしようか迷っています。