| フリージア
学名=Freesia ECKL 別名=Freesia、浅黄水仙(あさきすいせん)
植物分類=アヤメ科フリージア属 原産地=南アフリカ 自然開花時期=3月〜4月
花言葉=純潔、無邪気、清らか
半耐寒性の秋植球根草花で、草丈は20〜30cm、しなやかに伸びた花茎の先端にラッパ状の花を
6〜10個つけます。一重咲きと八重咲きがあり、色も白、黄、赤、紫、青などがあります。品種改良が進んだせいか、以前ほど香りがしなくなったのは残念です。色も豊富で香りもよいこの花は、春の人気の花のひとつです。しなやかな茎と表情のある花はアレンジメント、ウェディング、コーサージなど、フォーマルな席でも、カジュアルな場面などどの分野にも大活躍です。動きのあるラインを出すには、花とつぼみの向きに注意するとリズム感のあるデザインができます。
最近はオランダからの輸入で1年中出回っています。
花持ちは5日程度。お砂糖を少し溶かした水にいけると花が全部咲きます。購入の際は葉がついていて茎がかたくしっかりしているものを選びましょう。香りを楽しみたいなら白いフリージアをどうぞ。
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| チューリップ
学名=Tulipa spp 別名=Tulip、鬱金香(うつきんんこう)
植物分類=ユリ科チューリップ属 産地=中央アジア 自然開花時期=3月〜5月
言葉=博愛、名声、恋の宣告、失恋
ユリ科の球根草で、春に咲く草花の代表ともいえるでしょう。中央アジア原産のこの花がヨーロッパに伝わったのは16世紀半ば、トルコ語のターバンを意味する「ツリパ」が名前の由来になっています。オランダを中心に品種改良が進み、今では二千をこえる品種がそろっています。花の形を大まかに分類すると、花びらがユリのようなユリ咲き系、オウムの羽のようなパロット系、花びらがフリルのようなフリンジ咲き系、八重咲き系、さらに色彩もパステル調のものやダークな色のものがあります。切り花としては20cm〜40cmくらいが一般的です。色、咲き方、花びらの形など種類の多い花なので、上手に活けるには、同じ色、同じ形のもの同士をまとめて一種活けにすると失敗が少なく、豪華に活けることができます。花と葉のバランスが美しいので、葉もいっしょに使うとナチュラルな感じが作り出せるでしょう。購入する際は葉の部分がしっかりして、艶の良いものを選びましょう。
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カーネーション
学名=Dianthus
caryophyllus L.
別名=オランダセキチク 植物分類=ナデシコ科ナデシコ属 原産地=南ヨーロッパ、西アジア
自然開花時期=5月〜6月
花言葉=傷心(赤)、熱愛(黄)、私の愛は生きている(白)
日本の切り花のカーネーションには膨大な品種があり、花の大きさも花色も多様です。最もポピュラーな一輪咲き
タイプは花径が6〜8cm、枝分かれして咲くスプレー咲きは5〜7cm程度です。カーネーションはシェークスピアの
時代に、花冠(コロネーション)に使われたことからこの名が付けられました。一年を通して出回っていますが、5〜6
月のものが一番品質がよいようです。アレンジメントでは主役にも脇役にもなり、どんなスタイルにも合わせることが
できます。購入の際は、引き締まっていて、花と葉のバランスがよいものを選ぶこと。
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ユリ
学名=Lilium
spp 別名=Lily 植物分類=ユリ科ユリ属
原産地=北半球の亜熱帯から亜寒熱帯 自然開花時期=4月〜8月
花言葉=純潔、飾らぬ美、荘厳
ユリの原種は約百種、園芸品種は二千を越える種類があります。ヨーロッパでは、古代からマドンナ・リリーと呼
ばれる白いユリが絵画などに描かれていましたが、古代ローマの神話では初めて地上に咲いたユリはサフラン色
(濃い黄色)だったとされています。ユリの花が下向きに咲くものは、花弁の先が反り返ったラッパ型。テッポウユリ、
ササユリ、カノコユリなどがあります。上向きに咲くのは花形が杯型のスカシユリ、ヒメユリなど。その形と香りで誇り
高い気品さえ感じさせ、どんな花材と会わせても主役になってしまいます。水揚げがよく、小さなつぼみが次々と
咲く様子を楽しむことができます。長期間楽しむことができるのでギフトにも喜ばれるでしょう。選ぶときはつぼみの
鮮度に注意します。しわや傷のあるものは避けること。花が大きいものは茎のしっかりしたものを選びましょう。
ユリの花粉は服に付くとなかなか落ちないので早めに取り除いておきます。
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菊
学名=Chrysanthemum
morifolium Hemsl. 別名=Chrysanthemum 齢草(よわいぐさ)
植物分類=キク科キク属 原産地=中国 自然開花時期=8月〜11月
花言葉=真実(白)、わずかな愛(黄)
東洋で最も古い花の一つとして蘭、梅、竹と共に「四君子」として中国では尊ばれました。日本では切り花と
しては最も多く生産され、しかも周年出回る菊。あまりにも身近なのでその美しさを見逃してしまう、菊はそんな
花です。たくさんの種類、色や形の変化はじつに様々です。菊は仏花、和花というイメージで敬遠される方も
