フック 

Robert Hooke

1635. 7.18 - 1703. 3. 3

 イギリス、ワイト島の生まれ。若いころは病気がちであった。オックスホード大学に学び、ボイルに認められて共同研究者となった。 真空ポンプを完成させ、気体の法則、燃焼や呼吸など一連の研究を行った。 創立以来王立協会の会員になり、幹事も勤め、生涯実験管理者のであり、官僚的権力を持っていた。 敵と思われる人を、自分の地位を利用して攻撃した。 ニュートンもその一人といわれ、神経衰弱になった。 フックは意地悪で、喧嘩っ早い性格であったが、殆どの領域にわたり天才で、有能な実験家であった。
 フックはデカルトの説を発展させて光の本性を波動と考え、波面の概念を導入した。 ホイヘンスに先駆けて、光の波動説を提案し、白色光の干渉、分散による現象を説明した。 また、ニュートンに先んじて万有引力の思想を述べ、1674年に逆二乗法則を提出した。 材料強弱の研究を行い、1678年に弾性体のフックの法則発見した。 生物学の分野においては、細胞構造の研究を行った。 その他、天文学、気象学、海洋学等に多くの寄与をした。