Wedding flower  

 ウェディングフラワーの基礎知識 ウェディングについてもっと知るために

ウェディングの花

ウェディングドレスとボケーの関係

フラワーアクセサリー 装いの花

ウェディングヴェール

和装の花

ケーキと引き出物

 

 ウェディングの花  

 ウェディングの花にはどんな種類があるでしょうか。出席者の役割と、身につける花をご紹介します。

 

 ☆メンバーの役割と必要な花   フォーマルウェディング

  @ブライド  Bride  花嫁  ・ボケーとヘアドレス

                    ・新婚旅行のゴーイングアウェイボケー

  Aグルーム  Groom 花婿   ・ブートニア  花嫁と同種の花

  Bベストマン Bestman花婿の立会人。仲人。花婿の兄弟または親友。

                     ・ブートニア 花婿より控えめ 

   Cメイトロンオブオナー Maitron of Honor  花嫁の立会人。仲人。花嫁の姉妹か親友の既婚の 女性。 

                                           ・ボケーとヘアドレス

   Dメイドオブオーナー Maid of Honor 花嫁の立会人。未婚の女性で花嫁の親友か姉妹。ブライズメイドのリーダーの役割。

                                          ・ボケーとヘアドレス

   Eブライズメイド Brides Maid 花嫁の付き人。未婚の女性で花嫁の妹や友人。 

                                          ・ボケーとヘアドレス

   Fアッシャー Usher 会場の世話係。花嫁や花婿の兄弟や友人。アッシャーの人数はブライズ メイドに合わせてパートナーを組む。 ・  

                                          ・ブートニア 

  Gフラワーガール Flower Girl 花をまいて花嫁を先導する4〜8才の少女。近親者の中から選ぶ。

                   ・バスケットボケーとヘアドレス

  Hリングベアラー Ring Bearer 結婚指輪をクッションの上にのせフラワーガールと共に入場する4〜8才の少年。近親者の中から

            選ぶ。   ・リングクッションとブートニア

 

    ※そのほか、トレーンベアラー(Train Bearer)ドレスのトレーンが長い場合、少年にトレーンを持たせる。

  I花嫁・花婿の父親 ・ブートニア 花婿やベストマン、アッシャーとは違う花を特別に選ぶ。

  J花嫁・花婿の母親 ・コーサージ ・マザースボケー 日本独自の花束 

 

☆ウェディングの花選び

    ブライダルボケー  花婿からの贈り物。

    花選びードレス地の色にあわせ花とドレスが一体になるような白を選ぶ。 

     ・青みがかった白(真白)コチョウラン・ユーチャリス・カトレア etc. 

     ・黄みがかった白(純白)バラ・デンファレ・カサブランカ・フリージア etc.

 

  ウェディングドレスとボケーの関係

    Wedding Dress ウェディングドレス  ドレスのシルエットとその素材

ウェディングドレスには大きく分けて8つの基本的なシルエットがありますが、

ドレスの素材やデザイン、タックやプリーツなどのテクニックなどによって大きく雰囲気が変わってきます。

 

ドレスのシルエット

@ボールガウン  BallGown

 ビクトリア女王の結婚式の際に身につけたのが始まり。1950年代デザイナーのクリスチャン・ディオールによって発表された。

ウェストの切り替えから大きくふくらんだスカ−ト部分が特徴で、ロマンティックなシルエットで甘い雰囲気のあるデザイン。ウェストの切り替えからペチコ−トを使って大きくふくらませている。ウェストから上の部分はタイトなシルエットなので、胸の大きい人、また下半身の大きい人向き。 素材的にはボリュームのあるスカート部分にチュールなどの 軽い素材を使う。