いますが、日常で使う場合は葉の部分は少な目に使うのがポイント。すっきりした花の形は洋風のグリーンとあわ
せるとモダンな感じになります。選び方のこつは葉のしっかりしているものを選ぶこと。つやがなく、色ムラのあるもの
は避けましょう。茎はしっかりして曲がっていないものを選びましょう。
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コスモス
学名=Cosmos
bipinnauts Cav. 別名=秋桜 植物分類=キク科コスモス属
原産地=メキシコ 自然開花時期=7月〜11月 花言葉=調和、愛情、真心
高さが1.5〜2mにもなる一年草で、ギリシア語で「美しい」の意味を持つコスモス。群れに咲いて風に
なびく様子も、一輪差しに活けた様子もその通り美しいもの。日本のあちこちで「コスモス街道」と称する
道があります。秋風に揺れながらそっと咲くコスモスを見ると心に優しい風が吹き抜けるような気がしま
す。茎がくねくねしているので、活けるときはあまり形を決めず、そのままの姿に投げ入れましょう。
花びらが薄いので押し花にも向きます。
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千両 せんりょう
学名=Chloranthus
glaber Makino. 別名=仙寥 竹節草
植物分類=センリョウ科センリョウ属 原産地=日本、台湾、中国 花言葉=可憐
自然開花時期=6月〜7月 結実期=12〜1月
暖地の山林に群れて生え、高さが40〜80cmとなる落葉低木樹です。お正月の代表的な花材とし
て暮れに出回ります。黄色い実のものもありますが、赤い実の方が人気が高く、出回る量も多いでし
ょう。実つきがよく、葉のしまったものがよいとされています。センリョウがあるだけでお正月のアレン
ジになりますので、組み合わせる花材も菊や松を使えば和風に、蘭などのいわゆる洋花を使えば
洋風のアレンジに仕上がります。
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ヒアシンス
学名=Hyacinthus orientalis L. 植物分類=ユリ科ヒアシンス属
原産地=シリア、イラク、トルコ 花言葉=競技、勝負、悲哀、嫉妬
自然開花時期=3月〜4月 市販期=12〜3月
観賞用の球根草で、花茎は20〜25cm、先端が六裂して反り返るろうと状の花が付きます。肉厚で
小さく、花色は白、赤、ピンク、紫、青、黄など。水栽培でも知られ、水中の白い根も花の部分と対比し
て美しく鑑賞することができます。ヒアシンスの香りは春の香り。締め切った室内では香りが強すぎる
こともあります。水揚げはよく、花もちはよい方で、コーサージやウェディングボケーなどにはワイヤーを
かけて使います。胸元に飾れば春の香りも一緒に楽しむことができるでしょう。
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マーガレット
学名=Chrysanthemum
frutescens L. 植物分類=キク科キク属
原産地=カナリー諸島
花言葉=恋占い
自然開花時期=4月〜11月
市販期=周年
マーガレットは英名で、ギリシア語のマルガリテース(真珠)にちなみます。日本には明治末期にフ
ランスから渡来。人気の白花種のほかにピンク、黄色、八重咲きもあります。キクの仲間ですが、
どんな花材にも合うオールマイティな花です。こまめに水を取り替え、終わった花を取り除いてやれば
次から次へとつぼみが咲きます。茎の太い場合は縦に咲いて水の上がりをよくすると良いでしょう。
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アイリス
学名=Iris
hollandica
Hort.
植物分類=アヤメ科イリス属
原産地=南ヨーロッパ、北アフリカ 自然開花時期=4月〜5月
市販期=12〜4月 花言葉=消息、激情
別名オランダアヤメ、アヤメ科の球根草です。高さが60cmから70cmと、すらりとした茎に、色鮮や
かな紫、黄色、白など花の形がはっきりとして目立つため、デザインの中心に置くとポイントができま
す。つぼみから開花まで2〜3日かかるので、デザインする時は花が開いたときの大きさを計算して
置くと良いでしょう。花持ちは非常によく、ワイヤーリングするボケーにも向いています。
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デルフィニウム
学名=Delphinium
hybridum
Hort
別名=Bee
Larkspur
飛燕草(ひえんそう)
植物分類=キンポウゲ科デルフィニウム属
原産地=ヨーロッパ、アジア、北アメリカの山岳部
花言葉=清明、慈悲 自然開花時期=5月〜8月 市販期=3〜11月
直立性の多年草または一年草で、花穂の長さが1mを越す巨大輪のオオバナヒエンソウと、高さが
60cm〜80cmのベラドンナ系のものがあります。背の高い華やかなラインフラワーですので、パー
テイ会場などの大きなアレンジメントに向いています。茎は中空のため、水揚げの際にはよく切れ
るナイフを使用すること。また茎は折れやすいので注意します。購入の際には花びらにつやのある
もの、葉が黄色くないもの、茎のしっかりしたものを選びましょう。花もちは1週間程度。
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学名=Gloriosa
spp.
