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今週のこの一枚(1999年8月)

(1999/08/29)

Spartan:S.P.A.

CD/Teach & Learn/CRCR-6059

 今まで紹介していなかったタイプのものを紹介。

 今回の紹介「Spartan」は、名古屋のレーベルからのリリースです。今回の紹介ディスクがデビューアルバムです。発売は半年前、つまり99年2月だったのですが、私が夏に買おうと心に決めていたので、紹介が今になってしまったものです。
 ジャケットは、軽いストリート系の服に身を包んだかわいいキャラクターが、マンガのコマ割りの形で書かれています。ディスクのレーベルのプリントも、ピンクをバックに、そのキャラクターが書かれており、非常に好感が持てます。

 さて、このディスクの収録曲数は8曲です。
 このバンドのジャンルは、ミクスチャーロックとでも言えばよいと思います。よくあるハードロックのように、低音ばかり響かせることはなく、芯の強いボーカルと、テクニカルなベースを前面に押し出しているサウンドです。
 日本語、英語、両方の曲を収録していますが、全然違和感がありません。歌い方のパワフルさに圧倒されてしまいます。
 おすすめはなんといっても1曲目の、アルバムタイトルナンバー「S.P.A.」。

 やっぱりこういう音は、夏に聴くのにいい感じです。

(1999/08/22)

m-flo:The Tripod e.p.

CD/Rhythm Zone/RZCD-45002

 今回もミーハー。名前がもっと知られる前に書いておこう。

 今回の紹介「エム-フロウ」は、3人によるヒップホップユニット。ハーフのボーカル、韓国人のラッパー、日本人のコンポーザーという取り合わせの、一見首を傾げる顔ぶれです。
 実は半年ほど前に発売されたゲームセンター用のゲーム「beatmania IIDX」の曲に、2曲選ばれています。その曲も全てこのディスクに収録されています。

 収録曲数は5曲。そのうち2曲はリミックスです。
 今までにあった、不自然な日本語のラップ、ヒップホップではなく、多国籍というより無国籍の良さが出ています。ボーカルもラップも、日本語と英語を上手く同一線上に吸収して、表現し切れています。
 ラップのかっこよさとボーカルのかわいさが同居して、何とも言えないスマートなアルバムになっています。
 ジャパニーズによるクラブミュージックも進歩してきました。

 何だかんだいろいろあって紹介がかなり遅れましたが、これは売れます。

(1999/08/15)

Super Eurobeat vol.100 Request Count Down 100!!

CD/Avex Trax/AVCD-10100

 ミーハーの極地。いや、微妙に違うかも。

 ダンスミュージックのミーハー形の最右翼、ユーロビートの定番のシリーズであるスーパーユーロビート。その記念すべき100作目の今作では、今まででもおなじみだった方法、リクエストのベスト100曲をノンストップで聴かせる手法です。2枚組となっています。
 初回特典として、浜崎あゆみ、Every Little Thing、Maxのユーロビートリミックスのディスクがついています。それをつけると3枚組です。私にとってはそんなものはどうでもいいですが。

 収録曲数は当然100曲です。1枚50曲ずつで計100曲。
 さて、リクエストで選ばれた100曲は、結構新しいものが多く、古くからのファンにはつらいものがあるかも知れません。新興レーベル「Delta」が上位を占めており、あとは「A-Beat-C」の定番アーティストがおり、「Time」はほんの少し、という構図です。本音を言うと、本当の初期から聴いていた私としては、残念でもあります。

 ダンスシーンも変わっちゃいました。はあ。

(1999/08/08)

ホーホケキョ となりの山田くん クラシックアルバム

CD/Studio Ghibli Records/TKCA-71615

 特別版最終回です。

 おなじみ「山田くん」映画版サウンドトラックのクラシックのみを集めたディスクです。
 前回紹介のディスクと同じく、初回限定版の特典は、オリジナル紙ケースカバーとピクチャーレーベルになっています。紙ケースカバーは、イラストの部分が凹凸になっています。ピクチャーレーベルは、目つきの悪い山田家の愛犬、ポチです。

 収録曲数8曲(トラック数11)。
 マーラーとか、バッハとか。何というか、ここまで来ると、もはや山田くんとはほとんど関係ないような気がしますね。
 よく見ると、クラシックファンには嬉しい、マリオ・クレメンスとか、小林研一郎という指揮者が名を列ねています。クラシックファンには嬉しいでしょうね。ええ、私も好きです。
 それ以外の人にはちょっと辛いと思われます。これを聴いて、原作を思い浮かべる、というのはちょっと無理がありますしね。

 特別編は今回でおしまい。来週からしばらくは、ちょっとミーハーで行こうかな。

(1999/08/01)

ホーホケキョ となりの山田くん よし、ジブリと一緒に作るぞ!

CD/Studio Ghibli Records/TKCA-71639

 特別版2回目です。

 おなじみ「山田くん」映画版サウンドトラックです。
 前回紹介のディスクと同じく、初回限定版の特典は、オリジナル紙ケースカバーとピクチャーレーベルになっています。紙ケースカバーは、イラストの部分が凹凸になっています。ピクチャーレーベルは、かの有名な、藤原センセイの「適当」です。

 収録曲数25曲。
 一曲を除いて、全て矢野顕子演奏のディスクです。フュージョンのディスクとして聴く方法もあります。ただ、あえて無理して買う内容ではないかも知れません。まあ、値段はそんなに高くはないので、懐に余裕があれば、といったところです。
 しかし、このディスクとかを見てしみじみ感じますが、映画とかアニメとかのサウンドトラックの販売方法は、昔から変わっていませんね。

 来週は、クラシックアルバムです。