 合うブーケのスタイル

    どんなスタイルのブーケにも合わせることができるが、スカートのふくらみ具合によっては、横に大きく広がるタイプのデザインは合

    わない場合もある。

Aバレリーナ   Ballerina

 クラシックバレエのコスチュームからきた、ふくらはぎまでの長さのドレスで、チュールやシルクなどがスカートの部分をふんわりと覆っているスタイル。

 合うブーケのスタイル

     スカート丈が短い分、長さのあるキャスケードやトライアンギュラースタイルなどは、足が短く見えるので避けた方がよい

BA-ライン    A-line

 1950年代に流行。AラインのAは、ボディからすそにかけて広がるシルエットが「A」になっていることからつけられた。

その名前が示すようにタイトな胴体から広がるスカート部分 でAの三角形のシルエットを形作る。ウェスト部分にはダーツを入れることもあるが、その切り替えによってウエストの位 置を高くすることも低くすることもできる。 やや太めの花嫁には全体をほっそり見せる事ができるデザイ ン。素材的にはあらゆるものを使うことができる。

 合うブーケのスタイル

     ボールガウンに比べるとほっそりしたシルエットなので、ブーケもすそに向かって流れるようなデザインのものが合う。

Cプリンセス   Princess

 1950年代、グレース・ケリーがモナコ王妃になった時の婚礼 衣装のシルエットが始まり。Aラインによく似ているが、その特徴は、襟

元からすそまでまっすぐ伸びたシーム(縫い目)がくっきりとした立体的なボディラインを作り、すそに向かってきれいに広がるスカートがエレガントな雰囲気を出している。 
 合うブーケのスタイル

     Aラインとだいたい同じだが、ドレスのすそが後ろに長く伸びたデザインの場合は、ブーケも流れるようなデザインにするとより格調

     高い雰囲気になる。

Dシース   Sheath

 1950年代、マリリン・モンローが着用して有名になった。 肩からすそにかけて布地の重みで美しいドレープを作るのが 特徴で、ダーツや縫い目で曲線美を強調したもの。 背の高い人、おしりの小さい人、スレンダーな人に向いてい  る。肩幅より大きいヒップの人は不向き。

 合うブーケのスタイル

     スレンダーな大人っぽいデザインのドレスなので、ブーケも大人っぽい雰囲気のものが合う。

Eエンパイヤ   Empire

  1800年、フランス革命のあと、ナポレオンの妻、ジョセフィ ーヌによって大衆向けにされる。若々しく、上品なハイウェス トの切り替えが特徴。ウエストラインは胸のすぐ下からすそに かけてすとんと落ちるタイプのデザインなので、小柄な人、胸 の小さい人に向いている。スカート部分のシルエットはストレ ート、またはフレアー、Aライン程度の広がったものなどいろ いろある。
 合うブーケのスタイル

     ウエストの切り替え部分が高い位置にあるので、すそに向かって流れるタイプのデザインだと、胴が長く見えてしまう。ブーケも     胸元にポイントのあるデザインが合う。

Fスリップ・ドレス Slip Dress

 最近のウェディングでは最も人気のあるスタイル。体を優しく包むライン、肩からまっすぐ落ちるシルエットは1930年代、 ハリウッドの女優達がパーティなどで好んで身につけたことか ら流行した。

 合うブーケのスタイル

     シンプルなデザインのドレスだけに、ブーケの大きさやデザインによって印象が大きく異なる。ブーケはどんなスタイルでも合う。

Gバッスル・バック Bustle Back

 バッスルはスカートを広げる腰当てのこと。19世紀に流行したスタイルで、ウエストの腰の部分を大きくふくらませ、大きめのリボンなどで装飾を施したスタイル。

 合うブーケのスタイル

     バックスタイルが特徴のドレスは、リボンの部分に花飾りを付けることがある。その際はブーケとバックのデザインのボリューム等     のバランスに気をつける。

 

最近のドレスの傾向

すっきりとしたフォルムで花嫁を清楚に見せるシンプルなスタイルが人気です。ただし、シンプルなだけにブーケやアクセサリーなどでメリハリをつけないと地味になりがちなので注意します。

 

大きいブーケ・小さいブーケ

  小さいブーケ  ごく親しい方だけを招く小規模なパーティなどに、大げさにならず、気軽に持つことができる。ブーケトス用にも。

            イメージ;カジュアル・シンプル 

            ガーデン、レストランウェディング

  大きいブーケ  ホテルなど大きい会場では遠くから見ても見劣りしない存在感のあるものがベター。

            イメージ;フォーマル・ゴージャス

            ホテルウェディング

 