別名=Glory
Lily キツネユリ 、ユリグルマ
植物分類=ユリ科グロリオサ属 原産地=アフリカ、熱帯アジア
自然開花時期=4月〜11月 市販期=周年
ユリ科の球根草で、アフリカのウガンダが原産です。茎は半つる状に伸び、葉の先が巻きひげとなって
からみつきます。トロピカルな印象を持つグロリオサですが、一輪ずつでは印象が弱いので、まとめて
使うと効果的です。気品を感じさせる独特の花姿を持ち、ユリ型の大きく波打った花びらはまるで炎の
よう。一本いけただけでも空間の印象を変えてしまうほどの強烈なイメージは、インテリアや、ラッピ
ングなどもこだわったものを。 購入の際は葉の色つやの良いものを選びましょう。花もちは1〜2週間。
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学名=Zantedeschia
spp. 別名=Lily
of Nile
オランダ海芋(かいう)
植物分類=サトイモ科オランダカイウ属
原産地=南アフリカ
自然開花時期=6月〜7月 市販期=周年
サトイモ科の多年草。白のイメージが強い花ですが、最近は花色も大きさも種類が豊富になってき
ました。 花と茎のバランスがよく、茎の動きを強調して使われることが多いです。茎は太く、つぶれ
やすいので、オアシスにさすときは丁寧にさしましょう。
水揚げはよく、花もちは約1週間。購入の際は苞に傷のない、苞の先の突起の色が新鮮なものを選びましょう。
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学名=Gentiana
spp. 別名=Gentian
苦胆(くたに) 植物分類=リンドウ科リンドウ属
原産地=アフリカを除く亜寒帯から熱帯山地 自然開花時期=9月〜11月
市販期=5〜11月 花言葉=正義・的確
日本に14種が自生、栽培される多年草。秋の風を伝えるなじみ深い花材です。アレンジメントにも、
ラインフラワーとして使ったり、節のところでカットしたものを数本集めて使うとマスフラワーとしても使え
ます。まっすぐした茎のラインが特徴ですが、切り花用のものは花付きが良いため少々重く感じられま
す。軽さをだすためには適宜間引きをして使うとよいでしょう。水揚げは良い方ですが、風に当たるとし
おれてしまうので注意しましょう。 購入の際は花が均等につき、葉のつやの良いものを選びましょう。
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学名=Prunus
Persica Sieb.et Zucc 別名=Peachi
植物分類=バラ科サクラ属モモ亜属
原産地=中国北部黄河上流
自然開花時期=3月〜4月 市販時期=2〜3月
花言葉=あなたの虜
バラ科の落葉低木で食用のモモとは異なり、観賞用の花モモには一重や八重咲き、色も淡紅色、
濃紅色、緋 紅色、白色の品種があります。モモは邪気(鬼)を追い払うという信仰があって、雛
祭りに飾られるようになりまし
た。これは古代日本へ伝えられた中国の風習ー桃を仙木と見なし、
子供が産まれると桃の矢を四方にい射って、悪魔や悪霊を追い払うとに因むようです。
3月3日の桃の節句にはぜひともアレンジメントに加えたい花材です。どの種類も水揚げはよく
ためもきくので扱いやすい花材といえるでしょう。今この時期にはあらゆる春の花材が出回って
おり、どんな花材と合わせても春らしいデザインになります。素直な立ち姿を生かしたデザイン
にしてもいいし、ためをきかせた曲線を生かしたデザインを楽しむ
のもよいでしょう。
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学名=Prunus
spp. 別名=Cherry
植物分類=バラ科サクラ属サクラ亜属 原産地=日本、朝鮮、中国
自然開花時期=3月〜5月 市販時期=10〜4月 花言葉=純潔、精神美
バラ科のサクラ亜属に含まれる樹木の総称で、日本には自生種が10種、園芸品種が約200種あり
ます。花盛りの華
やかさといっせいに散るはかなさは、あまりにも対照的で印象深く、古くから日本
の人々に愛されてきました。数あるサクラのうちもっとも有名なのはソメイヨシノです。花は葉のでる
前に咲き、淡紅白色の花は5弁で、3〜4個が集まって
咲きます。ことわざに「桜切る馬鹿梅切らぬ
馬鹿」とあるように、この花は自然の雄大華麗な姿を愛でるのが一番なようです。室内に取り入れ
るときもシンプルな壺にこの花だけを自然にいけたいものです。種類が多く、個体差はありますが、
全般に水揚げはよく、ためもよくききます。扱い次第では古典的にもなれば斬新にいけることもでき
ます。日本人の文化・生活に深く関わってきた桜。それだけにその楽しみ方には伝統の知恵がいっ
ぱいあります。この時期、暮らしの中に桜を感じてみませんか。
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すずらん
学名=Convallaria
majalis L. 別名=Lily of the
Valley ドイツスズラン
植物分類=ユリ科キミカゲソウ属 原産地=ヨーロッパ、北アメリカ
自然開花時期=5月〜6月 市販時期=1〜5月
花言葉=純潔、繊細
ユリ科の多年草で、長楕円形の大きい葉の陰に釣り鐘状の小さな白い花を10個ほど下向きに付け
ます。園芸店で一般に目にするのはドイツスズランで、ヨーロッパ原産です。花が日本産のものより
大きく、香りが高いのが特徴です。日本のスズランにはキミカゲソウの別名もあり、芳香のある釣り
鐘型の花は清楚で可憐。緑の葉が白い花を際立た せています。アレンジとうに使うときは、花1本
ずつを使うより葉と一緒に自然に咲いている形を大切にすると優しい雰囲気になります。花持ちは5日
程度。水持ちは悪く、袴や根はとらない方が長持ちします。
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トルコキキョウ
学名=Lisianthus
russellianum Hook. 別名=Prairie Gentian ユーストマ
植物分類=リンドウ科トルコギキョウ属 原産地=アメリカテキサス州 ネブラスカ
自然開花時期=8月〜10月 市販時期=3〜11月
リンドウ科の一年草、または二年草で、花はろうと状で花径5〜8cm、一重咲きのほか、半八重、
八重咲きもあります。花の色は紫、淡紫、紅、ピンク、黄、白などがあります。花の痛みやすい
