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nork.1@nifty.com
(1998年12月)
(1998/12/27)
beatmania APPEND 3rdMIX
Game(PlayStation)/Konami/VX135-J1
今回の紹介は、ゲームです。本来の予定とは違いますが、まあいいでしょう。
アーケードで大ヒットしたコナミのゲームの家庭用ソフト、その追加曲ディスクです。このゲームは、音楽に合わせてキーを叩いていくという、音楽演奏ソフトと言ってもいいジャンルです。ゲームの内容に関しては、他のサイトで腐るほど書かれているはずなので、ちょっとだけしか書きません。ここでは、このゲームの歴史、販売方法について簡単に書きます。
このゲームの第一作目のアーケード登場は去年でした。第二作目の2ndMIXで大ヒットし、短期間のうちに、現在の低迷するアーケードの屋台骨を支えるゲームとなりました。そして、今年の9月に第三作目のアーケードの3rdMIXが登場、10月に家庭用のBEAT MANIA(2ndMIXの移植)発売と、ゲームの一時代を築いた感があります。本題の、家庭用の販売について一言。このソフトは、BEAT MANIAを持っていないと遊べない方式となっています。BEAT MANIAを動かしてから、ディスクを交換する方式です。この追加ディスク方式を用いて、コナミはうまい商売をやっていると感じます。アーケードのサウンドトラックにゲーム用追加ディスクをつけたこともそうです。そして何よりこの方式の最大の目的と思われるのは、中古ソフトを出回らせないということではないかと思います。まあ、中古問題に関しては、ここでは書きません。
これだけではさびしいので、曲に関して一言。ジャンルに関しては2ndMIXよりユーザー窓口を広くしてあります。ただ、難易度が高くなっているので、新規ユーザーにはきついでしょう。それだけ。
(1998/12/20)
Monica:Monica II
CD/Ape's Records/APRD-5001
本サイト開設から約一ヶ月が過ぎ、ようやく五回目の、今週のこの一枚。今回もブラジリアンポップに近い、ボサノヴァ、ラテン系アーティストの紹介です。Monicaは、アルバム名どおり、今回のアルバムで二枚目のリリースですが、共同でのアルバムリリースは他にもあるアーティストです。プロデュースは、前回の紹介のアルバムと同じ人です。
全10曲です。1曲目にかなりアップテンポに歌い上げているクラブ向けの曲「Ponteio」もあり、6曲目にはドラムパーカッションを綺麗にラテンベースのサウンドに溶け込ませている曲「Africana」もあり、などといった面白い仕上がりを見せている曲が多いアルバムといえます。
全体の印象としては、ボサノヴァ、ラテンのジャンルの延長上のアルバムと解するのがいいディスク、というものです。前回紹介のディスクより、ちょっと変わった仕上がりのディスクです。
これでもこの人のファーストアルバムよりは、よりコンテンポラリーな方向になっていますが、ボサノヴァ、ラテンの両ジャンルが好きではない人にはつらいかもしれません。ただ、このジャンルのどちらかが好きなら、こういうアプローチもあるのか、と言った新鮮な驚きを持って聴くことができるでしょう。前回と同じく、いわゆる大人におすすめのディスクと言えるかもしれません。次回あたりはそろそろ雰囲気の違った物を紹介したいな、と思っています。どうなるか分かりませんが。
(1998/12/13)
Carla Vallet:Volando Voy
CD/Rip Curl Recordings/RCIP-0011
今週のこの一枚も、ようやく四週目です。今回はブラジリアンポップのアーティスト、Carla Valletのアルバムです。発売は98年夏前後だったのですが、先立つものの事情で、購入時期が今になってしまったディスクです。この人は、以前にもアルバムをリリースしており、今回のアルバムが二枚目になります。
全11曲ですが、導入曲が2曲あるので、実質的には9曲です。前作はボサノヴァに近いサウンドでしたが、今作はもう少しポピュラーな仕上がりとなっています。ジャケットも、カーラの顔のアップでおしゃれに仕上げています。前作はレゲエと間違えてしまうようなジャケットでしたので、いい方向に向かっていると感じます。
肝心の曲の方は、ボサノヴァに興味が無い人でも聴けるようになっています。アダルトなコンテンポラリーサウンドが好きな方は、問題無いディスクです。変な言い方かもしれませんが、邪魔にならない音楽です。ちょっと時間がかかる本を読んでいるときにおすすめのディスク、と書けば、少しは分かっていただけるでしょうか。
このアーティストは、ボサノヴァから派生した曲に特有な唄い方をします。つまりは淡々と歌い上げているということなのですが、決しておざなりではない微妙な感覚をつかんでいます。ボサノヴァとソウルという、一見相容れないジャンルが融合したような感覚に襲われた印象があります。
余談かもしれませんが、このレーベルは、プロデューサーが良いせいか、大抵のディスクが統一感を持ち、良いものになっています。安心感のあるレーベルというのは最近少ないため、もっと注目されてもいいレーベルだと思います。大人におすすめのディスクですね。このページの読者層にも合っているかもしれません。
(1998/12/06)
Laura Pausini:La Mia Risposta
CD/EastWest:Warner(import)/3984 24719 2
今週のこの一枚も、やっと三回目です。今回はイタリアのアーティスト、Laura Pausiniのディスクを紹介します。この人はアルバムを出すのは三枚目のようですが、世界にリリースするのは、今回が初めてだと思います。間違っていたとしても、勘弁してください。
全13曲です。内容は、かなり普通のポピュラーソングに近いです。落ち着いたボーカルメインのアルバムです。ただ、一曲を除いて全てイタリア語で歌われています。その例外の一曲は、英語での「Looking for an angel」です。
おすすめはいろいろありますが、まず3曲目の「Un'emergenza D'amore」を聴いてみてください。シングルカット曲です。また、1曲目の表題曲「La Mia Risposta」もいいと思います。ただ、このディスクの試聴盤があるところは少ないでしょうね。この人の声は、少し幼く聞こえますが、懸命に歌っている様子が脳裏に浮かぶ、という歌い方です。また、どこかもの悲しいけど、前に向かっていこうとする少女を思い起こさせます。何度も聴いていると、イタリア語と日本語の歌い方は、似ていると感じました。イタリア語が、英語より日本語に似ているのは当たり前のことなのですが。それにイタリア語の歌は、英語という記号化された言語の歌より、温かみを感じます。もちろん歌い手にもよるでしょうが。
英語のディスクのみでなく、他の言語で唄われている面白いディスクも出回るといいなと思う昨今。