 

  フラワーアクセサリー 装いの花

アクセサリーの種類と使い方  フラワーアクセサリーはウェディングシーンだけでなく、入学式やパーティなど、

 ドレスに華やかな印象を持つことのできるアクセサリーです。 ウェディングシーンにおいては、花嫁がブーケの他にドレスを飾ったり、

 同じドレスで変化をつけたり、といろいろな使い道があります。

 

@ブーケ&ブトニア     アクセサリーを髪やドレスにつけるならばブーケのサイズは小さめがよい。

A腕飾り              二の腕につけるタイプ⇒肘のあたりに飾るリングタイプ

                                      手首につけるタイプ⇒リストレットコーサージ

                           手袋の上にワンポイントとして


Bネックレス        チエーンタイプ(ネックレス) ガーランド(花綱)で胸元を飾る

                  チョーカータイプ  1輪をリボンなどで首に飾る

Cショルダー           ショルダーコーサージ

              襟元の大きくあいたドレスに左右の肩口にワンポイントにつけたり、ガーランドにして首から肩の前後に

                 花を流すようにすると豪華な印象に。

Dウェスト            ウェストコーサージ

                                       ドレスのデザインによっていろいろなバリエーションがある。

                                       背中にワンポイントにつけるタイプや、ガーランドをウエストの切り替え部分に這わせるタイプなど。

E足下                       丈の短いドレスなら足首に巻いてもかわいい。⇒アンクレットコーサージ

                                      ロング丈ならば小さな花を靴に直接つける。⇒シュークリップ

Fヘアドレス                  ヘアスタイルやヴェールのデザインなどによっていろいろなバリエーションがある。

Gイヤリング                  アクセサリー用の金具を使って簡単に作ることができる。

                                      耳にぴったりつくタイプと、揺れるタイプ。

 

花嫁のアクセサリーコーディネート・注意点 

◇アクセサリーの組み合わせに特に難しい決まりはないが、気をつけるポイントは、花飾りがくどくならないこと。あまりいろいろとつけすぎると、全体のバランスが崩れ下品な感じになってしまうの注意する。全体で3〜4つが適当。正面、バックスタイル、横向き、と鏡を見ながらバランスをみる。

ヘアドレスはあまり大きくすると頭でっかちでアンバランスな印象になる。

 

◇2次会のドレスの時は挙式や披露宴などのドレスよりもすそが短かったり、カジュアルなデザインのものが多いので、花のアクセサリーで華やかな印象にすることができる。ただしつけすぎには注意。

 

◇コーサージなどドレスにつける花飾りはリボンなどを土台にしてドレスを汚さないように工夫する。

 

  ウェディングヴェール  Wedding Veil

顔を覆うことによって他人と垣根をつくり、結婚式で夫となる人に初めて顔を見せる」というキリスト教のプロテスタントの考えが広まって、一般化されたのが「ヴェール」です。後頭部から顔を覆うように下げる「フェイスヴェール」にその名残があります。

ヴェール選びで注意することはヴェールとドレス、会場とのコーディネイトです。重厚なサテンのドレスにふわふわのレースのヴェールは合わないですし、ヴァージンロードの短いチャペルに長いヴェールは不要です。ヴェールはドレスの素材や全身のバランス、チャペルの広さなどを考慮しましょう。なお、ヴェールは本来、挙式の時だけに身につけます。披露宴の時ははずしてヘアオーナメントだけにします。

 

ヴェールの素材

 ヴェールの素材はナイロンのチュールが最もポピュラーです。シルクのチュールは柔らかすぎて歩きにくいという欠点があります。また、チュールにラインストーンやパールなどをあしらったものは、写真を撮ったときに黒い斑点にしか見えない場合があります。ですから装飾はなるべく控えめにシンプルにすることが望ましいです。

 

 