夏場に出回る花としては、かなり長持ちするのでとても重宝です。どんな使い方をしても失敗は
ありませんが、茎のラインの美しさを生かすと優しい雰囲気になりますし、開花した花を多く使うと
ボリューム感を出すことができます。水揚げはよいのですが、葉が水に浸ると蒸れて腐りやすい
ので、葉を間引きし、こまめに水替えをしましょう。花持ちは2〜3週間と長く、中でも八重咲きの
ものがよいでしょう。購入の際は、花、葉と茎のバランスの整っているものを選びましょう。
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ダリア
学名=Dahlia
Cav. 別名=Dahlia ,天竺牡丹(てんじくぼたん)
原産地=メキシコ、グアテマラ
自然開花時期=6月〜11月
市販時期=5〜10月
花言葉=移り気、栄華、優美、威厳
春植えの菊科球根草で、高さは30cmから2mくらいで茎は中空、葉は羽状深裂して対生します。
花はまり状八重咲きのポンポンダリアをはじめ、一重や八重咲きの小輪から巨大輪まで大小
様々なものがあります。花色は青色系をのぞくすべての色がそろっています。別名天竺牡丹と
いい、秋の庭に咲く代表的な花の一つです。日本には江戸の天保年間に渡来し、明治期になっ
てなってから盛んに栽培されるようになりました。種類も多く、カラフルな色のダリアは強くて素朴
な美しさを生かしたいものです。繊細な花でなく、強い色や明快な形の花、紅葉などと合わせて
いけてみましょう。水揚げはあまりよくないので葉を間引いて湯揚げをするとよいでしょう。茎は
中空で折れやすいので注意すること。花持ちは5日程度。
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シャクヤク
学名=Peonia spp. 別名=Paony 植物分類=ボタン科ボタン属
原産地=中国北部から朝鮮北部 洋種はヨーロッパ 自然開花時期=5月〜6月
市販時期=3〜7月 花言葉=内気、はじらい、はにかみ
一般に観賞用に植えられる多年草で、高さは50cmから1mくらい、花は大型で八重咲きになることが
多く、花色は白、ピンクの濃淡、赤、黄などがあります。香り高く華やかで風格のある花です。「立てば
シャクヤク、座ればボタン」というようにシャクヤクはボタンと共に昔から美人を形容する花として親しまれ
てきました。同じボタン科に属しながら、シャクヤクは直立した茎に花をつける草、ボタンは横張した枝に
花をつける木として美人の二態にたとえられたのでしょう。切り花ではつぼみで出回ることが多いので
咲いていく過程が楽しめます。水揚げ、花持ちはよいのですが、葉が大きかったり、葉の量が多いときは
間引きしてやるとよいでしょう。購入の際、極端につぼみの小さなものや硬いものは咲かないので避けま
しょう。鑑賞期間は5日前後です。
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学名=Acer spp . 別名=Maple ,紅葉(もみじ) 植物分類=カエデ科カエデ属
原産地=中国、日本 市販時期=2〜6月(緑葉)、9〜11月(紅葉) 自然観賞時期=10〜11月
花言葉=自制、ひかえめ、謹慎、保存
カエデ属はたくさんありますが、ふつう「紅葉」と通称しているのは葉が5〜10裂して手のひらを広げた
ような形をしているものです。日本には20種ほど自生し、ほとんどが落葉高木です。園芸品種も
多く、秋の紅葉が美しいため、公園や庭に植えられます。紅葉はもともと、秋に紅葉する樹木全
体をさす言葉で、名の由来は「紅絹地」という赤い布からきたとか、「揉み出すように」色づくからと
いわれています。横にたっぷりと枝を広げていますので、デザインの時にもこの枝ぶりを生かすの
がポイントです。初夏の頃でしたらブルー系の花材と共にさわやかに、紅葉の頃でしたら菊やナナ
カマドなどの赤い実と共に組み合わせるとよいでしょう。押し葉にして額のデザインやカードのデザ
インに使うこともできます。水揚げの悪い花材ですので、切り口をたたいて砕き、深水につけてから
使います。葉は乾燥しやすいのでこまめにスプレーをすること。
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ヒイラギ(セイヨウヒイラギ)柊
学名=Ilex spp. 別名=Holly ホーリー
植物分類=モチノキ科モチノキ属
原産地=ヨーロッパ、西アジア、中国 市販時期=10〜12月
自然開花期=5〜6月 結実期=10〜12月
花言葉=不滅の輝き
ホーリーは種類により葉の形が少しずつ違いますが、どれにも葉の縁にトゲ状の鋸歯があり、多くは実が赤く熟します。クリス
マスリースやケーキの飾りに欠かせない赤い実の付いたセイヨウヒイラギ。古代から魔よけの力があると信じられ、神聖な木と
されていました。小枝をリース状に編んだものはキリストが十字架に架けられたときの茨の冠を象徴し、小さな赤い実はキリスト
の血を表し、白い花はキリストの生誕を象徴しています。英名の「ホーリー」は「聖なるもの」という意味のhollyから来ていま
す。フラワーデザインではもっぱらクリスマスのデザインに使います。トゲのある葉なので、ボケーやコーサージなどに使うときは
トゲをていねいに切り取ってから使いましょう。アレンジメントのフォリエッジとしてほんの少し加えるだけでもクリスマスの雰囲気が
かもし出されます。
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ツバキ 椿
学名=CamelIia
japonica L. 別名=Camellia 山茶 植物分類=ツバキ科ツバキ属
原産地=日本、中国、東南アジア 市販時期=12〜3月 自然開花期=10〜5月
花言葉=気取らない優美さ(赤)、申し分のない魅力(白)
ツバキは古代から油をとるための大切な木でした。観賞用花木としての地位は室町、安土桃山時代に茶の湯、華
道、作庭 の発達に伴って確立していきます。園芸品種のグループ分けは日本産と洋種ツバキに大別され、日本産に
は江戸時代から行われている産地別の分類があります。しかし地域相互の交流が増し、この方法では分けきれなく
なり、現在では花色と花形による分類が一般化しています。一重や八重咲きで白、 桃、紅、絞りなど、花色も豊富で
す。花の少ない冬季咲き、多彩な花色、模様、形をもつことがツバキ愛好家に好まれる理由でしょう。光沢のある葉の
風格も花の魅力に寄与しています。
花材として主に出回るのはヤブツバキで、生け花、茶花などに一重のものが好まれます。ツバキは初冬咲きと春咲
