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”アウトドア”って何だろう? なんだかここ数年来ブームになっているようだけど・・・ そもそも、何ともいい加減な表現というか、屋内以外は全てアウトドアといって良いのだが? 何だか知らないけど、雑誌なのかTVなのか「これがアウトドアだ」っていう雛形をこしらえて、 猫も杓子も、それに右へならえしているような気がしてしょうがない。 で、そういう形(スタイルっていうの?)が先ず最初に有って、それから入っていくから 話はおかしくなっちゃう。 まず、なにをしたいのか? それが分かっていないんじゃないかな。 その、やりたい事に応じて、更に各自の趣味や好みで千差万別のスタイルがあって当然の筈だけどね。 家族の団欒? それは大いに結構。 じゃ、所謂アウトドアをその手段として選択した理由は? 自然と親しむ? いい事ですねぇ。 でも、そのラジカセとポータブルテレビは何の為に? 非日常の生活を送りたい? なるほどね。 で、その豪華キャンピングカーと発電機は? そういう自分は何でと聞かれても困るんだ(爆) その時の気分で動いているから、固定した理由って無い。 渓流のせせらぎが、山の緑が、焚火が恋しくなる事も有るし、現実逃避の手段だったりもする。 勿論目的が固定しないのと同じように、手段もその時次第。何もキャンプに行くとは限らない。 磯を歩いていたり、沖で海豚を見ていたり、今は無き鉄道の線路を辿ったり、忘れ去られた建物を眺めたり… だから、最近の流行でいらっしゃる皆様のような豪華絢爛な装備も無い。 一緒に来る仲間をアテにしているというか、単独行は無理という無責任状態ではある。 かつては全て単独行だったけど、訳有って装備一式亡くしてしまってねぇ・・・ なんだか脱線してしまった(¨;) 誰かが勝手に拵えたイメージに頼るから、どこか履き違えているんだなぁ。 山奥でシャワーが無いとか何とか文句を言ったり、化粧品工場の貯蔵タンクが爆発したような 凄まじい臭いを漂わせながら蜂に追われているなんて光景はケッタイそのものなんだが… 自分は”アウトドア”なんてコトバを耳にする以前にキャンプに行ったりしていた。 炊事の水も節水などと言われなくても最低限に抑えるのは常識、 管理棟にこそ電気は来ているものの、それ以外は日没と共に漆黒の闇に包まれる…それが普通だった。 装備も粗末だった。当時直火は問題無くOKだったからラジウスは無くとも火には困らなかったけど、 その代わりシャベルで穴掘り、軍隊式の竈を作って飯炊きしていた。 ゴミの始末も、ごみ箱なんか無い。これまた穴掘り。しっかり埋めなきゃ、熊が出る。 ランタンは高価で買えない。懐中電灯は理科の実験用の電球みたいな丸い電球の薄暗い奴。 あんなところにフック付いていたっけ?って摘まんだら、虫だったりして(^^; 世間でアウトドア云々言いはじめた頃だろうか、学生時代は一人で丹沢の尾根を歩いていた。 時々廃道を通ってショートカットなんて事もやったが、それは地図や地形の見方を心得た上での話。 沢登りをしていないから、丹沢の一番の魅力を知らないという事になるのだが、 だからといって技量もないのにそんな場所には行かなかった。 それが非日常の世界との付き合いかただと信じているし。 今のようなスタイル優先、金が掛かるようになったのはバブルの影響もあるかもしれない。 しかし、それ以前に”右向け右”な国民性か? すっかり嫌気がさして、この世界から遠ざかって10数年、 最近Tepeeに釣られてまた舞い戻ってしまった・・・ ちなみに同じ理由ですっかりご縁が無くなった趣味っていえばスキー。 本来が冬山での移動手段なのに、今では**年式のスキーウエアがどうたらこうたら。 ファッションショーならどこかよそでやってくれっつーの。 と、毛糸帽子にヤッケ、木の板に長靴で滑っていた猫は思うんだけどねぇ・・・ |