ヴェールのスタイル

 ヴェールのスタイルは長さやシルエットで分けられています。

 @ショルダー     Shoulder     肩までの長さ

 Aエルボウ      Elbow          肘までの長さ

 Bフィンガー・チップ  Finger-Tip   指先までの長さ

 Cチャペル         Chapel         ドレスの裾までの長さ

  Dカテドラル       Cathedoral    最も長い、ロマンテ ィックなヴェール。カテドラルはウェストミンスター大聖堂のこと

 Eマンティラ      Mantilla   レースの縁取りのついた円形のチュールをヘッドピースなしで使われる。

  Fフライアウェイ   Flyaway      肩までの長さで、泡のように丸く広がったスタイル

  Gスリーピース     Three-piece チュールを3層に重ね、段をつけて流れている

 

 

 和装の花

  伝統的な和装で自分らしいウェディングを

   ウェディングシーンにおいて最近は自分らしいスタイルのウェディングを行う花嫁が増えています。

   伝統的な和装の時にもブーケを持ちたい、そんな花嫁のために和装に合うブーケをご紹介します。

 

和装に関する基礎用語

@白無垢    現在、最も正式な婚礼衣装とされる白無垢。本来は武家の婚礼に用いられ、 一般的になったのは戦後のこ

                      と。白一色の装いには「何色にも染まります」という意味が込められ、合わせる花色を選ばない。ただし、打ち掛け自

                      体にボリュームがあるので、ブーケはシンプルで重くならない工夫をすること。

A黒ひき振り袖   黒字の美しさで人気上昇中の婚礼衣装。もともとは上流階級の礼装で、昭和初期に一般的な花嫁衣装とし

                      て親しまれるようになった。襟元や袖に重ねの赤をつける、現在の簡略化されたスタイルは白無垢に比べると身軽な

                      ため、ブーケをあわせやすい。柄を選ばない単色のブーケが合う。

B色打ち掛け  お色直しで着用する色打ち掛け。婚礼で着た式服を着替え、「婚家の色に染まった」事を表していた。現在は友禅

                      染など伝統的なスタイルの他、レースやオーガンジーなどを使ったものなどいろいろある。

 

 

  Wedding Cake and Favors  ケーキと引き出物

 

 ウェディングケーキの入刀の瞬間、それは2人にとって至福の瞬間です。

2人の幸せな結婚を祝い、家族や友人達とともに喜びを分かち合う象徴的なシーンでもあります。

 一般的なウェディングにおいて、ケーキを含めたギフトいわゆる引き出物は欠かせません。そのルーツはローマ時代にさかのぼります。花嫁と花婿の2人の頭の上で、パンのかたまりを砕き、それを参列者が拾って食べることで2人の結婚の誓いを認め、支持したといわれています。今日ではウェディングケーキを切り分けて皆で食べることが結婚を認める証となったのです。また引き出物は幸せを分かち合い、共有するという意味で欠かすことは出来ません。

 また、伝統的な言い伝えとして未婚の女性が結婚式に出席すると、グルームスケーキ(花婿のケーキ;フルーツケーキ)を持ち帰り、枕の下に入れて夢の中に出てきた男性が未来の夫になるという言い伝えがあります。この言い伝えをもとに最近のウェディングでは持ち帰りやすいよう小さな箱などに入れるなど工夫しています。

 引き出物に欠かせないドラジェはアーモンドに砂糖やチョコレートをコーティングしたお菓子で、もとはローマ時代、ギリシャ時代にアーモンドに蜂蜜をコーティングしたものが始まりといわれています。1850年代に入って現在のように色づけしたシュガーシロップをコーティングしたものが登場しました。アーモンドは多産、裕福、繁栄を意味しており、ほろ苦いアーモンドと甘い砂糖のコントラストが「甘いときも・苦いときも」すなわち「良いときも悪いときも」二人がお互いを支え合う結婚の誓いを象徴するものとして欠かせないものとなっています。

結婚式において、ドラジェや引き出物がどんな意味を持っているかをふまえた上で自分たちのアイデアを出して工夫することが大切です。