きがあるので、10月から3月まで長期に 流通されます。水揚げはあまり良い方ではないので、開花したものを用いた
いときは少し開いたものを購入すること。枝のためはきくほうです。
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ラナンキュラス
学名=Ranunculus
asiaticus L. 別名=Garden
Ranunculus ,TurbanButtercup 花キンポウゲ
植物分類=キンポウゲ科ラナンキュラス属 原産地=中近東、ヨーロッパ東南部
市時期=12〜4月 自然開花期=4〜5月 花言葉=晴れやかな魅力 忘恩
キンポウゲ科の秋植球根草で、園芸品種もたくさんつられています。原種は一重咲きですが、園芸種は半八重や八重
咲きが多く、花色は黄色のほか、オレンジ、白桃、赤、淡桃など豊富です。
オーガンジーの布を重ねて作った造花の
ような感じのエレガントな花。つぼみから開花までは3〜4日かかります。花持ちは6〜8日といいのですが、茎が腐りや
すいので、こまめに水換えをすること。茎は中が空洞なので折れやすく、オアシスを使ったアレンジメントにはあまり向
きません。
縦長の花瓶にチューリップなどのラインの優しい花材と共に投げ入れでアレンジしてみましょう。購入の際
には茎のしっかりしたもの、葉の痛んでいないものを選びましょう。
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スノーフレーク
学名=Leucojum aestivum L. 別名=Summer Snowflake
鈴蘭水仙
植物分類=ヒガンバナ科スノーフレーク属 原産地=中部ヨーロッパ、地中海沿岸
市販時期=3月 自然開花期=4〜5月 花言葉=純潔
花壇や鉢植えにされる球根草で、小形種と大形種があります。葉は水仙に似た根生葉ですが、より濃緑色です。花は
葉の中から花茎を伸ばし、スズランに似たツボ状の小花を数個、下垂させて咲きます。花径は2cmくらいで、花色は
白、花弁の先に緑色の斑が入っています。 細長いスイセンのような葉に、スズランに似た愛らしい花をつけます。茎
は長くしなやかです。花の姿を生かすように、デザインの外側に使うと効果があります。花びらの先がちょっと緑色をし
ていますので、淡いグリーンのカーネーションなどと組み合わせるとさわやかです。
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サンダーソニア
学名=Sandersonia aurantiaca Hook.f
別名=Christmas Bell, Chinese Rantan
植物分類=ユリ科サンダーソニアー属
原産地=南アフリカ
市販時期=2〜7月
自然開花期=6〜7月
ユリ科の球根草で、日本には1973年から輸入されています。草丈は70cm〜80cm、葉は互生し、ユリに似た形態で
す。葉の付け根から2〜3cmの花柄をだし、その先に約2.5cmのランタン型の花をつけます。花
色は明るいオレンジ
で葉の先は巻きひげになってからみつきます。 細い枝からぷるんぷるんとぶら下がるようにして咲く花の姿は愛らし
く、1枝 を一輪挿しにさしても良いでしょう。しなやかな茎のラインを生かした、線の
アレンジメントに、またオレンジ
色を挿し色にしたポップな印象のデザインによ いでしょう。水揚げはよく、鑑賞期間は約1週間。購入の際は葉色が濃
く、 茎の先の新芽が硬いものを選ぶこと。
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クチナシ
学名=Gardenia Jasminoides Elli var. ovalifolia N
別名=Cape Jasmine ガーデニア
植物分類=アカネ科クチナシ属
原産地=中国、日本 市販時期=6〜7月
自然開花期=6〜7月
花言葉=清浄、純潔
強い芳香を放つ純白の花 野生もありますが、よく庭木にされる常緑低木で、高さは2mほどになります。葉は対生
し,
鮮やかな緑色で光沢があります。花は純白で、甘い芳香があり、花径は5〜6cmです。枝先の葉のわきに花をつ
けます。果実は晩秋から冬に黄赤色に熟し、薬用や、染料に使われます。花は一重咲きと八重咲きがありますが、フ
ラワーデザインでは主に八重咲きを使います。一重咲きは水が下がりやすく、色も茶色に変わってしまいます。ウェディ
ングの花として何よりも香りが命の花です。5,6分咲きの花冠を切って、ワイヤーリングを施したら、指先を水で濡らして 外側の花びらからそっと開いてやります。花びらが落ち着かないときは、花びらの間に白いろうそくをぽとぽと落として 固定させます。葉はつやがあり美しく使うことができます。枝のためはきかず、花持ちは4日程度です。
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ひまわり
学名=Helianthus annuus L. 別名=Sunflower 日車、日輪草
植物分類=キク科ヒマワリ属
原産地=アメリカ中西部 市販時期=1〜11月
自然開花期=7〜8月
花言葉=あなたは素晴らしい
夏を演じる太陽の花 春まき1年草です。高さは90〜200cm、花径10〜30cm。花色は黄や淡黄橙ですが、赤褐色
のものもあります。学名のヘリアンサスは太陽の花という意味で、力強い大地に咲く太陽といった趣があります。最近 は切り花用として花径が8〜15cmくらいのものが多く出回っています。真夏のイメージを代表してくれる花です。まっ
すぐで長い茎をできるだけ切らないでデザインすればかなり大きな作品をができますので、大振りな作品がほしいとき
の素材のひとつとして考えられます。水揚げはあまり良くないので、余分な葉はとりましょう。花持ちは1週間程度。
選ぶ際は花粉の出ているものは避けます。花弁をとるとそのままドライフラワーになります。
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キキョウ
学名=Platycodon
grandiflorum A.DC. 別名=Balloon Flower 桔梗 岡止々岐
植物分類=キキョウ科キキョウ属 原産地=日本、朝鮮、中国 市販時期=4〜11月
自然開花期=6〜8月
花言葉=変わらぬ愛
涼風を呼ぶ薄紫の花 秋の七草のひとつのキキョウ科の多年草です。高さは60cm、花径4〜5cm。花色は濃青紫から淡
