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nork.1@nifty.com
(1999年3月)
(1999/03/28)
Keiko Lee:What A Wonderful World
CD/SME Records/SRCS 8885
3月の最後の「今週のこの一枚」は、ジャズのディスクです。
2月27日リリースのマキシシングルです。ジャズの女性ボーカルが好きな人なら誰でも知っているアーティストです。
ジャケットは、セピア色でケイコ・リー本人が微笑んでいる様子を、アップで写したものです。美しいお姉さんという雰囲気がちゃんと表れており、センスがいいです。マキシシングルですので、4曲のみの収録です。新録音3曲、未発表曲1曲収録です。
この人の声は、以前紹介した綾戸智絵とは異なり、ハスキーだけどどこか優しげで、優しくて暖かいお姉さんを連想させます。
ジャズの奥深さの一端を感じさせます。綾戸智絵もそうでしたが、このディスクもなかなか趣があり、ジャズのまた違った楽しみ方ができるでしょう。
おすすめ曲をあげるのは非常に難しいですが、強いていうなら3曲目の未発表曲「The Nearness Of You」でしょうか。疲れを優しく包み込んでくれる、いいディスクです。
(1999/03/21)
Harumi Tsuyuzaki:Especial
CD/Divas Records/TKCA-71572
今回の「今週のこの一枚」は、知っている人は知っている、露崎春女です。
3月17日リリースのアルバムです。露崎春女のアーティスト生活4年間の中でリリースした、シングルカット曲を大部分収録したベストアルバムです。
ジャケットは、ソファをバックに露崎自身が映っている、モノクロのシンプルなデザインです。内ジャケが、見開きでの横長写真をケース全体に使っている、とてもかっこいいものです。13曲収録で、そのうちの3曲が収録曲のリミックスです。新曲も1曲収録されています。
いかにもジャパニーズR&B、と思わせる曲をたくさん収録しています。R&Bでは現在某宇多田嬢が非常に売れていますが、私は露崎のレベルに達するにはもう少しかかるな、と思っています。それだけエネルギーを感じることのできるアーティストですので、是非一度聴いてみてください。
おすすめ曲を選ぶのは難しいですが、1曲目「太陽」、7曲目「Believe Yourself」くらいでしょうか。どちらもヒットした曲です。あとは新曲の9曲目「Voices On The Wind」も挙げておきます。春に向かって、元気を出していこう、といった気にさせるディスクです。
(1999/03/14)
Shanice:Shanice
CD(import)/LaFace Records/73008-26058-2
今回の「今週のこの一枚」は、今までとはちょっと毛色の違う、R&Bのアーティストを紹介します。
4年間のブランクをはさみ、レーベルを変えてのアルバムリリースです。
ジャケットには、赤、黒系のバックに、ストリート系のファッションに身を包んだシャニース本人が映っています。アーティストの可愛さが強調されている、非常にいいデザインと言えます。ジャケ買いの人も多そうです。12曲収録です。現在は輸入盤のみなので、日本盤でのボーナストラックを期待することはできません。ただ、もう少し待つとリリースされそうな気がします。
音の内容としては、USソウルが基本ですが、UKソウルの雰囲気もいい意味で吸収しています。
おすすめは1曲目「You Need A Man」、2曲目「When I Close My Eyes」です。両方ともまさにモータウンサウンドで、R&Bの王道を突き進んでいる曲です。FMで良く流れそうな予感がします。
(1999/03/07)
Jenka:Skiss
CD/Epic Records/ESCB1939
3月に入っての初めての「今週のこの一枚」、今回は日本人の洋楽ポップを紹介します。
今年の1月30日発売でした。インディーズで2枚のアルバムを出しているのですが、日本盤のアルバムは今回が初めてです。プロデュースは日本でも有名なトーレ・ヨハンソンです。ボニー・ピンクでご存知の方も多いのではないでしょうか。
10曲の収録で、40分にも満たない短い時間しか収録されていません。日本盤ですので、値段も安くはありません。しかし、これを聴いた後ではそれでももったいないとは思わないはずです。
無機質なボーカルを核とし、アコースティックサウンドを適度にちりばめた曲調は、まさにスウェーディッシュサウンドです。しかしこれを聴けば、ありきたりのボーカルサウンドではなく、懸命に生き方を模索する少女の姿が見えてくるはずです。
おすすめは1曲目「Sequence」と10曲目「For All」です。音を楽しむのも良し、詩を楽しむのも良し。まどろむためにも使えるかもしれないディスクです。