色のもの、さらに桃色や白、絞り咲きなどがあり、一重咲きや二重、八重咲きがあります。
デザインにはキキョウの青紫の花 色を生かしたものにしましょう。秋の七草ということで和風のイメージが強いのですが、洋花と組み合わせてもすてきです。リンド ウなどと組み合わせて青のグラデーションにして使ったり、ピンクの花材と組み合わせて使うと優しい感じになります。水切りして 白い樹液が出るものは新鮮な証拠です。切り口を焼くと水の上がりが良くなります。花持ちは5〜7日。
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シンフォリカルポス
学名=Symphoricarpos albus Blake
別名=Snowberry 雪晃木
植物分類=スイカズラ科シンフォリカルポス属
原産地=北アメリカ北東部
市販時期=9〜10月 自然開花期=7〜8月
結実期=9〜10月
フサになってぶら下がる実を楽しむ花材 直立生の低木ですが、枝先は下垂し、小枝は美しい四稜形です。花は枝の
先端や葉脇に花序を出して咲き、花後、実を数個結びます。実はふつう白色ですが、ピンクや紅色のものがあります。実が かたまってブランコのようにぶら下がる様がかわいらしい花材です。水揚げが弱いと葉が縮れてきますので、そんなときは葉を 思い切って取り払い、枝の表情と実の魅力だけを強調するのが良いでしょう。個性的な花よりも優しげな花(フリージア、ア ザレアなど)と組み合わせる方がこの実の良さを表現できるようです。購入の際は葉が散らないもの、実に傷がないものを選 ぶこと。乾燥に弱いので注意します。
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クリスマスローズ
学名=Helleborus orientalis
Lam. 別名=Lenten Rose
植物分類=キンポウゲ科ヘレボラス属
原産地=西南アジア
市販時期=2〜3月
自然開花期=3〜4月
気品ある風情を見せる5弁花
キンポウゲ科多年草です。日本に多く見られるのは春咲きクリスマスローズです。葉は 切り込みが深く、硬質。花は3〜4個つき、花径は約6cmで下向きに咲きます。花色は白、淡緑、紅褐、暗紫などです。ク リスマスのころ、一重咲きのバラに似た清楚な白い花を咲かせるクリスマスローズには様々な伝説や迷信があります。根に毒 を持っていますが、昔は薬草として使われていました。またキリスト降誕劇にも登場しています。うつむき気味に咲く可憐さが 持ち味なので、強いイメージの花とは組み合わせず、ナチュラルスタイルで活けると良いでしょう。水揚げはやや悪く、水落し やすいので、注意します。
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スイセン
学名=Narcissus spp.
別名=Daffodil,Narcissus
植物分類=ヒガンバナ科スイセン属 原産地=地中海沿岸
市販時期=9月〜4月 自然開花期=12〜4月
花言葉=自己愛
花の中央から副花冠が突き出す花 多くの種や、園芸品種のある球根草です。日本に野生の見られるニホンズイ
センは草丈40cm程度。細長い葉が4枚前後出、その中央から茎が伸び出し、頂に5〜8個の花がつきます。生け花、
茶花かなどの花材としての歴史は古く、冬の大切な花材として一種で用いる伝承もあります。一言でスイセンといっても、
二ホンスイセンと、ラッパスイセンではイメージが異なります。それぞれ一種活けが一番迫力があるでしょう。何かでアクセン
トをつけるには、葉で変化をつける以外方法はないでしょう。親指と人差し指を使って葉の表からしごきながら葉の表情の
動きをとらえましょう。購入の際には花首の伸びていないしっかりしたものを選ぶと良いでしょう。
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アカシア
学名=Acacia spp. 別名=Acacia ミモザアカシア
植物分類=マメ科アカシア属
原産地=オーストラリア中心
市販時期=10月〜5月(花) 9月〜11月(枝)
自然開花期=1〜5月
房状につく黄色い花 アカシア属は約650種類あり、大部分がオーストアラリア原産です。切り花に最も多いのはギン
ヨウアカシアで、しなやかな枝に銀灰
色のギザギザの複葉をつけ、明るい黄色の花を房状に咲かせます。花の香りが高
いのはフサアカシアで、両者を共にミモザアカシアと通称します。枝全体に葉がつくので、これを整理して、動きのある枝の
線を使いましょう。また花の色を引き立たせるには葉をとってしまうのも良いでしょう。開ききらないアカシアの花は少し緑がか
っていて、コーサージにするのに最適です。ドライフラワーにしても色がきれいに残り使い道の広い花材です。茎はしなやかで
ためがききますが、水揚げはあまり良くないので切り口を金槌などでたたきます。
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スイトピー
学名=Lathyrus odoratus L 別名=Sweet pea 麝香連理草(じゃこうれんりそう)
植物分類=マメ科レンリソウ属 原産地=イタリア、シシリー島
市販時期=10月〜4月(花)
自然開花期=4〜6月 花言葉=私を覚えてください 門出
柔らかな花色の蝶形花 エンドウなどと同じマメ科のつる性一年草で、茎先に巻きひげをつけます。花色は赤、濃淡 さまざまのピンク、白、黄、紫などカラフルで花自体がオーガンジーのようなソフトな美しさがあり、春のデザインの代表花のひ
とつです。ドレープのきいた花びらは、マス状(かたまり)でアレンジすると可憐でとても優しげです。独特の甘い香りは誰
からも愛されます。アレンジメントの場合、まっすぐ立てて使ってもいいですが、横か斜めにして扱う方がこの花の特徴が生か
せるようです。茎のラインを生かしても、数本を束ねても優しい雰囲気が出しやすい花で、花束やブーケなどに利用が多い
花材です。通常は枝先を20〜40cmにカットしたものが出回り、花もちは5〜7日程度。
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ブルースター
学名=Oxypetalum caeruleum Decne 別名=Southern Star 瑠璃唐綿 (るりとうわた)
植物分類=トウワタ科オキシペタルム属
原産地=ブラジル、ウルグアイ
市販時期=周年 自然開花期=4〜8月
5裂する星形のブルーの小花 多年草ですが、通常は一年草として栽培されており、茎はやや木質化しています。半つ
る性で、1m以上になります。花は葉のわきから1〜数輪出て咲きます。花径は約3cmで、花色は淡青。株全体に短い白
毛があります。この花の色は、外国ではベイビーブルーとも呼ばれて、男の赤ちゃんの出生祝いの時に使われる色です。ま
た、ウェディングでは白のウェディングブーケのサムシングブルーの花として最適です。花持ちは一花が3日弱で、鑑賞期間は 1週間程度。気をつけたいのは、茎の切り口から白い乳液が出て、この液にかぶれることがあるので、肌に触れないようにし ましょう。水揚げは、茎を焼く、熱湯につけるなどの方法をとった方がよいでしょう。
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あじさい
学名=Hydrangea macrophylla Sering 植物分類=ユキノシタ科アジサイ属
別名=七変化、紫陽花 原産地=日本 市販時期=5〜9月
自然開花期=6〜7月
花言葉=あなたは冷たい、無情
雨中に生き生きと咲く花 高さ2mほどになる落葉低木です。花は緑色をした若い枝先にてまり状に集まって付き、淡
い緑色から次第に色を変え、淡桃や、青紫の色が濃くなっていきます。花びらに見えるのはがく片で、このような花を装飾花
といいます。ヨーロッパで品種改良されたアジサイは、セイヨウアジサイと呼ばれ、花色も豊富です。
花のボリュームが大き いので、作品全体の中でしめる割合を考え、大きすぎる部分は間引きしながら使うと良いでしょう。アジサイの仲間は水揚げ が悪く、茶色の古い枝から切ると水をあげないので緑色の新枝から切ること。水切りのあとに逆水をかけたり、切り口を砕い て焼き、みょうばんをすり込むと良いでしょう。立ち枯れる寸前に切り取って陰干しをすると、ブルーやグリーンのそのままの色 を残した美しいドライフラワーになります。
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アガパンサス
学名=Agapanthus
africanus Hoffmg 植物分類=ユリ科アガパンサス属
別名=African
lily , Lily of the Nile
紫君子蘭 原産地=南アフリカ 市販時期=4〜7月
自然開花期=6〜7月(夏咲き)、10〜11月(秋咲き)
花言葉=恋の訪れ
長い花茎の頂に咲くさわやかな花 草丈40〜80cmのユリ科の多年草で、まっすぐに伸びる花茎の頂にろうと状の小花
が20〜30個つきます。花色は淡青紫色が多く、まれに白も見られます。
名前はギリシア語のアガペ(愛)とアントス(花)に
由来します。まっすぐな茎と花のバランスが美しいので、茎のラインを生かしたアレンジメントが良いでしょう。花房は大きいで
すが、一輪の花は優しく小さいので一輪ずつワイヤリングしてコーサージなどにしても良いでしょう。購入の際は花びらが透け ていないもの、つぼみのしっかりしたものを選ぶこと。花持ちは約一週間です。
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ケイトウ
学名=Celosia cristata
L. 別名=Common
Cockscomb
植物分類=ヒユ科ケイトウ属
原産地=インド
市販時期=6〜10月
自然開花期=8〜10月
花言葉=おしゃれ、情愛、奇妙、気取り屋
ニワトリのトサカに由来する花 古くからあるケイトウはニワトリのトサカのような形をしているため「鶏頭」と呼ばれます。ヒ
ユ科の一年草で、園芸品種が多く、高さ15cmから1mを越すものまであり、花色は赤、ピンク、オレンジ、黄、白がありま
す。さまざまな種類がありますが、花のテクスチュアは一様にざらざらしていて暖かです。秋の花の代表のひとつですから、他の 花と合わせるときも、庭や野に自然に咲く花の方が似合うでしょう。紅葉した枝ともよく合います。アレンジメントのみならずウェ ディングブーケやディスプレイなどにも使える用途の広い花材です。水揚げは悪く、葉は蒸れると腐りやすいので、適度に取り 除くこと。涼しい場所なら2週間は鑑賞できます。ドライフラワーにも利用されます。
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ナナカマド
学名=Sorbus commixta Hedl
別名=山南天 雷電木
植物分類=バラ科ナナカマド属
原産地=日本、朝鮮、中国
市販時期=4〜10月(新芽、花、紅葉)
自然開花期=5〜7月
花言葉=用心 慎重
燃えるような紅葉と朱赤の実 バラ科の落葉高木で高さは10mにもなり、幹は暗褐色また灰色です。花は白色で枝 先に多数固まって咲きます。葉は小葉が5〜7対向かい合い、端正な趣があります。秋の紅葉は美しく、実は約6mmの球 形で、10月頃朱赤に熟します。燃えにくく、7度もかまどに入れてもまだ燃え残ることからこの名が付きました。春の芽出し、 秋の紅葉、真っ赤な実と、春から晩秋まで幅広く使われる花材です。赤い実と赤色系の花、ワレモコウなどと組み合わせて 和風なアレンジも素敵です。栽培ものが流通の中心ですが、枝ぶりの良いものが手に入ったら、この植物だけを壺に活けても 素敵でしょう。水揚げはよく、ためもききます。
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ユーカリ
学名=Eucalyptus spp.
別名=GumーTree
植物分類=フトモモ科ユーカリノキ属
原産地=オーストラリア 市販時期=周年
自然開花期=10〜11月
1年中出回るシルバーの葉 フトモモ科の常緑高木で、世界には約600種類もあり、そのほとんどはオーストラリア、タスマ ニア、ニュージーランドに分布しています。日本に多く植えられているのは明治初期に渡来したユーカリノキです。葉に精油分 を含み、薬用、香料に使われます。ヤナギバ、サンカクバ、マルバなど葉の形にいろいろなものがありますが、葉の色がシルバ ーグリーンであることは同じです。丈夫な点と、四季を通じて手に入りやすい点、優しい色味で人気のあるフォリエッジ(葉も の)です。アレンジメントのラインに、また自然乾燥やグリセリンなどでドライフラワーにもなります。水揚げはよく、持ちは約2週 間です。水落しやすいので、枝先をたたきましょう。
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シクラメン
学名=Cyclamen persicum
Mill.
別名=篝火(かがりび)花 ブタノマンジュウ
植物分類=サクラソウ科シクラメン属 原産地=地中海東北沿岸部
市販時期=10〜1月(鉢物) 自然開花期=10〜5月
言葉=はにかみ、内気、過ぎ去った喜び
形、色、大きさともに多彩な花 球根性多年草で、クリスマス前後に鉢物がたくさん出回ります。葉は網目模様の入った ハート形です。園芸品種が豊富で、花形は丸弁、波状弁、細弁、八重咲きなど、色は白、桃、薄紫、赤、サーモンなど 多彩です。日本では鉢植えで用いるのがふつうですが、海外では切り花としても使われています。丈が短いので、ブーケやコー サージ、ミニアレンジ向きです。鉢物から引き抜いて使う場合は刃物は使わず、球根から引き抜いてそのまま活けるのが長持 ちのコツです。水揚げはあまり良くなく、1輪につき5日程度。花がしおれやすいので暖かい室内では鉢植えも、切り花も長持 ちしません。できるだけ涼しいところで管理しましょう。
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コデマリ
学名=Spiraea cantoniensis
Lour. 別名=鈴掛(すずかけ)
植物分類=バラ科シモツケ属
原産地=中国
市販時期=1〜5月、8〜11月
自然開花期=5月
花言葉=努力する
細い枝に連なって咲く毬状の花 バラ科の落葉低木で、高さは1〜2mです。枝は細く無毛で、先が垂れ下がります。葉 は互生し、新葉と同時に散形花序を出し、15〜20個の小花が球状になってつきます。花の名前の通り、白い小さなまりが 細い枝に連なってしだれています。流れを出したい作品、曲線を出したい作品などに最適の素材です。枝の流れを生かしてウ ェディングブーケやコーサージにしても良いでしょう。ためはきかないので、葉や花をすかせて木肌を見せ、脇枝を生かして使いま しょう。水揚げは良い方で、枝の切り口をたたいて砕き、深水に入れると花持ちが良くなります。
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パンジー
学名=Viola tri-color L. var hortensis DC.
別名=Pansy 三色スミレ、遊蝶花(ゆうちょうか)
植物分類=スミレ科スミレ属
原産地=園芸交雑種。 北欧原産
市販時期=12〜3月
自然開花期=3月〜5月 花言葉=思想、物思い
ヨーロッパでは野生もみられる愛らしいスミレ 大小多彩な品種があり、ほとんどの色彩系統がそろっている秋まき一年草 です。原種に近いビオラは花の直径2〜4cm、3枚の花弁の頂端に2枚の花弁が付き、平たく並びます。パンジーの名はフラ ンス語のパンセPense`e(想い)に由来します。そういわれてみるとうつむきかげんに何かを考えている人の顔に似ていますね。 鉢植えが一般的ですが、切り花としても多く出回っています。茎の短いものは花をそろえて束ねると、形がとりやすく、花の美し さが出せるでしょう。丈の長いものは一輪で使っても良いですが、オアシスに挿す場合は茎が空洞で弱いので、きちんと挿せた かどうか確認し、水揚げに注意しましょう。2〜30本を束ねて切り口に濡らしたコットンをあて、ビニールをかぶせます。パンジー の花色に合わせたペーパーで包めばギフト用の花束になります。水揚げはよく、花もちは5日程度。
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われもこう
学名=Sanguisorba officinalis L.
別名=地楡、吾木香
植物分類=バラ科
原産地=東アジアからヨーロッパ
自然開花期=8〜10月
花言葉=変化
秋空に映える素朴な花姿
山野に自生する多年草で、草丈は70〜1mになります。上部で分木枝し、枝先に長さ1〜
2cmの楕円形の花をつけます。花色は暗紅で、花弁はなく4個のがく片がある。細い脇枝を長く横に張り出している
ので、すき間の多い姿形です。秋の野草のノギク、キリンソウなどにワレモコウを加えると、この花の色でデザインが引
き締まります。ピンク系の花と組み合わせると優しい雰囲気になりますし、白い花とならばシックな仕上がりになるでし
ょう。特別に手をかけなくても美しいドライフラワーになります。
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アネモネ
学名=Anemone coronaria L. 別名=Poppy Anemone、ハナイチゲ
植物分類=キンポウゲ科アネモネ属 原産地=地中海沿岸
市販時期=9〜4月 自然開花時期=4月〜5月
花言葉=はかない恋、期待、真実
鮮やかで明快な春の花 アネモネの名で広く親しまれている球根草は、たいていA.コロナリアから作り出されている園芸品種です。花は直径6cmほど、茎先に1個花がつきます。草丈は20〜30cm。白を始め、花色は豊富です。けれども何色も混ぜて使うより、1色に統一して活けることをおすすめします。開花した花のみでアレンジするとボリューム感や華やか差が出ますが、つぼみをあしらうとナチュラルな雰囲気を楽しめるでしょう。花の形がはっきりでるように空間を大切に使うとよいでしょう。オアシスに挿すときは、短く切りすぎたものは茎が柔らかいのでしっかり挿すことができません。少なくとも7〜8cmの長さが必要です。花を長持ちさせるためには直射日光やスポットライトに直接当てないようにしましょう。購入の際、極端につぼみのかたい物は咲かないので注意します。花持ちは4〜5日。
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アルストロメリア
学名=Alstroemeria hybrida Hort..
別名=ゆりずいせん
植物分類=ヒガンバナ科ユリズイセン属
原産地=チリ、ペルー
自然開花時期=4月〜10月
市販時期=周年
草丈70〜80cmになる秋植え球根草です。1960年代にオランダとイギリスで盛んに改良され今では多くの品種が作りだされています。花は花茎の先に十数個つき、花びらの形は六枚で中心付近に筋状の斑紋が入ります。花色は白、黄、ピンク、赤、紫など。輸入と国産があり、周年大量に流通しています。水揚げはとても良く、花持ちは二週間程度でしょう。どの花材とも相性は良く、色の組み合わせで選ぶと良いでしょう。長いままアレンジで使うときは頭が重くならないよう花の部分を整理して使うと良いでしょう。花冠でカットしてコーサージにしてもあるいは枝分かれしているところでカットしてブーケなどにも使うことができます。
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